東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成23年度活動ブログ

平成23年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2012.01.05

宮城県仙台第二高等学校「一日大学」

※昨年の12月上旬に更新していたのですが手違いで下書き状態で更新してしまっていました...時間軸がおかしいですが宜しくお願いします。



みなさんこんばんは。
宮城県仙台第二高等学校の岩渕祥璽です!

昨日は皆既月食の日でしたね。
私も塾から帰ってきてから観察しました。
皆既月食を見るのは生まれてから初めてで、すごく神秘的なものを感じました。




一日大学1


さて、先週の木曜日、二高で「一日大学〜学問発見〜」という総合学習があったのですが、内容が非常に興味深かったので紹介したいと思います。

・講義の様子↓
一日大学2


講師は、東北大学工学部電気系の電気・通信工学専攻の大町真一郎教授でした。

今回の講義では、

「コンピュータによる画像処理と画像認識」

と題して、コンピュータの歴史や、一般に画像処理と呼ばれる技術の基本、そして、画像処理に利用されている技術などをお話いただきました。

私はコンピュータにとても興味がありまた、「画像」は非常に身近でありながら中の構造について知る機会はなかったので、とても有意義な講義となりました。

今日お話頂いた内容をまとめると、
・コンピュータ、及び画像処理の歴史について
・画像処理/認識の目的、仕組み
◎画像処理に利用されている数式について

の3つです。
今回の講義の中で、私は◎をつけた「画像処理に利用されている数式について」が非常に印象深く、面白かったです。
この講座の中ではまだ私達が習っていなかった微積分が出てきました。数式はちょっと見たことがあっただけで中身は殆ど理解出来ていませんでしたが、画像という身近な存在にこのような複雑な数式が使われていることを知って非常に驚きました。
きっと他の物にも様々な数式が用いられているのかなと思いました。



以上が講義の内容でした。
先生に聞いたところ、今回の講義は大学の1コマの講義を意識したとのことで、大学の授業形式も体験することができました。
今、高校では1コマが45分ですが、大学になると70分以上あり、大丈夫なのかなという不安も少し有りました。ですが、新しい発見がたくさんあると考えると70分じゃまだまだ足りないとも思うようになりました。
大学の授業を体験し、将来に一歩近づくことのできた素晴らしい機会となりました。

講義をしてくださった大町真一郎教授を始め、企画してくださった高校の先生方、本当にありがとうございました。


いかがだったでしょうか。ただ勉強するのみならず、このような経験ができることも二高の誇りです。







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2011.12.31

第7回養成講座 〜電撃ビビビッ!〜

太陽

みなさんこんばんは!
宮城県仙台第二高等学校の岩渕祥璽です!!

こんな時期の更新になってしまいました...
あと少しで2011年が終わり、2012年が始まりますね。

第7回の講座では「プラズマが拓く未来社会 ~宇宙・エネルギーからナノ応用へ~」と題して、工学研究科・安藤晃教授、「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス」と題して生命科学研究科・渡辺正夫教授にそれぞれお話をして頂きました。

○前半:「プラズマが拓く未来社会 ~宇宙・エネルギーからナノ応用へ~」
 
今回の講義では、まずプラズマについての概要についてお話をして頂き、そこから現在どのような応用がされているのか、そして将来にはどのような技術にも用いられるのかについてお話頂きました。
 プラズマについては何となく単語は聞いたことがありましたが、このような形で詳しく学ぶことができたのは初めてで、とても貴重な講義でした。
殆どのことが初めて知ることばかりでとても面白かったですが、中でも印象に残ったのは、プラズマは環境問題に貢献できるということです。恥ずかしながら、この話はこの講義で初めて聴いて、びっくりしました。

 そういえば、講義の途中で前に出てビクビクしまくっていたの、あれ僕なんですよ!!
多分卵の皆さんに(臆病者?)というイメージを持たせてしまったかもしれませんね(笑
でもあれは本当に怖かった...
でも、あの光が環境問題に貢献するのだと思うと少し驚きに近いものがありました。


○後半:「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス」
images.jpeg


 この講義では渡辺教授に、教授の子供時代の話も交えて、これから自分たちがどのような進路を選んでいけばいいのかをお話して頂きました。
元々、科学の道を歩んで行こうと思っていたので、始めはただ聞いているだけでしたが、話を聞いているうちに、自分には他にも可能性があるのではないかなとも考えるようになりました。
 思えば、自分は昔は電車の運転手や、宇宙飛行士や(これはアポロ13を観てからあきらめてしまいましたが...)、自営業とかいう夢を抱いていましたが、それでも科学が面白いから、今は科学の道を目指しているのです。自分には科学以外にもやりたいことはあります。でも、科学が一番好きだから、これから科学の道を目指す。改めて、自分のやりたいことを確かめることができた素晴らしい機会となりました。




以上が、今回の講義でした。未知の世界のプラズマについて学び、自分の将来についてしっかり考えることが出来たりと、非常に有意義な講座になったと思います。
教授を始め、関係者の皆様、本当にありがとうございました。


さて、年が明けて1/4〜6は、発展コースで、東北大学農学部に行ってきます!
実習です!泊まりがけです!ワクワクが止まりません!!
(といっても、農学部までは家から歩いて3分なんです。)
こちらも実習が終わったらブログに掲載したいと思います。


これにて2011年はお別れです。
残す講義もあと四分の一しかないですが、頑張って行きたいと思います。
それでは良いお年をお迎え下さい!!








