昨日の雨で、サクラがどうなるか心配でしたが、咲き始めなので、まだ、花にも気合いがあるようで、さほど、花びらは散ってなくて。。。それがほっとでした。というか、あしたは、labのお花見というか、お昼に食事会を計画しているので、少しでも風が吹いて、日が照れば、地面も乾燥するでしょうから。というか、場所取りとして、何かこれはという場所があるとか。。それを楽しみにしているのですが。。。片平キャンパス周辺の方も来るでしょうか。その場所までは。。ただ、土日は、天気もよくて、ちょうど満開になるような。気温も高いので。ということは、来週は桜は散り始め。つまり、アブラナの交配実験を始めないといけないわけで。。。そうなると、今週のこのサクラを見ておくというのは、戦略的にはよいことのような。。。いずれ、今週のことは、今週に。ということで、日々精進をというのが、目標ですので。 基礎ゼミを担当したのが、4年前。そのあと、基礎ゼミをベースに展開ゼミを3年間。今年で、こうしたゼミ形式の講義を担当するのが、ちょうど5年目。基礎ゼミというのが、通常の講義を聴いて、ということではなくて、何かをやって、経験して、という形式。なので、それをさらに飛躍させて、講義をするのは、最初のオリエンテーションで。あとは、各自が作物を育てて、HPに観察日記をuploadして、それに対して、こちらがコメントをする。いわゆる双方向のゼミに。他にも色々な基礎ゼミ、展開ゼミがあると思いますが、ここまで飛躍させているのは、これくらいではないかと。では、楽勝かと思っていると、実はそうでないというのが、これまでの受講生からの記事を見てもらうと分かります。もちろん、植物を育てることに対しての好き好きがありますので。最後まで歯を食いしばってがんばって、受講された方もいましたので。がんばることは大切。続ける事が大切。見て、その変化に気がついて、それを文章化することが大切。そんな展開ゼミです。講義が終わったあとに、評価という形で学生から点数化されますが、ここ数年、概ね、楽しんで受講いただいたように思っております。この記事を書いている時点で、後期の展開ゼミの申込は、まだありませんが、昨年、一昨年は前期のうちから申込をされた方もいました。そんなactiveな行動をしてもらえればと思います。先手、先手というように。後手に回ると、防戦一方になって、大変ですから。。。というわけで、今年度もそうした学生さんに数多く受講して頂けるのを楽しみにしております。
そこで、今年度も昨年度と同じように、実施することとします。シラバスにも書きましたが、20名限定にしました。受講を希望する学生は、必ず渡辺にmailで連絡して下さい。これが守れない学生は、受講できません。シラバスを読むことの重要性と理解して下さい。 10月の秋の話なのですが、展開ゼミでは、冷涼な気候を活用して「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」というタイトルで。ハクサイ、カブ、キャベツなど食べてもおいしい野菜の栽培を通じて、植物の生長に伴う変化、栽培の苦労、文章力、プレゼン力などを養って頂ければと思います。先述の通り、希望される学生は、学部、学籍番号、名前、講義を受講するに当たっての抱負・受講理由などを書いて、渡辺までmailで送って下さい。なお、TGLプログラム指定科目になっているとともに、高大連携事業に関わる公開授業実施として行われ、高校生も受講する予定です。
ということで、受講希望者は、 (1) 渡辺にmailで上述の項目を書いて受講希望の連絡をして、何番目の希望者であり、受講可能という連絡を受けていること
(2) 初回の講義実施場所にきちんと参加できること
、(3) シラバスの内容を熟知して、作物を積極的に管理、栽培使用としてみる心意気のある方
(4) その講義で学んだことををゼミなどで報告できること
を参加の必要条件にしたいと思います。
なので、希望者は、渡辺まで、学部、学籍番号、名前、講義を受講するに当たっての抱負・受講理由などを記して、mailでお知らせ下さい。
なお、初回の講義実施場所は、片平キャンパス・生命科学研究科プロジェクト棟1階A講義室とします。また、初回の開講日は、平成29年10月5日(木)に上記の場所に、17:00集合とします。
ということで、木曜日の5コマ目ということで、大変だと思いますが、われこそはという方、トライしてみて下さい。なお、4年前の基礎ゼミ、3年前の展開ゼミ、2年前の展開ゼミ、昨年の展開ゼミの実施内容については、HPから見ることができるようにlinkを入れてありますので。また、9月の受講前になりましたら、川内の掲示板にも、このHPからも随時、情報発信をすることを掲示してもらうようにしますので。
では、10月6日(木)にお会いできることを楽しみにしております。
わたなべしるす
