今朝の仙台市の最低気温は、-1.8oCとか。。。先週が愛媛で出前講義でしたので、それから考えると、10oC近く低くて。さすがに、寒いですが、来週には、この寒さも一次的に緩むとか。。。 さて、来年の話をすると鬼が笑うと言うのでしょうか。少し早いお知らせかも知れないですが、毎年開催している、大学院入試の説明会とオープンラボ。東京開催があって、その翌週が仙台というのが、ここ数年のパターンでした。仙台開催、東京開催の詳細は、また後ほど、掲載するとして、日程だけは、早めの方がよいのではと。。。いうことで、まずは、お知らせを。
1. 仙台開催
<入試説明会>
【日時】平成29年5月20日(土) 10:00~(予定)
【場所】片平キャンパス 生命科学プロジェクト総合研究棟1F 講義室
入試説明会の前半は、大学院の概要、奨学金、講義などの学務的なこと。先輩院生の普段の生活。後半は、各分野のポスターのところで説明会。平行して、各分野の持ち時間3min程度のshort talkも。渡辺研究室でも、研究内容、何を目指しているのか、他研究室との違いなどをお話しできるかと。。。ぜひ、いらしてください。
それに引き続き、研究室に移動して頂き、
<オープンラボ>
【日時】平成29年5月20日(土) 14:00~19:00(予定)
【場所】片平キャンパス 生命科学研究科本館 3F 303号室
研究室の様子、実験設備、大学院生などとの語らいの時間を設定します。一昨年から好評である、研究室見学の方々に、渡辺研のイベントである「ケーキ会」を楽しみながら、語らいの時間を設けるようにします。渡辺は、アルコールがだめなので、labではケーキ会がほぼ月一で開催と言うことになっており、1つの体験イベントとして。と思っておりますので。お待ちしております。どこのケーキなのか。それもお楽しみに。。。2. 東京開催
<入試説明会>
【日時】平成29年5月13日(土) 13:30~15:30(予定)
【場所】フクラシア品川(高輪口) (6階) (https://www.fukuracia.jp/shinagawa2/)
研究科の概略と入試の説明。そのあと、希望する教員との面談。渡辺の研究室を希望する方がいらっしゃれば、東京会場にも伺うと言うことに。去年は、広報委員会委員長職を仰せつかっていたので、必ず、東京にも顔を出したのですが、東京会場を希望される方、また、お知らせしますので、申込をお願いすることになるかと。なお、東京会場には、「仙台の銘菓」をと思っています。仙台の銘菓???、お楽しみに。
昨年度からの継承で、仙台開催が土曜日の1日のみの開催に。もし、東京開催、仙台開催のどちらの日程にも都合が合わない方。是非、mailでご一報下さい。これまでも、そうした方に合わせて、別日程で研究室見学を設定していましたので、次年度も同様に行いたいと思いますので。 渡辺は元々は農学部の出身で、学部生、大学院生、助手の時代を東北大農学部で。そのあと、助教授の時代が、岩手大農学部で。2005年4月から、今のポジションに。今は、生命科学研究科と言いますが、渡辺のポジションをさかのぼると、1939年8月に設置された附属農学研究所になります。渡辺が学部生、大学院生の頃もありました。その後の改組で、全国共同利用施設・遺伝生態研究センターとなり、現在に至るというわけです。こうして、3つの異なる場所で研究を展開してきました。その間に重要視したこと。それは、研究室に閉じこもることなく、広く外の研究室と共同研究を行うこと。渡辺が学部生として、卒論実験を始めた1987年当時は、かなり珍しかったように思います。おまけに、学部生の実験のメインは、理学部生物・動物発生学・竹内教授の元で抗体作製実験を行い、その抗原などの精製には、東京大農学部・生物有機化学・磯貝助教授の所にも学部生なのに、数回伺って。。。外に出ると、知らないことも多いですが、その分、学ぶことも多いです。いずれも、その道のプロ、餅は餅屋と言うことですから。そんなで、岩手大時代、仙台に戻ってからも、できるだけ、多くの研究室と共同研究を展開できたことで、学生さんたちにも、色々な研究室のよいところを吸収してもらえたのでは。。。とじることなく、できるだけ、外とコラボすることが、学生時代を終えたあとの学生さんの色々な刺激になったり、色々な事へのチャレンジ精神を要請できているのかなと思っています。いずれ、そんな研究室です。