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2011.12.28

発展コース第2期:塚本先生研究室

科学者の卵のみなさん、こんにちは。

本日は、今年度の第2期発展コース、理学研究科 教授 塚本 勝男 先生の研究室での実習にお邪魔してきました。

研修テーマは「レーザー干渉計を使った結晶成長メカニズムの研究」。

本日は第1回目として、先生からテーマについてのイントロダクション、クリーンルームや学際科学国際高等研究センターの見学などがありました。

その様子を少しご紹介いたします。

 

研究室にて 塚本先生のレクチャー

111228_01.JPG  111228_02.JPG

学際センターで見学

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クリーンルームにて

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次回からいよいよ実験だそうです。楽しみですね。

以上、発展コースレポートでした。

 

いわぶち

 

 

 

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2011.12.27

キャリア講義を終えて。。(生命科学・渡辺, 12/26)

 受講生の皆さんへ。生命科学の渡辺でございます。土曜日は、ご苦労様でした。キャリア講義なるものを初めての方も多かったかもしれないですが、いかがだったでしょうか。7月の自家不和合性というサイエンスとは少し違うので、質問には、困ったかもしれないですが。。。

 サイエンスをやり続けるだろうヒト、そうでない仕事をするヒト、もちろん、文系に行くかもしれないヒト。いろいろあると思います。それはそれでOKで、その上で、講義をしたようなことを、考えた上で、毎日の生活を考え、5, 10年先を考えてみるということです。特に、先のことを考えるのは、難しいかもしれません。若いですから。というか、きっと、何が起こるかという経験というか、そういうことも想像(妄想??)しづらいのかもしれません。自分を考えても、大学に行った時点で、大学院には行こうと。では、博士になるかどうかは。そもそも博士になるために、何年かかるのか。何をしたらもらえるのかも、知りませんでした。

DSCN2020.JPG あとは、時間の使い方。大学では、講義は自分で基本的に選びます。おもしろいものを聞くわけで。。それを決めるのも自分です。おもしろくないのに座っているのは、時間がもったいないので、何か他のことをするとか。そのあたりが、自己責任というか、自分で決めることができるというか。座り続けることも、外に出て違うことをすることも自己責任。それが楽しいということだと思います。

 皆さんの目の前には、受験というのがあって、その先に大学、大学院、就職というのがあるので、なかなか、いろいろなことをイメージしにくいかもしれません。少しずつでよいので、イメージしてみてください。

 人生相談であれば、いつでもmailでもしてください。HPからでも、直接でも。誰かにしゃべってみると、案外、解決することもありますから。

DSCN2027.JPG

 今年は大変な年でした、来年がよい年でありますように。。。


 わたなべしるす


 PS. 渡辺の研究室のHPにも関連記事があります。あわせて、ご覧ください。

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2011.12.26

第7回 科学者の卵養成講座 の様子

科学者の卵のみなさん、こんにちは。1224日(土)に行われた養成講座の様子をレポートします。

今回は、今年度受講生86名、エクステンド生6名の方々が参加しました。

 

1300からの養成講座 前半の講義は「プラズマが拓く未来社会 ~宇宙・エネルギーからナノ応用へ~」講師は、科学者の卵養成講座実行委員、工学研究科・教授 安藤晃 先生です。

身近に存在するプラズマの実用例から、その性質、そして今後プラズマが拓く未来社会への展望についてお話頂きました。今年は大震災を体験し、受講生のみなさんも今後のエネルギー問題に注目しているのではないでしょうか?真剣なみなさんの表情を見ると色んなアイディアが浮かんでいそうですね。

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写真は蛍光灯を高周波電流の流れるコイルに近づけているところです。おっかなびっくり?!で近づけると・・・。蛍光灯を握った先のみ発光しています。これは周波数の高い電流を使用しているため、電流の表皮作用で体の表面を電流が通って足から床へ放電されているためです。休憩時間中も大人気の実験でした!

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後半の講義はキャリア講義「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス」 講師は、科学者の卵養成講座実行委員、生命科学研究科・教授 渡辺正夫 先生です。

渡辺先生が、小学生~現在に至るまでのキャリア形成の過程についてお話頂きました。受講生のみなさんもここまでの「道のり」を整理しながら、今後の目標が少しずつ見えてきたのではないでしょうか?

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講義の途中では、今治のゆるキャラ「バリィさん」が登場したり、ルービックやあやとり、先生が影響を受けたテレビアニメの音楽が流れたり、と出し物いっぱいのキャリア講義でした。

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以上、第7回講座のレポートでした。

受講生のみなさんからの講座の感想等、お待ちしております。ブログをどんどん活用してくださいね!

 

★お知らせ.

来月は、第8回講座(114日(土))、場所は片平キャンパスさくらホールです。

 

・【講義】3次元球面とポアンカレ予想~世紀の難問に挑戦した数学者達~

(理学研究科数学専攻 教授 西川青季 先生)

 

・【大学院生との語らい】生命科学系の大学院生と

 

です。詳細は随時ブログ等でご連絡しますので、チェックしてください。

どうぞお楽しみに。

 

いわぶち

 

 

 

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