PS. 出前講義、科学者の卵などで、これまで渡辺の講義を聴いたことがあって、このHPを見て折られる方。また、不思議なご縁でご一緒できれば、幸いです。
PS.のPS. シラバスを見落としていたという方もいるかも。と思いまして、以下に記しておきます。
<展開ゼミ・シラバス>
1. 授業題目 秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--
2. 授業の目的と概要 毎日の食生活に欠かせない野菜。こうしたものは、スーパーなどで簡単に入手できる現代となっている。では、実際にそれらを栽培してみることは、できないのだろうか。また、栽培するためには、どの様な苦労があるのだろうか。また、できた野菜を食べるときの感動はどの様なものであろうか。小学校から高校までの生物教育などでは、多くの場合、食べることができないような植物を扱うことが多く、実際の作物を栽培して、自分で食するという経験が少ない。また、作物栽培するということは、「しゃべること」をしない作物が何を求めていて、何を施すこと、つまり、水、肥料などをやればよいか、その変化の様子を読み取ることが重要である。本講義では、作物(キャベツ、カブ、ブロッコリー、ホウレンソウ、ニンジンなど)を実際に個人ベースで盆栽として植木鉢で栽培し、作物の変化を通して、観察眼を養う。また、それを文章にまとめる力、どの様に見せれば、わかりやすいかなどのプレゼン力も養成することで、他の科目、教科への波及効果も考える。
3. 学習の到達目標 植木ばち、盆栽で栽培が可能な作物(キャベツ、カブ、ブロッコリー、ホウレンソウ、ニンジンなど)の種子、土を配布し、発芽、生長、結実までを体験、観察する。その間に起きる変化を観察、記録するとともに、最終的な収穫物を得るところまで、実際に各自が栽培を行う。こうした実験・観察を通じて、何を観察すればよいのか、どの様に変化しているのかという、観察眼を養成する。理系であれば、実験を行ったときの小さな変化を気がつくきっかけとなる。文系であっても、事象の変化に気がつき、それに対応したことを考えることは、どの分野でも重要と考えることから、観察眼の養成を学習の第1達成目標とする。また、それを文章としてまとめて、記事としてuploadすること、どの様に文章を書くとわかりやすいのか、写真を撮る時どうすればよいのかなど、表現力の養成を学習の第2達成目標とする。これらについては、いずれも自主的な学習により、習得するものとする。それが大学で学ぶと言うことであるから。
4. 授業内容・方法と進度予定
第1回 オリエンテーション
第2回 観察-1
第3回 記事のupload-1
第4回 記事のupload-2
第5回 記事のupload-3
第6回 記事のupload-4
第7回 記事のupload-5
第8回 中間発表(記事のupload-6)
第9回 観察-2
第10回 記事のupload-7
第11回 記事のupload-8
第12回 記事のupload-9
第13回 記事のupload-10
第14回 記事のupload-11
第15回 最終発表(記事のupload-12)
受講人数はゼミ形式ということから、20名とする。受講生対象としては、学部1年生を希望するが、2, 3, 4年生でも受講可能とする。受講を希望する学生はあらかじめ、e-mailで渡辺(nabe@ige.tohoku.ac.jp)まで、受講希望ということについて、学部、学年、学籍番号、氏名を連絡すること。この連絡がなく、当日、初回講義場所に来ても受講できないことに注意する。渡辺がmailを受け取ったあと、何人目の申込者であったかを受講生に回答し、20名まで受講生とする。受講生に制限を設けるのは、カレントトピックス科目への要望として、「教員と学生の双方向での講義」が期待されており、それに対応した講義形式として、HPへuploadされた記事に対して、教員などからのコメントをすることにしており、その指導に限界があることから、20名という制限を設けている。また、受講生の申込が始まったこと、規定の人数になったことは、渡辺の研究室のHP URL (http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/)から情報発信を行うので、希望する学生は注視しておくこと。なお、研究室のTwitter(https://twitter.com/tohoku_u_prg)にも、同様の情報が発信されているので、そちらをfollowすることもよいかもしれない。というか、これまでの受講生もそうしていたものもいた。
