東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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【お知らせ】オープンキャンパス(7/27-28)に伴う研究室公開について(7/4)

2016年7月 4日 (月)

 気がついたら、7月。週末は大学院の入試。研究室の来年度に向けたメンバーがどうなるのか。研究を行う上では、いろいろな実験を研究室内外とコラボしながら、展開して頂くのは、大学院生ですので。。。大学の学部生向けというか、大学院を希望する方に向けて「オープンラボ」を行っているわけです。一方で、大学受験に向けて、高校生に公開しているのが「オープンキャンパス」。渡辺の所は、学部生が卒論を行うと言うことで、受け入れることが、昔は可能であった時代もあるのですが、現時点では、大学院生に教育研究することしかないので。。。教育研究を行う上で、今や不可欠となったのが、科研費などの外部資金。戦国時代であれば、軍資金と呼ぶのでしょうか。そのことについては、また、どこかで。。。

20160704144511-ca46b122cf7659f6dbbd7efbd46f87565501474e.JPG 今年で6年目になりますが、オープンキャンパスと連動した研究室公開。これまでもずいぶん多くの高校生が見学に来てくれました。他の学部のオープンキャンパスを拝見したことがないので、どの様なイベントを行っているのか、不明ですが。。。1度だけ、「科学者の卵養成講座」との連動企画で、青葉山の理学部・薬学部の図書館でイベントをやったとき、青葉山までの道路が混雑していたのだけ、記憶があります。昨年末に開業した仙台市地下鉄東西線もあるので、少しは道路の混雑は軽減されるでしょうか。駅からバスを使って、川内、青葉山キャンパスへという方は、地下鉄東西線を利用すれば、時間も読めて、行動しやすいのでは。その途中にある「青葉通一番町駅」からであれば、渡辺の研究室がある片平キャンパスまで徒歩で10min程度。平地ですし。学校全体での行動というのであれば、少したいへんかもしれないですが、それでも、昔よりは、時間を読みながら、行動できると思います。もちろん、個人で参加の方は、地下鉄を利用すれば、いくつかのキャンパスをと言うのも可能と思います。

20160704144529-9a9dc687f1502caa8d58669da7555a7ba30e6ac2.JPG さて、オープンキャンパスは、月末の7/27(水)-28(木)。この間、基本、渡辺は研究室におります。研究室までの道順は、渡辺のHPにありますし、あらかじめ、いつ頃研究室を訪問というのであれば、準備をしてお待ちしております。ここ数年、2-3の高校から高校生が見学にいらしています。研究室を見てみることで、実際にこんなところで、研究をしているという実感が芽生えるのではと思います。そういえば、渡辺の卒業した農学部は、この夏が最後の雨宮キャンパスでの公開とか。。。寂しくなります。新しい設備が青葉山キャンパスにできつつあるとは言え、育った場所がなくなるのは。。。等とはいってられないので、。。。これまでの出前講義、科学者の卵養成講座など、お目にかかったことのある方。是非、お立ち寄り下さい。お待ちしております。もちろん、事前申し込みなしでもwelcomeですので。


 わたなべしるす

 PS. 時間を見つけて、「科学者の卵養成講座」のHPに記事を書く予定です。そちらもよろしければ。。。



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【著書出版】「植物学の百科事典(丸善出版(株))」の項目「植物の性」を執筆・出版(6/17)

2016年6月17日 (金)

 一昨年の年末、書類などの片付けをしていた頃だったのを思い出す。編集委員長をされた神戸大・理・三村先生からmailをいただき、「植物学の百科事典」というのを丸善出版(株)から出版するので、協力をということであった。いつもよくお願いされるのは、受粉、自家不和合性関係。この類いであれば、さほどではないのだが、今回のお題は「植物の性」。。。お願いの発端が、東日本大震災のあと、被災地復興などで、お世話になったこともあり。。。ただ、さすがに難しいお題で。。

