SSH研究成果報告会に続いて、平成27年度第2回SSH運営指導委員会。5年間のまとめと第2期への戦略会議。戦略会議の部分は、来月の頭がこのSSH申請の〆切とか。なので、機密事項については、お許しください。このHPを見ていて、そんなことを期待されている方もいたのではないかと思いますが。。。もちろん、渡辺が思っていること、しゃべったようなことは、この後に。
科学リテラシー、課題研究、評価方法、国際性育成、地域連携・貢献というのが、この5年間の活動内容。どこのSSH実施校でも行われていることかも知れないですが、いずれの内容も全校体制で1年次から100mダッシュを続けてこられたのではないかと。もちろん、必要に応じて、教育内容を臨機応変に変更などの対応していたのは、先生方の努力の賜物だなと。。。科学者の卵養成講座でも行っていますが、TOEICの試験を導入しているのは、なるほどと。。。渡辺は、英語が苦手でしたので。。。昔でよかったというか、なんというか。。。地域を知る、とても大事なことで。。。その地域になぜ、その産業、文化があるのか、その由来は。となると、昔の歴史をひっくり返して、今までつなげてなかったような事象を串刺しにしてみると、意外なものが見えるのだろうと。
評価は難しいもの。特に教育の評価は、10年単位のあとになって、やっていてよかった、あの教育はそうではなかったと。その意味で近視眼的にならないで、できるだけ、将来に向けて、複雑な問題を領域融合的に解決できる人材が育成されればと。。。評価と言うことになるのか、この教育を受けて大学に進学して、どう活かされているかというようなアンケートをしているのは、よいことだなと。いつもお願いされているSSH運営指導委員として、コメントしていることなので。アクティブラーニング。これは、小松高校で拝見しましたが、。。。確かにおもしろい取組。ただ、物事を聞いて、自分で考えると言うことでは、どうなのか、。。少し考える必要があるのではないか。どこかでも書きましたが、きちんと座って、人の話を聞いて学ぶ。日本人にはとても得意なことだったような気がするのですが、最近は、どうも違うような。。。。改めて、「座る」ということ、「学ぶ」ということを考え直す時期になっているような。全然違う戦略で。。。
では、これらを踏まえて、第2期は。。。。4月までお待ち下さい。こうご期待と言うことで。。。ただ、渡辺が普段、思っていることである、考える力、チャレンジングな心、文化・歴史を踏まえたグローバリゼーション、高い志、たくさんの失敗の経験、高い文章力、気合いと根性。。。。気合いと根性は科学的でないと言うこともありますが、最後まで何事もまとめるという意味では、大事だと思いますが。どうでしょうか。。。。
最後になりましたが、今回の発表会、委員会でお世話になりました香川県立観音寺第一高等学校・高井校長先生、SSH担当・猪熊先生、石井先生、上原先生には、たいへんお世話になりました。仙台という遠くからになりますが、次の5年が無事つながることを祈念しております。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 最近の高校の生物の教科書には「メンデル」という名前がないとか。。。。これは困ったものだなと。植物の遺伝学をやっているものとしては。。。どうすればよいのか。。。
【出前講義】香川県立観音寺第一高等学校・平成27年度第2回SSH運営指導委員会(11/9)
2015年11月 9日 (月)
【出前講義】香川県立観音寺第一高等学校・SSH研究成果報告会(11/9)
2015年11月 9日 (月)
今回の北陸遠征(小松高校、中海小学校、丸内中学校、芦城小学校、犬丸小学校)に続いては、香川県立観音寺第一高等学校のSSH。小松では、なんとか天気は持ちこたえましたが、瀬戸大橋を渡るときには雲というか、霞というか、。。最近は、パソコンをしていることが多いので外を見ないのですが、ちょっと気になってみてみると。こんな瀬戸内を見るのも久しぶりだなと。11月にしては、気温が高いので、というのもあるのかなと。写真を撮りわすれたのが、失敗ですが。
6月に出前講義で来て以来ですが、今回のSSH研究成果報告会は、最終年度の発表と言うことで、発表会は全校で、体育館で実施。様々なところへいったり、体験したこと、それも特に、科学に関連したこと。Spring 8にも行かれていたようです。渡辺自身は、構造生物学に興味はあってもやることはなく、まだ、見たことがないのですが。。。あと、近くの天文台か何かにも。星空がきれいといっていましたが、観音寺でも十分夜の星はきれいなのではと。というか、身の回りの自然をしっかり観察してほしいものだと。
母校の先輩が活躍しているところに訪問するというのは、よいことではないかと。お迎えする側もうれしいですし、ある種のロールモデルとして、考えることもできるでしょうから。そうしたことが少しでも多くなればと。
