今年は、本当にこのまま、暖冬になるのか。農作物の生育が予定よりも早くなるので、その分、注意は必要ですが、実験用に栽培している植物にとっては、安定した生育を確保できるので、問題はないのですが。。。もちろん、早めに春が来るので、その分、春先の交配実験などが前倒しになるという問題もあるわけですが。。。そういえば、この時期には、色々な果物が。。。今日は、後熟が必要な「洋ナシ」を頂きました。ありがとうございました。 この年末のこの時期になると、SSH事業の運営指導委員を仰せつかっている、福島県立福島高等学校の「ふくしまサイエンスフェア」が開催され、今年も参加し、7年目。渡辺は「バナナからDNAをとりだそう」という実験を担当します。毎年、親子連れの方が、楽しそうに参加してくれています。そうそう、いつも福島県立福島高等学校の生徒さんたちがサポートしてくれています。
日時:平成30年12月8日(土) 11:00~15:30
場所:福島市こむこむ ポスターにあるとおり、当日は、福島県内のいくつかの中高生も企画を出していて、毎年、渡辺も感心しながら、拝見しています。そちらに、興味があってという方ももちろんwelcomeです。もちろん、入場無料。少しでも科学に触れる機会が増えることは、よいことかと思いますので。たくさんの来客をお待ちしております。
わたなべしるす
【お知らせ】ふくしまサイエンスフェア(福島県立福島高等学校SSH事業)に協力(12/8開催、11/28)
2018年11月28日 (水)
【お知らせ】Visionary 農芸化学100 シンポジウム「微生物と私たちの健康・暮らし・環境 ~世界に誇る日本の応用微生物学研究~」開催のお知らせ(2018/12/15(土)開催, 10/17)
2018年10月17日 (水)
日本の研究力について、新聞紙上などで議論されています。一方で、昨日は、世界ランキング50位以下の日本がが5位のチームにサッカーの親善試合で勝利したり。もちろん、もっとチャンスがあったり、防ぐことができた失点もあったはず。そんな時、風化させてはいけないのは、過去の歴史なのかも知れないと。。。大事なことなだろうと。。。そう考えたとき、日本の科学力をどうするのか。もちろん、若手の育成は不可欠ということで。昨日の若手の活躍のように。。。 東北大で高校生向けのイベント「科学者の卵養成講座」を開始して、今年で10年目。色々なチャレンジを行ってきましたが、12月には、久しぶりに、学会とのコラボが実現しました。前回は、2012年に震災復興ということもあり、日本植物生理学会とコラボで、「東北植物のチカラを。」ということで行いました。夏休みということ、また、当日、開始のタイミングで、かなりの雨が降ったことも影響したのか、150名余りだったでしょうか。参加を頂きました。ありがとうございました。
さて、前置きが長くなりましたが、2ヶ月ほど先になりますが、12月15日(土)に今度は、日本農芸化学会とのコラボで、「微生物と私たちの健康・暮らし・環境 ~世界に誇る日本の応用微生物学研究~」と題したシンポジウムを行います。日本における微生物を利用した食品加工などの歴史は古く、近年は環境修復など、様々な面で活躍しています。当日は、6名の先端研究者をお呼びして、お話しいただくように設定しました。日時 :2018年12月15日(土) 12:00~15:40
場所 :東北大学工学研究科中央棟大講義室(青葉山東キャンパス)
募集人数:300名(交通費の補助あり、レポートなどの提出後、審査あり)
参加登録〆切: 交通費補助希望の場合、11月7日(水) 17:00までにオンラインから提出。旅費の必要がない場合は、参加申込のみでOK。
当日の参加者がどれくらいになるのか、ということを準備の都合もあり、あらかじめ把握したいと思います。また、今回は、高校生だけでなく、一般の方も参加できます。ついては、保護者の方、学校の先生なども、万障繰り合わせの上、参加頂ければ、幸いです。一般の方々も、申込登録を必ずお願いします。