初回講義の実施場所は、片平キャンパス・生命科学研究科プロジェクト棟1階A講義室で行う。初回の開講日は、平成29年10月5日(木)とする。その時に、オリエンテーションを行い、あわせて、栽培に必要な、植木ばち、種子、土、肥料を配布し、2回目以降の講義の方向性を討論し、概説する。栽培は基本、各自が毎日、目が届く場所(例えば、自宅)で行う。日々の観察を行い、記録し、中間発表で生長の具合などをプレゼンする。栽培の基本的なことは、これまでの小学校から高校までの理科での学習を通じて理解している(水、空気、適当な気温が必要)はずなので、作物種ごとの栽培に必要な基本情報は最初のオリエンテーション時に配布する。毎日、自宅で観察し、最低限、前半で6回、後半で6回の記事の投稿を行うが、その中には、中間発表、最終的にどの様な結果になったか、観察過程でどの様なことに気がついたかなどを、最終発表として、渡辺が用意する展開ゼミ専用HPに記事としてuploadする事も含んでいる。座学ではなく、手元に植木鉢を置き、観察し、それを可能な限り、多数回報告するという形式で行うことから、他のゼミ、講義とは異なることを理解して受講すること。
なお、これらを通じて得られた作物などの成果物は各自のものにすることができる。
5. 成績評価方法 講義への出席も重要であるが、栽培を通してどの様な変化に気がつくようになったのか、という観察眼の養成程度も記事のHPへのuploadを通じて、評価する。出席・レポート報告upload 30%、中間発表 30%、最終発表 40%とする。なお、教科書、参考書は、特に指定しない。この講義の受講生の活動、web上にある情報、図書館の本など、これというものを自ら、探し出すことも重要と考えている。もちろん、栽培する作物の最低限の情報等は、資料などを配付し、初回のオリエンテーションの時に、説明する。
6. 関連URL/URL 2015年度の展開ゼミについては、次のURLで受講生の活動などを参考にできる(http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable/)。また、2016年度の展開ゼミについては、次のURLで受講生の活動などを参考にできる(http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable2016/)。受講を希望する学生は、通読して、どの様な展開ゼミであるかをあらかじめ確認すること。
7. 授業時間外学習 講義時間外の学習というのが今年度から、必須項目になったが、毎日の植物の管理、観察が必要であり、それをまとめたものをtotal 12回以上、HPに記事としてuploadする必要がある。つまり、毎日の管理、観察が講義時間外学習とする。ということから、受講生の受講態度にもよるが、材料を渡し、本講義の趣旨説明を行う、オリエンテーション以降については、受講生が定期的な記事をuploadすることを切望する。まとめて記事をuploadすることがないようにしてほしい。定期的に記事のupload、まとめた記事のuploadの意味については、2016年度の展開ゼミのURL(http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable2016/)を参考にしてほしい。
8. その他 受講を希望する学生は、是非、前年度の記事を参考にしてほしい。どの様なことが要求され、何を目標としているのか、過去の例に触れるとよくわかる。それを踏まえた上で、受講してほしい。諸事情で放棄することももちろん、可能であるが、20名限定で行い、21名目からは受講できず、残念な思いをする学生がいることを考え、受講すること。
初回講義の実施場所は、片平キャンパス・生命科学研究科プロジェクト棟1階A講義室で、平成29年10月5日(木)に行う。受講人数は上記の通り、20名とする。オフィスアワーについては、共同研究、アウトリーチ活動などで、出張が多いことからe-mailであらかじめ、質問事項などを連絡すること。特に、時間を設定しない。HPのURLは、http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/。
研究室に継続している時間帯は決まってない。共同研究、出前講義等で年間の半分くらいは出張している。なので、あらかじめ、メールで、用件などを連絡して、訪問する日時の調整する。e-mail addressを打ち間違えると思うような場合には、渡辺の研究室のHP(Googleで、東北大 渡辺正夫 で検索すると、調べられる。)のお問い合わせから、連絡すること。基本、メールは数時間に1回は見ているので。また、渡辺から返事のmailを出します。その時に、渡辺のアドレスからのmailを受信できるようにしておくこと。
9. オフィスアワー あらかじめ、訪問、問題点などをメールで知らせて下さい。
10. 研究室 大学院生命科学研究科植物生殖遺伝分野
