少しずつ暖かくなってきて、それでも最終日も例年よりは寒い日だったのでは。朝の寒さが厳しくない分、何とかなってきたような。正確には、前日の国分小学校、玉川中学校(鴨部小学校・九和小学校と合同)での出前講義で実質的には完了。土曜日は6月の出前講義でお世話になった四国中央市立川滝小学校の「えひめ授業の鉄人」である村上校長先生が企画されている理科学習教材研究グループでの講義。常盤小学校の記事にも書いたとおり、今治での出前講義のきっかけを頂いた時の理科専科の先生で。高校の先輩でもあって。渡辺が講義をするのもありましたが、村上校長先生が企画されている教材作成とはどんなものかというのもかなり興味あるものでした。もちろん、今治市内でも同じようなことを企画されていると言うことで、サポーターの2名の方々も今治から参加。村上校長先生の人徳の深さを感じたのでした。
講義は1hrでそのあとに、教材作成。渡辺はしゃべり始めると、ついつい、暴走してしまうのが難点。暴走が始まったら、まきを入れて頂くようにして、余裕を持ってしまったからでしょうか、暴走をまた今日も。。。まだまだ、鉄人への道は遠いなと。。講義は、サイエンスとキャリア教育の融合型。先生向けには初めての経験でしたが、このversionは、SSHの宇都宮女子高校での講義と同じパターン。最初に「農作物の花」を見て頂き、それが何なのか。さすが、4月から修行をされている先生方、半分以上に解答頂きました。
ヒマワリの上のハチさん。これがどこから来たか、どこへ行くのか。それによって何が起きるのか。旬という問題、種の壁という問題、いくつも考えることはあるのですが、こちらの想定通り、旬を考えさせてくれるように「レンゲ」と答えて頂きました。ありがとうございました。というか、「理科」なので、ワープができると言うことで。。。受講生の多くの先生方が「宇宙戦艦ヤマト」世代ということもあり、理解頂けたのは、何よりでした。やはり科学力。ただ、このあたりで、時間を使いすぎ。。。村上校長先生からまきが入り。。。ここから、まさに、光速で。。。
後半は渡辺の小学校時代からのキャリア教育の講義。道草をすることの大事さ、失敗することの大事さというか、そこから何を学ぶのかと言うこと。また、渡辺が科学者を目指したきっかけは、兜博士、南部博士というテレビアニメの影響。昔はそんなものというか、今もキャリア教育の講義をしたら「科捜研」ということを書いている生徒さんが多く見られるので、そうしたものから影響を受けてもよいのではないかと。また、人生はやり直しがきくとはいえ、一本道。やり直すように見えても、時間と空間は違う訳なので。。。その歩んだ道が正解だと。また、人生の師匠というか、先生からの影響は大きいもので、渡辺も小学校5, 6年生の時の担任・白石先生には、今でも感謝だと。もちろん、大学の研究室での師匠・日向先生にも。
また、人生訓ではないが、「座右の銘」を持つことは大事。最近は、「明日のために今日の屈辱に耐えるんだ」、「環境は人を創り、人は環境を創る」、「勝てば官軍、負ければ賊軍」などが、今の自分にとって、どんな意味を持つかなどなど。もちろん、最後まであきらめず、日々、自然を観察し、気合いと根性でがんばるということが大事であると。最後はいつもの組織論。へーーーということで。もちろん、あくまでも組織論としてということで。「夢・野望を抱き、努力をして、失敗にへこたれない、学校組織」を作ってほしいと。
最後に、簡単な実験として、リンゴの果実の不思議、ウリ科の輪切りで見えるもの。あと、フラクタルの構造をとっているロマネスコなど、明日からの理科の時間、学校での教室で、ふとした話として使えるネタを。というか、植物は今も昔も変わらない不思議さを持ったもの。それをこの四国中央市の自然を活かして、子供たちへの教育にと。。。
四国中央市教育委員会教育長・野村様から、渡辺の講義への講評というか、そんな組織論として考え方があったかと。。。渡辺は何からでも学べばよいと。。。それが戦略ですから。少しでも参加された先生方の考え方、ものの見方の変化をつけることができれば、幸いです。
渡辺の講義が少し長引いた関係で、村上校長先生の講義、実習の時間を短くさせてしまい。。。申し訳ありませんでした。今回は、ドングリ、クルミなどの種子の標本作製。といっても、1年以上前から準備し、虫が出たり、腐敗しないように入念に準備したものを用いて。実習に来られた先生方それぞれが簡単にできるように、「今日のお料理」状態に準備を。学生実験でもここまで準備するのは、とても大変なこと。また、写真を撮るのを失念していましたが、できあがった標本と一緒に教室のおいておくとよい「参考図書」についてもご紹介。感動ものでした。やはり「鉄人」。その青天井なレベルの高さを改めて実感し、その高みを目指さないといけないのだと実感できた出前講義でした。![]()