20160617182305-d999ce173b971ead0cf181c966dd9b2259ce8685.jpg 少し色々な書物を調べたり、実際の関係植物の写真を撮影したり、昔の写真からpick upしたり。。。書いている方が、かなり勉強になった。執筆の段階で、いくつかの興味深い論文があったことなどもあり。何とか、出版にまでたどり着いたというお知らせを。。渡辺が大学の書店でまだ見る時間がないのであるが、見つけたら、手に取ってみようと思う。というか、依頼の時の文章が見当たらないのであるが、お願いされたのは、一般の方が呼んでおもしろい原稿。ということであったので、ちょっとした歴史的なこと。意外と知られていない身の回りの植物、作物についてのこと。そんなことを知っていてもしょうがないかもしれないが、ちょっと得をした気分になれるような原稿にと務めたつもりである。何かのおりに、書店で見ることがあれば、手にとって頂ければ、幸いである。少々高価なものなので、研究機関、学校などがtargetされていると思う。高校のSSHなどで出前講義を行っていて、高校生の興味の多くは、植物より動物。。。植物が自己花粉と非自己花粉を識別できると言うと、不思議に思ってくれる。そんな不思議が詰まった本だと思っている。へーーと思う普段の観察から、物事始まるように思う。

20160617182328-8d6532fe1be19ebabbc603b0e00a95484e86c48a.jpg ということで、何かのおりに手にとって、ご笑覧頂ければ、幸いである。


 わたなべしるす

 PS. 出版されて知ったことだが、日本植物学会編、日本育種学会編集協力だったと。。。出版されて、項目を見て、なるほどと思った次第であった。。。

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【お知らせ】2016日EUフレンドシップウィーク展示「EUと宇宙」記念講演会(6/10開催; 6/4)

2016年6月 4日 (土)

 6月最初の土曜日。近畿・東海まで梅雨入りしたとか。梅雨前線の北側に仙台が位置する関係で、この土曜日は好天に恵まれたようで。。。その前日には、附属図書館で学部一年生向けの講義、「大学生のレポート作成入門--図書館を活用したスタディスキル--(自然科学分野を例とした研究における情報収集及び、論文の真実と評価)」の打合せ。渡辺の担当が、6/14(火), 21(火)となっている関係で。去年までは、川内キャンパスの講義室で講義でしたが、今年は図書館での実習も行うと言うこと、また、レポート評価のこともあって。。。去年より、講義もpower upしてできるのではと。。受講されている方、お楽しみにお待ち頂ければ、幸いです。

20160604205920-1fbebd3e814a655a79711fa121d86be477499c8b.JPG その附属図書館の1階展示コーナーに、2016年度日EUフレンドシップウィーク展示「EUと宇宙」を発見。「日・EUフレンドシップウィーク」とは、2001年に始まったイベントとか。。。今年は宇宙がテーマとか。コペルニクスの本、アリアンロケットの歴史であったり、ヨーロッパ共同原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器のことまで。そういえば「ブラックホール」ができるとか、そうでないとか。。。宇宙戦艦ヤマト世代には、すごい装置ができたものだと。。。

20160604210028-ee8c52116a4ec4106732664362577d45100b08a7.JPG この展示企画の一環として、特別講演とトークセッションが6月10日(金) 16:40~19:20に開催されると。。詳細は附属図書館のHPを見て頂きたいのですが、簡略すると、以下のように。

20160604205957-09b882ae289a1a60819294d1bea0639f6fdae128.JPG日時:6月10日(金) 16:40~19:20
会場:附属図書館本館2階グローバル学習室
(なお、申込不要・入場無料)

 第1部:特別講演(16:40~17:45)
 講師:大学院工学研究科 吉田 和哉 教授
 演題:「宇宙探査ロボットの研究と日欧フレンドシップ」

 第2部:トークセッション(18:00~19:20)
 テーマ:「国際宇宙大学(ISU)と東北大学」

20160604205823-dec489ae739989bed9853e4a1e6fef9eeae24112.JPG 渡辺も高校時代にロケットの打ち上げ、核融合にも興味があり、。。。そんなデコの企画にはとても興味があるのですが、。。あいにく出張中のはず。。。この記事をご覧になった方、是非、興味がある友達などにもご紹介頂ければ、幸いである。


 わたなべしるす

 PS. 渡辺が学部1年生向けに講義をする部屋の入り口の所におもしろい企画が。新しく東北大に来た方は、どこから来たのか。。。愛媛県にも3つほど、シールが。。。もちろん、世界各国から。。。さすが、こんな所というすごい場所も発見。恐れ入りました。。。感動でした。

