東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2015.10.10

学校推薦枠 開講式&顔合わせ 新たなスタート!

宮城県仙台第三高等学校 2年 岩間公希です。本日から学校推薦枠で養成講座に参加します。

昨年度は自己推薦枠で1年間お世話になりました。今年は、自分の部活で行っている研究について昨年度の経験を踏まえつつ高度な無いように仕上げたいと思い、この学校推薦枠に応募しました。第1回目&開講式ということでこれからお世話になるメンター学生の方と打ち合わせを行いました。私は「コンクリートの再固化技術の開発・捨てられるがれきに新たな命を」というテーマのもと個人で研究をしています。この内容についてはのちのち紹介したいと思います。

さて、私の研究には2人のメンターさんが担当してくださるようです。1人は科学者の卵養成講座のOBの方。もう2人は本日いらっしゃらないということでまた別日程で顔合わせをすることになっています。年齢も近いということもあり初めての顔合わせでしたが自分の研究の悩みに対して熱心に聞いて頂いてとても心強く思っております。また、科学者の卵養成講座から実験器具あるいは材料の補助を必要に応じてしてもらえることもあり、手厚いサポート体制があることを知りました。大学の科研費システムもですが、研究資金が無いとなかなか思うような実験はできません。

高校生の場合だと代用品あるいは別な方法で実験をしたら?とやりたい実験が出来ないという環境があり試行錯誤の末、代用品で実験したもののほとんど成果の出ない実験となったことが多々ありました。しかし、今後は、科学者の卵養成講座の研究サポートを存分に活用して参加していないほかの生徒よりも高度な研究成果を出したいと思っています。

[誤解を防ぐために...]とはいっても、大学だから何でもやってくれるということではありません。今日の説明会でも話がありましたがある研究室の機材を貸してほしいと言われても交代で使っている装置やあまりにも高額すぎる機材は貸与あるいは購入はできません。今後、学校推薦等を考えている人は注意が必要です。

早速、今日からメンター学生の方に先行研究の事でお世話になっています。自分でやれるところはもちろん自分で。助けを求める部分は的確に示して効率よく適正に研究を進めたいと思います。


岩間公希

投稿者:宮城県仙台第三高等学校 |個別ページ

2015.09.27

ノーベル賞受賞者 利根川進教授による特別講演に参加してきました!

≪最近の日本の若者は野心が減っている、日本に限らず世界を相手にしてほしい≫

こんばんは。福島高校1年の本田実咲です。

 今日は「記憶のしくみと心のなりたち」というノーベル賞受賞者である

利根川進先生のお話を東北大学百周年記念会館 川内萩ホールでお聞きしてきました。

 「研究者とは」というお話の中で、私が特に印象に残ったのは以下の3点です。

①研究者に大切なのは、楽観的な人であること

②心底面白いと感じる事について、努力し続けられること

③独創的な研究は、まねすることからうまれること

 私は今回の講演を通して、研究活動の際には、研究が上手くいかないのは当たり前なのだから、

簡単に諦めずに、取れたデータをじっくり見て、次の行動に生かしていきたいと思いました。

 また最後に、同じようにご自身の取り組みをわかりやすく講演を行って下さった

飯島敏夫 教授、大隅典子 教授、富田博秋 教授、

どうもありがとうございました。

 講演が終わった後、仙台駅行きのバスが玄関前に準備されていて、

スタッフの方々に誘導して頂いたおかげで、滞りなく帰ることが出来ました。

ありがとうございました。

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投稿者:福島県立福島高等学校 |個別ページ

2015.09.22

酵母の実験・観察

橘高校2年の横山史佳です。

今回は、7日目の元種づくりと、次回の実験計画について書きます。

<7日目 8月10日(月)> 天気 晴れ

気温 28.9℃

湿度 71%

時刻 8:23

<元種>材料:ビン③の酵母液 50cc

全粒粉 60g

水 50cc

・熱湯消毒したビンに、材料を全て入れ、混ぜる。20150922122147-68264b3be5d07faf7242975d4e4698113195eb4b.jpg20150922122248-da5512c952c036ee383904fba56d8e4d87429c67.jpg

