東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 活動ブログ

令和元年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2019.07.06

卵からひよこに向けて1歩目

こんにちは。岩手県立大船渡高校二年の平田美智子です。なかなかこのブログを書く時間がなく、初めてのことだったので、講座が終わってからこのブログを書くまでに結構時間が経ってしまいました。すみません。今回は初めて参加したのですが、会場に行ったところから驚きが隠せませんでした。この講座の参加者は東京や東北の様々な所から来ていて、こんなにも各地から色々な方々が集まってくる所だとは思っていなかったので、「科学者の卵」のすごさを実感しました。何も問題なく、東京や宮城などの他県の方と仲良くなることができたので良かったです。今回の講義の内容は、渡辺教授の「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」でした。詳しい説明はこちらの時間の都合上省きますが、講座の内容を知るまで自家不和合成について全然知らなかったし、植物の受粉システムが1つではないということも講座を受けるまで知らなかったので、この1つの講義で得られるものは多かったです。まさか身近で見ている植物や食べ物に、自家不和合成などの私達が気づかない興味深い物語があるとは思わなかったので、植物の見る目が変わりました。そして、視野が一気に広くなりました。きっとこれからの講座も、今回のように自分を成長させてくれるのだろうと思います。この一年、頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.07.05

第一回講義を終えて(不思議を感じ取る力)

こんにちは。秋田県立能代高等学校二年の中村響です。

今回の講座を受けて私は、科学にとって必要なものは「感じ取る力」であり、通常の事柄の中にある些細な変化や、特徴のあるものに対し、関心を持ち、不思議な事だと感じとれる視点を持つことだと理解しました。渡辺教授は私たちにわかりやすいように小学校の頃に栽培した植物や身近な野菜やフルーツを例に出してくださいました。講座に参加するまでの私は、なぜ人工授粉やミツバチを放し飼いする必要がある植物とそうでないものがあるのかを疑問に思う事もありませんでした。今までは何とも思わずに見逃してしまったことの中に、実は不思議な意味がたくさんあったのではないかと思い、少し悔しく思いました。講義終了後、これからはアンテナを伸ばして、不思議なことを感じ取っていこうと張り切っていた矢先、早速キャンパス内で一つ発見しました。卵になって第一号の発見です。後日まちかどサイエンスで投稿するので見てください。

 第一回講座を終えて二つの疑問を持ちました。(本当はレポートを早めに書き終えて質問する予定でしたが遅れてしまいました。答えて頂けると幸いです。)一つ目です。自家不和合成が起きないようにする手段として蕾受粉や老化受粉、突然変異による自家和合成の系統を作り出す方法などがあるようですが、それを行う事のメリットは何でしょうか。私は初め、上記の手段を行うと他の遺伝子を取り入れることがないため、交配によって良質な作物が出来た時に同じ遺伝情報の作物を作れることがメリットではないかと考えました。しかし、メンデルの法則からよく考えてみると、それは効率よく同じ作物をつくることはできないため、メリットとは言えないことに気づきました。二つ目です。上記の三つの方法以外に遺伝子組み換えは行われていないのでしょうか。以前は何十年とかかった品種改良も遺伝子組み換えによってより短い期間でできると聞きました。私は、上記の三つの方法よりも、この方法で自家和合性であり自家不和合成でもある花を人工的につくる方がよいのではないかと考えました。後で関連の本を探して詳しく調べてみようと思います。

 科学者の卵には講義以外に他県の学業に対する意識の高い学生と交流できるという魅力があると考えます。出来る限り多くの人と話をして、知識や人脈の幅を広げていきたいです。自分がこの環境にいられることにとてもワクワクしています。みなさんよろしくお願いします。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.07.05

第一回科学者の卵養成講座を終えて

こんにちは。山形県立酒田東高校1年の髙橋乃愛(たかはしのあ)です。初講義からすごい時間が経ってしまってすみません。今回は『科学者の卵』に選んでいただきありがとうございます。普通の高校生では体験できないようなことを、たくさん体験できる私は本当に幸せ者です。選ばれたからには、一生忘れられない講座にしていきたいです。1年間よろしくお願いします。 さて、初講義のお話をさせていただきたいと思います。『進化論を唱えたダーウィンも注目した自家不和合性〜花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構〜』という講義を受けさせていただきました。自家不和合性という言葉を初めて聞いたのですが、私の身の回りにある植物にも自家不和合性の植物がいて、植物の種類についてもっと知りたいと思いました。自家不和合性がなぜ行われるのか、詳しい仕組みはまだ明らかにされていないようなので、もし知ることができたら品種改良を正確に行ったり、2種類の作物をかけ合わせて新しい品種の開発したりなどできるのではないかと思います。また、他殖性植物の植物の例としてトウモロコシが上がりました。トウモロコシは他殖性植物かつ雌雄異熟です。そのため、10本以上一緒に植えないと雌花に花粉がつかないという事態になり、粒が小さかったり不揃いしたりしている、スカスカなトウモロコシになってしまうそうです。私の家では、毎年トウモロコシを作っているのですが、ここ数年、スカスカなトウモロコシの方が粒がぎっしりしているトウモロコシより多く取れてしまいます。おじいちゃんに聞いてみると、種はホームセンターで買った〇〇交配または一代交配と書かれているもので、苗も50本ぐらい一緒に植えているそうでした。スカスカなトウモロコシになってしまうのはなぜか気になったので、詳しく聞いてみると、家では黄色の粒のトウモロコシと白色の粒のトウモロコシを近くに植えているそうで品種改良のような状態になってしまっているのではないかと考えました。また今年は去年おじいちゃんが収穫したトウモロコシの種も植えてみてるそうです。つまりF2のトウモロコシということです。今年のトウモロコシはもう植えてしまっているので、今年どんなトウモロコシが取れるのか、そして、来年粒の揃った綺麗なトウモロコシを作れるのか楽しみです!! 今回、同じ高校の人がいなかったので心配と緊張で押し潰れそうだったのですが、積極的に話しかけてくれる子がいたのでとても気持ちが楽になりました。また、東北をはじめとした全国各地から参加している人がたくさんなので、地元の話を聞いたり話したりできて良かったです。これから、たくさんの人と交流していきたいと思っているので、たくさんお話できたらいいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.07.05