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【お知らせ】日本植物生理学会・みんなのひろば・植物Q&A・質問コーナー「ムラサキハナナ」への回答(5/26)

2016年5月26日 (木)

 G7サミットは今日、5/26(木)から開幕とか。出張で首都圏の電車を使うと、ゴミ箱などがホーム等で使えないのを拝見。。。いろいろなことが大変な状況にあるのは事実で。。。

20160526094058-5da798602d9abb37806a78f62dc458e650d844ea.JPG さて、諸般の事情で前置きは短めに。2週間ほど前にも、日本植物生理学会・みんなのひろば・植物Q&A・質問コーナーから「老花受粉 方法」という質問に回答したわけですが、今回も同じく担当されている出村先生にお願いされて「ムラサキハナナ」について。アブラナ科植物ということで、コメントを書いたわけですが、アブラナ科で紫色の花が咲くのは珍しいわけで。。。ダイコンは部分的な薄紫で。岩手大にいた頃、植物園で見かけていた「ゴウダソウ」は、ずいぶんきれいな紫色でした。


 質問は「ムラサキハナナ」の形態について。。。実物がないので、雑種ができるというBrassica属植物を例に。実際の花の写真を研究室スタッフの増子さんにお手伝い頂き、種は違いますが、イメージができるのでは。。。参考になったでしょうか。アブラナ科のシーズンではないかも知れないですが、是非、来年のシーズンには、解剖してみて下さい。渡辺の回答は、ここをclickすると、学会のHPにlinkしてありますので、お時間のある方、ご覧ください。万が一、間違いなどありましたら、渡辺までお願いします。また、こうした機会があれば、お手伝いできればと思っておりますので。

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 わたなべしるす

 

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【お知らせ】平成28年度・飛翔型「科学者の卵養成講座」第1回特別講義「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」5/28(土)開催(5/25)

2016年5月25日 (水)

 今週の初めは、30oCを超えるような気温で。。。出張をしており、部屋で会議中だったこともあって。。。さほど実感がないのですが。。週末にかけては曇り、雨模様とか。月末というか、6月。梅雨の走りになっては、ちょっと。。。とおもいつつ。暑いよりは、涼しいくらいの気温が、花のシーズンを少しでも長くするためには。。。と思うのでした。

20160525184846-9f31c40a496ceedb466032ac3a6f2a0564197b6c.JPG さて、科学者の卵養成講座として始めた高校1, 2年生向けのイベント。というか、企画、運営などを行っており、最近は忙しいこともあって、実務面をいろいろとお願いしており、申し訳ないのですが、。。なんとか、ことしで8年目を迎えました。もちろん、一昨年からの飛翔型になるまでには、最初からあわせて、4回のタイトルを変更して。。。ただ、変更してないのは、「科学者の卵養成講座」という名称というか、愛称というか。。。受講生の間では、第○期のたまごに参加していました。とか、第◎期のたまごに参加していて、いまは、ひよこです。ひよことは、この講座では、大学生になると、名乗ることができるような名称。教授を退官したあと、名誉教授になるようなものでしょうか。。。というよりは、ひよこより、もっと先に成長してほしいということをイメージしつつ。。というか、第1期の方々は、すでにフロントランナーとして、大学院の修士2年生、あるいは、社会人2年生。あちこちで、がんばっておられるというのを耳にします。というか、近いうちに何かでコラボできるのではと、楽しみにしております。

 前置きが長くなりましたが、今年の飛翔型「科学者の卵養成講座」の第1回の企画は前半が開講式、昨年度の海外研修報告会、後半は渡辺が「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」と言う題目で講義を行います。受講生だった方は、このHPをご覧の方もいるかと思いますが、高校生の方で、このHPをご覧の方がいるかは。。。もちろん、講義の最後にはお話しをするのですが。。。この講座の目的は、失われつつある、観察眼、注意力、国語力(作文力)を養成しようとするものです。また、新しい受講生に講義をして、鋭い質問が飛んでくることを楽しみにしております。

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 わたなべしるす

 PS. たぶん、ここ数年だと思いますが、小学校時代に講義をして、現在高校生だという方も先日の仙台市内での講義でもそんなことがありました。同じようなことがあれば、こちらからも聞くようにしますが。。。積極的に質問の時にでも、そんな風に話をして下さい。こちらもうれしいことですから。よろしくお願いします。



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