東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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【研究室訪問】山形県立鶴岡南高等学校理数科・SSH理数セミナーI・研究室訪問、実験実習「バナナからDNAを」、特別講義「自家不和合性、植物の生殖」(3/18, 10/5追記)

2016年3月19日 (土)

 今年のソメイヨシノの開花は例年よりも早いとか。仙台は現在、ちょうど、ウメが満開の時期のような。いずれ、あっという間に、春のバラ科の開花シーズンが終わるのだろうな。。。そんな中、ここ数年、年度末最後のアウトリーチ活動は「山形県立鶴岡南高等学校理数科の研究室訪問、実験実習、講義」。今年で5年目となりました。リクエストを頂いた時点では、年度最後のアウトリーチ活動の予定でしたが、3/20(日)に、研究室見学に岡山県立倉敷天城中学校・高等学校の生徒さんが来るということで、いつもの年とは少し実施日程がということはありますが、いずれ、定例の山形県立鶴岡南高等学校の生徒さんたちにきていただけるのは、ありがたいことです。というのも、渡辺が大学、大学院、助手時代、それ以降もずっといろいろな面でお世話になった、師匠である日向先生の母校が、山形県立鶴岡南高等学校。そんなこともあり、渡辺の定年まで、というと、ずいぶん大げさかも知れないですが、何をおいても、このアウトリーチ活動は賜りますので。。。何よりも、現在の渡辺がこうした活動ができているのも、師匠の日向先生のおかげですので。そんな風に思うのも一昨年にこの世を去られて、いらっしゃらなくなって余計にそう思うのかも知れないです。

20160319212814-e2472feee8be0689d6e479143aa4498de1207b46.JPG20160319212839-13da5f0296dbe8004cb91deaeaea8b97265e687e.JPG 9:00からのスタートだったのですが、30min近く早い到着。高校の頃、5min前行動とかいって、早めにということを言われていましたが、この行動力に感動させられました。で、今年も研究室見学だけでなく、例年通り、実験、研究室見学、講義という一連の流れで。今年度の研究室訪問の1年生は20名。去年より少し多いですが、実習などをする上では、ちょうどよい人数で。最初は「バナナからDNAをとて見よう」という実験。2名ずつの10グループでがんばってもらいました。高校での実習で、ブロッコリーからDNAをというのをやったことがあるそうですが、それよりは操作が簡単で。あとは、お渡しした簡便に記した実験のプロトコールの行間を読むというか、どこを工夫するかということは、次年度からやることになるであろう、課題研究だけでなく、普段の高校での授業でも考えるということの大事さを理解するきっかけになってくれればと思います。今年度は、最後の講義の時間を少し長めにと思い、少し時間を短くしての実験でしたが、ちゃんと皆さん、うまくいって、ほっとでした。

20160319212912-ec1cb5be8121cfa3fb490fdfa3794883542c460c.JPG 2つ目のテーマは、研究室見学。TAの辺本さんに外のガラス室を。岡本君にはカメラマンとして。。渡辺が研究室案内。今年度もずいぶん多くの高校生などが来てくれるたびに、案内してくれているので、こちらは安心。高校では見ることができないいろいろなもの、アブラナ科植物の多様性を実感できたのではないかと思います。花粉症の関係で、アブラナの。渡辺は中の説明を。渡辺のイスで教授の気分を味わいたいという生徒さんも多くいて、何かの励みになればと思います。また、研究室が広いと、感動を頂いたのは、ありがたいですね。。。