脳内で大洪水が発生しました。

 こんにちは、初めまして。卵に成り立てほやほやの片倉ゆかりです。今日は第1回目の講義について語ります!ちなみに講義のテーマは、

「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」でした。

 頭に゙?゛しか浮かばないぜ!と、わからなすぎて思わず変なテンションになってしまったのは私だけだったんだろうか‥・そうだとしたら、悲しすぎる・‥!っていうか、進化論・高等植物って何ですか?聞いたこともないです・‥自家不和合性?何かもう言葉を聞いただけでお手上げです・‥私は今まで一体何を学んできたんだっけ?と過去の自分を恨めしく思っていたときに講義が始まりました。教えてくださった渡辺正夫先生は愛媛県のご出身と言うことでバリバリの関西弁。先生から投げかけられるユーモアたっぷりの疑問、たまごのみんなの意見に対する正確で鋭いツッコミ。

10分後。

ハマってました!!

いやー、もう、これはハマる以外の選択肢なし!!(いやいや、さっきまでのキミはどこにいったんだよ、おい。)

 中学校の発展のような内容から、なんかカッコイイと思える内容までとにかく新しいことを学びました。自分の花粉で受精できないと他植性植物と自分の花粉でも受精できる自殖性植物、雄しべと雌しべの成熟度合の違いで多殖になる仕組みを雌雄異熟ということ、などなど。本当に面白いことばかりでした。でも、1時間以上の講義のすべてを書くことはさすがにできないので、一言にまとめます!

ズバリ、「自家不和合性は同じ種類の花粉でも自分の花粉と他人の花粉を識別して、他人の花粉とだけ受精すること」です!

 植物って賢いんですね・‥驚きました・‥私もこのことをもっと詳しく伝えたいのですが、難しい内容であり、まだ、ほかの方に伝えられるほど自分自身の中で内容をかみ砕けていないと感じているところです。間違っている情報を伝えてしまうことくらい怖いことはないと思います。次回のブログでは、内容も伝えられるくらいに成長したいです!

 私が1番驚いたのはダーウィンに関することです。私がダーウィンと聞いて真っ先に思い浮かぶのはNHKの番組(日曜日の大河ドラマの前に放送されているもの)でした。番組の影響もあってか、ダーウィンというと植物よりも動物というイメージだったんですよね。しかし、講義を聴いて知ったのは実はダーウィンは動植物に関係なく数多くの観察や実験を行っていたことです。研究の数が多くなれば、一つのものにかけられる時間はどうしても少なくなるし、メンタル面でもおろそかになってしまうような気が私はしていました。実際、現在の研究者たちは一つだけを追求しているわけですし・‥でも、ダーウィンについて聞いているとそんなことは一切感じず、ダーウィンの動物や植物に対する深い愛情や研究に対する貪欲さがひしひしと伝わってきました。それと同時に私もこんな風な姿勢で科学や研究に向き合っていきたいと思わされました。

 最後に、第一回目の講義では、初めて知ったことがあまりにも多くて、情報を頭の中で整理することができませんでした。まさに、情報が押し寄せてきて、脳内が大洪水状態。ひと言で言うなら、「パンク状態」。講義を受けているときに受け身になってしまったととても後悔しています。次回はしっかりと予習をして、望みたいです!初めて、ブログを書いたのでつたないところや至らない部分もあったかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.07.02

「科学者の卵」第一回を終えて。

こんにちは。岩手県立一関第一高等学校2年、白井洸多(しらいこうた)です。こういったブログを書くことが初めてだったため、投稿が遅れてしまいました...... 今回、こうして初講義を受けたのですが、この場所は本当に素晴らしい環境が整っていることを実感しました。発展的な講義内容、気軽に質問のできる講師の方々やメンターの先輩方、そして考えたことを共有できる同じ環境の生徒。こうして文字に起こすと改めてとても素晴らしい環境を整えて頂いていたことを実感します。また、質問の時間では皆が活発にレベルの高い質問をしていて、また先程と同じ事を実感しつつも、このメンバーでこれから交流して行けることへの期待が高まりました。 また今回、渡辺教授による講義「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合成~花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構~」を受講したわけですが、とても興味深い内容でした。特に興味深かったのは、自家不和合成植物の自他識別についてモデルを使った説明で、以前から疑問に思っていたことが解消され、また似たようなシステムが確か人体の仕組みにも存在していたはずだったため、学問同士が繋がった感じがしてとても興味深かったです。また、質問の回答で出た他殖性の植物を自殖させる方法についても、雌しべを剥き出しにしたり、年を取らせて受け入れるように適応させたりと、「その手があったか」と新しく気づかされることが多く、とても興味深かったです。 今回の講義を経て、2日たった今でも興奮がさめず、改めて自分にとってとても有意義な時間だったということを実感しています。次回の講義もまた、いや今回以上に充実したものにできるよう、事前学習なども頑張りたいと思います。 これから一年間、皆さんと切磋琢磨して行けたらいいなと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

投稿者:事務局 |個別ページ

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