東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 活動ブログ

令和元年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2019.07.15

いつまで咲くの...?

仙台白百合学園高等学校の勝沼奈緒です。ある記事によると、種類によって違いはあるものの
シクラメンの開花時期は、10月中旬~5月頃だそうです。
しかし、我が家のシクラメンは、10月末から7月になった今でも、元気に花を咲かせています。
20190715195506-e3fcf8ac589ca2aaf5cce76d2654bdd71d82357a.jpg
しかも、種までつけて。
(種は、発芽率は低いけれど、うまくいけば芽が出るらしい)

20190715195607-16cfd6009f1995267cb8f53acd85cd874bf5556c.jpg第一回目の講義を開いて下さった渡辺教授によると、春から梅雨にかけて寒い時期があったのが影響していると思われるそうです。冬の寒さと間違えたのかもしれません。
または、我が家のグリーンサム(植物を育てるのがうまい人≒母)の仕業かも?
母は、お水やりと置き場所に気を付けているそうです。
とにかく、うまく種が取れればいいな、と思っています。
赤と白の花の株から出来た種。
花が咲くなら、何色になるのかな?

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.07.15

研究者の今と過去

 こんにちは!たまごの片倉ゆかりです。違う記事(脳内で大洪水が発生しました。)では、第一回目の講義の感想を面白おかしく書いたのですが、この記事では私が感じた疑問などをあくまでも゛真面目に゛書いていこうと思います。

第一回目の講義で、「研究者たちは、何のために研究をしているのか」ということに私は疑問をもちました。

 1番最初に思いつくのは、好奇心でしょう。私も今まではずっとそう思っていました。ですが、渡辺先生のお話を聞いて、それだけではないのかもしれないと考えるようになりました。ここでは、現在の研究者たちとダーウィンを研究する理由という視点から比較して考えていこうと思います。

 ダーウィンは、幼い頃から身近な貝殻の採集などを行い、博物学的な趣味をもっていました。大人になってからは、5年にわたるビーグル号での航海で集めた資料に疑問を抱き、長い時間をかけて研究をおこないました。その研究の末、「種の起源」が発表されました。このことから、私は、ダーウィンの人生を通して彼自身が疑問に感じたものを解決しようとする姿勢を感じました。それは、まさに好奇心だと思います。

 一方、現在の研究者たちは、多くのひとが大学院を卒業して、自分の興味を持っている分野の研究を行っています。そして、研究していることを追求するだけでなく、それを何かに生かそうとしています。第一回目の講義の中で、渡辺先生も、先生の研究テーマである「自家不和合性」を利用した品種改良について、教えてくださいました。また、渡辺先生も、自分が研究している゛わからないこと゛を解決できたら、農作物の品種改良や栽培の技術に変化を与えられるかもしれない、そういったことに役立てていきたいといったことをお話しになっていました。

  2つのことから私は、ダーウィンと現在の研究者たちについて考えてみて、今の時代では、ダーウィンが生きた19世紀とは研究者に求められているものが異なるのだと気づきました。きっと、社会と科学の結びつきが強くなったことで、研究のその後が求められるようになっていったのでしょう。私にとって、自分の好奇心を原動力とするのも、今の現状を解決したいと思って研究するのも、また、そのどちらもであっても、研究者として憧れる姿です。

 でも、私は何のために研究をしているのだろうか?

 そんな疑問がふと思い浮かびました。この答えは簡単には出せない気がします。研究をしているときの感情を゛楽しい゛゛もっと知りたい゛と表すだけでは、足りないと思うからです。私は、この養成講座を通して、学ぶだけでなく自分自身を見つめ直していきたいです。この疑問を解決できるように。

 ※ここに書いたことは、私の主観であり、私の解釈や偏見も混じっているかと思います。そのことを頭の片隅において、この記事を受け止めてもらいたく思います。読んでくださり、ありがとうございます。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.07.13

nature

 岩手県立水沢高等学校の佐々木遥大です。第1回の講義で思ったことを書きます。

 他殖性植物には、自家受粉しないために、雌雄異熟や自家不和合性というはたらきがあるのがすごいと思いました。自家不和合性によって、非自己花粉だけが吸水する、または給水される映像は面白いと思いました。それは、鍵と鍵穴の関係によってなされていることだというのがなるほどと思いました。種の値段が異なるのは、純系なのか雑種なのかによるとわかりました。リンゴのフジは、王林の花粉で受粉しているということですが、果実はフジのままだというのを聞いてよかったと思いました。最初に聞いたときは、今まで騙されていたのだと思いました。20190713152246-1ae232e74c02c673cb9691f7edd135d94118d36f.jpg 引っかかったことがあります。それは、自家和合性です。自家不和合性の植物が自殖を重ねると、他殖個体より大きくなるということですが、逆に言うと、自家和合性は非自己花粉を排除してしまうということなのでしょうか?それはそれでデメリットがあると思います。また、自家不和合性の植物にわざわざ自殖させるなんて、人間は少し怖いと思います。

