東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.10.16

薬を買う為空を飛びたい卵。

こんばんわ、宮城第一高等学校の金川恵都です。今回、第五回となる科学者の卵について書いていこうと思います。

まず航空機についてです。
機体の翼は実は空気の細かな流れまで計算されて作られているなんて、と思ったのが正直な感想です。飛行機に乗った経験は多々ありますが、機体の翼をじっくり見る機会があまりなく、実際に見て見たいなとちょっとした好奇心が生まれました。
私が関心の意を示したのは此処だけではありません。翼だけではなく、重心が何処にあるかでまた変わってくるという部分もです。講義中にも「風の谷のナウシカ」が例に出されていましたが、翼がいくら整っていても重心の位置によって傾く方向が全く違う、況してやナウシカの場合後ろに回転してしまうとの事でした。そこにクスッとした反面、また一つ理想の乗り物が架空のものになってしまったということに残念だと思いました。
しかしこの講座で飛行機の知らなかった大切な部分を知ることにより、設計時やメンテナンスがどれほど重要になってくるか伝わり、ほんの少しのミスが大きな事故に関わってくることがわかりました。

次に薬学です。
話題はがんについてでしたね。私はがんの治療法がどのようになっているのかに興味があったので、新しい知識を多く取り入れることができました。
今までがん治療薬というのは副作用に関して問題視されていましたが、発症源別に考えるのではなく遺伝子から考えるとその作用も軽減されるそうです。どの遺伝子が異常を起こしているかを調べてその遺伝子に対応した薬を渡すという方法が現在進んでいるとのことで、効果は良い傾向にあると知りました。しかしデメリットを挙げるとすれば、どの遺伝子が異常を起こしているか調べる為に多額の料金が発生してしまう上、薬を定期的に貰うのにもまた料金が発生するというコストに関してがあるのです。より多くの患者の方が同じ治療を受けれるようになるためには、今後の研究の成果や、新たな発見が鍵となると思うので私達はそれを繋げられるようにしなくてはいけないなとも感じました。

次回の講習は倫理学についてと聞きました。私自身倫理が好きで、自分の考え方をハッキリ持っていると考えているので私の考え方と同じ人がいるのか、又は正反対となる考え方に出会えるのか楽しみです。
また次回もよろしくお願いします。

投稿者:宮城県宮城第一高等学校 |個別ページ

2018.10.16

クセが強いんじゃあ~

こんにちは。

札幌日本大学高等学校の佐藤勇起(さとう ゆうき)です。

第六回科学者の卵養成講座なかなか癖が強かったですね。

初っ端からサイエンスチャレンジ(内容について他の受講生の皆さんのをご覧になってください)での渡辺先生のお言葉。

                   「周りの組の人たちを観察したか?」

僕は全く逆の発想をしていました。あまり周りの人たちは見ないほうがいいだろう。パクリになってしまう。ですが、〔そう〕ではありませんでした。周りの人の作品からどれだけ良いところを盗めるか、そして自分の作品にどれだけ還元できるか、それが大事なのだと学びました。正直言って目から鱗、悔しく思いました。

本サイエンスチャレンジ、曲者です。先生、ひよこの皆さんの僕たち卵が持つ地頭力、柔軟性を見せてみろと言わんばかりの舐めるような視線に僕は挑戦し続けていこうと思います。

お昼を挟み、午後からは 浅井先生による 化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」と堀井先生による「分子・遺伝子で診断し、治療への道を拓く『分子病理学』」という講義をしていただきました。僕は御二人の講義から、たゆまず新しい世界、次のステップへと進み続ける、そしてその時にオリジン:原点を振り返り、過去の自分を置き去りにしないという熱い思いを感じました。御二人の慢心せずに邁進し続けるその姿勢に尊敬の意を隠し切れません。

