東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

  • TOP
  • News Release

News Release

≪ Prev 46  47  48  49  50  51  52  53  54  55  56

【緊急告知】仙台放送ニュースアプリ「東北大コラム」、第2回「ゲノム情報の光と影」補足を掲載(8/12)

2015年8月12日 (水)

 1つ前のニュース記事に書いたとおり、仙台放送ニュースアプリ「東北大コラム」に「遺伝学から見た食卓革命」と題した研究紹介を8月17日(月)~21日(金)で行うことになりました。

20150812145700-f656034470a7fa94fbb42b519e9e27009946b233.JPG 携帯端末で読みやすい原稿量というのがある関係上、deepに知りたいと言うことについては、渡辺のHPとの連動企画としました。【補足】という項目をつけて。。。 第2回は「ゲノム情報の光と影」。【補足】欄は【補足-1】「遺伝子の暗号情報とは」、【補足-2】「塩基配列解析法」と題して。なお、この記事の掲載は、8月18日(火)、10:00を予定しています。

 【補足-1】遺伝子の暗号情報とは

 DNAには、アミノ酸をつなげたタンパク質を作るための情報が記されている部分があります。これを「遺伝子」といいます。DNAの4つの塩基は3つで1つのアミノ酸を示す暗号になっており、そのパターンによって刻まれている(コードされている)情報が異なってきます。たとえば、「ATG」という3文字は、「メチオニン」というアミノ酸を意味します。このアミノ酸を組合せることで、タンパク質が作られるのです(図4)。しかし、タンパク質をコードした遺伝子は、ヒトにおいて全ゲノム中1.5%と言われ、残りの98.5%はタンパク質をコードしません。長い間、これらは「がらくたDNA」とも呼ばれてきました。しかし、近年の研究でタンパク質をコードしないDNAも重要な役割があり、「がらくた」ではないことが明らかになりつつあることについては、本文にも記述したとおりです。

20150812145107-03870bdbb32f5edf94b2f3da6cd1b544cb4dcff0.jpg 【補足-2】塩基配列解析法

 遺伝子に刻まれた塩基の並びを決定することは、1980年代初めには限られた研究室でのみ可能な技術でした。1990年代初めになると、化学反応と蛍光物質を組み合わせることで、1回の反応で300文字程度の塩基を読むことができるようになりました(図5)。パソコンと組合せて、ある程度、自動で遺伝子の並びを決定する機械として登場し、「DNAシークエンサー」(遺伝子の本体であるDNAの並びを決定する機械という意味)と呼ばれるようになりました。時代と共に読むことができる長さ、自動化の程度、一度に処理できるサンプル数などが改善され、その改善と平行して、様々な生物の全ゲノム配列が決定されるようになってきました。

20150812145223-299919dba9f610cc9e6657c6d48329f06f7052ab.jpg
 わたなべしるす

 PS. コラムを読むためには、無料の仙台放送ニュースアプリのダウンロードが必要となります。詳細については、仙台放送ニュースアプリのHPを携帯端末でご覧下さい。

 


ページの一番上へ

【緊急告知】仙台放送ニュースアプリ「東北大コラム」に「遺伝学から見た食卓革命」と題した研究紹介を来週、8月17日から配信、第1回「江戸時代の遺伝学」(8/12)

2015年8月12日 (水)

 連載もののコラムをこれまで、愛媛新聞(2012年)河北新報(2013年7月)に書いてきました。愛媛新聞は、1年間の連載で、5週に1度、記事を書くというのは、とてもたいへんでした。執筆業の方がどれほどたいへんなのか、その一端をわかったような気分だけかもしれないですが、味わったのを、ついこの前のように、思い出します。

20150812142838-abc7cf0996005107f1bba14feb56176ef7883875.JPG 今回、東北大学のtopのニュース欄、6月3日に「仙台放送ニュースアプリで「東北大コラム」の配信を開始しました」というのがありますが、その中身は、仙台放送が提供しているニュースアプリを利用して、東北大コラムという研究紹介を配信するということ。6月くらいから、すりあわせをしていたのですが、ようやく原稿ができあがり、掲載予定は、秋口を考えていたのですが、諸事情により、繰り上げ登板に。お盆前で時間があるかと思いましたが、他案件もあって。。。ただ、せっかくのこうした機会ですので、そこは、気合いと根性で、繰り上げ登板に対応を。

