東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 活動ブログ

令和元年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2019.06.29

科学者の卵 第1講

こんにちは、青森県立青森高等学校2年の石川明香里です。ついに始まった科学者の卵養成講座ですが、私にとっては非常に刺激的な一日となりました。最初に、講師の先生方と、過去に講座を受けた先輩方の意識とレベルの高さに衝撃を受けました。自己推薦書については一生懸命書かせて頂きましたが、選抜に受かった時はあまり実感がなく、大学に来るまでは何となく楽しそうとか、面白いといいなとか、ふわふわした気持ちで来てしまいました。しかし、今日の説明会や講義を通してその気持ちは完全に覆されました。自分のやりたい研究へと繋げるには、常に考え、観察することが必要であり、真摯に求めれば先生方はしっかりと応えてくれることが分かりました。自分の学びたいことを獲得するための厳しさも少なからず伝わりましたが、同時に高揚感も感じました。これからの講座も、自分に出来ることを最大限引き出し、有意義な1年間にしたいと思います。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.06.29

プロローグ

こんばんは、宮城県仙台第一高等学校二年の早坂茉夏(はやさかまなか)です。
ついに始まった科学者の卵養成講座。
家に帰って来て、母に「どうだった?」と聞かれたのですが、「凄かった」という言葉しか出なかったのは、全てに圧倒されて、上手く言葉にできないほどの刺激を受けてきたのか、単に私の語彙力がないからなのか...。多分どちらも正解なのだと思います。
まず前者についてですが、先生方や本講座卒業生の方々のお話を聞いて、自分がどれだけ貴重なチャンスをいただいているのか、これから自分はどのような姿勢で本講座を受けて科学と関わっていくべきなのか、改めて実感することができました。後は自分がこの講座をどのように生かして活用していくのか、です。10まで膨らませるのか、100まで膨らませるのか、自分次第ならば挑戦して努力するのみですね。
後者については、自分のレポートの完成度が全てを物語っていました。今まで、講座を受けて感想を書いて...というのは何回も経験してきたのですが、いざレポート用紙と向き合ってみると、ペンを握った手がなかなか動きませんでした。いったいこの耳は何を聞いて、この頭は何を理解していたのだろうか、今にも「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られそうです。次の講座ではまた同じ過ちを繰り返さないように、教授の言葉一つ一つを汲み取り、沢山の疑問を持ち、質問をしたいです。
そして自分の周りには同じ方向を向いた人たちばかり。これから一年間共に切磋琢磨し合うわけですから、自分が今行っている研究についてや興味のある分野について、色んな人と話をして、意見交換をしてみたいなと思います。
まずは「水を与えたくなるような種」になれるように、そしていつか花を咲かせられるように、邁進していきたいです。
この文を書くだけでもう20分が経過...。まだまだだな、自分。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.06.29

初めての卵を終えて

20190629205029-962c20315b8445f1211b2dade4c55c57ef6f7dd7.JPG 初めまして。仙台二華高等学校一年の穂積尚子です。今日は開講式と、渡辺先生による第一回特別講義「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性~花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構」に参加しました。

 開講式にあたって、同じ高校に在籍する人と同じテーブルにはつかないこと、という指示がありましたので、誰一人として知らない顔の方がいる座席に...すると、隣の方は青森から新幹線、さらにお隣の方は秋田、反対側のお隣の人は山形と、改めてこの講座がグローバルな(広範囲の地域に開かれた)ものだということを実感しました。

 今回の講義は題名からも分かるように、植物についてです。高等植物とは、維管束をもつ種子植物とシダ植物を指します。自家不和合性とは自家受粉できないように花粉を識別すること、自家和合性は対義的な意味です。自家不和合性から自家和合性になった植物もあることを知り、生命の適応力の凄まじさを感じました。リンゴは自家不和合性ですので、花粉は別の品種を使用します。つまり種はハーフになるわけです。ところが、果実となる子房は、雌しべ側の品種ですから、商品名となる品種は雌しべ側の品種になるのです!今まで何も考えずに色々な植物を食べてきたことを悔やみました。全力で。これからはもっと、植物(食物)が私のもとに来るまでの長い道のりを慮り、感謝しようと思います。

 ところで、外来種は日本で度々問題視されていますが、その並外れた生命力はちょっとした散歩でも分かるほどです。(添付した花の画像は私の通学路の傍の空き地です。カミツレモドキといって、とてもきれいなのですが、風にのって花の大群の匂いを感じるたびに、朝からノックアウトされていました。カミツレはいい匂いですが、もどきは納豆臭いです。花こそ咲いていませんが、セイタカアワダチソウの威力もすさまじいです。)これらは自家和合性ではないか、外来種には自家和合性のものの方が多いと思います。なぜなら異郷にやってきた当初の外来種は株数が少ないだろうと思うからです。仮にそうだとすると、自家不和合性のものが自家和合性に適応するか、自家不和合性を適応させられず、ひっそりと姿を消すことで、外来種には自家和合性のものが多くなると思うのです。仮説の上に成り立つ仮説ではありますが、先生方、実際のところはどうなっているのでしょうか。

 

投稿者:事務局 |個別ページ

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