日々、自分の中で新たな扉が開いていくような感覚を感味わうことのできる科学者の卵養成講座に感謝です。

全くの余談ですが東北大の皆さんはキャンパス内を原付や車で移動する方が多く見受けられますが、皆さんとても速度が速いですね。

轢かれるかと思いました。

投稿者:札幌日本大学高等学校 |個別ページ

2018.10.14

~孵化への道~第5回講座を終えて

宮城県仙台二華高等学校1年の早川美衣です。昨日の第5回講座について振り返ってみたいと思います。

 午前中はサイエンスチャレンジをしました。4人1組になって30本のモールと割り箸1膳を使って時間内に4つのピンポン玉を積み上げ高さを競うものでした。4人の班のメンバーは出身地も学年も違う仲間でしたが、準備をするまでの間にいろいろなことを話して打ち解けることができました。残念ながら私たちの班は良い結果を残すことができませんでしたが、お互いにそれぞれ意見を出し合ってより良いものを作ろうと努力したのは有意義な時間でした。このチャレンジで学んだことは、周りにも目を向けることと、時間内に終わらせることの大切さです。自分の班だけではなく、周りにも目を向けることでより多くの考えを得ることができます。常に周りの状況を理解しながら行動していきたいと思います。また、どんなに良い考えが浮かんでも制限時間を過ぎては意味がありません。今後はこのことを特に意識していきたいと思います。

 午後は2つの講義がありました。始めに「進化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」です。お話と実際に体を動かしながら学ぶ講義でした。特に印象に残ったのはまっすぐ飛ぶ紙飛行を作ったことです。垂直尾翼、重心の位置などの必要な要素が一つでも欠けるとまっすぐ飛ばなかったので、飛行機は細かな要素が詰まった繊細なものだと感じました。

 次に「分子・遺伝子で診断し、治療への道を拓く『分子病理学』」についてです。様々ながんの中で特に膵臓がんの生存率の低さには驚きました。がんを切除できても生存率が低いのが現状のようです。お話の中にもあったように、personalized型の治療へと転換することによって、がんの治療がより良いものになると期待します。難しい話が多かったですが、更に医学の分野に興味が湧きました。

 次回の進路選択アドバイスもとても興味があり、是非参考にしたいです。

投稿者:宮城県仙台二華高等学校 |個別ページ

2018.10.14

科学者の卵第5回

 今回の科学者の卵では久々に他の人と話したなぁと感じます。学校ではよく喋りますけど、なかなかにこういうところで自信を持つのは大変なものです。いや、自信を持たねど出来ないといけないのかもしれないですけど。

 サイエンスチャレンジで気づいたのは、自分には意見を出す勇気が必要かもしれない。と言う事です。しかし、いつもは元気がある方だと思うんですけどー後は最初の話に戻るので略。

 午後はまず航空機の歴史と仕組みについてでした。レオナルドダヴィンチが鳥そっくりの装置を作ったことがあると言うのは驚きでした。自分は昔、飛行機がなんで浮くかよくわかっていないと言う噂を聞いたことがあったので、こうして知ると得意になります。まあしかし、流体の流速が速いところは圧力が低くなるということに加えて、粘性があるから翼の形状で流速が変わるといった仕組みが関わっていることを考えると、このような噂があるのは仕方ないと感じました。それにしても、今飛んでいる現在の飛行機の作りはとてもよく考えられていると思いました。

 午後にはがんの分子治療の話についてでした。免疫チェックポイント阻害剤はノーベル医学生理学で名前は聞いていましたので、気になっていました。しかしそのような治療法が考案されているにも関わらず、膵臓がんは生存率が低いところ、そして免疫細胞の働きを阻害するところを見るとがんは厄介な病気であるなと思いました。生物の仕組みの厄介さを実感します。そのおかげで進化してきたのですけど。がんが転移する先は元々のがんのあった場所と関係があるところと骨の組織が肺に付くと言うことは初めて知りました。思っていたよりがんは巧妙に働いていると思いました。いつもある程度知っているものも、詳しく知るとここまで予想外な事もあるものだと感じました。最近はインターネットでも調べられるので活用したいと思います。

