記事を書いているのが、22日の月曜日。明日の朝にかけて、関東甲信では大雪の予報。では、仙台は。。。交通機関への影響の大きさを考えると、仙台の雪は、ある程度の対策ができているので、大きなニュースにならないのかも。。で、そんな21日の日曜日。埼玉県が取り組んでいる「科学技術立県を支える次世代人材育成プロジェクト」。何度か、HPなどで書いたことがある「今治自然科学教室」の高校生版というのでしょうか。
SSHなどを実施してない高校で、部活動などでの理科の課題研究を色々な高校が集まって、指導すると言うもの。自分の高校よりも他の高校の先生の方が、その領域への専門性が高い場合も。。。そう考えると、色々な高校の先生方と高校生が交流することは大事なこと。そんな規格があるというのを、科学者の卵養成講座でのコンソーシアムの会議で、話を伺い。。。今回の講演会になったわけです。話の内容は、前半に課題研究の進め方のポイント。後半は、渡辺のこれまでを振り返ってのキャリア教育。うまく時間をまとめることができず。。。前半で大半の時間を使ってしまいましたが、後半のキャリ教育については、こちらが理解してほしいところは話ができ、あとは、講義資料からということで。いくつかの質問も、とてもしっかり考えていました。是非、当たり前を当たり前と思わないで、不思議と思う心を醸成して下さい。 渡辺の講義のあと、このプロジェクトの大きな成果である生徒研究発表「Mg空気電池の研究」を日本学生科学賞文部科学大臣賞を受賞された生徒さんからの発表。今のMg空気電池の問題点を整理し、それを解決する。工学的センスというのか、ものづくり日本の再生に大事なことなのだろうと。そんなことを思いながら、拝見。よい刺激を頂きました。ISEFに参加するとか。がんばって下さい。
この後、分野別成果報告会ということで、物理、化学、生物、地学に加えて、情報等の研究分野もあって。みなさん、科学オリンピックにチャレンジされるというのは、まさに、チャレンジングなことだなと。渡辺の時代は学校の部活くらいしか、学校で活動はなく、また、学校外のことも特になく。その点、気ままでしたが、今の高校生は、大学のオープンキャンパスへの参加であったり、ある意味、大変。そんな中で、こうした活動に参加している生徒さんたち、研究ですごいことができるのかも知れないけど、そうでなくても、たくさんのことが学べるプロジェクトだなと。。。ありがとうございました。 最後になりました、今回の場を設定頂きました、埼玉県教育委員会・前田様をはじめとする関係の方々に、お礼を申し上げます。このプロジェクトは、次年度も継続するとか。何かの形でもまた、コラボできれば幸いです。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 細かな内容は打合せということで書くことができないのですが、前日には、埼玉県立熊谷西高等学校へ。科学者の卵養成講座にも2名の受講生がおり、教頭の石川先生には、2012年2月に福島高校のSSHでの研修会で、お世話になった方で。また、こうしてよい形で連携ができたこと、ありがたい限りです。
【アウトリーチ活動】科学技術立県を支える次世代人材育成プロジェクト講演会(1/21)
2018年1月22日 (月)
【学会発表】PAG XXVI & FF21 & UCSD Plant Biology Mini Symposium (1/16)
2018年1月20日 (土)
