東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

  • TOP
  • News Release

News Release

≪ Prev 37  38  39  40  41  42  43  44  45  46  47

【お知らせ】研究科年報(2015年度版)、発刊(11/22)

2016年11月22日 (火)

 朝から、福島県沖の地震のニュースで、netもテレビも。午前中だけで、M1を超える余震は30回を超えるとか。。。何とか、このまま、静まってほしいのですが。。。

20161122155130-62e6e749b50ce9a63eeaa60ec6a8e9481b2a89e2.JPG さて、昨年度から研究科年報研究科のHPに電子版としてのみ、公開と言うことで。経費節減と幅広く広報できると言うことは、HPを使うというのは、よいことだと思いますので。去年の記事を見ていると、研究業績の積み上げとあったのですが、うまく機能せず。。。情けないばかりです。来年度の今頃、つまり、業績としては、今年度のものになりますが、少しでも多くの教育研究成果を発表できていればと。

 なお、写真をclick頂ければ、3.4Mbくらいのpdfとしてdownloadできますので。研究科全体のactivityの広報と言うことで、無事、研究科広報委員会委員長としての仕事は終えることができたのではと。。。

↓画像クリックで年報のPDFファイルをダウンロード出来ます

(size=約3.4Mb)

20161122134649-5336334b0accd8060db538e88df3ab4bcd3b8e6b.jpg
 わたなべしるす



ページの一番上へ

【お知らせ】科研費・新学術領域研究・博士研究員(特任助教)募集(10/28)

2016年10月28日 (金)

昨日あたりまでは全国的に暖かい天候で、仙台でも25oCに近かったような。今日あたりからは、一転、寒空。。。植物にどの様な影響があるのか。ちょっと心配ですが。。

20161028092829-9d66a00ddc30ea80b8de8cdf66596d69789c6c2a.JPG さて、昨日、nazunaなどの情報提供しましたが、渡辺の研究室では、「科研費・新学術領域研究・博士研究員(特任助教)募集」運びとなりました。細かな内容は、以下の通りです。たくさんの応募をお待ちしております。


 わたなべしるす

****************************************
以下、昨日のmailの内容の一部、変更。

 渡辺の研究室では、科学研究費補助金・新学術領域研究・植物新種誕生原理・計画班「複二倍体種形成時の受粉・ゲノム安定性に機能する「鍵と鍵穴」因子の解析」を推進するために、以下の要領で博士研究員(特任助教)を 1 名募集します。興味のある方は是非ご応募下さい。

 またお近くに適任者がいらっしゃいましたら、ご紹介していただけると幸いです。

(1)研究・公募内容
 当研究室では、アブラナ・シロイヌナズナを材料として、植物の自家不和合性に関連した形質について研究を行ってきました。本プロジェクトでは、自家不和合性研究を発展させ、倍数性と生殖システムなどの新規な局面にチャレンジすることを計画しています。計画研究班の他の班員との共同研究だけでなく、広く国内外の研究室とも共同研究を推進することで、より大きな進歩を目指すものです。(詳細は、新学術領域研究のHPをご覧下さい。)

 これらの研究に興味を持ち、積極的に推進してもらえる方、新しい手法で新規な現象の解明にチャレンジしたいと思っている方を歓迎します。研究室のスタッフ、院生などとも一緒に研究をやって頂けることも期待しています。何より、若い世代が次の新しい研究フィールドを作ると思っておりますので。

 なお、研究内容などは、ホームページを参考にして下さい。
渡辺研究室 website

新学術領域研究「植物新種誕生原理」website

(2) 募集人員 1名

(3) 給与などの待遇
東北大学の規定に準じます。ご相談ください。

(4) 雇用予定期間
2017年4月~(今年度中の採用の場合は、応相談)
年度毎契約、契約更新の可能性あり(最長2021年3月まで)

(5) 勤務場所
東北大学大学院生命科学研究科植物生殖遺伝分野・渡辺研究室
(東北大片平キャンパス:仙台市青葉区片平2-1-1)

