東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.11.10

多くの人とのかかわりを通して

お久しぶりです。米沢興譲館高校我妻孝樹です。本日科学者の卵第6回講義が行われました。本日は話して、聞いて、そして話して、じぶんの将来について考えるいい機会になったと感じています。まず午前中はサイエンスカフェと題し倫理教育を受けた後、進路ガイダンス、そしてひよこさんたちとの語り合いの3本立てでした。ひとつずつ振り返っていこうと思います。

倫理教育では3~4人のグループに分かれて、様々な質問に対して考えそして発表しました。10~20年後この世界にどんな科学技術が誕生しているだろうかという質問に対しては、多くの人から様々な意見を聞けましたが、僕はドラえもんが好きだったのでドラえもんのような夢のロボットが誕生していたらいいなぁと考えました。僕の班の人は、火星に移住できるような準備が整ってくるのではないかとか、受精卵の時に遺伝子操作を行って理想の赤ちゃんを出すデザイナーズベイビーであるとか自動車などの自動化であるなど様々な意見を出してました。これは自分の理想であるとか、こんなものができてたら...と考えるだけだったので簡単だったのですが、この次の2つの質問には頭を悩ませました。まず、それらの科学技術を悪用させようということで、たくさん考えました。遺伝子操作をするだとか、火星に移住させてあとは飢え死にさせるとか、だけど他の班はもっとすごいことを考えていて、レストランでの唾液からDNAを図りだして保険会社などが悪用するというものでした。そんな発想には至らなかった自分はそんな発想をできるくらいの想像力、発想力を持つ受講生がすごいなぁと思ってみていました。最後の質問はどこまでが誰の責任なのだろうかと言うことです。つまり、科学者が悪用されるところまで考えて世に自分の研究を発表しなければいけないのか、そのような研究を許してしまう政府の責任なのか、この考え方は人それぞれであるのではないかと考えます。僕が科学者だったら自分の研究が悪用されるのは嬉しくないのできっと悪用されることなど考えないで、研究を進めてしまうのではないかと考えてしまいますが、やはりそのような推測をしつつ研究を進めていくのも必要なのかなと思う一方で、やはり世に送り出す前に一歩引き下がって多くの科学者、政府の人で検証を行うこと、ある程度の法律を作ってから、規制をかけて世に送り出すことも必要なのかなと感じました。なかなか精神論的な話にも近く難しい内容ではありましたが、これは科学者だからとかそういう話ではなく、実際どんな職業でも自分の仕事、やっていることに責任を持って取り組まなければいけないと言うことを教わったのかなと感じます。やはり、動物実験なども命をいただいてしている実験であるので、なんでもかんでも許されるわけではなくて、それに見合う結果や考察を出さなければいけないと感じるし、責任を持って行動していこうと感じました。