20160319212930-8d8b652ad5471f5ae872e445d554c0821598f20c.JPG20160319212946-9ddfdfae9d47282f367d45472cdde3ffaa8a2fed.JPG20160319213011-b4e751bb91bb972f331a46b474220ae641195962.JPG20160319213023-b9873ef78724701bd895ef79e06da67b493ed550.JPG 最後は講義。渡辺の自己紹介の前に、庄内地方の著名な方はという質問に、「石原莞爾」、「ウド鈴木」という答えが、。。名誉市民はということに対して、「横綱・柏戸」というのが出てこなかったのは、少し残念でした。こちらで調べたとき、「第28代・木村庄之助」が鶴岡市名誉市民だったのは、こちらも存じ上げず。。。で、渡辺の師匠であった日向先生も鶴岡南高の卒業生であり、名誉市民。また、渡辺が所属しているというか、昔は、附属農学研究所。そこで教授をされていた菅先生も同じく鶴岡南高の卒業生。そんな中で、渡辺がこうしてお世話になった先生方の後輩の皆さんに講義をするとは。。。ありがたいことです。作物の花とその名称は、よく知っていましたね。感動でした。いつものように、niceな解答に渡辺の論文の別刷を。庄内の自然をよく観察していると、実感できた瞬間であり、そのことがきっと将来の科学であったり、日本国のために役立てる人材になれると。ふと、そんなことを思いました。

20160319213041-0da31e9d2424db39df2b8932a2506eb2f67cf897.JPG20160319213057-c84c5997536e9f1865794ef5b157f7bd4de6eaa3.JPG ハチがいろいろな花を飛ぶと、雑種ができないか、そうでなくて、できる可能性はあるわけですが、何が壁となっているのか。そんなことを考えてほしいわけですが、その以前の問題として、「花の旬」、つまり、いつその花が咲くのか。結構難しいようです。というのも、シーズンを問わず、共通な花があったりするからなのか。注意力がいってないからないのか。。。もちろん、自家不和合性のような他殖の仕組みがなぜ必要なのか、そのために、雌しべの先端で、自己・非自己花粉を識別していると。SP11-SRKというちょうど、鍵と鍵穴に相当するような分子を使って。また、受精の所は、これもいつものことですが、名古屋大の東山先生から動画をお借りして。東山先生も鶴岡南高の卒業生。知っている方もいて。受精の動画には、やっぱり感動のようでした。自家不和合性のような「鍵と鍵穴」分子が胚嚢の助細胞と花粉管の間で相互作用が起きていると。また、その花粉管の受容体である鍵穴分子も先日同定されたと、Natureに報告されたことを。多くの著名な先輩のようにがんばってほしいと。質問では、他殖の中でも同種、異種の区別はどうなっているのかなど、鋭い質問がたくさんでした。その感覚を2年生からの課題研究に活かして下さい。

20160319213117-cd46bffa352b8730526bea5fdb290d9e7ef6c03f.JPG20160319213132-91ba81b27c09108c3392c672b51530f6dfda4a09.JPG 講義が終わったあとに、代表の高校生から今日の講義のお礼の言葉。とてもしっかりしたコメントを頂き、今回の講義等がよい刺激となり、これからの進路に活かしてもらえることを時間できました。最後は、例年通り世界に向けて情報発信。進路を決めている生徒さんが多く、その中には農学部で研究をして、農業を盛り上げたいと。感動でした。ぜひ、渡辺の所で、自家不和合性研究をして、先輩たちの偉業を超えるすごいことをやりましょう。楽しみにしております。

20160319213155-972ddbfede477965ea3e9fde9673c0ff46ec0f3e.JPG 最後になりましたが、引率頂きました、鶴岡南・三宅先生、ありがとうございました。また、次年度も楽しみにしておりますし、是非、科学者の卵養成講座にも、より多くの方がご参加頂ければと。。。また、今日の実験、講義、研究室見学をお手伝い頂いたTAの辺本さん岡本君、また、準備を頂いた多くの方々に 感謝します。ありがとうございました。研究室見学等のアウトリーチ活動も、冷静に考えると、日曜日の日本植物生理学会での高校生発表会でのコメンテーター、審査員、夕方には、研究室見学。という2つのイベントで、今年度も無事終わりに。。。研究室の皆さんのおかげです。今年度もありがとうございいました。


