東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.03.31

海外研修に参加しました!

 こんばんは。宮城県佐沼高校の千葉桃果です。私は先日、科学者の卵の海外研修に参加し、カリフォルニア州のリバーサイドへ行きました。日本との違いや驚くことが多くあり、そこから学ぶこともまた多くありました。

welcome(STEMの生徒が作ってくれました!私たち一人一人の名前が丁寧に書いてあります。)

 第一に感じたのは、現地のSTEMの生徒の皆さんの積極性です。彼らは皆何事に対しても積極的でした。それが最も顕著に表れたのは、研修のアクティビティの中にあったエンジニアリングチャレンジでした。エンジニアリングチャレンジとは、3~4名のチームメイトと制限時間内に限られた材料で課題に適したものを作り、記録を競い合う、というものです。今回のルールはモールで建造物を作り、その上に4つのピンポン玉をのせ、一番低い位置にあるピンポン玉の地面からの高さを測定します。よりピンポン玉が高い位置にあるチームが勝利です。より良いものを作るため、形はこうするべきだ、強度を強くするためにはどうすればよいか、などを話し合いました。STEMの生徒たちは次々と自分の意見を根拠も含め明確に言います。私は初め圧巻されてしまいました。しかし、私も怖気づいてばかりはいられまいと、自分の意見を伝えました。すると彼らは私の意見をしっかりと聞いてくれました。結果、良い建造物を作ることができ、一位をとりました。非常に嬉しかったです。モールタワー

(私たちのチームが作った建造物。見事1位を獲得!)

 それから、ちょっとしたことなのですが、ホストファミリーに現地の映画館に連れていってもらった時に気付いたことがあります。映画を鑑賞する時にポップコーンを食べる、という点では日本と同じなのですが、アメリカで販売されるポップコーンは、無味、つまり味が付いていないものです。無味のポップコーンを購入後、セルフサービスで自分の好きな味を自由に味付けするのです。これなら、様々な味を好きなだけ食べることができるので、とても良いシステムだと思いました。ちなみに、私はチーズ味とキャラメル味を選びました。

ポップコーン

(ポップコーンの味付け場。ふりかけのようなものをかけて味付けをします。チーズフレーバーの種類が充実していました。)

 今回の研修では、日本ではできない体験を通じ、様々なことを学び、大きく成長して帰ってくることができました。この経験をこれからの生活に生かしていきます。

 最後に、今回の海外研修の企画・運営に携わっていただいた科学者の卵事務局及び関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

投稿者:宮城県佐沼高等学校 |個別ページ

2016.03.30

科学者の卵、海外研修の成果 1,2日目

 こんにちは、宮城県仙台第三高等学校 鈴木 智寛です。これから数回に分けて、海外研修での成果をここに記そうと思います。

 私たち(選抜された高校1、2年の15人)は、2016、3月19日~3月26日の期間、米国カリフォルニア州リバーサイド市へ行き、研修を行ってきた。リバーサイド市は古くから仙台市と姉妹都市としての繋がりがある都市です。この研修の大きな目標は、「科学技術研修を通した発信力」「コミュニケーション力の強化」である。

 3月19日、事前研修を行い、次の日に備える。アメリカへ行く前、自分は緊張していた。ホテルの部屋で「減災アクションカードゲームの発表」の練習を礼人君と行った。

 3月20日、日本出発。米国ロサンゼルス着。リバーサイドにバスで到着すると、忙しい一日が始まった。

歓迎パーティー T(左智寛、右Catherine、歓迎会にて)

ホストファミリーとの挨拶、そして楽しい歓迎会ののち、僕はホストファミリーと共Mt.Rubidoux という山を散歩した。

Mt, TMt.Rubidoux からの景色

リバーサイド市内にある小さな山であるが、緑が生い茂り、黄色い花が多い、美しい山だった。頂上からはリバーサイドの街を一望できる。仙台の夏くらい暖かかった。自然について、リバーサイドの高校生と話した。春だからこんなにも緑がたくさんあるが、夏になるとほとんど枯れてしまい、景色は緑から茶色へと姿を変えてしまうそうだ。理由は、夏の降水量の少なさ、日光の強さが考えられるそうだ。日本とは違う、過酷な環境を目の当たりにし、実感できた活動だった。

 散歩から帰ると、ホストファミリーの兄弟のSam, Jackson, Elizabeth にペットの犬のZeroと可愛い2匹の猫を紹介してもらった。家には大きなプール、トランポリン、卓球台、バスケのゴールがあり、暗くなるまで4人で遊んだ。遊んでるうちに緊張も解けてきた。英語も完ぺきではないが意思疎通はできた。Samは15歳なのに大人っぽく、Jacksonはたくさん話す元気な小学2年生、Elizabethは小学1年生、恥ずかしいのかあまり返事はしてくれない。