続いて、渡辺教授による進路についての話でした。決して人ごとではなく、かなり興味津々になって聞いていました。教授はかなり多くの夢を持って、児武運と照らし合わせながら科学者という夢に向かって生きてきたのだなと思うと、それくらい将来のことを思って歩んできている教授に憧れの念を抱きました。僕は小学校からサッカーとか水泳とか、ピアノとか習字とか様々なものに取り組んできました。もちろんそれぞれの分野のプロになってみたい(サッカー選手とか、ピアニストとか)と思うことは多くありました。ですが、やっぱり自分と照らし合わせて考えると自分よりも周りの方がうまいことも多く、そのような夢は諦めて来ました。しかし、僕には一つだけ絶対譲って来なかった夢があります。それは中学校の理科の先生になるという夢です。もしかしたらこの夢というのは科学者の卵の理念から少し外れてしまうのかもしれませんが、僕は魅力ある科学の世界を多くの生徒に伝えたい、そして科学のすごさを体感してほしい、知ってほしいという思いがあります。理科に少し踏み入れる中学校の時期、心身共に不安定ではあるけれど好奇心が1番旺盛な時期でもあり生徒一人ひとりがたくさんの芽を持っている時期でもあります。つまり殻を破れば様々なひよこが出てくるように、まさに科学者の卵に近いのです。やっぱり、専制色になったときにそれなりに科学の魅力、科学の世界を知っている先生とそうでない先生では生徒への魅力の伝わり方が違うのではと感じます。僕は、この科学者の卵を通し、様々な科学の視点を持っている多くの人とふれあい、先生方に出会い、ここで得られた知識、経験を生かして自分が先生という立場になったときにこの経験を伝えられるようにしたいなと思っています。レポートの質問もなかなか難しかったようには感じたものの自分なりに今まで生きてきて感じることを書き記しました。何事においてもどんな職業、特に科学者だったら僕は意志を持ち続けることこそが大切なのではないかと思いました。意志を持つ、つまり自分の研究を世に伝えたいという意志、自分の疑問を少しでも解消したいという思いがあったら、きっと研究職を続けられると思います。ですが、すこし浅い考え、意志でやっている人はすぐへこたれてしまうと思います。どんな分野、どんな職業でも自分の思いを貫き通すことは大切なのだと感じます。最後までその気持ちを持てる人が様々な場面で成功できるのではないのかなと感じています。成功する人は自分の意志、目標が明確です。自分も聞かれたときに目標、自分の意志をしっかり伝えられる人になりたいと思いました。

上の進路教育に続いて、最後にひよこの皆さんとお話しする機会をいただきました。僕が行ったのは「教員」「理学部生物」「農学部」の3つです。正直農学部には興味はありませんでした。ですが、実際話を聞いたり,先輩方の姿を見ているとすごく生き生きとしていて活気に満ちあふれていました。まさに上で述べたようにじぶんの気持ちを貫いて、気持ちを持ち続けて物事に(研究に)取り組んでいる先輩方、そしてそういう機会を提供している東北大学は素晴らしいなと感じました。どの学部でも共通して言われることは「英語力」です。圧倒的に英語力が足りない人は大学で躓くと言われました。先日シンガポールで研究発表をしてきたのですが、そこで感じたのもやはり英語力でした。東南アジアの他の国は英語がペラペラです。自分が全然話せないわけではないけれど、東南アジアの他の子に比べるとネイティブ感は薄れます。高校の時期から英語、たくさんの興味のある論文などを読んで英語力を楽しくつけられたら良いなと感じます。また。、上でも述べたように教員になりたい僕は、理学部と教員養成系で迷っていました。ですが実際にそれらの学部に通っている先輩に話を聞くとそれぞれの学部で良さがあり、もちろん短所的な部分もありました。教員になる上で自分が何を身につけたいのか、どの学部で何をするのが適しているのか残り一年しっかり考え、卵をそれを考える機会にもしていけたら良いなと感じます。今回の話、そして先輩方の姿をしっかり目に焼き付けてこれからの進路活動、自分の意志決定に役立てたいと思いました。貴重な体験でした。

今回もこんなに長文になってしまうくらい、もっとかけるのでは!?と思うくらい実り多い一日になりました。科学者の卵は本当に毎回充実した1日(半日)を過ごさせてもらえて本当に感謝です。吸収できるだけ多くのことを吸収していきたいと思います。残りわずかとなってきましたが1回1回の講義を大切に、関われる機会を大切にレポートも頑張っていきたいです。本日もありがとうございました。

投稿者:山形県立米沢興譲館高等学校 |個別ページ

2018.11.10

やり抜く力

こんばんは。
群馬県立高崎女子高校2年の畑中佳乃です。
《第6回の講義を終えて》
今日も初めにサイエンスカフェがありましたが、皆さんは今から10.20年後に初めて実用化されそうな技術、たくさん思いつきましたか⁈私は3個考えるのがやっとなぐらいでした...私はがんの研究をしてみたいと考えてきましたが、その際に自分にどのような責任が生まれるのか、自分の研究が悪用されてしまう可能性はあるのか、などについて今まで考えることは全くありませんでした。人を助けるための研究が誰に悪用されてしまうことはとても残念なことですが、そういった可能性があることを今日の話で実感できたのは良かったです。また、研究するとそのことだけに没頭してしまいがちですが、普通の感覚を忘れないこと、違う世界とつながり続けること、というのはやはり大切なことだなと思いました。