 この「仙台放送ニュースアプリ」と言うとおり、携帯端末のアプリを使っての情報発信。近いうちにパソコンからもアーカイブスとしてみることができるようなので、そうなったときには、また、お知らせします。携帯端末がずいぶんと普及している昨今。もし、お手元にない方は、周りの方に見せていただき、そのうちにパソコンからも見えるようになるのをお待ち頂ければ。

20150812142858-85182456d110588cc6ddad7d57155dff3443d920.JPG それだけの告知であれば、よいのですが、そうではなくて、携帯端末で記事を読む文章の長さがあるとか。渡辺は使ってないので、イメージがないのですが。そこで、東北大コラムで書く記事は、各回のコアとなる部分。それよりも少し学びたいなという方に。【補足】という欄を設けて、携帯端末とパソコンの連動企画をすることに。編集の都合で、東北大コラムの本文が出る前に、【補足】がこのHPに記載されますが、来週から、こんな記事が載るのだなと言う予告のようなものととらえていただき、本編については、来週の月曜日以降までお待ち下さい。

 さて、前置きが長くなりました。渡辺が担当するのは「遺伝学から見た食卓革命」。普段食している野菜、果物は、渡辺が子供の頃から比べてもかなり品種改良されてきました。その品種改良を支えているのが、遺伝学。遺伝学の立場から、食卓を見たら、「へーーー」と思うことが。ということで、お楽しみ頂ければ。

20150812142953-a83864ad517c0e26c3a19e5a8cb352fc7687eb25.JPG その第1回は「江戸時代の遺伝学」。【補足】欄は「変化アサガオの原因と動く遺伝子」と題して。この記事の掲載は、8月17日(月)、10:00を予定しています。

 【補足】変化アサガオの原因と動く遺伝子

 本編で説明した変化アサガオが起きる原因は、アサガオの全遺伝子(ゲノム; 第2回本編参照)の中に存在する「動く遺伝子(トランスポゾン)」にあります。花や葉の色、形を制御する遺伝子の中に挿入されると、その遺伝子が壊れてしまい、劣性遺伝子となります。一方、挿入されていた遺伝子が「動いて」、ゲノム中の他の場所に移動すると、優性遺伝子に復帰できるという、ちょっと変わった特徴を持っています(図4)。アサガオのゲノム上には800以上のトランスポゾンが存在しており、現在でも新しい突然変異が生まれる可能性があります。なお、トランスポゾンが発見されたのは1951年のアメリカですので、江戸時代の日本人はトランスポゾンの発見よりはるか以前に、経験的にこの仕組みを利用して「変化アサガオ」を作出していたことになります。

20150812142521-6bcd8641046520e4c6b3c8fe1b2e6524049c5dc9.jpg
 わたなべしるす

 PS. コラムを読むためには、無料の仙台放送ニュースアプリのダウンロードが必要となります。詳細については、仙台放送ニュースアプリのHPを携帯端末でご覧下さい。

 

ページの一番上へ

【お知らせ・お願い】グラフ作成・デザインに関するWEBアンケート調査 ご協力のお願い(8/4)

2015年8月 4日 (火)

 日本サイエンスビジュアリゼーション研究会(Japanese Society for Science Visualization (JSSV)・アドバイザーになっており、数年前までは、学会などでしゃべる機会もあったのですが、最近はあれこれとあって。。。すっかりご無沙汰しております。

 そんな時に、JSSV代表をされている筑波大・田中先生からWEBアンケート調査の依頼がきました。前回は、サイエンスイラスト、ポンチ絵を描くためのprotocalに反映するということが明記できたのですが、今回は、結果を研究会のHPから何かの形でfeedbackすると言うくらいしかないのですが、。。。

20150804164657-58f3612dd34aa370186e43ea6ec1613a312c4892.JPG どの様にグラフを書くと、インパクトがあるのか、実際にアンケートに答えて、考えさせられました。いずれ、絵心がないというか。その当たりは、餅は餅屋という戦略をとっているので。。。いずれ、何かこれという目安があれば、やりやすいなと。。。その意味では、5-10minくらい解答できるアンケートです。自分を見つめ直したり、こんなことができたらよいのにということを考えるきっかけになったように思います。なにより、日本中が熱帯になったのではないかと言うくらい、暑い毎日。ちょっと、頭を休めて、回答してみると、脳みそのリフレッシュにもよいような。。。

