東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成23年度活動ブログ

平成23年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2012.03.23

科学者の卵を終えて

宮城県仙台第二高等学校の田崎茉侑です。

発展コースにて、前期は「ハイブリッドマイクロカプセルを作って金を捕まえてみよう!」を、後期は「君が天文学者になる4日間〜どうやって銀河は成長してきたのか〜」をやらせて頂きました。

異なる2つの分野での研究だったのでより広く、知識を得ることができました。


また、3月19〜22日まで京都の龍谷大学で行われた日本天文学会ジュニアセッションに参加させて頂き、後期の発展コースで研究しまとめた『ハッブルが解けなかった問題に挑戦』を発表させて頂きました。

同世代による高度な研究内容に触れることができ、これからの自分の研究の参考にもなり多くの刺激を受けました。

このような素晴らしい経験を積むことができたのも、科学者の卵に参加させて頂いたからだと感謝しております。


今回は、考察をうまくまとめられなかったという実感がありまたチャンスがあればこの経験をふまえてしっかりと筋のある研究結果を出せるように頑張りたいと思います。


"科学者の卵"に関わってくださったすべての方々に心より感謝いたします。

本当にありがとうございました。

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2012.03.19

ありがとうございました

山形県立山形西高校の柴田季子です。

一年間科学者の卵養成講座に参加出来て良かったです。

私が全然知らなかったような分野の話や、あまり好んではいなかった教科に新たな興味を持つことが出来ました。

昨日の発表会ではそれぞれの発展コースの研究のことについてもっと知りたいと思うくらい魅力的な発表ばかりでした。

私も今回発展コースとして活動させていただき貴重な体験をさせていただきました。

来年この科学者の卵養成講座がまた別の形ではありますが開催されると言うことはとてもうれしいです。

私は来年もぜひこの企画にエクステンドとして研究をより深くしていきたいと考えています。

研究のテーマなどは詳しくは、まだ決まっていませんが生物関連の研究がしたいです。

また会えることを楽しみにしたいです。

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2012.03.19

ありがとうございました。そして、また会いましょう!

みなさんこんばんは!
宮城県仙台第二高等学校の岩渕祥璽です。


今日は朝起きてからずっと発表の準備などでフル回転で、家に帰ってご飯を食べたらすぐにダウンしてしまいました。朝まで寝るつもりでしたが目が覚めてしまったので、こちらに記事を書かせていただきます。


 今日の卵は、発展コースの発表会でしたが、まだまだ自分が無力であるということを自覚させられました。口頭発表でも自分は力不足、理解不足で、あの場で完成度の低い発表しかできず、質問に対しても正確な応答をすることができませんでした。
スライドも、自分では頑張っていたつもりでしたが、とある班のスライドには内容、聞いている人への姿勢も完全に負けたなと自覚しました。
ポスター発表でも、ポスターはもっと詰めることができたし、当日になってからの誤植を見つけた。人を引きつけるということもできなかった。本当に悔しい限りです。
 表彰式が終わってから、前の方で発展コースの2年生の方々とずっと話していたのですが、その方々と話していて、本当に凄いなと思いました。今は目の前にしかいませんでしたが、全国にはこんな凄い人が何人もいて、将来その人達と競うんだという実感が沸いてきました。今日の悔しさをバネに、これからの道を歩んでいきたいと感じました。


そして、今日をもって、3年計画であった「科学者の卵」は終了しました。


 科学者の卵、と一口に言っても、その中にはたくさんの要素がありました。講義の中での、新しい知識や未知なる事象との触れあい、卵を知ってからずっとこれをやりたいと心から思っていた2回の発展コースでの仲間との活動ができたこと、講義を通しての仲間との話し合いなどなど。この要素を用意して下さった、実行委員を始めとする全ての方々に、本当に感謝しています。


今、こうして最後の記事を書いている自分と、この「科学者の卵」を知って申込用紙に抱負を書いている自分とを比べてみると、この9ヶ月の間で、自分は大きく変化できたと思っています。挙げていくとキリがないです。今まで目を向けたことの無かった学問や、様々な講義を通しての、自分の科学に対しての感情、同じ志を持つ仲間との活動...
本当に書いていると飽きられると思うのでここで止めさせて頂きます。