午後は、進路選択についての講義がありましたが、自分にとって共感できることがたくさんありました。私はなにをするにも『やり抜く力』が1番大切だと思っています。例えば自分の将来の夢を叶えようと思った時。努力を何にもしないで、へし折られそうになる気持ちも経験しないで、夢を叶えられる。ただ毎日の生活を送っているだけで、ポーンと夢が叶う。なんて、そんな夢のような話ないと思います。どうしたら自分の夢が叶うか。それを考えて叶うまでのプロセスの中で死に物狂いで努力したり、諦めそうになっても気持ちを取り直して頑張り続ける。こういったことを自分で考えて実践できる人こそが、自分の夢を叶えられるんだと思うし、かっこいいと思います。このプロセスの中で必要になって来るのは、忍耐力。自分で一度決めたことを最後までやり抜く力。こういった力が自分を支えてくれるはずです。私の話になってしまいますが、小中とスキーをやって、中学では駅伝もやっていました。スキー部や駅伝部は辛い練習ばかりでほんとにやだな、投げ出してやりたいな、なんて思うこともあったけど、続けられたのはやっぱり自分には勝ちたいという目標があって、それを達成したい気持ちがあったからです。高校受験の時、恥ずかしい話ですが、始め自分は全然合格圏なんかに入ってもなくて、それでも諦めずに今の学校に入れたのは、部活で鍛えた忍耐力が勉強の面でも生きてきたからだと今では思っているし、振り返ってみてあの時頑張ってよかったなと思います。受験期になってこれから辛いことがあったり、医者になってから、研究者になってからも壁にぶち当たることがあるかもしれません。しかし、そこで諦めてしまったら、なんの意味もありません。そういう時こそ、チャンスだと思って私はこれからもやり抜き通したいと思います。

最後にサポートしてくださったスタッフの方々、一緒に学んでくれた卵の皆さん、今日の講義をしてくださった先生方、大学生の方々に感謝です。ありがとうございました。

投稿者:群馬県立高崎女子高等学校 |個別ページ

2018.11.10

未来への期待

福島県立福島高等学校2年の渡邉瑛士です。

今回の第6回講座は科学・社会・生命倫理、進路選択アドバイス、OBOG交流会といったいずれも将来を見据えた講座であり、近いところでは高校卒業後について、広い目で見て10年後、20年後についてを深く考える大変良い機会であったと感じます。
今回のブログでも、それぞれの講座の中で感じたことを綴っていきたいと思います。

はじめに、長神風二先生による「科学・社会・生命倫理」では、卵同士意見を交換しながら先生のお話を拝聴するという形式のものであり、班員が感じたことを共有し、ディスカッションをする事で互いの考えを深めることが出来ました。この中で感じたことは、最新の便利な科学技術の裏には、その数だけ、もしくはその数以上に悪用の手段があるという難しさです。悪用の手段に対する対策が十分に考えられた上でやっと最新の科学技術が一般に実用化されるのだと考えると、10年後、20年後ではまだ今の世の中とあまり変わりはないのではないかとも思ってしまいました。

次に、渡辺正夫先生によるご講義「教授の進路選択アドバイス」では、正夫先生の経歴を振り返りながらのご講義であり、先生の学生時代の過ごされ方に今の私との共通点を見出しつつ楽しみながら、かつ真剣に講義に臨むことが出来ました。その中でも印象に残った先生のお言葉があります。それは、
「相性が悪い人と自分がまさにやりたいことをやるか、相性が良い人と自分がやりたいことに近いけど少し違っていることをやるか」
というものです。私はこれを聞いた時、確かに進路決定において最大の分岐点であると感じました。私は、何を成し遂げるにも個人の力では限界があり、人との支え合いは必要不可欠であると考えるため後者を選びますが、非常に迷える重要な分岐であると感じました。