(6) 応募資格 
博士学位取得者(または取得見込み)
これまでの研究分野は問いませんが、遺伝学、分子生物学、次世代シークエンサー解析等をベースに、研究を行える方を希望します。また、植物を育てられれば、なお良いです。

(7) 応募方法
興味の有る方は、e-mailなどで、渡辺に連絡をください。書類が届く、届かないの確認を兼ねています。その上で、以下の書類をWord, pdfとして、メールへの添付でお送り下さい。件名を「博士研究員(特任助教)応募」としe-mailにて送信願います。
面接候補者には、直接スケジュール調整のため連絡致します。 応募書類は返却しませんので、あらかじめご了承下さい。

メールアドレス:nabe@ige.tohoku.ac.jp

1. 履歴書
2. 今までの研究の概要及び今後の抱負
3. 業績一覧(原著論文、総説、学会発表等)
4. 応募者について所見を求め得る方2名以上の氏名と連絡先

(8) 締切日
特に締め切り日を設けず、適任者が見つかり次第、締め切ります。

(9) 書類提出・問い合わせ先
〒980-8577
仙台市青葉区片平2-1-1
東北大学大学院生命科学研究科
植物生殖遺伝分野
渡辺 正夫
tel: 022-217-5681
e-mail: nabe@ige.tohoku.ac.jp
****************************************

20161028092948-2442f15eaed582f482d941625737f964ad338d3e.JPG


ページの一番上へ

【お知らせ】第68回東北大学祭・模擬講義「植物の花の不思議~花粉と雌しべはコミュニケーションをしている!?」10月30日講演予定(10/26)

2016年10月26日 (水)

 たまに講義があり、川内キャンパスに行くことがありますが、昔とは違って、静かで。。。昔は、構内を自転車で横切るなど、できたような気がしますが、今は、◎番のような方がいて。。。静かで、きれいで、30年という時間は大きな変革をもたらすのだなと。

20161026184934-6e20abc4194a54f4c22e001ddcf7f760855f6564.JPG 4月にもお知らせした第68回東北大学祭・模擬講義の詳細が決定し、以下の通りです。

 日時:平成28年10月10月30日(日) 10:30-11:30(予定)
 場所:川内北キャンパス B棟203講義室(先のlinkのA03の建物)
 講義題目:植物の花の不思議~花粉と雌しべはコミュニケーションをしている!?

 植物も生き物です。DNAという遺伝情報を使って、生命体を維持しているので。。。では、子孫を残すときに、何か、工夫をしていないのか、工夫をしていて、おかしくないわけですが、そんなことは、見分けるのも難しく。そんな植物の不思議な営みをお話しできればと。。。ということで、久しぶりに渡辺の講義を聴いてみたいという方、普段は、別の顔を知っていて、講義をするときの渡辺のことは知らないという方は、是非いらして頂ければ、幸いです。お待ちしております。

20161026184948-664ff092eb23ebbd6a6f7be6ecbb80ec2dfa8ccc.JPG
 わたなべしるす

 PS. 川内キャンパスでの大学祭に行ったのは、たぶん、1985年の阪神が西武を破って、日本一になったとき以来のような。その時のクリーンナップは、バース、掛布、岡田。春先の巨人戦では、バックスクリーン3連発が。。当時は、農学部での自主ゼミ中にラジオを聞いていたような。

20161026185051-c6cc2bf0cff45e46a48529ce522a1e21b3427d5e.JPG

ページの一番上へ

【研究成果】大規模発現データ解析による新規恒常的発現遺伝子の同定解析をGenes Genet. Syst.に発表(国内5研究室との共同研究; 10/13)

2016年10月13日 (木)

 研究室のメインテーマは、アブラナ科植物の自家不和合性における自他識別機構の解明ですが、それに関連して、その時代に合わせて、ESTsMicroarray次世代シークエンサーによる解析を行ってきました。その中で見つけたおもしろい遺伝子もいくつか解析してきました。また、われわれが収集したdataを他の大規模発現データと融合したら、もっと興味深いことはできると思いつつも、計算機を動かすことが苦手で。。。