週明けから、今シーズン第一級の寒波が襲来とか。仙台も積雪と真冬日が到来するとか。。。例年がどれくらいの雪なのか、思いつかないのですが。。。そんな寒さとは違う気候のサンジエゴでのPAG XXVIでのポスター・口頭発表。あわせて、UCサンジエゴでのFF21 & UCSD Plant Biology Mini Symposiumにも招待頂き、口頭発表を。年始早々に、慌ただしい予定でしたが。いつもなら、学会に参加して、すぐに記事をと思うのですが、今回は、ちょうど移動と重なり、また、学部1年生向けの講義である「展開ゼミ」が佳境に。。。そんなで、web上でのコメントも重なったことから。。。ちょっとでなくて、かなりおそめの報告に。 サンジエゴの日中の最高気温が20oCくらい。日差しも強く、まさに、カリフォルニアの空。ただ、日が陰り始めると、一気に気温が低下して、朝の寒さは仙台の日中の気温くらい。寒暖の差が激しいのは、この時期の特徴なのか。。PAGは、Plant and Animal Genomeの略称。今では、次世代シークエンサーも登場し、解析アルゴリズムの進化・深化などにより、de novoでのゲノム解析も可能な時代。あとは、ターゲットを絞り、何をやるのかという時代なのかも知れないと。いくつかのセッションでの話を聞きながら。で、こちらは、ポスターセッションで発表するとともに、System Genomicsのセッションで口頭発表も。発表内容は「アブラナ科植物の新規一側性不和合性」。こちらは、まずまず。
あわせて、カリフォルニア大・サンジエゴ校(UCサンジエゴ)のProf. ZhaoがorganizeしたFF21 & UCSD Plant Biology Mini Symposiumで、「アブラナ科植物の自家不和合性」について。Prof. Zhaoは昨年11月に来仙し、ミニシンポジウムを行ったことによる招待。今回のように、1回の出張で2回の異なる発表をするのもはじめて。植物科学の関連分野でも著名な方々が発表。もう少し分かりやすいイントロを入れることの重要性を改めて。。。こちらは、多数の反省ということで。年始から「まずまず」と「多数の反省」からのスタートとなり、ベースラインからのスタートだと考えれば。。。この反省を次に活かすことを考え、今年度の3ヶ月を乗り切るということを考えた1 weekのカリフォルニア・サンジエゴ出張でした。
わたなべしるす
PS. 学会会場では、以前、雑誌のeditorをやっていたときにお世話になった先生、科学者の卵養成講座と類似の企画・運営をされている他大学の先生などなど、あちこちでお世話になっている先生方に、現地でもお世話になり。。。たくさん助けられました。ありがとうございました。また、どこかでよろしくお願いいたします。
今年の四字熟語
2018年1月12日 (金)
こんにちは。
D1の岡本です。
私で最後ですかね。新年のあいさつです。あけましておめでとうございます。
この時期になって今さら感がありますが、まぁ許してください。
さぁそんなことは置いといて、今年も私にとって恒例となっている1年の四字熟語を決めました。
去年の四字熟語は「点滴穿石(てんてきせんせき)」でした。意味は去年のダイアリーを参考にしてください。だいたい塵も積もればみたいな意味です。
その通りに過ごせたかというと、実験が少しずつ進み始めたりとその通りに進んだのではと自分では思っています。
では今年の四字熟語はというと「何苦楚魂(なにくそだましい)」です。
これは野球好きの人ならわかると思うのですが、元ヤクルトスワローズでMLB(メジャー)にも在籍していた岩村明憲選手(現福島ホープス監督)の座右の銘です。
どこかのニュースでこの言葉を見た時、ヤンキーがよく使う「夜露死苦(よろしく)」みたいに当て字なのかなと思っていたのですが、まったく見当はずれでした。
当時、ヤクルトの二軍でくすぶっていた岩村選手にコーチであった中西太氏(とてつもなく偉大な選手。レジェンド)が岩村選手のヘルメットに「何苦楚」と書き、
「人間は何ごとも苦しい時期がその人の基礎(楚)を作るんだ。」
とおっしゃったそうです。
これに私も感銘を受け、今年の四字熟語にしました。
今年はD2になるということで、去年よりもさらに苦しい年になると考え、この四字熟語を胸にて頑張っていきたいと思います。
P.S.
今年の年末年始は仙台でもなく、実家のある千葉でもなく、なんと富山にいました。
一面銀世界でした。これだとよくわからないと思いますが、だいたい私の膝ぐらいまで積もったので約50cmですかね。
久々にこれほど積もっている雪を見たのではしゃいでしまいました。
P.S.のP.S.