最後になりますが、研究面で渡辺の研究室が目指すのは、世界トップ水準・世界トップをgetする野望を抱き、達成すること。それが、人間を成長させる原動力になるのだと。。。そんな世界トップクラスという野望を渡辺研究室で達成してみませんか。あと、もう1つの研究室のアドバンテージ。それは、研究室がある片平キャンパスという場所が、仙台駅から徒歩15minと言うこと。来年の3月には、雨宮キャンパスにあった、農学部も青葉山新キャンパスへ。渡辺がいた頃の、町中にあると言うアドバンテージがなくなり。。。また、工学部、理学部、薬学部も青葉山に。と考えると、片平キャンパスで学べる利点は、地下鉄などを利用しなくても、自転車で、研究室まで来ることができると。いかがでしょうか。そんな立地条件。ということで、より多くの皆様をお目にかかれるのを楽しみにしています。もちろん、受験の学年である学部4年生だけでなく、学部の1~3年生、あるいは、高校生でも、見学をwelcomeですから。。。。
わたなべしるす
PS. この記事を書いているのは、16日の金曜日。夕方からは、研究室の忘年会が。。。その記事は、また、学生さんが書くでしょうから。お楽しみに。。。
PS.のPS. 4/4(火) 18:45. 東京会場の場所が確定しましたので、変更しておきました。詳細は、4/4(火)の記事に。こちらを見た方は、そちらへどうぞ。
【お知らせ】平成29年度入試説明会・オープンラボ(仙台開催)は、5/20(土)に決定、東京会場は5/13(土)に実施(12/16, 4/4追記)
2016年12月16日 (金)
【新聞・雑誌掲載】河合塾 web site「みらいぶプラス」・ニューリーダーからの一冊に記事掲載(12/15)
2016年12月15日 (木)
取材をされると言うことは、ほとんど経験がありません。Top Journalの「Nature」などに、論文掲載されると、取材を受けることも。それ以外では、2011年に「駿台予備学校」の取材記事が印刷物としてでたことがあるくらいで。。。(今は、link切れになっているようで、記事を読めないのが、残念なのですが、あれば、また、見つけて、linkを復活させておきます。) 今回は、高校生向けと言うことだと思いますが、河合塾 web site「みらいぶプラス」に、「ニューリーダーからの一冊」と言うコーナーがあり、渡辺がどんないきさつで、このようなことをやっていて、現在に至ったか、また、どんな本などが、興味深いのかについて、記したHPを作成頂きました。これまでの高校への出前講義などでも話をしているような内容を、コンパクトにまとめてくれたものです。
ふと、考え事から解放されて、違うことをと思うとき、このpageを開いてみて頂ければ、なるほどと言うこともあるかも知れないと。。。渡辺だけでなく、色々な大学人が記事を書いてくれていますので、あわせてみてみると、参考になるかと。というお知らせでした。。。
わたなべしるす
PS. このところ、本当に師走というのを実感する忙しさ。。。気がついたら、月半ば。。。。何をどうやって片付けるのか。。。頭を抱えるばかりです。
【お知らせ】ふくしまサイエンスフェア(福島県立福島高等学校SSH事業)に協力(12/18開催、12/13)
2016年12月13日 (火)
日曜日の夜には、仙台中心部の屋根も雪で真っ白。昨日の朝は、周りも白かったですが、日中、天気もよくて、ほぼ白いところは、日陰くらい。いずれ、一気に冬らしくなったというのか、先週が愛媛で出前講義だったので、その関係で、暖かいところにいた分、寒さが身にしみているのか。。。 この少し寒さが来る頃になると、SSH事業の運営指導委員を仰せつかっている、福島県立福島高等学校の「ふくしまサイエンスフェア」に今年も参加することにしました。今年で5年目。渡辺は実験を担当して、「バナナからDNAをとりだそう」という実験を午前、午後に1回ずつ、行います。
日時:平成28年12月18日(日) 11:00~15:30
場所:福島市こむこむ ポスターにあるとおり、当日は、福島県内のいくつかの中高生も企画を出していて、毎年、渡辺も感心しながら、拝見しています。そちらに、興味があってという方ももちろんwelcomeです。もちろん、入場無料。少しでも科学に触れる機会が増えることは、よいことかと思いますので。たくさんの来客をお待ちしております。
わたなべしるす
PS. そういえば、子供頃に捕まえるのが難しかった「ノコギリクワガタ」。できるだけ、「あご」が大きい方がかっこいいわけですが。。。その仕掛けがわかったと。。。なるほどでした。考えれば、こうしたエピジェネティックな遺伝子発現調節が妥当だなと。。。アブラナ科植物の自家不和合性に見られるS対立遺伝子間の優劣性とは、少し仕掛けが違いますが、いずれ、エピジェネティックな遺伝子発現制御で。。。興味ある方は、こちらから。。。実際の論文にaccessできますので。
【お知らせ】研究科年報(2015年度版)、発刊(11/22)
2016年11月22日 (火)