 わたなべしるす

 PS. 引率できて頂いた三宅先生。帰り際に、話をしたら、専攻は農学部で、植物育種学。。。びっくりでした。もしかしたら、どこかの学会でお目にかかったことがあったのではと。世の中狭くできていると、また、今日も思ったのでした。

20160319212732-4809362e6be18606c536195a6fca8a518c3965b1.JPG PS.のPS. サインをしていたら、渡辺が共同研究されている先生をよくご存じだと。。。あまりにびっくりでした。同郷とは言え。。。やっぱり、世の中は。。。でした。

 PS.のPS.のPS. 10/5(水)、今日、鶴岡南高等学校から、「つるなんSSH通信」を頂きました。21号になります。そういえば、以前、頂いた20号に、この時の訪問の記事があったと。そのlinkを入れようと思っていたのですが、忘れるのは、あっという間で。。。ここから、「つるなんSSH通信」20号の東北大訪問の記事のpdfへ。。。お時間の許す範囲で、ご覧頂ければ、幸いです。



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うどん おかし ホワイトデー 三つ目

2016年3月16日 (水)

マスコです。去る3月11日、東日本大震災から、5年が経過しましたね。

もう5年、まだ5年、さまざまな捉え方があると思いますが、5年経ってみると振り返る余裕も出るもので、津波さえなければと考えたりもしますねえ。原発の関係で多くの人が大変な思いをすることもなかったでしょうし、沿岸部で亡くなる方も少なかったでしょう。しかし、起こった事が仕方がない。短期的な手当ての時期がいよいよ終わり、長期的な復興へ掛る過渡期だなあ、という感じがしますねー。

とまあ、そんな震災から5年の節目の日、渡辺先生が香川の方から頂いたという讃岐うどんをご馳走になりました。丁度、渡辺先生の大きい仕事が終わった日でしたんで、自らうどんを茹でてくださいました。なんと9人前もあったので、ラボメンバー皆でたっぷり頂く事が出来ました。ありがとうございます!渡辺先生がお湯を沸かし、慣れた手つきで茹でてくださっている間、メンバーは天ぷらやおにぎり、天かす、卵など、最寄りの西友から調達してきました。ネギは伊藤さんがもってきてくださいました。ありがとうございます!ゆうたろうくんは就活だったので食べられなくて残念でしたが、また機会があるさーー。

もちもちして、とっても美味しいうどんでした。讃岐で2番目に美味しいうどんだってパッケージに書いてありましたよ。冷やで食べたり、熱くして食べたり、各自楽しみましたよ!ごちそうさまでした!

さて、うどんを取り分けている写真にもちょっと写ってましたが、居室にはお菓子コーナーがあります。頂き物だったり、誰かが買ってきてくれたりしたお菓子が常に置いてあるのです。今月は、頂き物のお菓子やお茶が多かったのでちょっとご紹介。

他にもたくさんあったんですけどね。食べちゃったりしてね。紹介できない分もあってすいません。これだけお菓子があっても、現在残っているお菓子はほんの僅か。恐ろしい事です。皆で食べたり、バイトさんにあげたりして、沢山のお菓子が廻り廻っているという事実。改めてすごいですね。核家庭では腐らせる可能性もある量ですよ。これだけ頂き物をするというのも、渡辺先生や、皆の尽力あっての事なんで、ほんと感謝ですね。マジごちそうさまでっす(栗羊羹をもちゃもちゃ食べながら)。

さて、おかしと言えば、3月14日はホワイトデーでしたね。去る2月14日のバレンタインデー、女性陣は男性陣に日ごろの感謝を込めてチョコレートを渡しました。とっても辛いチョコを食べることになった超ラッキーな方(なべさん)もいましたが、概ね甘いチョコだったと思います。多分。あれから1か月、男性陣から、なんとお返しを頂きましたよ!ありがとうございます!わざわざ岡本くんが、仙台三越まで買いに行ってくれたそうです。赤い包みに金のリボン、中身は高級ジュェリー、いや、高級ペクチンゼリーでした。彩果の宝石、という、さいたま発祥の有名なやーつですね。美味しく、香りよいので大好きです!私は柑橘ミックス、伊藤さんはベリーミックス、なべもとはトロピカルミックスを頂きました。男性陣の皆さま、ありがとうございました!大事に頂きますね。