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最後になりましたが、四国中央市教育委員会教育長・野村様、川滝小学校校長・村上先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 理科室とその周辺には、見ているだけで楽しくなるような「岩石標本」、「種子標本」、「昆虫標本」、「結晶」という、こちらが見ているだけでうれしくなるようなものがたくさん。小学校の頃、こんなのが理科室、理科準備室にあったなと。その意味で、今治市の理科専科の元で、よい教育を受けたのだなと。感謝でした。![]()
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PS.のPS. そうそう、お手伝いで手伝ってくれた方。とても素晴らしいセンスでした。「イトウ」と「シーラカンス」と「メタセコイア」を足してあわせたようなすごさで。たくさんの感動を頂きました。ありがとうございました。村上校長先生という鉄人だからこそ、こうした連携ができるのだと。渡辺もいろいろな方と共同研究をしていますが、その幅を広げることの大切さを学ばせて頂きました。ありがとうございました。
PS.のPS.のPS. 駅では、2017年、つまり、再来年の「えひめ国体」と愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」のポスターが。1980年に「55総体(ゴーゴー総体)」があったのを覚えています。それ以来の大きな大会の開催が愛媛県で。。。
PS.のPS.のPS.のPS. 11月30日(月), 19:30. 村上校長先生から、当日の渡辺の写真を頂きました。渡辺の講義のあと、実習のお手伝いであったり、村上校長先生が説明されているのを、なるほどと、のぞき込んでいるものです。ありがとうございました。
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【出前講義】四国中央市立川滝小学校・理科学習教材研究グループ・特別講義「植物の不思議と子供の頃の遊びから学ぶ」(2015年度ふるさと出前授業-13、11/28, 30追記)
2015年11月29日 (日)
【出前講義】今治市立鴨部小学校、九和小学校、玉川中学校「花の不思議な世界」(2015年度ふるさと出前授業-12、11/27, 30追記)
2015年11月29日 (日)
午前中が国分小学校。国分小学校と接しているのが、桜井小学校、渡辺が通っていた小学校。そのとなりは、昔は東予市。あるいは周桑郡。今は西条市のはず。今治の南でなくて、西寄りというか、山側というか。昔の越智郡玉川町。今は今治市玉川町。3年目でしょうか。旧玉川町内の小学校、中学校3校、合同での出前講義。玉川町の山奥に近い方の「龍岡」の集落の先のトンネルを抜けると、松山市。。ずいぶんと市町村合併が進み、町の境目がどこなのか、昔の情報しかわからない渡辺には。。。ちょっと困った状況ですが。
この冬一番の寒さでしたので、この旧玉川町内の山間部では、雪もうっすらと積もったとか。仙台市内も広くなったので、雪が積もったとでていましたが、山間部で。講義前に外にかけてある寒暖計を見たら、13:00過ぎでしたが、10oCあるなし。。。渡辺には。。。昔の子供時代は、普通だったのかも知れないですが、東北に来て長くなり、部屋の中は暖かくしておく。というのが一般的になっているので。さすがに寒さがということでしたが、50名前後で講義をするためによいちょうどよい大きさの教室に暖房を入れていて頂いたこともあり、渡辺は何とか。小学生のなかには、それでは少し寒くないかなという方もお見受けしましたが。。。昔を考えれば、そうなのかも知れないなと。。。
前置きが長くなりましたが、パソコンをプロジェクターに接続したら、何故か、右端がうまく写らず。。。いくつかトライしたのですが、どうもうまくいかず。。。理由は最後まで不明でしたが、講義の最後のところで話をしたのですが、パソコンとプロジェクターが「不和合性(incompatibility)」であったということで。。自己紹介のあと、植物の花の写真と名前。とても自然が豊か「旧玉川町」で生活しているのですが、農作物と関連が薄いからでしょうか。以外とわからなくて。この時、3つの学校で競って、答えようとしていたのが、よかったですね。玉川中学校は1年生。鴨部小学校、九和小学校は6年生。去年までは、それぞれの小学校で一緒でしたし、来年は、玉川中学校で一緒に。そんな意味でも競争心を持つことは大事ではないかと。![]()