 最後に、今回の講義で気づいたことは、わからないことはたくさんあるということです。渡辺教授は質問の時間に、「わからない」「それがわかったらネイチャーに載る」などということをおっしゃっていました。とても可能性が広がる講義でした。

 

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.07.12

科学者の卵1回目

はじめまして秋田南高校の湊玲遠と言います。学校名の通り秋田県から通っています。 開校式では科学者の卵obogの方々からのアドバイス、活動の内容を教えてもらいました。例えば質問を何度もしたりや感想文を多く書くなどして積極的に活動することが大切だそうです。 講演会では渡辺正夫教授の「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性--花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子構造--」について聞くことができました。部活の顧問である部谷先生からあらかじめ講演の内容を予習させて貰っていたので、分からないところは特に無かったので良かったです。内容については、植物の生殖について解説した後、自殖性、他植性、自家不和合性について解説してくれました。その後に、自家不和合性の発展系やダーウィンの進化論について教えていただきました。 今回の科学者の卵は面白い話や先生が多くいて楽しい1日でした。特に講演会では予習をしていたとはいえ知らない事を学ぶことができたのでいい体験ができたなと思いました。 長距離の移動でとても疲れたけれど次回の予習をしっかりと行って次回の科学者の卵に行きたいと思いました。またこれからの活動を将来の夢に生かしていきたいと思いました。それに加えて次回からは英語の体験学習もあるのでもっと使える文法や知っている単語の量を増やしていきたいと思いました。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.07.09

一往復目の切符

こんにちは。秋田南高校1年の下田楓大です。 私は科学者の卵に特別聴講生として参加しました。参加することは私にとって怖いことでしたが、自分のやりたいことを見つけるために、また興味の幅を広げるために挑戦しました。 開講式では卒業生の先輩方の話を聞かせていただきました。研究発展コースに進んだ先輩の、一つのことに対する深い好奇心と、それを追い求めるための勇気に感銘しました。 今回私は渡辺正夫教授の「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」という講義を受けました。種の多様性を保持するための、植物の合理的な子孫の残し方についてと、それを応用した農業の策についての学びました。私は、植物の受精には虫が関係していたり、雄しべと雌しべの成熟の時期がずれていることなどを知っていました。そして、それらの本来の目的を知ったことで、より深い理解に繋がりました。 特に、自家不和合性を利用した農業の作物育種法について興味を持ちました。純系の両親を掛け合わせると、より優れた形質を持つ「雑種強勢」や、雌しべの果実部を食べるという逆からの発想で別の雄しべの花粉からリンゴを育てる方法など、洗練されたやり方が合理的だと思い、美しいと思いました。 一方、ダーウィンのマルバアサガオを利用した実験で、自家不和合性のマルバアサガオが自家和合性に変化するのがやはり不思議だと思いました。しかし、私はこれを自家和合性と自家不和合性の遺伝子で、発現する形質に違いはあるのではないかと考えました。そうでないとしても、植物の元来の多様性の観点から見て、そうのような仕組みがあってもおかしくはないのではないのかと考えることもできそうです。 これらの講義を受けて私は考えたことがあります。それは近年日本で爆発的に増加しているセイヨウタンポポについてです。セイヨウタンポポは在来種であるカントウタンポポを押しのけて繁殖しています。本来ならカントウタンポポと混じって雑種が繁殖するはずで、それならカントウタンポポも増えるはずなのに、減少していることはおかしいことだと推測できます 少し調べたところ、どうやらセイヨウタンポポは無性生殖で繁殖するようで、また花粉にはカントウタンポポの雌しべをうまく機能させることができなくなるような成分が含まれているようで、これなら納得ができます。 しかし、植物の多様性を考えた植物が追いやられ、クローンが勢力を増す光景は、異常だと考えざるを得ません。 私はこれからの9講義で、毎回きっちりレポートを書き、意欲的に活動に取り組んでいきます。また、講義ごとの先生との出会いや、隣の席に座った人と交流を深めながら、私の視野を広げいきます。

投稿者:事務局 |個別ページ

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