午前が小松高校、午後の5コマ目が、芦城小学校。6コマ目との間が微妙な移動時間でぎりぎり到着。あと、かなり気温が上がっているので、犬丸小学校での実験に使う材料は、昼休みの間に運んでおいたので、何とか、間に合って。。。理科室からは、今回の出前講義の5年生が手を振ってくれていて。急ぎ、その理科室へ。この小学校にもwelcome boardが。ありがたいことです。 最初に、今回の講義の趣旨を。昔の小学生は、学校の帰り道で道草をして、いろいろな植物であったり、ゴミ捨て場のテレビを壊してきたと。。でも、今は、そんなことも難しい時代になり。。。ではということで、今回は、いろいろな植物を壊すというか、ばらばらにしてみる、解剖してみるということをしようと。そうすることは、植物がどうなっているかを理解する上で重要であり、また、パーツからどうやって植物を組み立てるかというような発想も身につくと。
材料には、ヘチマ、ヒョウタン、野生トマト、シシトウ、シカクマメ、ダイコン、葉ボタン、コスモス、キクなどなど。各班では違う植物を解剖して、比較すること。終わったら、他の班の分解したものをしっかり観察することと言うだけの条件で、あとは、自由な発想で。
乾燥して、種子も完全にできて、繊維も堅くなったヘチマを分解したところは、繊維芽見えるようにしたあと、種子がいくつあるのか、数えはじめて。200個を超える数があると。
一方、もうすこしで熟し始めるヘチマの分解チームは、1人だけでは分解できず、チームで分解して、未熟な種子を取り出したり。シカクマメを分解したところは、きれいに種子と鞘を並べて。。。
ヒョウタンを分解したところは、ヒョウタンの下側には、種子があるけど、上側にはないことを分解して発見。かなりの堅さに大変そうでしたが、これもチームで。チームでやると言うことの大切さを覚えて下さいね。ダイコンは中身をくりぬいて。そんな発想もあるのだなと、niceです。
外から持ってきたので、野菜には、カタツムリがいたり、最後には、「山ヒル」を発見。吸血性があるので要注意。早速、NaClであっという間に小さくなるのを観察。ということをしていたら、50minの講義も終わり。。。これからもこんな観察を続けて下さいと言うことで。。。
最後になりましたが、今回の出前講義の企画の時からサポート頂いた石川県立小松高等学校・寺岸先生、小松市立犬丸小学校・任田校長先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 校長室には、達筆の書き物が。また、廊下には「今日の詰将棋」と書かれた将棋盤。詰め将棋でなくて、実際には、子供たちが将棋をしたあとだったようですが、任田校長先生が「ここは二歩だね。。。」と、一枚の歩を持ち駒に。。。その速さに感動でした。 PS.のPS. さすがに終わる頃には日が暮れて。。。小松高校に戻ったら、welcome boardが書き換えられ、変えるときにも。。。ありがたいことです。
PS.のPS.のPS. 7枚目の写真に秋の叙勲のことが。お世話になった先生のお名前が。。。おめでとうございます。