そんなこんなで最近渡辺サブグループにやってきた美味しいものご紹介でした。おわり。


マスコ


おまけ:

↑のゼリーは、私が貰った、柑橘ミックスの中に入っている、オレンジのゼリーです。甘くて香りよく、おいしいです。さて、過日より、研究室には、ゼリーでないオレンジが沢山あり、時々剥いて食べているのですが(渡辺先生のお土産です)、最近その皮があるネタに使われています。

それは。。。

三つ目がとおる写楽保介。 "和登さん!"

または、幽遊白書の飛影。 "右腕だけで十分だな"

または、3×3EYESのパイ(三只眼人格の時な)。 "愚か者!!"


ほんとのおしまい。




マスコ

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【出前講義】栃木県立栃木高等学校・学問探究講義「農学・生命科学入門--アブラナ科植物の自家不和合性と研究者への道--」(3/14)

2016年3月15日 (火)

 ここ数日、朝の気温が氷点下にならないまでもかなり寒い日が続いて。。。一時期のかなりの暖かさで、ソメイヨシノの開花も早まったのかも知れないですが、積算温度なので、足される数字が少し小さくなって、遅くなるくらいかも知れないですが、一方で、春のアブラナの開花シーズンには、気温が低い方が、花持ちがするので。。。

20160315153251-32e94dc7a6f44b0c8e77aa5f20d46b1328b04081.JPG そんな寒さの中、出前講義は栃木県立栃木高等学校へ。栃木県は、男子校、女子校が旧制中学の名残などでは今もあり、毎年伺っている栃木県立宇都宮女子高等学校は、女子校。一方で、男子校へと言うのは、たぶん、今回が初めて。渡辺は共学でしたが、理系の場合、2年生の時は、クラスに数名しか女子がいなかったような。。。そう考えると、あまり変わらないのかも知れないですが。。。講義に参加してくれた生徒さんの中に、科学者の卵養成講座の受講生の方も。ありがたい限りです。同じような講義なのですが、聞きに来てくれるというのは。今回の講義パターンは、同じ栃木県内で、SSH実施校でもある、宇都宮女子高等学校で、10/22(木)に行ったものと同じパターン。少し時間が短かったのですが、無理を言ってというか、こちらのいつもの暴走で、1hrの講義が1.5hrほどに。。。聞いていた生徒さんには、予定があったのではと思いつつ。。。

20160315153312-fc830d32072004dd2304b1dbdc553dcca309ffdc.JPG 前半は、植物の生殖、自家不和合性とその仕組み。最初は、作物の花とその作物名。イチゴのとちおとめは有名ですし、最近はスカイベリー、とちひめ、なつおとめというのもあるとか。スカイベリーは見かけたことがあり、かなり大きな果実で感動した覚えた。。。で、渡辺はある種の職業病というか、いろいろなものをキョロキョロと見ているので。では、今の生徒さんたちは、結構難しかったですが、クダモノトケイソウである、パッションフルーツを正解した生徒さん。よく知っているというか、感動です。そんな正解をしてくれた生徒さんたちには、渡辺の論文の別刷を。これから理系でサイエンスをやりたいという方には、ちょっとした刺激になったのでは。もう少し観察すること、身の回りに興味を持って下さいね。