朝から、福島県沖の地震のニュースで、netもテレビも。午前中だけで、M1を超える余震は30回を超えるとか。。。何とか、このまま、静まってほしいのですが。。。 さて、昨年度から研究科年報は研究科のHPに電子版としてのみ、公開と言うことで。経費節減と幅広く広報できると言うことは、HPを使うというのは、よいことだと思いますので。去年の記事を見ていると、研究業績の積み上げとあったのですが、うまく機能せず。。。情けないばかりです。来年度の今頃、つまり、業績としては、今年度のものになりますが、少しでも多くの教育研究成果を発表できていればと。
なお、写真をclick頂ければ、3.4Mbくらいのpdfとしてdownloadできますので。研究科全体のactivityの広報と言うことで、無事、研究科広報委員会委員長としての仕事は終えることができたのではと。。。
↓画像クリックで年報のPDFファイルをダウンロード出来ます
(size=約3.4Mb)
【お知らせ】科研費・新学術領域研究・博士研究員(特任助教)募集(10/28)
2016年10月28日 (金)
昨日あたりまでは全国的に暖かい天候で、仙台でも25oCに近かったような。今日あたりからは、一転、寒空。。。植物にどの様な影響があるのか。ちょっと心配ですが。。 さて、昨日、nazunaなどの情報提供しましたが、渡辺の研究室では、「科研費・新学術領域研究・博士研究員(特任助教)募集」運びとなりました。細かな内容は、以下の通りです。たくさんの応募をお待ちしております。
わたなべしるす
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以下、昨日のmailの内容の一部、変更。
渡辺の研究室では、科学研究費補助金・新学術領域研究・植物新種誕生原理・計画班「複二倍体種形成時の受粉・ゲノム安定性に機能する「鍵と鍵穴」因子の解析」を推進するために、以下の要領で博士研究員(特任助教)を 1 名募集します。興味のある方は是非ご応募下さい。
またお近くに適任者がいらっしゃいましたら、ご紹介していただけると幸いです。
(1)研究・公募内容
当研究室では、アブラナ・シロイヌナズナを材料として、植物の自家不和合性に関連した形質について研究を行ってきました。本プロジェクトでは、自家不和合性研究を発展させ、倍数性と生殖システムなどの新規な局面にチャレンジすることを計画しています。計画研究班の他の班員との共同研究だけでなく、広く国内外の研究室とも共同研究を推進することで、より大きな進歩を目指すものです。(詳細は、新学術領域研究のHPをご覧下さい。)
これらの研究に興味を持ち、積極的に推進してもらえる方、新しい手法で新規な現象の解明にチャレンジしたいと思っている方を歓迎します。研究室のスタッフ、院生などとも一緒に研究をやって頂けることも期待しています。何より、若い世代が次の新しい研究フィールドを作ると思っておりますので。
なお、研究内容などは、ホームページを参考にして下さい。
渡辺研究室 website
新学術領域研究「植物新種誕生原理」website
(2) 募集人員 1名
(3) 給与などの待遇
東北大学の規定に準じます。ご相談ください。
(4) 雇用予定期間
2017年4月~(今年度中の採用の場合は、応相談)
年度毎契約、契約更新の可能性あり(最長2021年3月まで)
(5) 勤務場所
東北大学大学院生命科学研究科植物生殖遺伝分野・渡辺研究室
(東北大片平キャンパス:仙台市青葉区片平2-1-1)
(6) 応募資格
博士学位取得者(または取得見込み)
これまでの研究分野は問いませんが、遺伝学、分子生物学、次世代シークエンサー解析等をベースに、研究を行える方を希望します。また、植物を育てられれば、なお良いです。
(7) 応募方法
興味の有る方は、e-mailなどで、渡辺に連絡をください。書類が届く、届かないの確認を兼ねています。その上で、以下の書類をWord, pdfとして、メールへの添付でお送り下さい。件名を「博士研究員(特任助教)応募」としe-mailにて送信願います。
面接候補者には、直接スケジュール調整のため連絡致します。 応募書類は返却しませんので、あらかじめご了承下さい。
メールアドレス:nabe@ige.tohoku.ac.jp
1. 履歴書
2. 今までの研究の概要及び今後の抱負
3. 業績一覧(原著論文、総説、学会発表等)
4. 応募者について所見を求め得る方2名以上の氏名と連絡先
(8) 締切日
特に締め切り日を設けず、適任者が見つかり次第、締め切ります。
(9) 書類提出・問い合わせ先
〒980-8577
仙台市青葉区片平2-1-1
東北大学大学院生命科学研究科
植物生殖遺伝分野
渡辺 正夫
tel: 022-217-5681
e-mail: nabe@ige.tohoku.ac.jp
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