渡辺教授や安藤教授をはじめ、講演をしてくださった先生方、科学者の『卵』養成講座を企画・運営してくださった全ての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
これからは卒業生として手伝えることなどあれば、積極的に参加していくつもりですので、宜しくお願いします。
東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)
2014.04.07
2014.04.04
2014.03.22
2012.12.28
去る11月10日(土)~11月11日(日)、東京都立産業技術研究センターにおいて「未来の科学者養成講座&次世代科学者育成プログラム全国受講生研究発表会」が開催され、東北大学からはエクステンドコース受講生3名と科学者の卵養成講座OB1名が参加しました。
初日は「U20科学研究者からの児童・生徒へのメッセージ」のトップバッターとして、科学者の卵養成講座OBが高校時代の体験や活動状況を紹介しながら現役受講生に向けて熱いメッセージを送りました。
2日目は分野別発表会があり、エクステンドコース受講生3名が大勢の審査員にも臆することなく堂々と研究成果の発表を行いました。
また、両日を通して他校の生徒・児童並びに講座OB・OGと活発に交流を行い、参加受講生の横のつながりだけでなく縦のつながりも出来、とても実りある2日間となりました。
2012.12.14
みなさんこんにちは.
卵の講座の時にいつも一番後ろにいる森村学園の徳永 翔です.
以前久利先生からご案内された『ボルケーノクルーズ~火山噴火の脅威としくみを探ろう~』 へ参加してきました.
もう少し早くブログに乗せようと思っていたのですが,期末テストや修学旅行でこの時期になってしまいました.
プログラムは11月17日,18日に1泊2日で開催され宮城県の鳴子温泉郷界隈にある露頭をまわり,露頭での観察や持ち帰った岩石を観察し過去にどのような火山活動が行われていたのかを教えていただきました.
東北大学大学院理学研究科地学専攻の中村先生以外にも日本大学の安井先生や数多いTAさんなど高校生の人数よりも多くちょっとしたことでもすぐに教えてくれました.
一人の高校生に一人はTAさんなり先生方ついてくれたと思います.
卵からも二人ほど参加者がいました.
下記にブログラムの様子の写真を掲載します.
ほとんど自分で撮影した写真ですが一部,東北大学の中村先生から提供していただきました.)
〈①観察を行った露頭 ②,③露頭で軽石を採取してるところ ④採取した軽石〉
②の写真で真ん中で黄色いスキーウエアーを着てるのが僕です.③の写真で白い塊が軽石で黒い石が黒曜石です.
このような崖のようなところをよじり上っていきハンマーや曲りがまをつかって軽石や黒曜石を採取しました.
溶岩ドームの前で
カメラに雨粒がついてしまいみずらいですが後ろにある大きな石が溶岩ドームの一部の溶岩です.
3.11の地震により亀裂が入りいつ落ちてくるかわからないとのことでヘルメットをかぶっています.
あの大きいに岩に対しては気休めのような気もしましたが。。。
今年の年賀状用にと写真を撮ってもらいました.
ここでは上の写真のように付近に落ちている溶岩をハンマーで割るとすじ(層)が見えたり中にある鉱石が見れました.素人の僕にとってはどれがなんの鉱石が分からず,まわりのTAさんや先生に聞きまくっていました.
干渉色によって人間の目では青色に見えるけれども違う色に見えることもあり、鉱石の色の不思議さを改めて感じました.
〈上段2枚が湖の脇にあった斜面から煙(有毒ガス)が出ている様子,下段左から湖の写真と看板〉
他にも水の酸性度が強いために生物がいない湖などにも行きました.家に帰って採取した湖の水のphを測定したところ3ありました.湖底から火山ガスが噴出しているために酸性度の強い湖になったのです.
湖の周囲からも煙が上がっており「有毒ガスのため立ち入り禁止・・・・」という看板を見たときには火山にきたという実感がわき,そんな危険な火山を研究して噴火を予測しようとしている方々に憧れました.
〈写真左が採取した石 右がお気に入りの写真、、、〉
火山の巡検ではヘルメットや長靴を履いて山や壁をよじり登っていく・・・・
自分を汚しながら土や泥と戯れるのが好きな人にとっては最高の1泊2日でした.
今まで土木、土木を言っていた自分にとっては,地球科学も自分の希望進路の一つに入れたいと思うようになり,自分のとって新しい発見ができたプログラムでした.
このプログラムを紹介してくださった久利先生そして理学部の中村先生ありがとうございました.
長くなってすいません. 今回アップした写真はごく一部です.他にもたくさんありますし,ブログに書きたかったこともたくさんあります.いつも卵に参加させていただいているときは写真などを持っているので興味があったら声をかけてください.
少ししたら卵の講座のこともブログにアップしたいと思います.
森村学園高等部2年 徳永 翔