20160315153336-349bb83ae8058c510e8fa72e0d2d48e19d5c376f.JPG20160315153358-51622e581f9d378c9e78618384328db0a17ab9ff.JPG また、植物の受粉をまじめに考えること、意外とないわけで。ヒマワリの上にハチがいると、そのハチはどこから来て、どこへ行くのか。当たり前のことですが、花には旬があるわけですが、意外と知らない。。。。ヒマワリの上にいるハチは、。。。「チューリップ????」。と答えた方がいる一方で、それは、おかしいという方がいてくれたのは、ほっとでした。その後は、遺伝的に近いものを交雑することは、よくないと言うことを。近交弱勢というわけですが、それを回避するために「自家不和合性」があり、その分子メカニズムがアブラナ科植物などでは、理解されつつあることを。また、同様の分子構造のものが「鍵と鍵穴」となり、受精の所も制御していると。動画も交えてなので、感動もあったのではないでしょうか。

20160315153418-acd68825dced836a81f7e8602b4a4362586309a4.JPG20160315153442-02fb2c4e589605ff3b7dbeed30d71f0de30ccb49.JPG 後半は、キャリア教育。渡辺自身の小学校から現在に至るまでの話を。時間が足りないというか、over気味でしたが、。。なんとか。時代に「考える」、「論理的な文章を書く」ということがしっかりできていれば、大学、その先で、きっと役に立つと。もちろん、SSHなどの活動でそうしたことをやっているでしょうから。是非、数学でも考えるようにしてもらえればと。。。担当の加藤先生から事前学習と言うことで、前半のサイエンス関係でなく、後半のキャリア教育に関係する方のことについて、戦略と戦術、座右の銘など、これからを生きていく上でのことをあれこれと考えるきっかけになったのであれば、幸いです。また、渡辺は、四国から東北という異なる文化圏に。これも人生のよい刺激になりました。なかなか難しいことかもしれないですが、渡辺と逆に、西日本の大学に行って、学ぶというのもよいことではないかと思います。講義のあとには、いくつかの質問も。しっかり考えて、これからの毎日を送ってもらえればと思います。最後は、恒例の世界に向けて情報発信。また、どこかでお会いできればと。。。

20160315153506-58fa10dc24709c7dc58bf891c56771e937e9a2a7.JPG20160315153519-0431e4a07d69c8414dda95fda81283f395731777.JPG 講義の前後には、上岡校長先生、担当の加藤先生を交えて、講義、SSH、進路など、昨今の教育問題について、deepな議論の時間を頂きました。ありがとうございました。最後になりますが、上岡校長先生、担当の加藤先生、1, 2年生の講義担当の先生方にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、こうした機会があれば、幸いです。

20160315153535-7b9759143478e1243e0861a958fe1c80067bff7d.JPG
 わたなべしるす

 PS. 講義のことばかり書いたので、追記として、高校の歴史というか、なんというか。案内頂いた校長室から、教室に伺う間に渡辺が小学校の頃に使っていたような木造の歴史ある建物が。先生から伺った話では最上級生の3年生になると、そこで学ぶことができるとか。また、講義室の途中に歴史を感じる建物を見つけたのですが、写真を撮ったり、中を拝見する時間がなくて。。。そうしたら、講義のあと、校長先生から「栃高の旧跡」と書かれた冊子を頂きました。全部の頁を載せることはできないのですが、講堂、記念図書館が国の登録有形文化財になっているというのが、時の文部大臣・有馬朗人の名が記されて。。。歴史は大事にするものだなと。。。

20160315150124-b0434ac01b17b888496220869ac36d4ab20f5fa9.JPG20160315150144-6a23b8f019a2c341a39010ece37700d55002ecce.JPG PS.のPS. 栃木県立栃木高等学校のSSHの運営指導委員をされているのが、科学者の卵養成講座を一緒に運営している、安藤先生だと。。。びっくりでした。年度初めに「プラズマ」の講義をされて、東北大を広報したとか。渡辺も同じように可能な限り、広報しましたが、たくさんの方、東北大で学んで頂ければ。。。

 PS.のPS.のPS. この記事を書いているところで、栃木県立栃木高等学校のHPに昨日の記事のことを発見。ありがたいことです。色々な学問領域の講義があったのだなと。

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2人目のいとうさん

2016年3月15日 (火)