11. 備考(連絡方法等) 研究室に継続している時間帯は決まっていません。共同研究、出前講義等で年間の半分くらいは出張しています。なので、あらかじめ、メールで、用件などを連絡して、訪問する日時の調整を行いたいと思います。e-mail addressを打ち間違えると思うような場合には、渡辺の研究室のHP(Googleで、東北大 渡辺正夫 で検索すると、出てきます。)のお問い合わせから、連絡して下さい。基本、メールは数時間に1回は見ていますので。 PS. この記事を書いていたら、日本DNAデータバンク(DDBJ)が初めてのリリースを公開してから、今年で30年目になるとか。。。1987年がスタートだったと、逆算できるわけで。。。最初の頃は、今のようにwebで遺伝子登録はできないで、FD(フロッピーディスク)に必要な情報をかいて、DDBJに送ったような。。。それぞれの専門用語もよくわからず、登録するのが、ずいぶん大変だったと。。。最初に登録した遺伝子は、SLG9, SRK9だったような。。。たぶん、25年くらい前だったような。時代は流れたのだなと。。。
【お知らせ】学部講義・展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」を受講しようと考えている学生さんへ(4/12)
2017年4月12日 (水)
【お知らせ】大学生のレポート作成入門--図書館を活用したスタディスキル--(自然科学における論文作成の実際、文献検索と引用)--の講義、学部一年生向け、5/9(火), 16(火)に実施(4/11)
2017年4月11日 (火)
仙台はサクラ(ソメイヨシノ)の開花が宣言されたのか、どうなのか。いずれ、先日の20oC近い気温のおかげだと思います。片平キャンパスでもサクラが開花。朝晩は、かなり肌寒いのですが。。。例年、この時期にHPから学部一年生向けの講義の紹介をします。展開ゼミの実体をお知らせしないまま、その講義が「東北大学グローバルリーダー養成プログラムの平成29年度指定科目」になっている紹介だけを。。。時間を見つけて、展開ゼミの案内もしたいと思います。今年の年度初めは、今までの年では考えられないくらいの、忙しさで。。。。原因は。。。まあ、そのうちに。お話しできる機会があれば、よいのですが。。。あることを祈りながら、忙しさを片付けるわけで。。。ただ、忙しいそんなことばかりやっていると、脳みそがどこか変になりそうなこともあって。ふと、こんなお知らせを。30minほどで書き上げることができるだと思って。 で、学部一年生向けの前期の講義として、図書館とのコラボの講義「大学生のレポート作成入門--情報探索から執筆まで--」、というのがあります。仙台に異動になって、今年で13年目。科学者の卵養成講座という高校生向けの講座を始めて9年目。そんなアウトリーチ活動でお世話になった医学部の教授の方から、図書館とのコラボの講義について、お願いできないかと。そんなきっかけで始まったこの講義も、講義の名称を変えながら、7年目のお付き合いに。15コマの講義を4名の教員で。均等割すれば、渡辺が4コマを担当するわけですが、世の中、そんなに単純でなくて、2コマの担当。
何を講義するかというと、自然科学系の領域において、レポート、論文作成の実際とその過程で生じる方法論であったり、情報収集であったり。。。論文投稿となれば、世界に競争相手がいるわけです。そうした方々との競争。そんなことをできるだけコンパクトにまとめて、と思っています。渡辺の師匠である日向先生がお酒の席でよく言われていたこと。日本の国語教育では、論理的な文章を書くという教育がほとんどないと。。。これは、渡辺が出前講義などのアウトリーチ活動を行い、思いましたし、渡辺自身もそうでした。あと、レポートと論文は違うと。レポートは結果を粛々と報告するもの。それに対して、論文は執筆者の意見が入る、という点。そんなことを学生、助手時代にお酒の席で言われていたこともあって、。。。論文を書くときは、基本、実験方法などのMaterials and Methodsを最初に。あとは、実験を進めれば、その度ごとに結果が出るわけで、それをResultsにまとめる。ただ、実験をした順番でなくて、どの様に並べると論理的で、また、興味深い論文になるのかを考えて。結果が出たら、その結果は、自分の結果だけで独り立ちはできないと。つまり、他の関連した先達の実験結果と比較してどうなのかを記しながら、結論を導く。あとは、それにふさわしいイントロを考えて、全体をまとめるという意味で、abstractを書いて、見栄えのするタイトルをつける。というわけです。投稿論文の場合には、ある種のformatが決まっているので、それにあわせながら、できるところから、準備をする。先達の論文、つまり、引用論文は実験方法などで使ったほど、議論で使ったほど、載せていくわけです。そんな風にしたら、何となく、書いた気分になる。それを、最初にタイトルを考えて、というように、できあがりの順番にできるようになるのは。。。渡辺には、無理そう。。。と思うわけです。こんな論文の書き方、誰に指導されたかで、違ってきます。そんなこともあわせて。書いてしまったら、講義をしなくてもよいよな。。。
