東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2015.06.29

第一回 科学者の卵!

福島県立橘高等学校2年の横山史佳です。 27日土曜日に、第一回科学者の卵養成講座に参加してきました。その日までずっと、講義の内容を理解できるか、周りの高校生のレベルについていけるかなど、不安に思うことがたくさんありました。しかし、午前中に、昨年の科学者の卵養成講座で海外研修に行った高校生たちの話を聞いて、初めはこんな気持ちだったということがわかり、少しほっとしました。また、昨年の参加者のみなさんが、口をそろえて、積極性が大切だと言っていました。私は、積極的になれないことが多いので、この養成講座を通して、積極性を身につけたいと考えています。 そして、午後からは、伊藤教授の「DNAと遺伝子組み換え植物」の講義を聞きました。参加する前からずっと一番楽しみにしていた講義だったので、とてもわくわくしていました。今年から専門生物を習い始め、少し高度な内容もわかっていたので、全ての話が興味深く、楽しいものばかりでした。特に面白いと思ったのは、表皮細胞に存在するONI1遺伝子という突然変異体についてです。通常の遺伝子は葉の表面には環境ストレスを免れるワックスの役割をする極長鎖脂肪酸合成酵素(指定できるそうですが、この遺伝子は、その酵素を指定できないそうです。そして、その酵素が減少すると、表皮の分化に異常が出るだけでなく、全体の成長にまで影響が及んでしまうということを不思議に思うと同時に、どのようにしたらわかるだろう、知りたいという好奇心が生まれました。学校の生物では教わらなかったことを他にもたくさん知って、ますますこの分野が好きになりました。しかし、レポートを少しも上手くかけなかったことは後悔しています。日頃文章をきちんと書いていないからだとのことでした。時間内に考えをわかりやすく書く力を、一年間の講義と、ブログなどによって養っていきたいです。 それから、TOEICbridgeを受けて、自分の英語力をもっと培わなければいけないと感じました。受験英語と、英会話は違うということを、昨年のオーストラリアホームステイによって痛感しているので、英語サロンでは、間違いを恐れずにどんどん伝える努力をしようと思っています。 講座1回分だけで、科学が好きな自分に出会いました。日常の何気ないことも、視点を変えるだけで、科学的に考えられるということがわかりました。また、高校の外に出ると、こんなに科学が好きで、知識を持った高校生がたくさんいるということを知り、刺激を受けて、私ももっと詳しくなりたいと思うようになりました。どれだけ自分を成長させられるか、とても楽しみです。 これから1年間の講座を通して、一つ一つ無駄にせず、科学的に見つめ考える力や、英会話力、論理的な文章の書き方など、スポンジのように吸収して、自分という科学者の卵をヒナにかえすまで温めていきたいと思います。

投稿者:福島県立橘高等学校 |個別ページ

2015.06.28

雨の中 第一回講座

 こんばんは。仙台第三高等学校2年、鈴木 智寛です。第一回目の講座、とても楽しみにしていました。朝から雨で東北大に行くまでが大変でした。午前中に前年度海外研修報告があったので、まずはそこで印象に残ったことについて書きます。

 海外研修では、「自分の意志をしっかり持つことが大切だ」と話していた先輩がいました。せっかくやりたいことができるチャンスがあっても、何も言わなければ、その場に流されて、せっかくの時間を無駄にしてしまうそうです。これは、科学者の卵 養成講座でも言えることかもしれません。自分も今回もらったこの機会を、ただ受け身で終わるのは嫌なので、積極的に行動していきたいと思います。そして、養成講座についての話で一番多かったのは、英語サロンについてです。分からなくてもいいからとにかく話す。挑戦することが大事だ、と話していました。実際に留学で東北大に来ている外国人と話すのは緊張するだろうし、自分は英語が苦手なので、上手く話せるか分かりませんが、こんなチャンスはなかなかないので、後悔しないように間違えてもいいから、積極的に会話に参加してみようと思います。