しかし、これだけはどうしても此処に書いておきたい。書かせてください。

自分が、この9ヶ月の中で得ることが出来た一番大きなこと、それは

「夢とそこへの道筋」。

綺麗事なんかじゃない、ありのままです。

ここに書くのも恥ずかしいですが、自分は小さいときから、「有害な物質を一切出さない、本当にクリーンなエネルギーシステムを作る」という漠然とした夢を持っていました。ですが、9ヶ月の活動を通し、その漠然とした夢は少しだけですが具体化され、そして少しだけ大きなものになりました。敢えて、その夢はここでは書きません。しかし、その進歩した夢を実現させるには、自分はどうしても科学者にならないといけないということがハッキリと分かりました。
まだ、自分が科学者になれのかどうかは分からないし、じぶんがそうなれると決まったわけではありません。でも、10年後や20年後に、科学者「=科学に携わる人」になっていられるように、今、この瞬間から努力を重ねて行きたいです。


これは、今日頂いた賞状です。

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修了証書に加えて、基礎コース及び発展コースの最優秀賞を頂くことが出来ました。
この3(2?)冠に対しては、「結果は後から付いてくる」という感情に留めています。
ですが、これは、自分の夢に一歩近づいたという証であると確信しています。

また、参加記念としてこのようなものも頂きました。
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「科学者の卵養成講座」のロゴ入りのUSBでした。また、このUSBは後ろに今日の日付も刻印されている、世界に100本(なのかな?)しかない特別仕様なんです!
ありがとうございました。自分の思い出の品として、大切に扱わせて頂きます。
あまり大声では言えないのですが、後期発展コースでもUSB頂いているのです;これで私物用含めて3本。あわわわ。



閉会式の時に、渡辺正夫教授が、「来年度も続編を行いたい」ということをおっしゃっていました。自分も、卵の一員として、続行を強く希望します。

ここに書かせていただくと、自分は、どうしてもエクステンドコースにて、今年度の前期発展コースに参加させてもらったマイクロカプセルの実習の続きを行いたいのです。今日の活動の中で、自分はマイクロカプセルに対して理解不足であると同時に、実習のなかでは行うことが出来なかった、「自分達の考えていること」をやらせて欲しい、そう思っています。
わがままかもしれませんが、このような思いがあるということを伝えておきます。


もの凄く文章がだらだらと長く続いていますが、最後にこの言葉で〆させて頂きます。


「科学者の卵」を企画してくださった全ての方々、お忙しい中、私たちのために講義を企画してくださった教授の先生方、発展コースの実習において様々な企画及び配慮をしてくださった教授及びアシスタントの先生方、会場運営をしてくださったボランティアの方々、自分と一緒に「科学者の卵」に参加してくれた仲間のみんな、本当に、本当に、本当にありがとうございました!!!


いつか、また会いましょう!!!!!










追伸

発展コースの中で、とあるグループが今日(月曜日)から4日間、京都での発表会に参加されるそうです。自分と同じ高校の部活からも1人参加します。その人とは前期の発展コースで同じだったのですが、卵に平行してそちらに向けても様々な準備があり、もの凄く苦労して頑張っているのが、部活で見ていてよく分かりました。今だからこそ言えることですが、自分もちょこっとだけデータの収集に協力したり(笑)きっと、あなた方なら今できるベストの発表ができると信じています。頑張ってください。応援しています。





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2012.02.13

第9回 科学者の卵養成講座 の様子

科学者の卵のみなさん、こんにちは。211日(土)に行われた養成講座の様子をレポートします。

 

今回は、今年度受講生71名、エクステンド生4名の方々が参加しました。風邪が流行っていて急な体調不良により欠席する人が多かったようです。受講したみなさんは、受講できなかった人のためにも、是非ブログに講義の感想などを載せてくださいね。

 