 レストランT(左緑の服Sam、中央智寛、右Jackson、the old spaghetti factoryにて

遊び疲れた僕らは夜、「the old spaghetti factory」へと向かった。列車をイメージしたオシャレな店内、歴史のあるスパゲティーレストランのようだ。もちろん全て英語のメニュー表、Samとその母のCatherineに教えてもらいながらメニューから選び、自分で注文をした。美味しかったが、トッピングのチーズがカットしただけのかたいチーズだったこと、水のグラスが日本で言う大きなビールジョッキくらい大きかったことには驚いた。父Randyの運転する車で帰った。アメリカ人は眠るのが早い、風呂もシャワーだけなので15分ほどで済ませ、11時前には寝てしまうようだ。もちろん、人や家族によって個人差はあると思うが。その分、朝は早い、次の日は6時起きだった。

投稿者:宮城県仙台第三高等学校 |個別ページ

2016.03.25

科学者の卵養成講座・海外研修(3日目)

みなさんこんにちは。岩手大学農学部の佐藤耕平です。

ようやくまとまって時間が取れるようになったのでブログを更新していきます。まずは3日目。

20160325021939-0d588490f93edf8c9762d0ad7035ab64dd5660a4.jpg

RSAの生徒とディスカッションをしながら船?をつくる

3日目のはじめはDesign Challengeから。RSAの生徒とディスカッションをしながら、重りを載せても沈まない船を造ります。英語で自分の考えを伝えて、意見をすり合わせながら一つのものを作るのは、なかなか難しいです。

20160325022621-9877516ce4b1f19ee9c8675e29b947f4441af9f0.jpg沈まないものを作るのは難しい

そして続いて日本の文化を僕たちが紹介しました。ここでは「折り紙」と「漢字」を紹介しました。折り紙で手裏剣をつくると大盛り上がり。

20160325023402-6fa1cebf2f3970f967b87de9792406da871cf025.jpg

NINJAも参上!

20160325023611-e3860a535d18a8450c8d1dc164ff8212b147edae.jpg伊藤先生によるあやとり講座も始まりました!

続いてバスに乗り込み、Sycamore Canyon Wilderness Parkに移動しました。ここでは軽い山登り。RSAの生徒と、一緒にどんな生物がいるかを見ながら進んでいきます。

20160325024017-c921203735b16dcacaf92eb4702e360275d5dafe.jpg熱い日差しを浴びながらハイキング

ここは日本とは全く植生が異なりますし、そこで見られる動物も全然違います。RSAの生徒がトカゲを捕まえてくれました。

20160325024247-5f61e94b97148ab4f172e3a6c4199bc367486697.jpg触ってみるとザラザラしていていました

対抗意識を燃やして卵の受講生も捕らえられるか試してみましたが、残念ながら捕まえることができませんでした。

20160325024903-c6383b73fd84cbc657eaa511da8ec3694b14c864.jpgここでも集合写真!(全員写ってないかも......?)

Sycamore Canyon Wilderness Parkでの様子は、ここのFacebookページにも公開されています。興味のある人はぜひとも覗いてみてください!お昼を別の公園で食べてから、RSAに戻ります。RSAでは、再びエンジニアリングチャレンジ。今回のエンジニアリングチャレンジは卵の受講生がお題を提供しました。

20160325025429-d83b95bddd02e62a426d1130ac3003e8c836a9cb.jpg卵の受講生が説明をしています

僕たちは、モールを使って構造物を作り、ピンポン玉を載せていきます。このピンポン玉の高さを競うゲームを提供しました。ピンポン玉を安定させるのが非常に難しいのです。

エンジニアリングチャレンジも非常に盛り上がり、RSAの生徒と交流が深められました。日本にいるみなさんも、挑戦してみてください。用意するものは、モール30本とピンポン玉4個です。

エンジニアリングチャレンジを終えるとこの日もホームステイ。ホストに連れられてみなさん帰っていきました。それぞれのご家庭でいろんなイベントがあったようです。

4日目以降もいろんなアクティビティもありました。どんどん更新していくのでお楽しみに!