で、2コマ目は、先達の論文だけでなく、競合関係にある論文とか、この論文を引用したら、なるほど見栄えがするというようなことを、実際の検索実習を交えてと言うのが、渡辺担当分です。最近はやりの「フェイク」。ではないですが、本当に役に立つ情報をどうやって集めるのか、そんなことを考えて、やってみること。世の中には、同じようなことを考えているのが、3人はいると、いつも日向先生にいわれていたので。情報収集を正確に行い、世界トップを目指すこと、大事なことだと思います。
ということで。
日時:5/9(火), 5講時(16:20-17:50)、附属図書館本館。
自然科学における論文作成の実際
5/16(火), 5講時(16:20-17:50)。附属図書館本館。
自然科学における文献検索と引用
5コマ目ですから、いろいろあって、講義を取りたくないという方、それはそれでありというのが、大学の講義。なので、渡辺の講義の所だけという方も、講義枠のところは聞くことができると思います。実習をする2コマ目は、1コマ目に来たときに、要ご相談と言うことで。。。きっとwelcomeになるはず。その当たりは、もう少し講義の予定が近くなったら、お知らせします。あと、もちろん、講義をやるときの、十八番である「出し物」も。その出し物狙いというのもありですから。。。
では、また近くなりましたら、お知らせします。
わたなべしるす
PS. この講義をリクエスト頂いた医学部の教授の方は、退官されてしまったと。。寂しい限りです。その科学者の卵養成講座も今年で9年目。最初に講義を受けた世代は、大学院の修士課程を終えて、社会人という方も。その方が書かれていたmailの中に。会社の入社式などでの話だと思いますが、「異分野融合が大事」と何度も。。。科学者の卵養成講座も領域横断、異分野融合というのを旗印にやっていましたので。10年ほど前から。それでよかったのだなと。。。ほっとです。お知らせしてくれた卒業生の方。ありがとうございました。社会での活躍を楽しみにしておりますので。 PS.のPS. そういえば、農学部は雨宮キャンパスから、青葉山新キャンパスへ。片平キャンパスからは、ずいぶん遠くなりました。そういえば、農学部の同窓会からのお知らせにきれいな写真が。。。中身をどうやって埋めるか、それもまた、大事なことで。それは、どこでもそうなのですが。難しいことです。何か、仏様と関係していたような。。。最近、記憶力が悪くて。。
PS.のPS.のPS. 昨日が最初の講義の日程だったのですが、別案件で、首が回らず。。。ただ、HPを見ると、まだ、席に空きがあると。大変な講義かも知れないですが、最後の実りは大きいと思います。チャレンジしてみてはどうでしょうか。
【受講者募集のご案内】TEA's English 2017年度前期学期内プログラム受講者募集のご案内(4/7)
2017年4月 7日 (金)
いつから始まったのか、こちらがきちんと把握できてないのですが、学内には、Tohoku University English Academy(TEA) TEA's English事務局というのがあり、英語力向上のサポートをしてくれています。こうしたお知らせを行うのも、後期に実施予定の1年生向けの展開ゼミを実施している関係で、案内が来たのだろうと。展開ゼミ実施中であれば、その枠内でお願いするのですが、今回は通常のお知らせ枠からの広報と言うことで。 渡辺は留学経験もなく、最長の海外出張はたぶん、2 weeks程度。。。なので、グローバルに適応できているかと言えば。。かなり難があるのですが。サイエンスを行う上では、英語は不可欠なので、何となく読んで書いて、しゃべっているという程度ですが。いずれ、母国語の日本語力をつけるには、是非、渡辺の展開ゼミを受講してみて下さい。去年の実施例を見ると分かると思います。あと、英語力という方は、このプログラムでしょうか。
というわけで、学内の「TEA's English事務局」から「TEA's English 2017年度前期学期内プログラム受講者募集のご案内」が来ておりました。興味のある方は、チャレンジしてみて下さい。
わたなべしるす
以下、頂いた文面を転載。
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Tohoku University English Academy(TEA) TEA's English事務局でございます。2017年度前期学期内プログラム受講者募集のご案内のためメールを差し上げております。新年度を迎えご多用の折、大変恐れ入りますが本プログラムを学生の皆様へご案内をいただけますよう、ご助力を賜れましたら幸いでございます。