課題研究を代表して、昨年のSSHの大会で表彰されたもの。サッカーJ1のdata解析。かなり、big dataに近いもので、なかなかおもしろいものだなと。ただ、数字だけを見ていて、実際のプレーを見たら、違った発想ができるのだろうと。。。ここで全体発表が終わり、講評を運営指導委員をされている東京大の松田先生から。先のゴールとシュートの関係に結びつけて、SSHというチャンスをいかに戦略を持ってシュートという「果実」に結びつけるのか。もちろん、目先の果実でなくて、将来的に大きくなるそんな果実を。というコメントはまさに、キャプテン翼の様々なシュートを思い出させてくれるようなものでした。ありがとうございました。![]()
わたなべしるす
PS. 報告会の前に運営指導委員の先生方と議論を。その中で、科学だけでなく、一般のいろいろなことを含めての歴史の流れというか、様々な方向からの串刺しによる理解。また、科学というのが古代ギリシャというか、その当たりから始まったので、哲学、宗教学、歴史学、文化など、科学とは関係なさそうなこととdeepな関係があることを。こんなことで共感を頂けるとは、びっくりだったと同時に、これからうまくコラボして、新しい領域を見ることができればと。。。ありがとうございました。
【出前講義】石川県立小松高等学校開放講座との共催「せいぶつ実験教室~ブロッコリーをバラバラにしてみよう」小学生向け実験教室(11/7)
2015年11月 8日 (日)
最終日の午後は、石川県立小松高等学校開放講座との共催による「せいぶつ実験教室~ブロッコリーをバラバラにしてみよう」と題した小学生向け実験教室。午前中のダイコンの収穫、視察などが少し時間がかかり、ぎりぎりとなりましたが、ちょうど、この週末が学校公開に当たった小学校が多かったからでしょうか。3組の親子の参加というこぢんまりとした実験教室に。
最初にこの講義の趣旨を。前日の犬丸小学校での実験と同様に、ものを壊したり、解剖したりすることで、本質がわかる訳なので、。。ただ、なかなかそうした機会がないという現代。今回は、ブロッコリーを用いて、それをばらばらに。もちろん、どの様にばらばらにするかは、それぞれのideaで。この時にも、丸内中学校と同様に「ロマネスコ」を見てもらいながら、ブロッコリーとの今回は比較も含めて、導入として。![]()
実際に分解を始めたところで、受講生と少しお話を。それぞれがいろいろ考えて、細かく数を数えたり、おおざっぱに、ブロッコリー全体の蕾の数を予想したり。いずれ、個性を磨いてほしいなと。。。![]()
途中からは保護者の方も参戦。子供さんたちとは違った発想であったり、競争であったり。いずれ、また、家庭に帰ってからもこうしたことにチャレンジしてほしいと。![]()
大きさ別にブロッコリーを並べたものは、とてもniceな発想でしたし、ブロッコリーに加えて、ダイコン、野生トマトも分解した受講生も。いろいろなものにトライすることも大事です。あわせて、違った発想を持つようにするために、他の受講生の様子を観察。あわせて、午前中収穫したダイコンの多様性観察してもらい、1つずつ、お持ち帰り頂けるように。細長いいつものダイコンと違い、おもしろかったのでは。。。![]()
最後の修了式で、受講証を手渡し、無事完了。ぜひ、ピンセットと物差しでいろいろなことができるのでこれからも続けてほしいと。もちろん、世界に向けての情報発信という写真撮影も忘れずに。最後になりましたが、今回の開放講座を設定頂いた石川県立小松高等学校・寺岸先生には、たいへんお世話になりました。これで今回の北陸遠征も無事終了。ありがとうございました。![]()
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わたなべしるす
PS. 学校の玄関の脇に「アリジゴク」の巣を発見。3つのうち、1つには1mm程度の孵化して間もないくらいの大きさでしょうか。もう1匹は、かなりの大きさ。久しぶりに捕まえて、また、砂に帰る速さが、感動ものでした。
PS.のPS. 小松高校の近くには、小松基地が。その関係でしょうか。大学校への試験会場になっていました。意外というか、へーーでした。
PS.のPS.のPS. 玄関の所には、ありがとうございましたのboardが。こちらこそ、ありがとうございました。
PS.のPS.のPS.のPS. 小松駅の脇では、発掘調査が。。。金沢から福井まで延伸される北陸新幹線の基礎となる関係でしょうか。数年後には。。。ここに新幹線が。。。ふと、そんなことを。![]()
【出前講義】石川県立小松高等学校・SSH課題研究指導「ダイコン多様性」(11/7)
2015年11月 8日 (日)
石川県での出前講義も最終日。前日が小松高校、芦城小学校、犬丸小学校で講義、実験実習等々。雲行きが怪しそうで、どこかの段階で雨が降るのではと少し心配になりそうな天候で。。。
畑は小松市内から金沢市内に向かう海岸線に近い打木地区。海風も入り、畑は砂地。ダイコンのような根菜類にとっては、栽培に適している土壌なのでは。と思いきや、近くには、トマトなど、他の野菜の作付けも。加賀野菜の源助ダイコンはすでに収穫が終わったあとで、SSHの課題研究用に栽培依頼をしているダイコンだけが。。。以前伺ったときにも、拝見したのですが、その時は、源助ダイコンの収穫前で、一面ダイコンの畑というは、感動だったのを思い出しつつ。