最後に、OBOG交流会では大学で行なわれている研究について、さまざまな学部の先輩のもとでお話を伺いました。自分が志望している学部はもちろん、今まであまり意識していなかった学部で行われている研究についてのお話を伺う中で、東北大学という素晴らしい研究環境の中で日々研究に取り組まれている先輩は非常に魅力的で羨ましく感じ、私自身同じ環境で研究をしたいという気持ちがより高まりました。同時に今回の交流会は私自身のモチベーションの向上にも繋がったと強く感じます。

第6回講座も、より一層の自分の成長を感じる非常に充実したものとなりました。
年内最後の第7回講座も今からとても楽しみです。

投稿者:福島県立福島高等学校 |個別ページ

2018.11.10

ぱんやさん

こんにちは。立教女学院高等学校の金子悠夏です。今日の講座で同じテーブルになった人やお話した人、ありがとうございました〜
さて、次回の講座の時に雪降る、と聞き、普段積もることの少ない東京民にはもう興奮が抑えきれません。ああ、真っ白な風景を見せてくれ、、

本題に入ります。今日は、全部で3つのプログラムが組まれてましたが、まず、進路について、キャリア教育についてお話します。
多くの経験をし、失敗をし、自分に見合うもの、やりたいものを見つける。その大切なことを私は今この科学者の卵でやっています。

実際、これまでのもので多く経験をし、自分を見つめ直すことが出来ました。自分はやっぱり物理や情報が好きで、生物系は無理だ、と分かりました............まあこんなことは正直どうでもいいんですよね。これは自分がわかっておけばいいことだし。
それではなく、私はこのブログを通して読んでくださる皆さんに伝えたいことを書く。それが私のブログです。やったことを述べるのではなく意見を述べる。少々お付き合いお願い致します。

私は幼少期の頃の夢を今でも覚えています。それは「ぱんやさん」です。もし、今の私をよく知っている人がこれを知ったら衝撃的でしょう。この、パンが死ぬほど嫌いな私がパン屋だなんて。

そして私はこの夢を人の前でも発表してます。バレエ(だった気が)の発表会で、将来の夢を1人ずつ述べるシーンがありました。なぜか。そこで私は「ぱんやさん」と言ったのです。なぜか。それは、周りの子達が言っていたから。
今生きている人の多くは、他人に影響されやすい性質を持っています。よく言うと感受性豊かだ、ということ。大人数でなく、2人くらいが言っていたら、「みんな」であり、その「みんな」に私達は必死でついて行こうとします。
たまたまその時仲良しだった友人二人と同じ意見にすることで、自分はあっている、正しい、と誇らしい気持ちになっていたのです。
日本の教育は周りに会わせろ、協調性をもて、と言われてますが、
貴方はどう思う?といつも聞かれ、不可能なものは今は出来ないけど可能なものは尊重するよ、とら言われていた。そう育てられ、常に選択権を与えられてきた。
自分の決めたことを精一杯気が済むまでやる。親もそれを望んでいた。
だからこそ私は自分で選んだ道を歩みたい。

今考えている将来の夢、私達はしっかりと自身の考えで決めてますか?自分でも自覚せずに影響され、自信を洗脳してませんか?

でも正直私はそれでもいいと思うんですよね、だってそれを本人が望んでいるから。周りの色に染って自分の色を変える生き方もあると思う。それはそれで良い。
だけど私はそうではない。自分の色をしっかりと持ち、それが隣合うことで両者が映えていく、それを望んでいる。つまり、私は染まりたくない。自分の選んだものならやり遂げる意志を持つことが出来るから。

今回の講義で将来のことを深く考えるきっかけができましたね。将来の夢、あなたはそれで間違ってませんか?そして、私も。


それではまた。see you again!