TEA's Englishプログラムは、2015年に開始以来、のべ800名以上の東北大学学部生および大学院生が受講し、大変好評をいただいている課題英語学習プログラムでございます。
※2016年度後期学期内プログラム受講後アンケートにおける満足度95.0%(回答者数80人)
海外の大学・大学院への留学や研究、および国際社会での活躍を見据えアカデミックな英語を身につけたい学生を対象に、全米最大の留学・英語教育機関であるELSの指導メソッドを利用し、東北大学生専用のプログラムをご提供しております。
※授業料無料、教材費のみ別途必要
また、本年度より本プログラム受講生には、受講前後に無料でTOEFL iBT公式オンライン模試を受験いただける機会を設けております。受講前後における英語能力やその伸長の度合いの把握、プログラム後の継続学習の計画の作成、及びTOEFL iBTスコア向上のために受験を推奨しております。
※定員あり
以下の日程にて募集説明会を実施いたします。
【日時】
①2017年4月12日(水) 18:30~19:30
②2017年4月14日(金) 18:30~19:30
③2017年4月18日(火) 12:10~12:50
【場所】
①および② 川内北キャンパス 講義棟B棟 B101教室
③ 川内北キャンパス 講義棟B棟 B104教室
教職員の方々の説明会見学も可能でございます。
※お席は学生優先となります。
詳細は、以下グローバルラーニングセンターのホームページをご確認くださいませ。
http://www.insc.tohoku.ac.jp/japanese/application/14482/
過去の受講生からは、受講後アンケートにて以下のようなお声をいただいております。
「自分でも驚くほど、英語力が伸びたと自信を持って言えるようになった」
「英語によるエッセイ執筆やプレゼンテーションが出来るようになった」
また、受講後にTOEFL ITPのスコアが60点向上したという報告をくれた学生もおりました。
一人でも多くの学生の参加をお待ち申し上げております。何卒ご協力よろしくお願い申し上げます。
★無料英語アドバイジング実施中!
http://www.insc.tohoku.ac.jp/japanese/global/advising/advising-english/
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転載ここまで。
【お知らせ】展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」が東北大学グローバルリーダー養成プログラム、平成29年度指定科目に(4/4)
2017年4月 4日 (火)
展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」を開講して、今年で4年目。その前の年には、基礎ゼミとして「野菜・果物を盆栽として育ててみよう」を。HPを使っての双方向でのコミュニケーション力であったり、1粒の種子から出発して、野菜の収穫まで。簡単そうに見えて、実は、大変な作業というか、講義なのですが。それによって、最後までがんばる力、文章力は養成されるかと。そんなことと思われるかも知れないですが、社会に出れば、とても大事なポイント。。のはず。 開講以来、本学で行っている「東北大学グローバルリーダー養成プログラム(TGL)」の「指定科目」に選定(このlinkのpdfの#86が渡辺の講義の所)され、渡辺の展開ゼミは、「行動力養成サブプログラム」に分類されています。グローバルな人材というのは、何か。。。定義が難しいですが、渡辺が該当するかと言えば。。。まず、日本語でのコミュニケーションであれば、OK。英語は。。。気合いが入らないと、かなりの難あり。ただ、気合いが入れば、というのは、先日の高校生のイベントでの海外出張の最終日に。。言語とはそのくらいかと。あと期待しているのは、AIの発達で迅速な同時通訳が。先週もとあるイベントで、同時通訳と英語が流れる中、英語であれば、他のことを考えながら、聞くことはかなり難しいですが、日本語であれば、というか、母国語であれば。。。かなり容易なことが一目瞭然。あと、異文化を理解する、これも結構難しいこと。自他を客観的に認識するというような表現があり、それはまさに、研究対象の「自家不和合性」、そのものだと。。。もちろん、多細胞生物であれば、細胞間のコミュニケーションもあるはずで。。。自他という観点かどうかは別として。。。行動力は「気合いと根性」。最後までそれを成し遂げるという強い信念があれば。きっと、できるのだと。。。その3つが養成されて、海外で研鑽すると。。。ただ、海外に出ると、360o全方位に注意力がないと。。。それくらい、日本国は安全なことを行ってみると、肌身で感じます。
