東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成23年度活動ブログ

平成23年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2011.10.08

本日の活動について

二回目になります、宮城第一高校の高橋花乃子です。

今日は次世代の発電システムについての講義でした。

自分も材料面でのエコ・マテリアルには興味があったので、酸化ジルコニウムの構造など、少し難しい部分もありましたが、集中して聞いていました。

また、今年の夏、工学部さんにはオープンキャンパスでお邪魔しましたが、機械系は時間が足りず、周れませんでした。

なので、後半の院生さんとのお話は、機械系の研究の内容など、様々なぶっちゃけたお話が聞け、大学生活のイメージをつかむのに非常に有益なものでした。

 

 後、前回の「エンジョイDNA~」で提出しましたレポートに、"糖尿病対策として、インスリン分泌を促す稲が開発されている"とのコメントがあったので、少し調べてみました。

茨城の<農業生物資源研究所>で、2003年に開発に成功した、とありました。なぜあまり普及していないのか疑問ですが、おそらく量産体制がまだ整っていないのだと思います。貴重なアドバイス、ありがとうございました。

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2011.09.28

第2回全国受講生研究発表会(9/17-19)の記事を見て

未来の科学者養成講座(科学者の卵養成講座)

第2回全国受講生研究発表会(9/17-19)の記事を読みました。

 

さすが「東北大の卵の方々だなー」とただただ感心。。

自分は素晴らしい講座を受けているのだと改めて実感させられました。

 

 

さて皆さんは

一年間と言う比較的長期のこのプログラムを、

スタート当初と同じモチベーションで毎回受講できているでしょうか・・・

 

正直私は月によってバラバラで・・・

興味があるもの、無いものでバラバラ・・・

 

でもこの記事を読んで、やはり大切なのは

「何事にも興味・関心を持つこと」

そして「持続させること」だと思いました。

そこが、未来を担う天才達と、凡人の私の差かな・・・

今の私に本当に必要なことだと思います。

 

あとコミュニケーション能力

とても大切だと思いました。

 

自分の思っていることをいかに分かりやすく相手に伝えるか、

難しい内容を相手にどれだけ身近に感じさせるか、

そんな力は今の世界には必要だと私は思います。

この講座で学んでいることは、決して簡単ではありませんし、

実際に先生方から分かりやすく噛み砕いていただいた講義を

受講している私達も内容を理解するのは至難の業です。。

 

そんな内容を一般の高校生達などに説明しなくてはならない。

 

ただただ専門用語を並べて、ベラベラ話すのではなく、

身近な出来事に例えてみたり、色々工夫しながら説明する事が必要不可欠です。

その為には、自分がまず完全に理解しなくてはいけませんが・・・

 

今はこんな駄文しか書けませんが、

後約半年間、この講座を受けることによって

せっかくチャンスを手にすることが出来たので

私も全国の人たちに

「科学っておもしろい!」と

身近に感じてもらえるように

色々なことを発信出来るような人になりたいなと思います。

 

 

岩手県立一関第一高等学校

小野寺美咲

 

 

 

 

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2011.09.19

発展コース@HMC 第3回

仙台第二高等学校の岩渕祥璽です。
更新が遅れてしまいましたが、最後の発展コースでの実験をレポートします。

この日行った実験は
1.HMCの吸着量の確認実験
2.Auを吸着したHMCをTU(溶離溶液)によって分離させる溶離実験

の2つでした。

1つ目の実験は、一定時間ごとにHMCがどれぐらいAuを吸着するのかを下の写真の装置を使い行いました。
ピンク色の装置を使い、柱(カラムと呼ばれる)の部分にあるHMCにAu溶液(左下)を流し込みます。
HMCが金を吸着し、溶液が右側の装置(フラクションコレクターと呼ばれる)の中にある試験管に流れていきます。
HMCが吸着出来るAuには限界があるため、次第に右側の装置にはAuが混ざっていきます。
そして、そのAuの量をEDSと呼ばれる、成分中の元素解析をする特殊な装置を使い観察しました。