酵母菌が順調に育っていて、アルコール発酵を行っているなら、4時間ほどで2~3倍に膨らむはずだったのですが、変化がありませんでした。酵母液を作る段階で、酵母菌が十分に増えることができなかったのだと考えられます。

そこで、失敗をもとに2回目の実験計画を立ててみます。

・失敗: カビを繁殖させてしまった。→ビンの熱湯消毒を徹底する。レーズンではなく生のブドウを使用する。

・レーズンとリンゴだけでなく、今回はブドウ、リンゴ、オレンジで酵母液を作り、どの果実が最も発酵が進むのか調べる。

・糖分の多少によって、発酵力に差が出るかどうかを調べる実験には、前回比較的順調に進んだリンゴを使う。

・夏よりも気温が低いので、管理に気を付けたり、時間を多めにかけて行う。

<酵母液が成功したら>・元種づくりをする。

<元種が完成したら> ・パンを作る。

・酵母の成長には、パンの生地の重さの2%くらいの塩分が必要なのだそうです。逆に多すぎても成長が阻害されてしまうそうです。そこで、塩をまったく入れないもの、適量入れたもの、大量に入れたものを作って、パンの完成度(ふくらみ具合)を比較してみようと考えています。

・酵母は糖を栄養として成長するので、砂糖を入れないもの、入れたものを作り、完成度(ふくらみ具合)を比較してみます。

・また、本に「酵母菌は生物ですから、パン生地を冷凍したり加熱したりすれば、死んでしまいます。」と書いてありました。しかし、伊藤先生に伺ったところ、それは違うということがわかりました。実際私も、冷凍のパン生地が売っているのを見たことがあります。自分でも確かめてみたいので、パン生地を冷凍させて普通のものと比較してみようと思います。加熱に関しては、酵母は40℃以上で死滅してしまうらしいので、パン生地を作るときに加える水の温度を、30℃と、50℃で変えて作ってみます。

・最後にドライイーストと、私が育てた酵母でどのくらいパンの完成度に差が出るのかも調べてみようと考えています。

今度こそ知りたいことを知ることができるように、成功させたいです。

投稿者:福島県立橘高等学校 |個別ページ

2015.09.20

全国受講生研究交流会2日目

2日目はポスター発表です。無事全員朝食をすませ、会場に向かいました。40件余りの発表の中、東北大学からは5件の発表がありました。皆さん緊張しながらも、「楽しむぞ!」という気合を感じました。風邪気味の方もいたようですが、みなさん、しっかり、発表されていました。質問やコメントの多さに、途中、たじろぎかける場面も見えましたが、「科学として積み上げる上で、次の課題を見つける有意義なコメント。次にどれを優先してやればよいのか、考えながらしっかり受け止めて」とエールを送らせていただきました。発表と質疑応答を繰り返しながら、コメントを深めるべく聞き返していくたくましさを見せてくれました。

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駆けつけてくれるOB/OGがいるということが、受講生だけでなく、スタッフにとっての安心感でもあります。

実行委員 久利美和

投稿者:事務局 |個別ページ

2015.09.20

全国受講生研究交流会1日目

実行委員の久利です。全国受講生研究交流会の1日目の様子を写真でお届けします。

EGGS_OGの佐藤さんが司会の一人を担当 とても暖かみのある司会ぶりでした

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新井田さんの口頭発表(英語) トップバッターで、緊張が会場まで伝わってきましたが、自分のやってきたことをしっかり伝えていました

また、東北大学メンバーから各発表への質問が積極的に行われました。

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アカデミックイブニングセッショングループ4 「自分たちのエネルギーを考える」 安藤先生&久利

グループディスカッションも、非常に積極的に発言頂きました。

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このあとは、再度全体会で、6グループそれぞれのテーマに分かれての、ディスカッションの内容が報告されました。

グループ4については、九州大学からの受講生の方にお願いしました。出てきた議論を、端的によくまとめてくださいました。

また、飛び入りでの感想2件は、グループ4からで、お互いの知識をぶつけ合って議論できる場を満喫されたことを述べてくださいました。

ホテルに戻ってからも、それぞれに交流があったようです。OB/OGは顔見知りも増えてきている様子。受講生は新たな知り合いができた様子です。

投稿者:事務局 |個別ページ

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