というような、このプログラムを推奨しているのか、怪しげに見えるかもしれないですが、何でもやってみること。渡辺が学生の頃には、こうした組み分けもなくて、取りたい講義を自由気ままに。なので、教養の講義で覚えているのは「経済学」、「統計学」くらいでしょうか。印象にあるのは。あとは、有機化学で追試があったり。クラス全体だったか、農学部全体だったか。いずれ、川内での講義にはあまりよいイメージがないのですが、。。今は、キャンパスもきれいになって。。。渡辺の講義は、片平キャンパスで行いますが。。。
ということで、グローバルに活躍したいと思う方。チャレンジしてみてはどうでしょうか。本題の展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」については、別記事でお知らせします。少しばかりお時間を。。。
わたなべしるす
【お知らせ】平成29年度入試説明会・オープンラボ(仙台開催; 5/20(土), 東京会場; 5/13(土))に実施、続報と研究科HPからの申し込み開始(4/4, 5/11追記)
2017年4月 4日 (火)
明日、4/5は本学の入学式。渡辺が学生の頃は、入学式を行わない唯一の国立大学でした。たしか。。。ものの本によると、1970-1990年くらいまで、入学式がなかったとか。渡辺はちなみに、1984年入学だったので。ほぼ、なかった時代の真ん中から後半。当時の学籍番号は、教養部2年間の学籍番号(59A235だったような。。)と、学部3, 4年時のは、違っていたような。学部の時の学籍番号は記憶にすらありません。。。で、入学式がなかったのは、学○運×の影響とか。もちろん、当時は、そんなことも知るよしもなく。。。全学規模で行ったのは、いつか覚えていませんが、最初に復活させようとしたのは、農学部。最初の頃は、あれこれと、もめていたような。。。関係ない場所から、見ていただけですが、どっちもがんばるなと。。。。。渡辺の時代、入学式がなく、オリエンテーションをやっただけで。担任の教官もいたような気がしますが、最初の挨拶だけだったような。そのあと、何かでお世話になることもなくて。。。講義の取り方などを説明してくれたのは、同じ農学部の先輩方。ありがたいことでした。また、川内でのオリエンテーションの後日だったでしょうか。農学部農学科の7つの研究室見学もして頂いたような。。。いずれ、変則な時代でしたが、縦の繋がりもできて、よかった時代だったような。。。 前置きが長くなりましたが、12月の半ば頃に、5月に開催される大学院の入試説明会、オープンラボについて、お知らせしましたが、研究科のHPからの申し込みができる状態ではありませんでした。ようやく準備が整い、申し込みができます。
仙台開催; 5/20(土)--http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/admission/detail---id-47157.html
東京会場; 5/13(土)--http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/admission/detail---id-47154.html
今年度は、これまでのような電子入力でなくて、申込内容を教務係に送ると言うことです。気をつけて下さい。渡辺の所を希望する方は、「植物生殖遺伝分野」として下さい。もちろん、まだ、悩んでいる方は、希望分野の所を空欄でもOKです。ちょっと、ここがおもしろそうかなと言うのを、あらかじめ、HPで見てというのもありですから。なお、教務係に送る内容は、
********************************************
1. 参加希望会場
東京・仙台・秋田・弘前
(参加したい会場を残し、残りは消してください)
2. 氏名
3. 所属大学・学部・指導教員等
4. 学年
5. 希望分野
・第一希望分野
・その他の希望分野(あれば・・・)
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学部の1, 2, 3年生で、研究室に配属されてない場合は、大学名、学部名だけで、OKです。仙台会場、東京会場のどちらにも参加するという方は、そのように、事務に知らせて下さい。今年は、桜の開花も少しおそめとか。5月の半ばの仙台は、よい季節です。お待ちしております。 念のため、先日のHPに記載した記事を一部、掲載しておきます。記事を記した当時は、東京会場の場所などが記されてなかったですが、確定しましたので、改めて、下記に記しておきます。
では、たくさんの研究室の方々の来訪をお待ちしております。
わたなべしるす
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以下、一部、重複での掲載
1. 仙台開催
<入試説明会>