こんにちは、M1の工藤です。

気づけば3月に突入し雪も降らなくなってきました。花たちが顔をのぞかせる春がもうすぐやってきます。しかし、それは花粉症の季節到来でもあるわけで、止まらないくしゃみに悩まされる人も多いと思います。(たぶん一番酷いのは僕なんですが)研究室内ではM1の岡本がデスクの隣に空気清浄器を設置して、今も花粉モードを起動させています。皆さんも花粉症には気を付けましょう。

さてそろそろ本題へ

以前岡本も紹介してくれましたが実はM1全員が科学者の卵で高校生の実験補助をしていました。
もちろん僕も高校生を担当しており、僕が担当した子は伊東納野 (いとう のうの) さん

20160315111941-47fdb40d0a5ca72e18f15f19bd10c1263ef9b756.jpg














元気
がありあまりすぎで好奇心旺盛なかわいらしい子です。
僕が高校生のころは大学で実験する機会が与えられても自主的に参加したかどうか...
他の多くの希望者の中から勝ち抜いてとった枠ということもあるのかやる気も十分でした。
そう思うと見習わないといけません。


学校が研究室からあまり遠くないそうなので、彼女には週2~3程度で放課後研究室まで来てもらい金属と生殖に関する実験をしてもらいました。最初はいろいろと戸惑っていましたが、徐々に手際が良くなり成長も早かったこともあって後半では実験結果をふまえて今後の実験方針を立ててもらうなど一人で実験できる程に成長してくれたと思います。

さて気になった方もいるかもしれませんが、ちょいちょい過去形になっていますね。


なぜ過去形なのかというと



なんと!!



3月13日に卵の発表会があったのです!!!!



題目は『アブラナの3つの不思議・発見』
発表者は斉藤早樹子(三本木高校)さん、大沼遼香(福島高校)さん、伊東納野(仙台二華高校)さんの3人

ということで、それぞれの研究成果を発表していただきました。

20160315112949-b3e811393f68ccf24ceeba695cced7883bc61e0a.jpg













3人分の発表を聞きましたが、特に斉藤さんは念入りな準備をしていて驚きました。発表用にクリヤーブックを持参しており、しかもほぼ全てのページに原稿やら実験データやQ&Aらしきものがファイルされていました。関わる機会は少なかったですが卵に対する熱意を感じました。あといろいろと気になったから何回も質問しちゃいました。大沼さんも事前に準備をしていたのか、あわてることなく発表や質問にも流れるように受け答えできているように感じ、頼もしかったです。伊東さんは発表前に「フ...発表のことは...ノープランだ!!」と言われ吹き出しそうになりましたが、冗談(?)だったようで普通に発表や質問の受け答え、学生の呼び込みなどもしていてスタバの店員さんみたいに自信という名の光が体中から溢れ出ていました。発表後は友人と肩を組んでのっしのっし歩いてたし本当にそのエネルギーはどこから出てくるんだ...


特に問題もなく発表は終わり、ポスター投票での順位もかなり良かったそうです。本当によかった。



伊東さんとの実験を振り返ってみると、彼女からは常に有り余った若いエネルギーをもらえた気がします(笑)
6年の歳の差と異性だったこともあるので最初は何を話そうかと悩みましたが、突然相対性理論を語ってきたり好きな俳優やクラスの友人、おそ松やリア充について議論したりといろいろな話ができてとても楽しかったです(←もちろん実験の話の合間です)。ムードメーカー気質な彼女とは一緒にいるだけでとても楽しい気分になれました。あと最終日には研究室にルナフロマージュを持ってきてくれて、研究室メンバーでおいしくいただきました。ありがとうございます!!


いろいろと書きましたが、彼女から見習うとこも多く今回の科学者の卵重点コースに関わることができて本当によかったです。また実験を説明するうえで僕自身理解できていない点を再確認することができました。ブログを見ているかは分かりませんが、この場を借りてお礼を申し上げさせていただきます。伊東さん、短い間でしたがありがとうございました。それと実験お疲れ様でした。大学受験もがんばってね!