本題は開花から結実まで。リンゴをモデルとして。先の花のところで、○◎科という分類の話をしておいたので、リンゴはバラ科。リンゴとバラのつながりは以外のようでした。立花小学校、常盤小学校のどちらでもそんな感じでしたので。ただ、リンゴの仲間と言うことで、果実を考えてもらうと、ほぼちゃんと出てきましたので、その当たりはよく観察できているのではと。花の形態の蕚などの名前と位置関係は、さすがに中学生の方がしっかり覚えていたのは、渡辺の頃であれば、ちょうど、中学校1年生の時に花の形態を改めて理解したような。そのために、サクラをサンプリングして持って行ったような。実際には、ヤエザクラしかなくて、実験には使えなかったような気がするのですが。花粉管侵入の動画の動画はここでも感動もの。動くものには。。。![]()
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リンゴの開花から結実まで。摘果をする理由などは、普段からミカンの摘果を見ているからだと思います。しっかり理解していました。リンゴの品種、これは立花小学校、常盤小学校と同じで難しいです。でも、カンキツの品種であれば、10名以上の方が答えてくれました。これをきっかけに、是非、リンゴ品種も。この冬を通じて。そのあと、自家不和合性がある理由。これも少し苦戦でしたが、ダーウィンの実験等を織り交ぜながら、紹介。遺伝子を混ぜることの重要性をしっかりわかったのではないかと。![]()
最後の所は、リンゴの花がリンゴ果実のどこにあったのか、さすが中学生。ちゃんとここと指摘をしてくれて。あとは、たくさん用意してくれた果実を半分に切って、小学生から中学生への説明の伝言。ちゃんと後ろまで、正しく伝わっていました。質問の所では、この花がついていた場所、他の果実でも同じなのか。ヘチマなど、例を出して、実感してもらえたと思います。キュウリを切ったりするとき、是非、見てみて下さい。![]()
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世界に向かって情報発信は、鴨部小学校、九和小学校、玉川中学校の学校別に。![]()
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また、最後のお礼の挨拶は、玉川中学校の1年生の代表の方が。とてもしっかりしていました。この玉川地区の自然をしっかり学んで、理科を好きになるだけでなく、いろいろなことを学んでほしいと。学校別に帰り際にちゃんと挨拶をして。このあたりはさすがだなと。![]()
講義のあと、校長室で、それぞれの学校の校長先生を交えて、果樹の品種改良、増殖、病害抵抗性など、農学、農業等の現状についての意見交換というか、情報交換というか。こうしたことに興味を持って頂いている校長先生方がいらっしゃることが子供たちへの教育にもよいのだなと、そんなことを感じながら、あっという間の1hrほどの討論でした。最後になりましたが、玉川中学校校長・本宮先生、鴨部小学校校長・村上先生、九和小学校校長・池内先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 玉川では、イノシシなどの動物による農作物への被害が大変だと。電気柵らしいものも。それだけでなく、ヘビなどを見かけることも。よい意味で、いろいろな動植物を見ることになりますが、イノシシなどの動物による人間への被害もあったら、たいへんなこと。東南海地震であったり、様々な事件への対応も大変なようですが、こうした動物への対策も。。。といっても、実際に動物に登場してもらうわけにもいかず。。。いずれ、というよりも、早急に対策を考えないといけない、問題なのだろうと。。。
PS.のPS. これで、2015年度「ふるさと出前授業」の11月実施分、7つの小中学校で講義ができました。講義を始める前日までずいぶん暖かかったのが、出前講義中はずいぶん寒く。。。次年度は、もう少し早めに、企画できればと。。。どの小中学校の児童生徒の皆さんとてもactiveで、こちらが頂きました。7つの小中学校の先生方に感謝するとともに、「ふるさと出前授業」の日程調整等の裏方というか、統括頂いた今治市立吹揚小学校の高橋校長先生にお礼申し上げます。ありがとうございました。常盤小学校での講義のあと、冬春の今年度・3回目の「ふるさと出前授業」の可能性・予定などの相談もさせて頂きました。これからの予定になると言うことですが、楽しみにしております。今から楽しみです。ありがとうございました。