投稿者:秋田県立秋田南高等学校 |個別ページ

2016.03.24

科学の甲子園全国大会に出場しました

こんにちは。山形県立米沢興譲館高等学校の鈴木唯一です。私は3月18日~3月21日に茨城県つくば市で行われた科学の甲子園全国大会に出場してきました。 米沢興譲館は実験競技①(生物分野)で第一位を獲得し、トヨタ賞を頂きました。まだ総合結果など細かい順位は分かりませんが、特別競技のパラシュートでは、一日目までは暫定一位という結果でした。 私は筆記と実験②、③に出場しましたが成績はふるいませんでした。仲間の快挙を喜びながらも、自分がチームに貢献できなかった事に少しの悔しさを感じています。 全国大会に参加して、全国レベルの科学力の高さを体感しました。強豪の強さは圧倒的でどの分野でも突出した成績を収めていました。 競技以外でも、科学シンポジウムで新元素を発見した森田先生の講演をお聴きしたりと、とても貴重な体験をさせていただきました。 科学の甲子園全国大会を通して、全国の科学好きの高校生と交流することができ、競い合うことができました。この経験は私とってとても素晴らしいものとするためにも今後努力していきたいです。 また、全国大会までに研修してくださった山形教育委員会と山形大学に感謝です。

投稿者:山形県立米沢興譲館高等学校 |個別ページ

2016.03.23

科学者の卵養成講座・海外研修(1・2日目)

みなさんこんにちは。岩手大学農学部の佐藤耕平です。卵のブログでみなさんとお会いするのは初めてかもしれませんね。

高校生のみなさんはちょうど春休みでしょうか。3/19から3/26まで、科学者の卵養成講座では、代表として選ばれた高校生15人とアメリカ・カリフォルニアのリバーサイドに海外研修に来ています。

私もその引率として、海外研修についてきました。1日目、2日目の様子を写真とともにお送りします。

20160323002523-dff43b22caaa89ce99cea44f1b12885a61a1a4c6.jpg3/20成田空港にて・集合写真

3/19に成田空港近隣のホテルに、受講生15名と引率が集合し、最後の研修を行いました。そして3/20の夕方の便で成田空港を出発。ANA006便で、ロサンゼルスに到着したのは、なんと3/20の10:50でした。日付変更線をまたぐため、9時間も飛行機に乗っていたにも関わらず、到着したのは出発したよりも前。なんとなく時空を歪めてしまった感じがしますね。

20160323003053-d95228587b5fefb5a30ec755edf97a9a28e4f301.jpgロサンゼルスに到着し、バスに乗り込みます

厳しい入国審査を終えた後は、バスに乗り込みリバーサイド市に向かいます。リバーサイド市まではおよそ1時間程度。ロサンゼルスに到着したのは、日本時間で午前4時くらいだったので、最初は元気でもみんな寝てしまいました。

20160323004803-787e171fc3f6b3578e8c24fc899683b33ea4b80a.jpgホームステイファミリーと対面!

この日はリバーサイドに到着し、すぐにホームステイファミリーと対面して終了となりました。受講生のみなさんは、各々のホームステイファミリーと様々なアクティビティを楽しんだようです。

20160323005103-53a4e682b987ae86bb590e38d463a4534ace8371.jpgまずは自己紹介からスタート

2日目はなんと朝の7時15分に集合!時差ぼけで時間通りに着くのが大変かな?とも思いましたが、無事全員集まりました。2日目の集合はRiverside STEM Academy.このRSAはカリフォルニアの理系先進校です。熱烈な歓迎を受けた後は、まずは自己紹介。受講生のみなさんはしっかり英語で自己紹介できていました。

20160323005539-c81140cb4ab82e589cfc985dc76913ff19f49b2a.jpg移動の前に......

自己紹介やRSAの紹介、東北大学の紹介を終えた後は、バスで少々移動。バスまで時間があったので、蛇に触れてみたり、ゲームをしてみたりと様々なアクティビティを行いました。どうやら蛇は気持ちがいい触り心地とのこと。

20160323005822-7c03b94fd5072a78ba68947f710c0d10515e1f72.jpgリバーサイド市長を表敬訪問

バスで移動してきた先は、リバーサイド市庁舎。ここではリバーサイドがどんなところであるかを学びました。そしてリバーサイド市長を表敬訪問。ここでは、泉澤翔くんが仙台市長からの親書を、メンターの阿部翔太さんが、東北大学花輪理事からの親書をリバーサイド市長に手渡しました。

市長を表敬訪問したあとは、リバーサイド市内を歩き、原田ハウスなどを訪問。リバーサイド、日系アメリカ人の歴史などを学びました。

その後はRSAに戻り、エンジニアリングチャレンジ。このときの写真が出てこないので後でアップロードしますね。ちなみに私のチームが一位をゲット。大学生のずる賢さを最大限に活用した気がします。

こうして2日目も終わり、ホームステイファミリーとのアクティビティ。私は別のファミリーとバーベキューを楽しみました。ほかの受講生も映画を見たり、海に行ったりと楽しんだようです。

さて3日目ももう始まっています。3日目以降の更新もお楽しみに!

投稿者:秋田県立秋田南高等学校 |個別ページ

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