昨日12月21日にその5大学の実施状況のお話を聞いてきました(第一部)。
筑波大学では、小中学生を対象とした生物分野のプログラムが実施されています。実験してでのプログラムとフィールドでのプログラムが体験できます。
千葉大学では、「ラボon the デスク」とよばれる教材が目玉のようですが、その他にも経済同友会や博物館・科学館と連携した多彩なとりくみに加え、若手研究者の研究生活が紹介される等、多彩さが印象的でした。
埼玉大学では、「ロボカップ」への挑戦等、各種対外試合(?)をめざしたメニューが準備されているようでした。
京都大学は、少数精鋭のプログラムのようで、「高度なあそび」と表現されていましたが、正規の時間外にも高校生が通ってくるほどの深い独自の世界ができあがっているようです。
岡山大学は、地域にある「科学大好き岡山クラブ」との連携をはじめ、地域に根ざした印象です。
分野によって、大学によって、地域によって、それぞれの特徴や状況をふまえたプログラムがあることがよくわかりました。
第2部では、東北大学同様、平成21年度から新たに加わった9大学も含めて、どうやったらうまくプログラムが運営できるかの意見交換会でした。プログラムを広く生徒や保護者に知ってもらうためには?高校との連携は?などなどがはなしあわれました。
渡辺先生と参加したのですが、東北大学には熱意あふれる生徒が集まっているので、みんながのびていける様なプログラムになるよう取り組もうとの話をしました。スタッフも日々精進です!
2月には東北大学も実施報告を行う予定です。
写真:第2部の意見交換(直前)の様子(携帯のため画質が悪くてすみません)。黒い背広が多いですね(苦笑。)左端のベージュ色が渡辺先生です。
個人的には、前職(女性研究者育成支援推進室)でお世話になった先生や、大学時代の研究室の先輩にも久しぶりにお会いすることができました。いつもと違うところに出かけていくと、そういう楽しみもあります。
by Kuri