【日時】平成29年5月20日(土) 10:00~(予定)
【場所】片平キャンパス 生命科学プロジェクト総合研究棟1F 講義室
入試説明会の前半は、大学院の概要、奨学金、講義などの学務的なこと。先輩院生の普段の生活。後半は、各分野のポスターのところで説明会。平行して、各分野の持ち時間3min程度のshort talkも。渡辺研究室でも、研究内容、何を目指しているのか、他研究室との違いなどをお話しできるかと。。。ぜひ、いらしてください。
それに引き続き、研究室に移動して頂き、
<オープンラボ>
【日時】平成29年5月20日(土) 14:00~19:00(予定)
【場所】片平キャンパス 生命科学研究科本館 3F 303号室
研究室の様子、実験設備、大学院生などとの語らいの時間を設定します。一昨年から好評である、研究室見学の方々に、渡辺研のイベントである「ケーキ会」を楽しみながら、語らいの時間を設けるようにします。渡辺は、アルコールがだめなので、labではケーキ会がほぼ月一で開催と言うことになっており、1つの体験イベントとして。と思っておりますので。お待ちしております。どこのケーキなのか。それもお楽しみに。。。2. 東京開催
<入試説明会>
【日時】平成29年5月13日(土) 13:30~15:30(予定)
【場所】フクラシア品川(高輪口) (6階) (https://www.fukuracia.jp/shinagawa2/)
研究科の概略と入試の説明。そのあと、希望する教員との面談。渡辺の研究室を希望する方がいらっしゃれば、東京会場にも伺うと言うことに。去年は、広報委員会委員長職を仰せつかっていたので、必ず、東京にも顔を出したのですが、東京会場を希望される方、また、お知らせしますので、申込をお願いすることになるかと。なお、東京会場には、「仙台の銘菓」をと思っています。仙台の銘菓???、お楽しみに。
昨年度からの継承で、仙台開催が土曜日の1日のみの開催に。もし、東京開催、仙台開催のどちらの日程にも都合が合わない方。是非、mailでご一報下さい。これまでも、そうした方に合わせて、別日程で研究室見学を設定していましたので、次年度も同様に行いたいと思いますので。 渡辺は元々は農学部の出身で、学部生、大学院生、助手の時代を東北大農学部で。そのあと、助教授の時代が、岩手大農学部で。2005年4月から、今のポジションに。今は、生命科学研究科と言いますが、渡辺のポジションをさかのぼると、1939年8月に設置された附属農学研究所になります。渡辺が学部生、大学院生の頃もありました。その後の改組で、全国共同利用施設・遺伝生態研究センターとなり、現在に至るというわけです。こうして、3つの異なる場所で研究を展開してきました。その間に重要視したこと。それは、研究室に閉じこもることなく、広く外の研究室と共同研究を行うこと。渡辺が学部生として、卒論実験を始めた1987年当時は、かなり珍しかったように思います。おまけに、学部生の実験のメインは、理学部生物・動物発生学・竹内教授の元で抗体作製実験を行い、その抗原などの精製には、東京大農学部・生物有機化学・磯貝助教授の所にも学部生なのに、数回伺って。。。外に出ると、知らないことも多いですが、その分、学ぶことも多いです。いずれも、その道のプロ、餅は餅屋と言うことですから。そんなで、岩手大時代、仙台に戻ってからも、できるだけ、多くの研究室と共同研究を展開できたことで、学生さんたちにも、色々な研究室のよいところを吸収してもらえたのでは。。。とじることなく、できるだけ、外とコラボすることが、学生時代を終えたあとの学生さんの色々な刺激になったり、色々な事へのチャレンジ精神を要請できているのかなと思っています。いずれ、そんな研究室です。
最後になりますが、研究面で渡辺の研究室が目指すのは、世界トップ水準・世界トップをgetする野望を抱き、達成すること。それが、人間を成長させる原動力になるのだと。。。そんな世界トップクラスという野望を渡辺研究室で達成してみませんか。あと、もう1つの研究室のアドバンテージ。それは、研究室がある片平キャンパスという場所が、仙台駅から徒歩15minと言うこと。来年の3月には、雨宮キャンパスにあった、農学部も青葉山新キャンパスへ。渡辺がいた頃の、町中にあると言うアドバンテージがなくなり。。。また、工学部、理学部、薬学部も青葉山に。と考えると、片平キャンパスで学べる利点は、地下鉄などを利用しなくても、自転車で、研究室まで来ることができると。いかがでしょうか。そんな立地条件。ということで、より多くの皆様をお目にかかれるのを楽しみにしています。もちろん、受験の学年である学部4年生だけでなく、学部の1~3年生、あるいは、高校生でも、見学をwelcomeですから。。。。
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