東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2015.07.11

快晴の今日、第1回を思い出す

 こんにちは。仙台白百合学園高校1年の菅原茉穂です。遅くなりましたが、第1回を振り返ってみました。当日は「梅雨」らしい雨で、気分が下がりがちでしたが、先輩方のお話を聞いたり、講義を受けたりすると、空は暗くても、心は明るくなりました。(今日のような快晴とは正反対の1日でした。)


 海外研修報告会では、先輩方が科学者の卵でどう過ごしてこられたのかがわかりました。私と同じ高校生とは思えないほど立派に感じました。私もたくさんの経験をして成長したいと思いました。講義では、伊藤先生に「DNAと遺伝子組み換え植物」について教えていただきました。「遺伝子」や「DNA」はよく耳にする言葉なので、印象深い講義で、好奇心をそそりました。突然変異体を見つけ、調べることで遺伝子の機能を明らかにすることを知ったことが特に印象的です。また、アグロバクテリウムの存在を初めて知りました。青いカーネーションは聞いたことがありますが、それにもアグロバクテリウムが関わっているのは驚きでした。私は花が好きなので興味を持ちました。講義の後のレポートを書いて、文章力をつけることが課題だと思いました。以前から文章を書くのが苦手で、書くことに抵抗があったので、好きになるくらいたくさん文章を書いていきます!第2回はよりレポートを書けるようにすることが今の目標です。TOEIC Bridge Testは、知らない単語がたくさんあり、時間ギリギリに解き終わって、私の英語力があまりないことを実感しました。英語は好きなので、授業や英検を頑張っているところです。本格的に英語を勉強し始めたのは中学校からで、学習歴は短いですが、少しずつ力がついているのを感じています。


 いよいよ来週は第2回です!先ほど書いた目標を心に留めながら、楽しみにしているところです。地震についての講義があるようなので、特に楽しみです。地学は、地学部に入っているということもあり、身近に感じている分野です。
 

 最後になりますが、まだまだ未熟な文章ですが、読んでくださりありがとうございます。

投稿者:仙台白百合学園高等学校 |個別ページ

2015.07.04

東北大学~その素晴らしい講義~

大都会仙台。その地に降り立った私(福島県立安積高等学校一年佐久間理央)は、とても緊張していました。東北大学の高度な講義についていけるのだろうか。これからどんなことが始まるのだろうか。荒れた天気はそんな私の心情を表現しているかのようでした。しかし、早速講義が始まると一転、室内は明るく楽しい雰囲気に満ちていました。遺伝子の詳しい構造、突然変異種を利用した研究内容のあまりの面白さに、ペンが止まりませんでした。そして行われたブロッコリーの遺伝子採取。沈殿したブロッコリーから煙のように立ち上る遺伝子の美しさ。その素晴らしさに、私は思わずシャッターを切っていました。その写真がこちらです。

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この実験を見て、目を輝かせたのは、私だけではないでしょう。あの場で出会った卵達みな、科学的関心に満ちあふれていました。そんな彼らの高い学習意欲を感じたのは、質問の時間でした。彼らの質問からは、レベルの高さが感じられ、どの質問もハッとさせられるものばかりでした。私ももっと頑張らなくてはならない。改めてそう感じた瞬間でした。最後に書いたレポートでは、講義の内容を思い出すだけで、言葉は自然にあふれでてきました。しかし、時間は無情にも過ぎてゆきます。うまくまとめられないまま時は流れ、己の文章力の無さをひしひしと感じました。家に帰り、まとめたノートを見返してみると、講義の中身がありありと思い返されます。カリフラワーとブロッコリーの話は不思議だったな、サツマイモの話は初めて知ったな。ノートを開く度に感じるこの興奮。私は第2回の講義が待ちきれません。

投稿者:福島県立安積高等学校 |個別ページ

2015.07.02

新受講生の皆さん、雨の中お疲れ様でした!

