こんばんは。宮城県佐沼高等学校の高橋です。
11日の地震の時は本当に恐ろしかったです。栗原市内に住んでいるのですが、地面が隆起していたり家が崩れている所もありました。
14日まで携帯、16日まで電気、19日まで水道が使えず、約600人が近くの避難所にいたと聞きました。
給水所には「新潟県長岡市」と書かれた給水車もあり、遠くから救援に来てくれたのかと思うと嬉しさで涙が止まりませんでした。
電気が使えない間は電灯もTVも使えず、夜7時には暗くて何もできることがなくなり、携帯電話はずっと圏外のままで親族の安否の確認や、周りに「自分たちは無事だ」と伝えることもできませんでした。
今回の震災でいままで何も考えずに使っていた水や電気の大切さや重要さを知ることができ、どれだけ自分が科学の力に頼っていたかを知りました。
しかし、まだ沿岸部など同じ県内でも十分な生活ができていない人もいるので、このようなことを考えられることも幸せなんだと思っています。
早くいつも通りの生活に戻れるように自分なりに努力していきたいと思います。
まだ支援が充分に行き届いていない地域や孤立してしまっている地域の皆様の無事を願っています。