 ということで、なにとぞ、ご協力頂けないかと。思いまして。。。よろしくお願いいたします。

 ぜひ、ご協力をお願いします。

20150804164729-3b70eeda99b3061982bcba44f103482fdd9481de.JPG
 わたなべしるす

********************************************************
 以下、お願い

 グラフ作成・デザインに関するWEBアンケート調査 ご協力のお願い

 研究者・技術者によるグラフ作成・デザインに関する、WEBアンケート調査にご協力ください。5~10分で回答できる簡単なアンケート です。【回答期限:8月31日】。

↓WEBアンケート画面へ
http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~jssv/
<http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/science_graph/>

 本調査は、研究者・技術者(大学や研究機関に所属する研究者・技術者・大学院生)によるグラフ作成・デザインの実態とニーズを把握し、グラフ作成・デザインの向上に役立つガイドラインを作成することを目的としています。またアンケート調査結果は日本サイエンスビジュアリゼーション研究会のWEBサイトで公開予定です。

 どうかよろしくお願いいたします。


 研究代表者:筑波大学芸術系 准教授 田中佐代子(JSSV代表)
********************************************************

 PS. このJSSVのHPには、うまくコラボできればよいなと思えるような「デザイン・イラストレーション・アート関連」のHPへのlink。こんなことができればよいなと思えるときに役立ちそうな書籍紹介のHPへのlinkも。是非、ご活用下さい。

20150804164821-5ace537363f95967ddc65449bd95b1d77916cf9d.JPG

ページの一番上へ

【新聞掲載】楽しい理科のはなし2015--不思議の箱を開けよう--、仙台市立泉ヶ丘小学校・特別講義が新聞掲載(8/3, 4追記)

2015年8月 3日 (月)

 何日連続、30oCを超えているのか。また、ここ数日は、ほぼ、熱帯夜。最近は、日中の気温ばかりが気にされていますが、夜温が下がらないのは、人間にもこたえますが、植物にとってもあまりよくないこと。夏の甲子園の組合せも決まったことだし。。。ぼちぼち、気温が下がり始めてくれないと。。。そんなふうにふと。

 さて、仙台市立泉ヶ丘小学校で特別講義を行ったのが、6月29日。ちょうど、1ヶ月ほど前になりますが、その時の企画の全体のタイトルが、「楽しい理科のはなし2015--不思議の箱を開けよう--」。渡辺以外にも多くの先生方が協力してと書いたような気がするのですが、その先生方が一覧になって、新聞紙面に。他の先生方は、物理系で、渡辺のが生物系。少し異端かもしれないですが、。。生き物も、植物も不思議なことはまだまだたくさん。そんなことを今回の紙面を拝見して、改めて、感動しました。

20150803181141-5bae0cb25801147bd9bcd378b9a4854534782e6c.JPG こんな風に刺激を受けることが子供時代にどれほど大事か。それはいつもそう思います。夏休みは外で色々なことをやるわけです。その1つが、先日のセミの話でもあるわけですが。。。

 ということで、すでに紙面をご覧になった方もいるかもしれないですが。。。解像度はよくないかもしれないですが、全体の紙面と、渡辺のところを。。ご笑覧頂ければ、幸いです。また、8/21(金)には、この連動企画も。あわせて、ご覧頂ければ。

20150803181214-2215fd5d3d7ac2741f43837c778e3c468e4a7f4b.JPG
 わたなべしるす

 PS. 8/4(火) 13:30。研究科のHPに関連記事が掲載されました。あわせてご覧頂ければ、幸いです。

ページの一番上へ

【お知らせ】「楽しい理科のはなし2015--不思議の箱を開けよう--」に渡辺研究室も参加(8月21日、東京エレクトロンホール宮城で開催)(7/25, 27, 8/3, 4追記)

2015年7月25日 (土)

