東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成22年度活動ブログ

平成22年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

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2010.12.09

発展コース第2期「レアメタルのリサイクル」を終えて

 はじめまして。福島県立安積高校の小林と申します。

 発展コース第2期「レアメタルのリサイクル」に参加させていただきました。少し遅くなりましたが、結果の報告をしたいと思います。

 まず、僕達が行ったことを説明します。

 近年、レアメタルなど貴金属が注目されてきました。

レアメタルとは電気機器の性能を上げるために使用する金属で、例えば自動車触媒などに使われるPt(プラチナ)などのことをいいます。

 レアメタルは、特定の地域でしか採取できないものが沢山あり、価格が高いものが多く、日本のように鉱山資源の乏しい国では、利用する量のほとんどを海外からの輸入によって手に入れることになります。

 その中で、国内で以前から注目されてきた都市鉱山(廃棄された家電製品の山)が、さらに注目されるようになりました。そこの家電製品からレアメタルを回収しようというのです。

 そこで僕達は、そのリサイクルの1つ、携帯電話からの金の回収をやりました。

 回収方法についてはプレゼンの時に説明するので、ここでは省略させていただきます。

そして結果ですが・・・

途中で異変がありましたが、金はしっかりと回収できました。とはいうものの、かなり小さく、本当に金なのか分からないくらいだったのですが。

 この実験で、廃棄された家電製品からレアメタルが回収され、再利用出来るようになるのは素晴らしいことです。まだ、レアメタルのリサイクル自体は実用化が難しいようですが、実行に移すことが出来れば、鉱山資源の枯渇問題の解決に大きく近づく事が出来ると思いました。

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