20161013180927-9ef538622aead5f80409fc10d2b9564bd12bfe5a.JPG そんなインフォマの世界をコラボ頂いているのが、明治大・農の矢野先生。今回は、国内5研究室で有しているdataを含めて、publicなdataも統合しつつ、植物種ごと、あるいは、植物種を超えて、恒常的発現遺伝子を見つけることができれば、targetしている遺伝子がどれくらいの発現なのかを容易に比較することができるわけです。ということで、明治大・農の矢野先生が統括頂き、共同研究で行いました(Kudo et al. (2016) Identification of reference genes for quantitative expression analysis using large-scale RNA-seq data of Arabidopsis thaliana and model crop plants. Genes Genet. Syst., 91: 111-125., https://www.jstage.jst.go.jp/article/ggs/91/2/91_15-00065/_article)。この論文は、pdfを freeでdownloadできますので、興味のある方はぜひ、ご覧頂ければ、幸いです。

20161013180958-73576d9a69f360d8a4fde59ee2041a149b345802.JPG なお、このGenes Genet. Syst.の91巻2号は、科研費・新学術領域研究「ゲノム・遺伝子相関(Correlative Gene System: Establishing Next-Generation Genetics )」の特集号として、編纂されています。この記事の1つ前に掲載していますが、イネ耐冷性と低分子RNAとの連関解析の論文も掲載されています。そちらの記事も参照下さい。

20161013181018-b28af4dec5bc2ca2c331a84e07f9828dea56c2f7.JPG
わたなべしるす




ページの一番上へ

【研究成果】イネ葯低分子RNAの網羅的解析と耐冷性との比較解析をGenes Genet. Syst.に発表(国内5研究室との共同研究; 10/13)

2016年10月13日 (木)

 地球温暖化と言われますので、コメの品質に影響を与える高温耐性というのが、登熟期に問題となりつつありますが、イネの作付けの北上を可能にしたのは、耐冷性であり、そのメカニズムの解明は、重要な研究課題であり、渡辺の研究室でも、Oda et al. (2010) Genes Genet. Syst., 85: 107-120.として、葯での発現遺伝子をと耐冷性の絡みで網羅的に解析してきました。渡辺の研究室の「始祖:origin」ともいえる附属農学研究所時代にも、斎藤報恩会のサポートを受けて設立され、耐冷性研究にも資金援助・研究がなされていました。

20161013164730-912bcf96e8a5542c9eebefe428483e31b19838c2.JPG 今回は、2010年の研究材料とした「ひとめぼれ(耐冷性強)」、「ササニシキ(耐冷性弱)」を同様に用いて、冷水掛け流し圃場として、古川農業試験場にお世話になり、2010年の遺伝子がどの様な低分子RNAによって制御され、耐冷性にどの様な遺伝子が関連しているかについて、国内5研究室との共同研究で行いました(Maeda et al. (2016) Comparative analysis of microRNA profiles of rice anthers between cool-sensitive and cool-tolerant cultivars under cool-temperature stress. Genes Genet. Syst., 91: 97-109., https://www.jstage.jst.go.jp/article/ggs/91/2/91_15-00056/_article)。この論文は、pdfを freeでdownloadできますので、興味のある方はぜひ、ご覧頂ければ、幸いです。

20161013164814-c7faf85fd2f97bb547d1000ae6adeec5809f24ba.JPG なお、このGenes Genet. Syst.の91巻2号は、科研費・新学術領域研究「ゲノム・遺伝子相関(Correlative Gene System: Establishing Next-Generation Genetics )」の特集号として、編纂されています。別記事に掲載しますが、植物ごとの処理条件を超えて恒常的に発現する遺伝子の解析の論文も掲載されています。そちらの記事も参照下さい。

20161013164830-b3f61369ddeade1464da5af8c25f9f0a3980cf44.JPG
 わたなべしるす




ページの一番上へ

≪ Prev 37  38  39  40  41  42  43  44  45  46  47

ARCHIVE