PS.のPS.のPS. 11/30(月) 19:00. 玉川中学校のHPに渡辺の記事を見つけました。ありがとうございました。
【出前講義】今治市立国分小学校「キャベツとブロッコリー」(2015年度ふるさと出前授業-11、11/27)
2015年11月29日 (日)
前日が日高小学校、常盤小学校という、比較的町中の小学校。この日は、国分小学校が午前中。国分小学校は、渡辺が桜井小学校を卒業して5年ほどでクラス数が多くなり、で来たいわゆる、桜井小学校の分校というか。なので、渡辺の母校の一部でもあるわけで。国分小学校の校区になる友達の所へもよく遊びに行っていましたし、本当はよくないですが、学校の帰り道に寄り道をして、。。でした。いずれ懐かしい場所。
前日に続いて、この冬一番ともいえる寒さ。日中の気温を仙台と比較したところ、数度しか違わず。。。さすがに。学校に到着したところで、以前、波止浜小学校でお世話になった八木校長先生にお願いして、講義の場所となる体育館に暖房を。急なお願いでしたが、光速での対応、ありがとうございました。講義のなかでの活動中、暖をとる子供たちも。さすがに寒い午前中でした。5年生のどのクラスか忘れましたが、早くから体育館に。渡辺が子供の頃からそうだったとはいえ、さすがに底冷えのする場所でしたので。暖房はありがたかったです。
講義をするために体育館に伺うと、講義をするテーブルの前には、生育ステージの異なるブロッコリー、キャベツ、さらには、この時期は栽培適期ではないトマトも。。。もちろん、横断面などを観察してもらうように用意したキャベツ、ブロッコリーもたくさん。さらには、果実を説明するために、変わった形態のカボチャも。これだけの実物があれば、渡辺の小さな写真のプレゼンを補うのにあまりあるものですし、考える方も容易だと言うくらい。本当にありがたいことでした。
前日の日高小学校と同じように、トマト、キャベツ、ブロッコリーの発芽から開花までを。キャベツの花が咲いているのは見たことがあるようでしたが、実際に葉っぱがどのようになり、花が咲くのかは見たことがないようでしたが、。。。最初のプレゼンでこちら科の質問に答えてくれたほとんどが、5年生。6年生はとても静かだったので、ちょっと気になりながら。。。それでも実物と理科で習った植物の形態の基本を守り、キャベツとブロッコリーの遺伝子が混じると、どの様になるのか。
寒い体育館の床でグループごとに、相談をしたり、できたところは書き始めて、多くは名前ができてから形を書くのですが、その逆もあったり。少し苦戦したチームもあったようで、予定よりも5minほどoverでしたが、何とか書き上げて。![]()
プレゼンを5, 6年生のどちらから始めるのか、じゃんけんで、6年生から。前日の日高小学校でプレゼンのポイントをきちんと説明できておらず、こちらのミスもあったので、その当たりは、きちんと話したつもりだったのですが、最初のグループは、書いたものをはり付けて、なかなかプレゼンが始まらず。誰が発表するか、押し付け合い。。。いつだったかの桜井小学校でもそんなことがあり、発表が始まったら、もめることないようにまとめてほしいと。桜井小学校でも話したのですが、そんなことをするのは「後ろから石を投げる」ということで、よくないことだと。また、考えたのは、チームのなかの女の子のようで発表してくれていたのですが、男の子が発表に対して、いちいち突っ込みを入れる、それは違うとか、こうだとか。それでは、まるで男の子たちが女の子たちが考えたのを操っているようなもので、「二人羽織」というより、少し難しい言葉で言えば「傀儡(かいらい)」ということになるので、それもいけないことだと。。。![]()
そのあとのグループからは、とてもスムーズで、誰が何をしゃべるかという役割分担ができているところもありましたし、最初、おとなしかった6年生チームから修学旅行の時に食べた「ロマネスコ」のような味がするという昔のことをきちんと覚えてくれていたり。。。このあたりは、さすがだなと。また、外から見た形態と横断面を並べて書いているところもあり、どうやったら、みんなにわかりやすいか、そんな工夫が見られたのもよいことでした。こうしたグループのよかったことをみんなで学んでほしいなと。もちろん、最後は、謎解きですが、日高小学校のように、ぜひ、実際に作ることもチャレンジして見て下さい。![]()