M1 工藤雅史

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3/11(金)、14:46から今日まで、その26(3/11)

2016年3月11日 (金)

 あの2011年3月11日(金)の14:46からちょうど5年。カレンダーの不思議さからだろうか、同じ金曜日。昼間の天気は雪が舞うことはなかったが、夕方から夜に雪が舞ったらしい。寒さも数日前の暖かさとは違う冷え込み。何となく、5年前を思わせるような天気。あっという間の5年なのか、どうなのか、どうも時間の感覚がおかしい。あっという間なのだけど、時間が止まっているような。感覚の世界で。脳みそが自分で理解できないというか、あの震災で脳みそにどの様な影響があって、今、現在、どの様になっているのか。。。ただ、思い出すのは、震災のあと、新しい研究棟で真夜中まで翌週にあったであろう学会のことであったり、テレビで津波とか、原発とか、そんなことを心配していたような記憶がある。また、炊き出しをして、カレーを作ってくれた学生さん。温かいご飯のありがたさ。忘れられない。

 仙台の片平で普段生活していると、震災前とほとんど変化はない。もちろん、当時の傷跡というか、修復あとはあるのだが、。。。ただ、一方で、実際に沿岸部に出かけたり、映像としてみると、まだまだ復活していない。かさ上げ工事をしていて、住宅建設がこれからというのも。今週になってからのニュースなどを見ると、どうにかならないのかと。5年で住む家がまだ。。。なんともいえず、やるせなしかない。。。原発の影響を生態系で観測しているdataもみた。減衰するまでの半減期がどれくらいなのか、忘れてしまったが、人間の生きてる長さを考えると、。。。普段の生活の片平と半減期を考えないといけないのは。。。どうしたらよいのか。。。人工知能が発達して、将来的に職がなくなるという本を見かけたが、AIを使って、この半減期をどうにかならないのか。。。物理原則をAIでというのが、そもそもなのかも知れないが。。。

20160311235323-69708d23c74ae252f871d7cea0c5fc31e93feb25.JPG あの5年前、M9.0の地震の後、余震がすごかった。しばらく。最近はほとんど大きく揺れることがない。その分、油断があるような。。同じような時期にインドネシアでも大きな地震があり、先日も余震と呼ばれるものがあった。北方四島の北の方でもそれなりに。間という表現はおかしいかも知れないが、日本の周辺で大きく揺れないのが、何か気になる。5年たち、何もないことを、日々祈るしかないのかも知れない。

 何をどう書いても、すぐに解決できないし、方向性もそれでよいのかなど、。。。あまりに多すぎる。では、どうすればよいのか。。。そのideaも思い浮かばない。悲しくなるくらい。。。そんな5年目の3月11日(金), 14:46。黙祷をすることしかできなかった。もちろん、政府からこの時間に弔意を示すと言うことで、黙祷をという文章があらかじめながれていたが、あの大変な思いをした方々は、大学に多いはず。年次経過がないというか、学生を除いた職員でどれくらい入れ替わっただろう。。。政府からの弔意を示すという文章とは別に大学として何かあってよいのではと思った。人間関係が疎になっているなのだろうか、それとも8月15日, 12:00に黙祷をする渡辺の感性がおかしいのだろうか。。。そんなこともないように思う。お世話になっている方、その方の指導を受けた方などから、この震災への弔意を示すということをmailで頂いた。まだまだ、何とかしないといけないというか、何とかしないといけないと思ってくれる方がいる。それを励みとして、がんばらないと。。。。そんなことを考えた5年目の3月11日(金), 14:46。5年前の大震災でなくなられた多くのみなさまに哀悼の意を表し、14:46にあわせての黙祷であった。黙祷

20160311235134-27aab26ec905bf7a0396546bde6dcab8039f9693.JPG
 わたなべしるす

 PS. 半旗をというのはイメージがあったが、弔旗掲揚というのが閣令であったとは。。。


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