1300からの養成講座 前半の講義は「ひと・科学・社会 ~身体を使って考える環境問題~」講師は、教育学研究科・准教授 谷口和也 先生です。

 

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今回の講義は、任意のグループに分かれ、実際に身体を使ったグループワークを行いました。その中で、環境問題へのアプローチは、科学による技術的手法のみではなく、『社会』『政治』『経済』の中にある要因も加味して問題解決にあたることの重要性をお話頂きました。

 

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また講義の中で、紙(資源)や道具(技術)を不平等に与えられた複数のグループ(国家)の間で、できるだけ多くの富を築くことを競うゲームを行いました。多くの紙と道具が渡されたグループとそうではないグループの間に生まれた格差を、みなさんはどう捉えたでしょうか?

 

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後半の講義は「複雑な構造を持つ天然有機化合物の合成」 講師は、理学研究科・准教授 佐藤格先生です。

 

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有機化合物といえばノーベル賞化学賞を日本人が受賞されたことで記憶に新しいところですが、以前行ったアンケートでは、「有機化学」の講義を受講したいという声が多く寄せられていました。難しい内容でしたが、興味深いお話をたくさん聞けたのではないかと思います。

 

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質疑応答では、「右回りと左回りはどうやって区別をつけるのか」という質問に、「握手をするときは、右手を出したら右手を出す方が握手をしやすい。それと同じ様に『どちらが結合しやすいか』で区別できる」というお話をして頂きました。

 

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以上、第9回講座のレポートでした。

 

 

★お知らせ.

次回は、いよいよ最後の講座です!

318日(日)(※土曜日ではなく日曜日ですので、注意してください。)

片平キャンパス さくらホールにて、平成23年度のプレゼン会議を行います。

詳細は随時ブログ等でご連絡しますので、チェックしてください。

発表を控えているみなさん、頑張ってくださいね。

 

いわぶち

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2012.01.16

第8回 科学者の卵養成講座 の様子

科学者の卵のみなさん、こんにちは。114日(土)に行われた養成講座の様子をレポートします。

 

今回は、今年度受講生81名、エクステンド生3名の方々が参加しました。

 

1300からの養成講座 前半は「3次元球面とポアンカレ予想~世紀の難問に挑戦した数学者達~」」 講師は、理学研究科数学専攻・教授 西川 青季 先生です。

 

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「ポアンカレ予想」とは、『ミレニアム懸賞問題』の一つで、100年もの間、誰にも解けなかった数学の難問を、2006年にロシアの数学者グレゴリ・ペレリマンが証明した問題です。

導入部分では、「同相」という考え方をご説明頂きました。

「大学の数学は、難しい計算をするよりも、発想の転換が重要で、頭の中でのイマジネーションを広げることが重要になってくる」という西川先生のお話が印象的でした。

 

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この難問についての講義、みなさん、真剣な表情です。

レポートにも一生懸命に取り組んでいます。

 

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この『ミレニアム懸賞問題』、ポアンカレ予想以外の6問は、未解決です。将来、みなさんの中からこの問題に取り組む人が出てくるかも・・・?!

 

後半は「大学院生との語らい」 今回は、生命科学系の学部生、大学院生に集まって頂き、大学生活や研究のことを色々お話して頂きました。

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参加した学部生の中には、科学者の卵養成講座1年目の受講生だった方もいました。色々参考になるお話が聞けたのではないでしょうか。

 

以上、第7回講座のレポートでした。

今回の講座は、連日の寒さのためか、体調不良で急きょ欠席された受講生もいたそうです。みなさん、体調管理を心がけましょう!

 

★お知らせ.

来月は、第9回講座(211日(土))、場所は片平キャンパスさくらホールです。

・【講義】身体を使って考える環境問題

(大学院教育学研究科 准教授 谷口 和也 先生)

 

・【講義】複雑な構造を持つ天然有機化合物の合成

(大学院理学研究科 准教授 佐藤 格 先生)

 

です。詳細は随時ブログ等でご連絡しますので、チェックしてください。

どうぞお楽しみに!

 

 

いわぶち

 

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