最後は、いつものように世界に向けて情報発信。自分たちの書いた絵もいっしょに。講義のあと、八木校長先生、専科の先生を交えて、急ぎ給食。午前の国分小学校と午後からの玉川中学校がかなり離れた場所となるので、ということもあり、児童の皆さんとでなく。この時、校区である唐子山のミカン園で取れたものも頂きました。子供の頃に植えられていたものが、ずいぶん大きな成木になったので、しっかりした味のおいしいミカンでした。場所がわかると、うれしいものです。
最後になりましたが、国分小学校校長・八木先生、5年担任の吉田先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
【出前講義】今治市立常盤小学校「花の不思議な世界」(2015年度ふるさと出前授業-10、11/26)
2015年11月28日 (土)
午前中が日高小学校。雨上がりで少し晴れ間が見えて、隣の校区になると思うのですが、午後からが常盤小学校。常盤小学校がこの出前講義が今治で始まったきっかけになった小学校。去年はちょうどこの時期、理科の研究会があり、その時にも参加させていただきました。日高小学校の所にも書いたように、寒さは仙台並み。ただ、暖房は昔ならがの今治並み。先生方のご配慮で、体育館には暖房が。ありがとうございました。![]()
前日の立花小学校に続いて「花の不思議な世界」。リンゴをモデルにした開花から結実までの講義。最初、少し横道にそれた話をしたのは覚えているのですが、撮影してもらった写真を見ても思い出せず。。。やっぱり、年は隠せなくなりました。たぶん、なぜ、科学者というか、研究者になったのか、小学校の頃に、テレビに博士、教授というのがたくさん出ていたので、その影響というのを紹介したような。。。間違っていたら、すみません。![]()
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自己紹介では、子供頃は同じ今治に住んでいたと。。。導入はいつもの花の写真。常盤小学校で箱の写真のところで少し時間が。ヒルガオというのはわかったのですが、その理由。もちろん、形態的以外の。。。観察、考えること、大事にして下さい。よい機会なので、分類について。花の形で分類するので、キク科は春から秋までいろいろな花があると。ちょうど今頃もあると思いますが、正確な名前はわかりません。泥棒草と読んでいましたが、集合花の種子が集まった部分を投げて、背中にひっつけたり。小学校の頃はよくしていました。では、モデルで使う、リンゴはバラ科。他にはないのかなと。たくさん知っていました。ビワがでなかったくらいで。イチゴの開花、結実の時期を知っていた、つまり、旬がわかっていた児童の方がいたのは、すごかったです。普段から、よく観察ができているのだと。
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花の形態を理解する上で重要なのは、蕚片、花弁、雌ずい、雄ずい。小学校なら、学、花びら、雄しべ、雌しべなのかも知れないですが。あと、花粉、柱頭を拡大した電子顕微鏡写真。さすがに10umという1/100mmの大きさを考えるのは、必死でした。それくらい小さいことを覚えて下さい。花粉発芽、花粉管侵入の動画は、やはり感動もの。それで済ませるのはもったいないので、なぜ、どの様な仕掛けでふくらむのか。給水と吸水のちがいも立場を変えて、理解してもらえたかと。。。![]()
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リンゴの開花から結実まで時間をおって考えて、摘果ということをすることで、こんなにも大きさが違うのだと。日本の農業でずいぶん、おいしい大きなリンゴを食べていることもあわせてわかったのではないでしょうか。リンゴの品種。これは、今治市内、どこの小学校でもあまり知らないと言うこと。地域性からしょうがないこと。でも、これを機会に覚えてほしいなと。もちろん、立花小学校同様に、カンキツの名前は、たくさん知っていました。確か、ブラッドオレンジの名前も。最近で始めたカンキツですが。身近にあるなしが大きな影響を与えるのだと。渡辺は、植物育種学を専攻していたこともあり、職業上、品種名には、すぐに目が行く方なので。。。![]()