こんにちは、科学者の卵養成講座事務局です。

先週土曜日の開講式から早1週間近くが過ぎようとしていますが、第1回目の講義はいかがでしたか?緊張した、疲れた、楽しかった、友達ができた、これから頑張ろう等々・・いろいろな思いを抱え青葉山を後にしたのではないでしょうか。

記念すべき開校式の日に仙台はひどい雨でしたね、この日を狙ったかのようなタイミングで例年より2週間遅れで梅雨入り。おそらく初めて青葉山に来た、初めて東北大学に来た、中には初めて仙台に来たという方もいたのではないかと思います。前日は緊張して眠れなかった・・・という方は何人いたでしょう?朝5時頃に家を出たという方もいました、皆さんが科学者の卵養成講座に参加するにあたり、これから1年間協力してくださるご家族にも感謝して欲しいと思います。

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何人かの生徒さんが既にこのブログに初講座の感想や今後の抱負などを書いてくれていました、そして街角サイエンスにも数名の方が日常目にした疑問をあげてくれています。さすがの行動力!さすが卵!とスタッフ一同嬉しくなりました。まだこれから・・という方、躊躇せずどんどん身近な疑問を街角サイエンスを通して先生方、そして他の卵さんにぶつけてください。

さて、あと2週間ほどで第2回目(7月18日)の科学者の卵養成講座の日です。次回も内容盛りだくさんの1日となっており、私達事務局スタッフも既に準備を始めています。「積極的」という言葉が多くの先輩卵さんの話の中に出てきたことを覚えていますか?これから行われる1回1回の講座は皆さんが将来科学者となるための糧となります。先輩卵さんの言葉を信じ、積極的にこの1年を過ごして欲しいと願っています。

皆さん、これから毎月お会いできる事を楽しみにしています。1年間よろしくお願いします! 20150702180619-ae17b335e55176b80472b6cf2f229c6030ea5daa.jpg

科学者の卵養成講座事務局一同

投稿者:事務局 |個別ページ

2015.06.30

My impression of the first lecture

こんにちは、仙台白百合学園高等学校一年の石井美土里です。

 今年度の科学者の卵養成講座に参加することが出来、喜びを感じると共に使命を感じています。

 さて、第一回の講義が二十七日に行われ、発見の多いとても有意義な一日でした。今回のテーマである遺伝子は学校の生物基礎の授業でちょうど学んだことも多く、自分の学んだ知識と照らし合わせて、講義を大変興味深く聴くことが出来ました。その中でも人間がブロッコリーを食べてもなぜブロッコリーにならないかという箇所が印象に残っています。それは人がブロッコリーの遺伝子を分解しているからとのことでしたが、人間以外の動物はどうなのか、そしてなぜ人間は遺伝子を分解できるのか疑問に感じました。また、ブロッコリーからDNAを取り出す実験も興味深く見ました。すり潰したブロッコリーを濾した液にエタノールを加えるだけで白い泡のようなものが所狭しと並び、DNAを見ることが出来たときに科学の可能性を身にしみて感じることが出来ました。分かりやすく飽きさせることのない伊藤教授の講義は高校一年生の私にも容易に理解することが出来たと思います。次回からの講義が今から待ち遠しいです。

 今後、講義の他にも英語サロンなど、英語を使う機会が増えます。私は帰国子女のため、英語にはとても自信があります。実際にネイティブの留学生と交流することでこれからのグローバル社会を生きていく上で自分に欠けている箇所を磨いていこうと思います。

 この講義が自分をどのような将来に導いてくれるのかは、自分自身のこれからの努力に懸かっています。科学への興味を今まで以上に膨らませて、自分の持つ能力を最大限に発揮していきます。

 どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。

投稿者:仙台白百合学園高等学校 |個別ページ

2015.06.30

変な子なんです。

 作新学院2年小林由奈です。飛翔型「科学者の卵 養成講座」に参加することになったことを、心から嬉しく思っています。

 6月27日の第一回講義では、先生方の面白さを交えたお話や先輩方の優しいアドバイスのおかげで大分緊張が解け、これからの講義が楽しくなると同時に友達も数人作ることができました。先輩方のアドバイスから「受け身にならない」という目標を立て、これからの講義を楽しく且つ真面目に受けていこうと考えています。