シンポジウムの詳細、参加申込のオンライン申込、旅費の補助に伴うレポート提出については、学会のそれぞれのHPを参照の上、登録頂ければ、幸いです。また、近くなったら、ご案内申し上げますが、これだけの微生物科学関連の先生方にお話し頂ける機会は、めったにないことです。12月の土曜日の午後、先端科学にふれてみるのはいかがでしょうか。お待ちしております。
わたなべしるす
PS. このシンポジウムの前というか、今週末の土曜日(10/20)に、同じく、日本農芸化学会が企画しているサイエンスカフェ in 仙台「遺伝子/ゲノムの学び方」を行います。こちらは、渡辺が図書館の講義を担当しているということの繋がりということで。
日時 :2018年10月20日(土) 15:00~17:00
場所 :東北大学 青葉山コモンズ(青葉山新キャンパス)
募集人数:40名
地下鉄東西線・青葉山駅から徒歩5minですが、車でという方もいらっしゃるかと。そうした方は、宮城教育大の向かいに、農学部キャンパスへの入り口があります。インターホンで「サイエンスカフェへの参加」ということを、お話し下さい。ゲートが開くように、お願いしてありますので。詳細は、本件が記されたHPをご覧下さい。渡辺のHPでも以前、紹介してありますので。で、こちらのシンポジウムにも、渡辺は参加しますので。久しぶりという方もいるかと。お待ちしております。こちらについても、準備の都合上、参加人数を把握したいこともあり、参加申込から、登録をお願いします。
【お知らせ】学部講義・展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」、申込は、現時点で9名、必ず事前の申込を。。(10/1)
2018年10月 1日 (月)
昼を過ぎても仙台東部には、暴風、波浪警報が。台風24号は、西南諸島、九州、四国、関西、関東、東北でもかなり被害があったようで。関東でも45m/sの強風だったとか。台風一過で仙台も青空ですが、気温は29oCを超える状態。風対策で窓を閉めていたガラス室も急ぎ開けないと、植物がしおれる状態で。。。10月でこの気温は。この気温がしばらく続くというほどではないにせよ、それなりの気温なので、植物の生育にはよいのではと。 今日から後期がスタート。ただ、この台風24号のおかげなのか、大学の午前の講義が休講に。。。渡辺が学生の頃には、大雪になっても、大学から休講ということはなかったような。。。。渡辺が学部3年の時、園芸学講座の堀先生による蔬菜園芸学の講義が大雪で堀先生が来られなかったことはありましたが。。前置きが長くなりましたが、後期の展開ゼミは今週からスタート。で、渡辺の講義は、事前申込の形。現時点で、9名の応募。20名枠ですので、あと11名。現時点までの申込はどちらかというと、文系からが多いという状態。是非、農学部をはじめとする理系の方々。応募してみて下さい。
前回の記事にも書いたとおり、今回は「タキイ種苗プレゼンツ」ということで、楽しみにしていて下さい。前回の記事、前々回の記事をご覧下さい。
わたなべしるす
【お知らせ】農芸化学サイエンスカフェ in 仙台「遺伝子/ゲノムの学び方」(10/20(土)開催, 9/28)
2018年9月27日 (木)
秋雨前線の影響なのか、ずいぶんと気温が低下。猛暑だった東京でも朝の最低気温が15oCを下回るとは。。。一方で、この前の台風よりは強さはさほどでもないにせよ、ほぼ、同じようなコースを台風24号が北上。ちょうど、月が変わる10月1日に仙台の近くを通過するのでは。。。台風通過のあとは、気温も20oCを超えるようなので、植物の生育にはよいかと思いますが、通過する台風の東側が仙台になるので、強風だけは気をつけないと。。。