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後半の課題は「自家不和合性」。人間などの動物の多くは脳みそという中央制御系があるわけですが、植物は分散型の制御、処理系。柱頭上で、自己花粉と非自己花粉を識別できる動画は花粉管侵入の動画よりもやっぱり衝撃的なようです。植物が考えている、ということが動きとして見えるので。ただ、ここでも自分の遺伝子を混ぜてはいけなくて、他人の遺伝子を混ぜる理由。これは少し難しいようでしたが。それでも、遺伝的多様性を維持することの重要性は理解してもらえたかと思います。最後は、リンゴの果実を見ながら、どこに花が咲いていたのか。ちゃんと理解している児童の方も。よく観察できています。みんなで見るために、列の最初の方に説明して、伝言ゲーム。後ろの方で、これおいしそうとか。。。ちゃんと、蕚片の名残など、理解できたか、少し心配でしたが。![]()
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ここで講義は終わり、代表の方から今日の講義についての感想とお礼の言葉。ありがとうございました。これをきっかけに、今まで以上に理科だけでなく、いろいろなことにチャレンジして下さい。最後は、いつものように、世界に向けて情報発信。全体でというのでなく、クラスごとに。それも久しぶりかも知れないです。![]()
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講義が終わったあと、渡部校長先生と昨今の教育事情であったり、理科のことであったり、たくさんのことを議論できました。今治の理科のレベルが高く維持されているのが、渡辺が小学校時代から継承されている「理科専科」にあることを改めて、実感できました。また、地域の特性をどの様に活かして、なにをするのか。少子高齢化が進む日本で、どうしたらよいのか、そんなことを考えるきっかけとなりました。ありがとうございました。最後になりましたが、常盤小学校校長・渡部先生、5年担任の井手先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 5, 6時間目の間の休憩の時、渡辺と同世代の先生がいるというので、児童の皆さんは、盛り上がっていました。みんな、勘違いをしているようだったので。。。あれ??でした。渡辺が小学校時代、1, 2年生以外、男の先生が担任だったので、そんなことで盛り上がることもなかったのですが。。。そんなことよりも、「昆虫」の研究はしっかりやって下さいね。その成果を楽しみにしております。子供の頃は、昆虫採集に明け暮れた、渡辺。小学校時代に覚えたことは、忘れないですからね。
PS.のPS. 記事のuploadが遅れ気味というか、かなり遅れているのは、今治の気温と仙台の気温がほぼ同じで、少し風邪気味。というよりも、ちょっと風邪引きに。。。何とか週末で対応しますので、少しお待ち下さい。
PS.のPS.のPS. 写真撮影をお願いして、実際に撮影いただいたのは、担任で一番若い先生。まさに「若いの」。こちらは誰にお願いしたらよいかわからず、と思っていたら、しっかり若手を指導される体制が。よいことだなと。子供たちももちろん、次世代をになう人材ですが、先生方の技術であったり、いろいろな心がけなどを若手に継承するのも大事なことで。。。大学での教育研究も同じように若いのをしごかないと。。。ふと、そんなことを。ありがとうございました。
PS.のPS.のPS.のPS. HPを書いている時点ですでに、小学校のHPには記事が。その日の夕方には、upload。光速の対応に感動です。ありがとうございました。
【出前講義】今治市立日高小学校「キャベツとブロッコリー」(2015年度ふるさと出前授業-9、11/26)
2015年11月26日 (木)
前日から始まった秋の「ふるさと出前授業」。昨日は立花小学校。この日の午前中は、日高小学校。去年は今治南高等学校園芸クリエイト科の生徒さんとジャガイモの植え付けなどをやったのを思い出しました。大学院生の合格についての記事にも書きましたが、全国的な寒さで。西日本では、この時期としては強い寒気が入ったと。![]()