実験をしていたのは、1, 2年の生物部員。収穫するダイコンは100本程度。ただ、計測などをしつつということで、結構大変なことに。途中からは、指導をされている寺岸先生と渡辺が「守口ダイコン」の収穫を。守口ダイコンは世界で一番長いダイコン。といっても、ここで栽培してできたのは、40cm程度。理由は簡単でした。柔らかい作土があるところまでは伸びるようですが、そうでないところは、伸びるのが難しい。当たり前かも知れないですが、では、なぜ、そうなるのか。等、いろいろな疑問が脳みそをよぎりましたが、収穫は雨降りと午後からの小学生向けの講義の時間との闘いもあり。。。
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品種毎に根っこの形が違うと言うだけでなく、品種内の多様性、これはダイコンが他殖性なので、ある程度は致し方ないのかも知れないと想いつつ。![]()
最後になりましたが、今回の企画を頂いた寺岸先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. 朝、学校に着いたら、いつものようにwelcome boardが。最終日、quality高めとありましたので、そのような方向でも指導でしたが、いかがだったでしょうか。
PS.のPS. サンプリングをした打木地区の近くに、共同研究でお世話になっている先生がいらっしゃり、お目にかかり、びっくりでしたが、接ぎ木をしたナスの台木から野生のナスとおぼしきものが。。。珍しいものを見せて頂きました。ありがとうございました。![]()
【出前講義】小松市立犬丸小学校・出前講義「植物のいろいろなものを解剖してみよう!!」(11/6)
2015年11月 8日 (日)
午前が小松高校、午後の5コマ目が、芦城小学校。6コマ目との間が微妙な移動時間でぎりぎり到着。あと、かなり気温が上がっているので、犬丸小学校での実験に使う材料は、昼休みの間に運んでおいたので、何とか、間に合って。。。理科室からは、今回の出前講義の5年生が手を振ってくれていて。急ぎ、その理科室へ。この小学校にもwelcome boardが。ありがたいことです。![]()
最初に、今回の講義の趣旨を。昔の小学生は、学校の帰り道で道草をして、いろいろな植物であったり、ゴミ捨て場のテレビを壊してきたと。。でも、今は、そんなことも難しい時代になり。。。ではということで、今回は、いろいろな植物を壊すというか、ばらばらにしてみる、解剖してみるということをしようと。そうすることは、植物がどうなっているかを理解する上で重要であり、また、パーツからどうやって植物を組み立てるかというような発想も身につくと。![]()
材料には、ヘチマ、ヒョウタン、野生トマト、シシトウ、シカクマメ、ダイコン、葉ボタン、コスモス、キクなどなど。各班では違う植物を解剖して、比較すること。終わったら、他の班の分解したものをしっかり観察することと言うだけの条件で、あとは、自由な発想で。
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乾燥して、種子も完全にできて、繊維も堅くなったヘチマを分解したところは、繊維芽見えるようにしたあと、種子がいくつあるのか、数えはじめて。200個を超える数があると。![]()
一方、もうすこしで熟し始めるヘチマの分解チームは、1人だけでは分解できず、チームで分解して、未熟な種子を取り出したり。シカクマメを分解したところは、きれいに種子と鞘を並べて。。。![]()
ヒョウタンを分解したところは、ヒョウタンの下側には、種子があるけど、上側にはないことを分解して発見。かなりの堅さに大変そうでしたが、これもチームで。チームでやると言うことの大切さを覚えて下さいね。ダイコンは中身をくりぬいて。そんな発想もあるのだなと、niceです。![]()
外から持ってきたので、野菜には、カタツムリがいたり、最後には、「山ヒル」を発見。吸血性があるので要注意。早速、NaClであっという間に小さくなるのを観察。ということをしていたら、50minの講義も終わり。。。これからもこんな観察を続けて下さいと言うことで。。。![]()
最後になりましたが、今回の出前講義の企画の時からサポート頂いた石川県立小松高等学校・寺岸先生、小松市立犬丸小学校・任田校長先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 校長室には、達筆の書き物が。また、廊下には「今日の詰将棋」と書かれた将棋盤。詰め将棋でなくて、実際には、子供たちが将棋をしたあとだったようですが、任田校長先生が「ここは二歩だね。。。」と、一枚の歩を持ち駒に。。。その速さに感動でした。![]()
PS.のPS. さすがに終わる頃には日が暮れて。。。小松高校に戻ったら、welcome boardが書き換えられ、変えるときにも。。。ありがたいことです。![]()
PS.のPS.のPS. 7枚目の写真に秋の叙勲のことが。お世話になった先生のお名前が。。。おめでとうございます。