 さて、話は変わりますが、今から私が伊藤幸博先生の「DNAと遺伝子組換え植物」の講義を受けて考えたことについて話したいと思います。レポートに書いたことと似てしまいますが、ご了承ください。

 私が伊藤先生の講義で深く印象に残っているのは、アグロバクテリウムという細菌です。頂いた講義資料5ページにある「アグロバクテリウムは遺伝子組換え技術を使って、植物に専用の栄養分を作らせ、それを利用する」というフレーズに、細菌がいとも簡単に人間が高度技術として扱う遺伝子組換えを行っているということに、素直に驚きました。それと同時に、私はアグロバクテリウムの「感染」が、「寄生」しているように思いました。なぜかと言うと、感染先(宿主)を利用して自分に利益がある行動を無理矢理させる、という点がとても似ているのです。アグロバクテリウムが植物を利用して栄養分を作らせることと、寄生虫が宿主を利用して産卵したりすることが、ほとんど同じことのように思えたからです。以前に、宿主の行動や意識までもをコントロールする寄生虫がいるということをテレビで見ました。そういったマインドコントロール型寄生生物は、アグロバクテリウムのように自分のDNAを植物のDNAに組み込むことで宿主を操っているのではないでしょうか。または、遺伝子組換え技術を持つアグロバクテリウムという細菌を利用して、宿主を操っているという可能性もあるのではないでしょうか。

 そう考えた私は、早速インターネットで調べてみました。非常に拒否感のある画像が目に入ると、思わずサイトを閉じそうになるのを必死に堪えることが一番大変でした。そうして苦労して調べた結果ですが、どこのサイトにも「詳しいことは、よく分かっていません」の一点張り。マインドコントロール型の寄生生物は何種類も見つかっていて、その宿主となる生物も、その症状も分かっているのに、どうやって寄生生物が宿主を操っているのかが、まだ判明してないのだそうです。ところが、「ハリガネムシ」という寄生虫についてだけ、とても有益な情報が書いてありました。水中にいるハリガネムシはヤゴやボウフラなどを仲介してコオロギやカマキリなどの生物に寄生し、そこで栄養分を得て成長します。その後交尾をするため水の中に戻るそうなのですが、その方法というのが、宿主であるコオロギやカマキリを操って水の中へ飛び込ませるのだそうです。コオロギやカマキリにとっては致命的です。そうして死んでしまったコオロギたちを調べてみると、なんと脳からたんぱく質が見つかったそうです。そのたんぱく質が、DNAを構成する要素だということは言わなくても分かります。まだ、たんぱく質が見つかったことまでしか分かっていないそうですが、そのたんぱく質の影響がDNAに及んでいる可能性もあるはずです。つまり、寄生虫がアグロバクテリウムのようにDNAに影響を及ぼして宿主を操っている、または寄生虫がアグロバクテリウムを利用している可能性が0ではない、と私は思いました。遺伝子組換え技術についてあまり興味がなかった私が、こんな風に遺伝子組換えに対して興味を持ったのは、面白く講義をしてくださった伊藤先生のおかげだと思います。ありがとうございました。寄生虫の写真は不快感を覚えましたが、アグロバクテリウムと寄生虫の関連性について考え、調べるのは、とても楽しかったです。

 私の仮説はまだまだ甘くて、検証も穴だらけではっきりと結論が出るものではありません。これからの講義で理論的思考力やレポート作成力をも養い、1年後にはしっかりとした検証をできるようになりたいです。

 遺伝子組換えの講義を聞いて、寄生虫について考えるようなおかしな子かもしれませんが、これからよろしくお願いします。

  (参照:http://www.alpacapacas.com/archives/1240 http://karapaia.livedoor.biz/archives/52179824.html

投稿者:作新学院高等学校 |個別ページ

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