天気予報を見ると、来週の終わり頃には、仙台でも晴れ間も見えるとか。ただ、急に気温が平年並みになると、生き物にとっては少々厳しいところがあって。。。もちろん、わずかながらも晴れ間が見えるのは、農作物の生育には大事なことなのだろうと。
そんな仙台らしい梅雨が続く7月中旬。これまで、文系の先生方との共同研究を「出版」と言う形に。共同研究は、基盤研究(B)(海外学術)「アブラナ科植物の伝播・栽培・食文化史に関する領域融合的研究」と基盤研究(B)(特設分野)「歴史史料・考古資料活用による次世代作物資源の多様性構築に向けた学際的研究」の中での一環として、「菜の花と人間の文化史-アブラナ科植物の栽培・利用と食文化-」を出版。厳密には、出版前のようですが、近日刊行予定と言うことですので、お許しを。で、肝腎の中身。アブラナ科植物というか、作物を文系側・理系側から多角的に解析したもの。毎日の主穀であるイネの脇にある添え物のような存在ですが、あまり目立たっていないですが、その歴史、科学を理解すると意外なことが見えると思いますので。どこかで見かけたり、手に取ることがあったら、ご一読頂ければ、幸いです。
わたなべしるす
PS. 出版までには、いろいろなことが。そんな中でも、原稿とゲラとのcheckを伊藤さんがかなりハードに。また、ポンチ絵はスタッフの増子さんのお手伝いで。ありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。渡辺はどちらも苦手で。。。
【研究成果】「菜の花と人間の文化史-アブラナ科植物の栽培・利用と食文化-」武田和哉・渡辺正夫 編の著書が勉誠出版から(7/17)
2019年7月17日 (水)
【受講者募集のご案内】TEA's English 2019年度夏季集中プログラム受講者募集のご案内(7/2)
2019年7月 2日 (火)
九州で梅雨前線が活発とか。というよりも、大きな被害が出なければよいのですが。。。とある学会での講演をお願いされて、久しぶりに英語でのプレゼン。詳細は、また、別の記事に。発表の2週間くらい前から、発表時間をtargetして、練習する始末ですが、この年になると、なかなかうまくならないのは事実。もちろん、練習が足らないという話もあるわけですが。
前置きが長くなりましたが、大学がサポートしている英語のプログラム。渡辺も学習すればよいのですが、科学の世界がどうなっているのか、次世代の教育研究をどうするのかなど、あれこれと。なので、いつもこのHPからの広報だけでご容赦を。興味のある方、若ければ、今からでも十分です。是非、トライしてみてください。今日の学会のあとに、日本語を上手に使う外国人の方とお話を。学部の1年生の時に学んだとか。若いうちがよいのだと。ふと。。。
わたなべしるす
以下、頂いた文面を転載。
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Tohoku University English Academy(TEA) TEA's English事務局でございます。2019年度夏季TEA's English集中プログラム受講者募集のご案内のためメールを差し上げております。本プログラムでは、アカデミック英語力を身につける講座に加えて、英語研究論文執筆講座やTOEFL iBT対策講座などを開講予定となっております。ぜひ学生の皆様へご案内をいただけますよう、ご助力を賜れましたら幸いでございます。
TEA's Englishプログラムは、2015年に開始以来、のべ1500名以上の東北大学学部生および大学院生が受講し、大変好評をいただいている課外英語学習プログラムでございます。※授業料無料、教材費のみ別途必要
以下、2019年度夏季集中プログラムの開講予定講座でございます。
① Academic 1(中級レベル)/2(上級レベル)
大学・大学院への留学に必要な英語力を総合的に伸ばしたい学生向け
② Academic General Writing
英語で研究論文を書くスキルを基礎からしっかり身につけたい学生向け
③ Academic Science Writing
英語で理系の研究論文を書くためのより専門的なスキルを身につけたい学生向け
※大学院生および学部3年生以上対象
④ TOEFL iBT対策講座
TOEFL iBTのスコア向上を目指す学生向け
以下の日程にて募集説明会を実施いたします。多くの学生の説明会参加をお待ちしております。
【日時】
2019年7月10日(水) 12:10~12:50
2019年7月22日(月) 12:10~12:50
18:30~19:30
【場所】
川内北キャンパス 講義棟 A棟 A101
教職員の方々の説明会見学も可能でございます。※お席は学生優先となります。
詳細は、以下のグローバルラーニングセンターのホームページをご確認くださいませ。
http://www.insc.tohoku.ac.jp/japanese/global/tea/teas-english/
なお、過去の受講生からは、受講後アンケートにて以下のようなお声をいただいております。
「授業内でディスカッションをする機会が多かったためスピーキングの練習になった」
「自身の英語を多方面から鍛えることができた」
「プレゼンテーションやエッセイの書き方など、普段学ぶ機会は少ないのでとても良い経験になった」
2018年度春季集中プログラム受講後のアンケートでは、
回答者(46名)の97.5%がプログラム全体の満足度について「とても満足」または「満足」と回答するなど、評価の高いプログラムとなっております。
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転載ここまで。
【お知らせ】発生ダイナミクス分野主催セミナー "Evolution of cell fusion" を7月2日に開催
2019年6月20日 (木)