 午後の伊藤先生の講義はとても面白かったです。「DNAと遺伝子組み換え植物」についての講義の中で、3人グループで行う実験がありました。実際にブロッコリーからDNAを取り出して、みてみようというものでした。細かく刻んだブロッコリーを水・食塩・洗剤を混ぜた溶液と一緒につぶし、茶こしでこし、そこにエタノールを注ぐというものです。これがその時の写真です。一枚目が実験で使った道具、二枚目の画像の細くて白く見えているのがブロッコリーのDNAです。

20150628203128-48a1fd840b2362a8e9ca01693aabb0537f373825.jpg

20150628203231-e4802d4176f0a1c9326a5a5a8676abc33165cdff.jpg

ブロッコリー以外でもDNAを取り出すことはできるみたいです。そして、自分が驚いたのが、「アグロバクテリウム」という細菌です。植物のDNAの中に自分のDNAを入れることが出来るので、「アグロバクテリウム」を利用すると、遺伝子組み換えで青いカーネーションを作ったり、遺伝子組み換えイネを作り、稲わらの糖化性を向上させる実験ができたりするという話を聞き、「アグノバクテリア」は多くの可能性を秘めているのではないかと思いました。遺伝子組み換えしたら、カラフルな野菜なんかも作れるんじゃないかと考えました。今まで、ニュースで聞いたり、食品の表示でしか見たことがなっかった遺伝子組み換えについて、少し分かった気がします。

 今回の講座、会場に入った時は緊張していましたが、終わってみると楽しく、あっという間の一日でした。この一年間で、多くの知識、考え方や発想、文章を書く力に話す力、いままでより成長できるように一生懸命取り組んでいこうと思います!次回の科学者の卵は7月18日です。次回は地震について、海野先生の講義があります。自分は地学が好きで、とくに地震に興味があるのでとても楽しみです。次回は決められた時間で、レポートをしっかり書けるように頑張ろうと思います。

投稿者:宮城県仙台第三高等学校 |個別ページ

2015.06.28

第一回講義を終えて

こんにちは! 宮城県宮城第一高等学校の白鳥さくらです。 大雨で東北大学まで辿り着くことが大変でした。会場内では、いかにも頭の良さそうな子達でいっぱいで、私はこの世界に足を踏み入れてよかったのか?と不安ながらも講義に参加させていただきました。 友達もおらず、少し挙動不審になりかけていた私ですが、伊藤先生の講義を楽しく受けることができました!特別講義ということで、私達高校生にも分かりやすいように教えていただき感謝しています。 この講義を受ける前と受けた後で決定的に変わったのは、遺伝子組み換えに対するイメージです。「遺伝子組み換え」と聞くとなんだか良いイメージはなく、「遺伝子組み換えって身体に何が起きるか分からないから危険なんでしょ?」なんて私は思ってましたし、皆さんもそう思ってるのだと思います。しかし、遺伝子組み換えで人間にとって害のある遺伝子をわざと入れるなんてありえないからそこまで心配をしなくても良いということが分かりましたし、普通に栽培されている植物よりも精密な検査が行われてるため、遺伝子組み換えの方がむしろ安全なんだとも知りました。 さらに、遺伝子組み換えの仕方も詳しく知ることができました。遺伝子組み換えは人間が実験室のようなところで、何だか凄そうな機械や顕微鏡を使って人間の手で遺伝子を植物に入れているのだと思っていましたが、実はアグロバクテリウムという細菌の特徴を利用して遺伝子組み換えを行っていると知り、衝撃を受けました。また、アグロバクテリウムの生態はとても興味深く、本来なら分解されてしまう遺伝子を分解されずに他の植物の細胞内に入れ、自分専用の栄養分をその寄生する植物に作らせるという優秀な細菌です。もう、この時点で衝撃でした。脳の神経繋がった気がしました! また、ブロッコリーのDNAの抽出の実験も行うことができました。身近にある食塩や食器用洗剤、エタノールでDNAを取り出せることが驚きでした。話したことのない他県の高校生ともこの実験を通して考えを話し合ったりすることもできとても貴重な体験となりました。 自分の知らない科学の世界をこれから堪能できると思うと心が踊ります!そして、科学者の卵の企画に参加させていただけたことに本当に感謝します。科学を楽しみ、講義について話し合える様な友達をつくるべく、次回の講義も頑張ります!