投稿者:立教女学院高等学校 |個別ページ

2018.11.10

多角的に視る

こんにちは。山形県立米沢興譲館高等学校の鈴木 悠世です。今回はサイエンスチャレンジ、浅井先生による航空機に関する講義、堀井先生による分子病理学の観点から、がんに関する講義の3本立てでした。

サイエンスチャレンジでは、初対面の方とコミュニケーションをとりながら活動することができました。自分の意見を伝えつつ、相手の意見を受け入れて、より良いアイデアを生み出していくことの大切さを再確認できた機会となりました。また、渡辺先生の「やっても結果を残さないと、やってないことと同じだ」という言葉が深く印象に残っています。特に、学者の世界では、1分でも1秒でも早く結果を出すことに意味があります。そのため、今後は自分の研究内容だけでなく、研究の効率についても、もっと考慮していきたいです。

浅井先生の講義では、航空機の発展と、これからの航空機のカタチ、システム工学的アプローチによる思考法について学ぶことができました。今まで飛ぶことに特に疑問も持たなかった航空機。受講したことでその航空機の奥深さを知り、もっと学んでみたいと思いました。翼の形状や、重心の位置など、様々な工夫が施されて今日の航空機があることを学びました。特に興味を持ったのはライト兄弟の学ぶ姿勢とバイオミメティクスです。
ライト兄弟の学ぶ姿勢については、教科書の記述と自分の経験との差異に「N」と記し、そこについて深い考察と様々な検証を行なったということに考えさせられました。これこそが探究的な学習なのではないでしょうか。勿論、教科書の内容を受け入れて理解することも大切です。しかし、「自分の知識と違う」と思った時に、ふと立ち止まって考えてみる。それが、より深い理解や、新たな発見に繋がると思います。これからは、僕もライト兄弟のように、ありふれた知識に疑問が浮かんだ時には深く考えていきたいと思いました。また、その時には、ロジックツリーや、フィッシュボーン、ベン図などを使うだけでなく、システム工学的アプローチで思考することもあると思うので、様々な視点で考えられるようになりたいです。
次にバイオミメティクスについてです。バイオミメティクスは生物模倣という意味で、生物の形状や生き方を工学や医学分野で活かすということです。僕は生物学に興味があるので、こういった形で生物が工学に活かされていることが、とても面白く感じました。気になって調べてみたところ、フクロウの翼の形状が、新幹線の騒音問題を解決していたり、ハスの葉の形状が、ヨーグルトの蓋にヨーグルトが付かないようにするために利用されていたり...。例を挙げるとキリがないほどに生物は工学にも活かされていました。身近な形が何かを生み出す可能性があるので、常に色々なものに着目していきたいです。

堀井先生の講義では、がん治療について学ぶことができました。正直、難しかった為全てを理解することはできませんでした。しかし、病理学に触れることができたうえ、そこからどういった治療に転換していくかということを学ぶことができました。まず感じたのは、病理学の面白さです。今まで病院でもらう薬剤について、成分が書いてあっても特に疑問を持たずに服用していました。しかし、病理学について知り、その薬は病原菌を殺すのではなく、人の身体の仕組みを利用して効率よくサポートするような位置づけであるのだと思いました。例えば、胃腸炎の時に病院でしてもらう点滴の成分は薬ではなく、生理食塩水であり、脱水症状を回復するためであるなど、効率よく治療するために病理学が利用されていることが素晴らしいと思いました。がん治療についてはpersonalized型の分子標的治療薬の有効性について学ぶことができました。この薬は、現段階では多額のお金がかかり、合う人には効き目をしめすという性質を持つため、もっと多様な分子標的治療薬ができ、広く普及できればいいと思います。一人ひとりの遺伝子に合わせた治療の大切さ、抗がん剤の副作用を軽減しようとする学者の熱意を感じました。また、このpersonalized型の対応は、医学だけでなく、教育分野でも活かせる考え方だと思いました。一人ひとりの理解度に合わせた教育などが確立できれば、がん治療の副作用軽減が可能になったように、日本教育の質もよりハイレベルになるのではないかと思いました。

このように、今回も学びの多い講座となりました。この学びを日常に戻ったときに活かせるようにしていきたいです。また、同じ受講生の皆さんとコミュニケーションをとることで、この学びをより深いものにしていきたいです。

投稿者:山形県立米沢興譲館高等学校 |個別ページ

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