先日の11日に新学術領域の異分野融合研究ミーティング(第2回)に参加してきました。
会場は東京都お台場の産業技術総合研究所でした。
お台場と言うことで(産総研の写真を忘れました。すいません。)
内容は「バイオインフォマティクス」でした。いずれは勉強しなくてはいけない分野かつ今ちょっと関心がある分野なので何かしら掴もうと思い参加しました。
すこし難しい内容でしたが、今後の私の勉強に対するモチベーションや目標が見出せた気がしました。
それでは
D1おかもと
今年の目標わんわんわん
2018年1月 9日 (火)
こんにちは!そしてお久しぶりです,辺本です.
かなり遅くなってしまいましたが明けましておめでとうございます.今年もどうぞ宜しくお願い致します.
今年は戌年なので,実家で飼っている犬にとって良い年になりそうです.(きっとおやつ沢山貰える)
今日,1月9日はハー・ゴビンド・コラナさんの生誕96周年ということで,Googleロゴで祝福されていますね.「塩基3つで1つのアミノ酸を決定する」ことを明らかにした分子生物学者です.今となってはごく当たり前に知られていることですが,50年くらい前には解明されていなかったんですね.そう考えると,ここ数十年の遺伝学研究の進展の速さは目覚しいものですよね.新しい技術もどんどん出てきているので,積極的に私達の研究室にも取り入れていかなければ!
さて話は変わり,2018年初めてのダイアリーなので今年の目標を考えてみたいと思います.
「弱点を強みに変える」
自分の弱点や嫌なところを変えたいと思って努力するもなかなか変われず自己嫌悪...よくあるパターン.
人ってそう簡単に変わることはできないんですねー.もちろん変われる場合だってありますが根本的な部分は難しいものです.ということで今年は,弱点を上手く利用して強みに変えちゃいたい!
「嫌なものには嫌と言う,ダメなことにはダメと言う」
はっきり断れない性格のせいで,最近特に自分の意見や気持ちを無視するクセがついているなーと思うので.
誰かの記事で見たことがあるのですが,嫌なものに嫌と言えない人は,人の片側しか見えていないらしいです.これじゃあーいけません!ちゃんと自分の正直な気持ちと向き合いたい!
「新しいもの,新しいことに触れる」
これは頭が固い人になってしまうのを防ぐためです.
新しいものごとに触れるだけでなく,今まで使い慣れてきたものから離れてみることも大切だと思います.ということで,私は新年明けて早速,パソコン作業で使用するソフトを思い切って変えました.早く慣れたい!
よし,以上...今年はこの3つを目標として頑張っていきたいと思います.
P.S. ラボの水槽にエビを10匹以上新しく入れました!
大きいエビさんからおチビちゃんまでいるよ!
みんな見に来てね!
なべもと
厄年ばっちこーい
2018年1月 9日 (火)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年末年始はバタバタしていて、身の回りの片付けがあまりできませんでした。(断捨離フェスティバルせねば!)
2018年、今年は歳男、イコール厄年です。最悪です。「厄年はお祓いしたほうがいいよ」と多くの先輩が語っていましたが、一体どんなトラブルが待ち受けているのでしょうか。(僕はMっ気があるので(友人談)、多少のことは甘んじて受け入れますが、、、)
ちなみに、知り合いの厄年エピソードは骨折2件、脳震盪1件、マイカー全損1件となかなかのレパートリーとなっており、戦々恐々としております。
新年といえば初詣。初詣といえばおみくじ。ということで、僕も運試ししてきました。
毎年地元で参拝してましたが、今年は初めて大崎八幡宮に行ってきました(由緒とかそこらへんは引地さんの記事へGO)。
大吉引ければ最高、凶を引いても話題として美味しいかも?と煩悩まみれで引きましたが、
中途半端ですね。全体的に「まぁがんばれよ」的なことが書いてありました。おみくじで欲を出すと良いことありません。
(大吉と凶以外の優劣がわからん!という方へ 大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶)
しかし、厄年が~とか運勢が~とか言って一喜一憂してられません。
今年は就活や修論など卒業に向けて勝負の年になります。中途半端なことはやってられません。
体が資本なので、まずは怪我なく、事故なく研究室生活を送りたいと思います。
人事を尽くして天命を待つとあるように、やることやった上で神様に頼ろうと思います。笑
M1 体には気をつけたい 乳井