発生ダイナミクス分野(杉本教授・生命科学研究科長)とコラボレーションして、Prof. Benjamin Podbilewicz (Israel Institute of Technology)をお招きし、"Evolution of cell fusion"と題したセミナーを開催いたします。ぜひ奮ってご参加ください。
※ 生命科学研究科単位認定セミナーになっております(1 ポイント)。
発生ダイナミクス分野主催セミナー
"Evolution of cell fusion"
Prof. Benjamin Podbilewicz (Israel Institute of Technology)
日時: Tuesday, July 2, 2019; 16:00 - 17:00 : 2019年7月2日 (火)16:00~17:00
場所: 生命科学研究科 プロジェクト総合研究棟[D04] 1階 会議室103(片平キャンパス): Katahira Campus Life Science Project Recerch Laboratory Comference room (Rm. 103)
Cell fusion is essential for fertilization and organogenesis. GCS1(HAP2) are membrane glycoproteins essential for gamete fusion in plants and protists. To determine whether GCS1 is also sufficient for cell fusion, we expressed the Arabidopsis GCS1 in mammalian cells. We found that GCS1 expression results in the formation of giant cells via cell fusion [1]. The crystal structures of Arabidopsis and Chlamydomonas HAP2s demonstrate structural homology with the nematode C. elegans' EFF-1 and class II viral fusion proteins [2]. We named this superfamily FUSEXINS: FUSion proteins essential for sexual reproduction and EXoplasmic merger of plasma membranes [1]. I will show data regarding the origin of fusexins.
[1] Valansi et al. J Cell Biol (2017). [2] Fedry et al. PLoS Biol (2018).
↓クリックでポスターPDFダウンロード(約700kb)
展示リスト追記【お知らせ】附属図書館での図書展示「キャリアについて考える」開催(~7/15), 6/22追記
2019年6月19日 (水)
付属図書館本館1階にて、図書展示「キャリアについて考える」が開催されております。渡辺も推薦図書紹介に協力しております(全学教育科目「大学生のレポート作成入門」の担当教員であることから)。
附属図書館本館1階メインフロアにて、図書展示「キャリアについて考える本」を行っています。
本館所蔵の関連図書を集め、「世界へ飛びだそう」、「研究の世界で生きる」、「就活のリアル」などのカテゴリに分けて紹介しています。
「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」の意味で使われますが、「自分らしい生き方・働き方」ととらえることもできます。大学生のうちから考えておきたい、「自分らしいキャリア」を考えるきっかけやヒントとなれば幸いです。
大隅典子附属図書館長がアドバイザーとして関わられた図書や、全学教育科目「大学生のレポート作成入門」担当教員からの推薦図書もコメント付きで展示していますので、ぜひご覧ください。
貸出可能です(貸出期間は1週間となります)。
■期間: 6月13日(木)~7月15日(月祝)
■場所: 本館1階メインフロア展示コーナー(館内案内ボードの裏側です)
<ウェブサイトお知らせはこちら>
<ツイッターお知らせはこちら>
<図書館へのアクセス>
東北大学図書館マップ ← こちらのPDFをご覧ください。
ぜひ足をお運びください。
▼6/22追記:展示図書リストをこちらからダウンロードしてご覧いただけます、ご興味ある方はどうぞ(.pdfファイル, 230kb)。
【お知らせ】第91回日本遺伝学会ワークショップ「植物ゲノムが織りなす多様な生殖戦略の理解と育種デザイン(WS3)」を9/11(水)に開催企画(6/16)
2019年6月16日 (日)
これまでも、日本分子生物学会、日本遺伝学会などで、ワークショップ、シンポジウムを企画してきましたが、この秋の第91回遺伝学会で、「植物ゲノムが織りなす多様な生殖戦略の理解と育種デザイン」と題したワークショップを、横浜市大・木下先生とオーガナイズします。遺伝学会では、10年ぶりくらいですが、次世代シークエンサーのコストダウンにより、ゲノムにまつわる解析手法が多様化し、生殖という遺伝子の組み換えを経て、新しくなった遺伝子セットがどの様に選抜され、次の世代ができているのか。人為的な選抜ともいえる「育種」では何が起きているのか。そんなことも考えることができる時代を踏まえて、そのフロントランナーの方々にお話し頂くように設定しました。 日時は、2019年9月11日(水)13時15分~15時(D会場)。岡山大・赤木先生、名古屋大・上口先生、東京大・井澤先生に話題提供を頂きます。では、当日、お目にかかるのを楽しみしております。
わたなべしるす