 季節的には、夏休みが始まっているのだろうか。大学にいると、というより、研究室に長くいるからだろうか、夏休みという感覚がない。アブラナの研究をやっていると、夏には花をたくさん咲かせるのが難しいので、少し実験が難しくなるが、それでも学生時代から比べれば、環境もよくなり、ほぼ、周年で花を咲かせることができる。こんな仕事をしているのも、子供の頃から「理科」が好きだったから。というか、この時期は、虫取りをするのが、朝から晩までの仕事だったような。小学校6年生の時には、今治自然科学教室というのにも参加していた。あまり、まじめに参加しなかったのかもしれないが、川内の化石、高縄山笠松山などは記憶がある。

20150725153704-5f8d4288905d904ad0bd8c1fffb0c455fe1e5196.JPG 6月29日には、「楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--」という企画を主催:河北新報社様、協賛:東京エレクトロン様ということで、初めて、仙台市立泉ヶ丘小学校で出前講義を行った。こうした企画への初めての参加、初めて出前講義を行う小学校だったこともあって。感動でした。この「楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--」をまとめたものは、近日中に新聞紙上に発表されると言うことですので、すこしお待ちください。

 それで今日は、この「楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--」に続きがあるというお知らせ。すでに、HPをご覧になった方もいるかもしれないですが、「楽しい理科のはなし2015--不思議の箱を開けよう--」ということで、8月21日(金)に、東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)をつかって、「ワクワク!ドキドキ!驚きと興奮のサイエンスショー!」と「不思議な体験がいっぱい!」という2つの企画の同時並行での実施が。詳細は、HPに記載されていますが、後半の「不思議な体験がいっぱい!」に渡辺の研究室からも、出店を出すと言うことなので。そのお知らせも込みにして。。。以下の通りです。

20150725154015-0f917ffc630fe59e44ff2d55f0bd39ab77d36f0b.JPG サイエンスイベント:楽しい理科のはなし2015--不思議の箱を開けよう--

 期日:平成27年8月21日(金)
 時間:10:30~17:30
 場所:東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館:仙台市青葉区国分町3-3-7)

 (1) 大ホール(事前申し込み制)
 「ワクワク!ドキドキ!驚きと興奮のサイエンスショー!」
 「サイエンスエンタテイナー・チャーリー西村サイエンスショー(米村でんじろうサイエンスプロダクション所属)」
 定員:各回 1,000名(1回目:13:30~14:30, 1回目:16:00~17:00)

 (2) 会議室(理科実験教室のみ参加希望の方は申し込み不要)
 「不思議な体験がいっぱい!」(入退場自由)
 「楽しい理実験教室」
 時間:10:30~17:30
 会場:東京エレクトロンホール宮城会議室

 「植物の花の不思議」 東北大学大学院生命科学研究科 渡辺 正夫 教授」

 渡辺の他にも、金属材料研究所の佐々木 孝彦 教授松岡 隆志 教授をはじめとするいくつかの企画もありますので。是非、HPを一度ご覧下さい。申し込みができるようになっていますので。申し込み〆切は、8月12日(水)ということだそうです。お忘れないように。

20150725154119-3f67fb5ac9e158d325ee877142b351874dadc913.JPG
 では、当日、より多くの子供たちと実験できるように、楽しいお花を準備してお待ちしております。


 わたなべしるす

 PS. 7/27(月) 13:00. 先日の出前講義のことが、他にもいくつかの企画があったのを合わせて、来週の日曜日、8月2日の河北新報朝刊に掲載されることになりました。掲載されましたら、また、お知らせしますが、掲載のことを気にされている方もいると思いますので。。。

 PS.のPS. 8/3(月) 18:15. 8月2日(日)付けの河北新報に本イベントの広告が出ていました。すでに、ご覧になった方もいるかもしれないですが。。。別途、同紙に、先日の泉ヶ丘小学校での出前講義についての記事がありましたので。それについては、別の所をご覧下さい。

20150803175840-11cbf5e2df957612e2c39f254f37a4b257b969d0.JPG

20150803175908-0ebed039306b48a246e5b6bb824667aa6e1fa55a.JPG

 PS.のPS.のPS. 8/4(火) 13:30。研究科のHPに関連記事が掲載されました。あわせてご覧頂ければ、幸いです。

ページの一番上へ

≪ Prev 46  47  48  49  50  51  52  53  54  55  56

ARCHIVE