そんな10月。後期の講義が始まり、先日お知らせした「展開ゼミ」が始まります。月末には、秋の「ふるさと出前授業」も。前期に図書館とのコラボの講義を行っている関係もあり、青葉山に新設された農学分館長の藤井先生から、サイエンスカフェのお知らせを頂きました。開催日は、10月20日(土)。タイトルが、農芸化学サイエンスカフェ in 仙台「遺伝子/ゲノムの学び方」。渡辺がお話しするのではなく、この道のプロがということ。遺伝子・ゲノムということを一般に説明するとき、どの様にすればよいのか、確かに悩むことであり、こちらも講義をするときの参考にしたいなと。お時間が許す方、是非、ご参加頂ければと思います。
↓クリックでポスターのPDF版がダウンロードできます(size=695kb)
わたなべしるす
PS. 大学の教養部にいた1, 2年生の頃、何かとお世話になった「食堂」のことが記事に。。。諸般の事情により、その食堂は今はなくなり。。。そんな関係だろうか。いずれ、懐かしい記事である。
PS.のPS. サイエンスカフェというよりも、もう少し規模の大きい一般公開向けの「講義」を計画中。詳細は、また後ほど。。。もう少しお待ち下さい。
【お知らせ】学部講義・展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」は、10月4日(木)スタートですが、事前の申込を。。(9/21)
2018年9月21日 (金)
今年の夏は、仙台でも37oCを超えるなど、記録ずくめだったので、秋ももう少し遅くなるのかと思っていたら、意外とそうでもなく、朝の気温が15oC近くまで下がり、おまけに秋雨前線の影響と思われる雨も多く。。。稲刈り、秋作のできばえなどが気になる訳です。農家をやっているわけではないですが、学生の頃に、何かの講義で、「実験材料の作物を農家と同じレベルで育てて、その形質を評価しないといけないと。。」。もちろん、研究内容がすぐに現場にという研究内容ではないですが、どこかで育種に貢献するとなれば、栽培技術というのは、重要なことなのだろうと。。。 そんな栽培を講義としてやってみようとして計画したのが、5年前の基礎ゼミ。それを後期の展開ゼミに発展させて、今年で5年目。記事を書きやすいシステムにすることもできて、というのが現状かと。。。で、今年度は何をさらに発展させようかと言うことで、歴史をひもとくのがその1つのあり方かなと。。渡辺のポストを遡ると、多分、戦前に設置された附置研の「農学研究所」の水島宇三郎助教授になるのだろうと。水島先生が農林省農事試験場で仕事をされていた当時の上司が後に「禹の三角形」を発表する「禹長春博士」。試験場での研究のあとは、京都にあるタキイ種苗の附属農場の場長として、品種改良をされていたと。。。そんなご縁もあり、今年度からタキイ種苗とのコラボというか、今流行りの言葉で言えば、「タキイ種苗プレゼンツ」とでも。。。「プレゼンツ」の中身については、また、HPを介してと言うことで。。。
講義が10月から開始の後期枠。早くにシラバスなどを見た方は、早くから申し込んでくれていて、現在、3名。HPでの双方向のやりとりをする関係で、人数は20名限定に。昨年度は、宮城県教育委員会とのコラボで、高校生2名が参加してくれていたのですが、今年度は久しぶりに参加がないということで、大学生に20名の枠を。
秋から春にかけての野菜を手元で栽培してみたい方。栽培を通じて、観察力を養成したい方。さらには、それを情報発信して、文章力を身につけたい方。もちろん、この全ての習得ができれば、こちらはありがたいわけですが。詳細は、渡辺のHP、4月の記事に記してあります。そちらをご覧下さい。もちろん、シラバスにも記してあります。シラバスにも書いたとおり、双方向のやりとりを行うため、事前に渡辺に申し込み、受講可能というmailを受け取った方のみ、受講できます。少し煩雑ですが、ご了解下さい。今年もまた、栽培でおもしろい記事を書いてくれる受講生をお待ちしております。
わたなべしるす