投稿者:岩手県立軽米高等学校 |個別ページ

2018.10.14

第5回科学者の卵

こんにちは。宮城第一高校の秋澤彩乃です。先月は色々と慌ただしく、ブログを書けなかったので約2カ月ぶりの投稿となります。

さて、第5回科学者の卵が昨日行われました。午前中にはサイエンスチャレンジが1時間ほど行われ、学校も学年も異なる3、4人のグループごとでの活動でした。初めは緊張した空気が流れていたグループ活動でしたが、自己紹介や課題に共に取り込んでいるうちに自然と会話がなされるようになりました。自分の学校にはないような他校の特徴を知ることができたのがとても嬉しかったです。今回グループが違った卵の仲間とももっと話してみたいと思うきっかけになりました。そんなサイエンスチャレンジでしたが、それぞれのグループに課された課題は割り箸と30本のモールだけを使ってどれだけ4個のピンポン球を高い位置におけるか、という単純ながらも創造力が試される難しいものでした。私たちのグループはあともう一歩のところでバランスをうまく取れずに時間を迎えてしまいました。悔しい結果とはなってしまいましたが、いくつもの大切なことを学ぶことができました。一つは、"決められた時間内"で課題を達成することです。もし、時間制限がなければ誰だってある程度できてしまうことを早く成し遂げる人が一歩先を行くのだと実感したからです。初めから高い目標に向かうのではなく、まず最低限のことをしておいて、その後に限界に挑戦することが大切だと分かりました。今回では、記録を0cmにしないということです。

また、午後には工学系と生物系の2つの講義がありました。ここでは工学系の講義に絞って書かせていただきます。
工学系の講義では、浅井圭介教授による"進化する航空機〜ライト兄弟から火星飛行機まで〜"がありました。航空機に関する科学雑誌も監修されたことのある教授の講義ということで、大変楽しく講義を聞かせていただきました。普段何も気に留めることなく見ている鳥や飛行機などの飛んでいるものには、意外にも多くのことが隠されていることがわかりました。地球には我々が知っているように重力が働いています。この重力こそが航空工学の研究からしたら大きな壁となっていたのです。15世紀ごろから様々な航空工学についての研究がなされてきましたが、どれも長らくうまくいきませんでした。特に、飛行のための原理が分かっていても、テクノロジーが追いついていないことがあると言うお話には何か気づかされることがありました。そのような中、人類初の有人動力付き飛行を成功させたライト兄弟は、本当に偉大な人物だと感じました。何度失敗してもあきらめることなく、現代の航空工学につなげていったことがとても素晴らしいことだと思ったからです。講義の中では浮力と揚力を起こす方法について学んだ後、実際に紙飛行機をよく飛ばす方法を実際に自分たちで考えて実践してみる時間がありました。始めはどうしたら良いか分からず困っていましたが、仲間と情報を共有していくうちに折り目やクリップの位置による重心を調節することの大切さがわかりました。少し重心が変わるだけで飛び方がすごく変わってくるので、そこが面白いと思いました。航空機の形状には一つ一つ理由があり、安定した飛行において、大きな役目を果たしているということがわかりました。また、火星飛行機の実現に向けた研究が予想以上に本格的に行われていることに驚きました。地球環境との違いを克服するためどのようなことがなされていくのかとても楽しみに思います。

今回で5回を終えた科学者の卵ですが、回を重ねるごとに学びが深くなっていくような印象を受けます。普通には受けられないような講師の方々から講義を受ける機会をいただけたことを改めて光栄に思います。科学者の卵も後半にさしかかっていますが、これからも科学に対する関心を高め、主体的に考えられる人になれるよう、頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

投稿者:宮城県宮城第一高等学校 |個別ページ

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