HMCは実験終了後、

After 実験1 HMCのサムネール画像

このように黄色くなりました。

HMCは、1gあたり1.30mmolの金を吸着することができますが、写真の中にあるHMCでは全てを吸着することはできないため、フラクションコレクターの試験管にAuが混ざった溶液が流れていきます。その溶液をEDSを用いて観察しました。

EDSを用いて観察した結果、次第にAu溶液の濃度は上昇していく、つまりHMCがAuを吸着できなくなることを確認することができました。

2つ目の実験は、金属を吸着したHMCから金属を分離させるという実験です。

この実験ではTU溶液を用いてAuを分離させました。
TU溶液とはThioureaと呼ばれる物質がHClに溶けている溶液です。
この溶液を使って実験を行いました。

金を吸着して黄色くなっていたHMCは実験の後、
HMC/TU処理後のサムネール画像


このように白くなり、Auが分離されているのが確認出来ます。
この実験は約60分続け、TU溶液でAuを分離させましたが、その後特殊な装置を使い、吸着率を測定した結果、約70%の吸着されたAuを分離させることができました。
本当は62時間継続することでほぼ100%になるそうなのですが、時間の制約上1時間のみとなりました。
この実験で、金属を吸着し分離して取り出すことの流れを理解することができました。


以上で、発展コースでのHMCの実験は終了しました。

今回この実験に参加させていただき、今まで知らなかった様々なことを知り、経験を積むことができました。
三村教授の、原発の廃液を利用するという研究の視点、大学に来て初めて使った数多くの実験機材、実験中の会話を全て英語で行ったり、チームとの協力もあったりと、本当に楽しく有意義な3日でした。
そして、自分の中での科学者になりたいという思いも強くなりました。
改めて、3日の間、私達の為にお忙しい中実験をさせてくださった三村教授、Rana先生に厚く御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。





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2011.09.18

第4回 東北大学科学者の卵に出ての感想

 今回の講演でモリカンディアの紫色の葉は乾燥に強いということでしたが、しその葉も紫色をしていますがこれも何か関係があるのでしょうか。

110903_15.JPGのサムネール画像  講演の中での実験でDNAを見ることができてよかったです。

  今回の公演でさまざまな種類の植物の生態や生殖についても知ることができました。また、今の遺伝子を組み替えるのに、植物のこぶにいるバクテリアが植物の中のDNAにじぶんのDNAを入れて繁殖するのを利用していることだわかりました。

 お米ちゃんかわいかったです。ストラップみたいなのがあったらほしいです。

 

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2011.09.17

農学部のページ見ました。

はじめまして。宮城県宮城第一高校の高橋花乃子です。

9月4日のおコメちゃんのリンク先が気になり、農学部のページにアクセスしてみました。

 

そちらに載っていた様々な形質の稲の写真は、細胞質不稔性の研究の過程で出てきたものでしょうか?

講義で、変なたんぱく質が生成されるのなら、どんな奇形稲ができるんだろうと疑問に思っていましたが、本当にバリエーション豊かでした。

他の写真が見たい方は、下の「環境適応生物工学研究室」のページで見られます。

http://www.agri.tohoku.ac.jp/bioadp/PukiWiki/index.php?%CA%D1%A4%CA%A5%A4%A5%CD

 

cabbage[1].jpg une-une[1].jpg     

「東北大学の新世紀」も拝見しました。鳥山先生のほかにも様々な研究が紹介されていて、非常に興味深かったです。

 

ここからは個人的な話になります。

非常に残念なのですが、10月4日、1月14日、3月18日

の講座に、部活動の日程の関係上出席できない可能性が高いです。

特に1月14日の講義は、私の大好きな数学の話なので断腸の思いです。

どなたか「フェルマーの最終定理」や「ポアンカレ予想」などに興味のある方は、この場を借りて連絡ください。

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