東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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News Release

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【研究成果】ハクサイの品種改良における重要形質に関する著書の執筆(1/5)

2022年1月 5日 (水)

 ハクサイは基本、晩秋から冬にかけて収穫するのが基本ですが、現在では多様な品種が育成され、周年での栽培が可能になっています。そうした品種改良を支える基礎的形質として、耐病性、雑種強勢、マーカー選抜、自家不和合性、春化などがあります。こうした形質について現状を取りまとめました。

 著書はSpringerから出版された「Advances in Plant Breeding Strategies: Vegetable Crops (Volume 10: Leaves, Flowerheads, Green Pods, Mushrooms and Truffles); Eds. by Al-Khayri, J. M., Mohan Jain, S., Johnson, D. V.」のChapter 2の「Chinese Cabbage (Brassica rapa L. var. pekinensis) Breeding: Application of Molecular Technology」を韓国・順天大、神戸大との共同執筆で、Okamoto et al. として発表しました。Online上では2021年8月に発表されていたのですが、諸事に追われて公表好評の機会を逸して4ヶ月ちょっと遅れた形での報告となりました。著書なので、容易に入手できないということもありますが、ご覧頂ければ幸いです。

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【お知らせ】生命科学研究科年報2020をwebで公開(12/23)

2021年12月23日 (木)

 今年も1週間あまり。この週末にかけて寒気が入り、降雪・積雪になるとか。。。地面が冷え切っている状態ではないので、なんとか太陽光が当たれば、とけるのも速いのではと思いつつ。

 そんな年末。2020年度の「生命科学研究科年報」がデジタル版として発刊。研究室としてのactivityであり、それをその先にどのように繋げるのか。そんなことも考える年末での発刊はよかったのではと。時間が許される方、ご一読頂き、今後へのコメントなど頂ければと思います。

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【お知らせ】生命科学webセミナー「キャリアにこだわりこだわらず築いてきたこれまでの研究人生を振り返って思うこと」を12月16日(木)に開催(12/8)

2021年12月 8日 (水)

 生命web科学セミナー「キャリアにこだわりこだわらず築いてきたこれまでの研究人生を振り返って思うこと」を12月16日に開催します。2週間前に研究室のクロスアポイントメント教員である宮崎大学農学部・稲葉准教授に「発熱植物」ついてのセミナーを頂きました。今回はこれまで学生時代から多様なキャリアを積んでこられた稲葉先生に「キャリア形成」過程で様々なことについてセミナーをお願いしました。コロナ禍ということで、前回同様に研究科内限定のwebセミナーになること、お許し下さい。

      ↓クリックでポスターのPDF版がダウンロードできます(size=464kb)
20211208100036-b22d4d8d982108ca0394431d6f09643748733fc9.pdf 12月16日(木), 15:00~16:30に、zoomでお目にかかります。


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【お知らせ】生命科学webセミナー「発熱するソテツの再発見とサトイモ科発熱植物研究の新展開」を12月2日(火)に開催(11/22)

2021年11月22日 (月)

 生命web科学セミナー「発熱するソテツの再発見とサトイモ科発熱植物研究の新展開」を12月2日に開催します。今回は、研究室のクロスアポイントメント教員である宮崎大学農学部・稲葉准教授にお願いしました。クロアポ教員をお願いする以前から共同研究を行っており、今回のセミナーのお願いになりました。コロナ禍ということで、研究科内限定のwebセミナーになること、お許し下さい。

           ↓クリックでポスターのPDF版がダウンロードできます(size=290kb)
20211122141450-0dc1397a31b3798bf0d1e8699adc8c220c7ff12b.pdf では、12月2日(火), 15:00~16:30に、zoomでお目にかかります。

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【研究成果】日本のハクサイ品種における一側性不和合性遺伝子の多様性「Plants」(11/16)

2021年11月16日 (火)

 2017年にNature Plantsに発表した、Brassica rapaで見られる一側性不和合性が自家不和合性遺伝子座の重複によるものというのを発表。現象を発見した日本の栽培種とトルコ系統で対立遺伝子がどれくらい多様性があるかは、調べたものの、特定の作目での多様性は不明なまま。どの程度、自家不和合性の形質に影響をしているのか。そうしたことを明らかにするために、日本のハクサイ品種での多様性解析を。

 論文は国際科学雑誌「Plants」に掲載(Takada et al. Genetic diversity of genes controlling unilateral incompatibility in Japanese cultivars of Chinese cabbage. Plants 10: 2467.)。pdfはfree downloadですので、是非、ご覧下さい。今回の研究は、大阪教育大、韓国・忠南大、東京大との共同研究でした。

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