投稿者:宮城県宮城第一高等学校 |個別ページ

2015.06.28

第一回講座を終えて

こんばんは。岩手県立釜石高等学校の佐藤晏廷です。 昨日、科学者の卵養成講座を受けてきました。養成講座に受かった、という連絡が来てから昨日に至るまで、周りの人と話せなかったらどうしよう、また講座の内容をちゃんと聞いて理解することができるのか、などの不安や交通手段の不安もあり、前日もあまり眠れませんでした。 しかし、昨年の海外研修に行った先輩の中に同じ高校の先輩もいたことや、先輩卵の皆さんのお話を聞いているうちに段々、緊張がほどけていきました。 お昼休憩の後に、「DNAと遺伝子組み換え植物」という特別講義を聞き、前々から興味を持っていた遺伝子組み換えの事について少しでも詳しく知ることができました。 実技もやることができ、ブロッコリーを刻み細胞壁を破壊したあと、水・洗剤・食塩を混ぜた溶液に漬け、こした溶液にエタノールを混ぜると白いDNAが浮き上がってくるのが不思議で面白いと感じました。 私はまだ1年生で学校の授業では科学基礎を習っていて、知らない事が多かったのですが先生の分かりやすいパワーポイントとたまにユーモアを交えた内容でとても面白いものでした。 その後は、TOEIC Bridge Testを受けました。ですが、リスニングで聞きとれるものの意味の分からない単語、筆記試験でも同様の問題にぶつかり、自分の英語力の足りなさを感じさせられ、よい機会となりました。 今回は普段は体験することが出来ないことを体験することができ、本当に自分のためになった一日になりました。 また、見つかった課題を解決する、という新たな目標も見つかりました。 次回の講義も楽しみです。

投稿者:岩手県立釜石高等学校 |個別ページ

2015.06.28

第一回を終えて

おはようございます。三本木高校2年 附田彩乃です。 今回の講座を受けてこれから頑張ろうと思ったことが2つあります。 一つめは英語です。海外研修報告ほとんどの人が大事だとおっしゃっていたからです。また、私は英語があまりできないので、もっと勉強しなければならないと危機感を感じました。英語サロンが始まったら、積極的に、海外研修生がおっしゃっていたように果敢に挑戦する気持ちを忘れずに取り組みます。また、外国英語は受験英語と違うそうです。英語を書くよりもたくさんリスニングをして、スピーキングして英語を使える力を身につけていきたいです。 二つめは文章を書く力です。書く力が足りないと指摘されました。私自身もそうだなとレポートを書いて実感しました。だから、普段から、思ったことを言葉にしたり、書いたり、またまちかどサイエンスに投稿したりして書くトレーニングを積んでいって力を養いたいと思いました。 これらの二つの力を身につけて自分の考えを少しで多くの人に伝えられるよになりたいです。 今日の講義は遺伝子についてでした。個人的にブロッコリーからDNAを取り出すのが面白かったです。あのような簡単な操作でDNAを取り出せることにびっくりしました。だからDNAの、取り出す仕組みについて知りたいと思いました。 第一回の講座は内容の濃い充実した時間を過ごすことができました。最後には伊藤 幸博 先生と写真撮影もさせて頂きました。また、統括コーディネーターの渡辺 正夫 先生の夢は、自分の論文がnatureに載ることが夢だとおっしゃっていました。世界一を追い求めることが素晴らしいと思いました。 私も自分の目標を高くもち、次回の講座では今回で反省したことを直せるように、講座をやることに少しずつでも成長できるように講義に取り組みます。次回もどんなことが待っているのか楽しみです。

投稿者:青森県立三本木高等学校 |個別ページ

≪ Prev 8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18

PAGE TOP