5年生向けに「キャベツとブロッコリー」。会場は体育館で。。。さすがにこの寒さは、児童の皆さんには厳しいものがあったのではと。気になりながら。。。渡辺の方から自己紹介。日高地区も渡辺の育った桜井地区と同じような畑、田んぼが多いところ。トマトの発芽から結実までをまずは復習。とてもみんなよく覚えていました。この要因として、あとから先生に伺ったのですが、先に書いた高校生との交流で、トマトの栽培をしていると。高大連携といわれていますが、広く、小中高大連携というような形になれば、さらに効果が上がるのだろうと。トマト以外に、植物の生長のルールを守っている植物にどんなものがあるか。よく考えていました。ただ、難しいのは、吸根などの栄養繁殖がmainの植物に種子がつくのか。。。せっかくです。春には、チューリップなどで、種をつけてみてください。![]()
ただ、さすがにキャベツ、ブロッコリーが生長している姿を細かく見ている方は少なく、特にキャベツからどうやって花が咲くのか。これはかなり難問のようでした。そんなことを考えながら、キャベツとブロッコリーの遺伝子を混ぜた新しい植物を書いてみましょうと。3クラスでしたので、total 9グループに分かれて。少ししゃべりすぎたのもあって、時間を気にしていたのですが、20minで班ごとに絵を描くことができるといってくれた児童の皆さんの熱意はすごかったです。実際、5minもあれば、班全体の意見をまとめて、書き始めてくれたところも。これはこれまでの講義でも最速でないかと。。。感動でした。
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班ごとに書いたあと、プレゼンをしないといけないことを十分に説明できなかったので、申し訳なかったです。プレゼントなれば、終わったところから、もっと発表について考えたり、まとめができたのではと。。。それでも、それぞれのグループが、描いた絵がキャベツ、ブロッコリーのそれぞれどんな特徴を引き継ぎ、こんな形になったのか、植物の形態のルールを守っているか、しっかり実物を見ながら、説明しくれたのは、とてもniceでした。
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もちろん、そんなすごい説明を打ち崩すような鋭い質問を。時間の関係で、1つ限定でしたが、なかには、黒板に自分の主張を書く方も。これはすごいです。また、去年作付けしたキャベツだと思うのですが、茎がずいぶん長くなったものを用意いただき、説明したとき、この茎の部分が「ワサビ」に似ていると。よく観察できています。キャベツもワサビもアブラナ科ですから、似ている部分があるのだと思います。その観察眼をさらに磨いてください。
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また、説明のなかで、新しい植物として、ハクランというのがあると言う言葉を使った方も。ハクランは、ハクサイと甘藍(キャベツ)の合体なので、それから名前をとっていたり。よく学習しているな。すごいです。先のワサビのような茎を持っている植物を参考にして、茎が長くなって、キャベツ、ブロッコリーが一緒になったようなものを書いたグループも。いずれ、発想力豊かで、よく説明できました。![]()
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では、発表が終わると気になるのは、自分たちの発表が正解だったのか。。。両親のどちらに似ているか、それは自分たちの場合も同じようなことがあるので。それを踏まえて、ルールを守っていれば、その可能性はあると。。。さらに、5年生なので、春になったら、実際に2つの植物の遺伝子を混ぜた植物を作る実験をしたいですかと聞いたら、全員が、手を挙げて、やりたいと。これもすごかったです。是非、来春、チャレンジしてください。楽しみにしております。
今日も何とか忘れず、みんなで世界に向けて情報発信。午後からの講義に向けて、5-1のクラスで一緒に給食を。とてもしっかりした発表をしていたクラスでしたので、給食の時間もいくつかイベントがあり、楽しませてもらえました。
最後になりましたが、日高小学校校長・渡部先生、理科専科の松下先生、5年生の先生方をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 講義に伺ったとき、給食の前後、渡部校長先生と昨今の教育事情であったり、今治の教育への提言と言うことではないですが、今の子供たちが今治の将来、日本の将来を作る訳なので、deepな議論をできたことは、これからの出前講義にいかしていけることでした。ありがとうございました。
PS.のPS. 日高小学校の校区になるのか、いずれ、その近くの所に、FC今治サッカー場建設というのを地元の新聞の記事に。現在は、渡辺が小学校時代を過ごした桜井小学校の校区内にあるとか。。。それもびっくりでした。

