東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.11.11

~孵化への道~第6回講座を終えて

宮城県仙台二華高等学校1年の早川美衣です。昨日の第6回講座について振り返ってみたいと思います。

 午前中はサイエンスカフェがありました。初めて話す4人グループでしたが、講義の前に会話をして仲良くなり、スムーズに始まることができて活発な話し合いになりました。内容は、10年後〜20年後に初めて実用化されそうな技術を考え、グループで意見を交換しました。その技術を悪用された場合を想定し、それをどのように防ぐかを考えるというものでした。10年後〜20年後に初めて実用化されそうな技術を考えるのも大変でしたが、それ以上に悪用された場合、どのように防ぐのかを考えることの方が大変でした。技術が進歩するのはいいことですが、それに伴って多くの問題も生じるので、難しいなと感じました。

                                                          

 午後は、渡辺教授による進路選択アドバイスと、OBOG交流会がありました。

                                                        

 まず、進路選択アドバイスについてです。自分の将来のことを考えながら、楽しく、そして真剣に臨むことができました。今は興味のある分野がいくつかあり自分が何をやりたいのかはっきりとしていません。そんな中、本当にやりたいことを明確にするのを先送りにしないという言葉が心に響きました。これまで様々なものに挑戦してきて、そしてこれからも様々なものに挑戦すると思うので、本当にやりたいことを明確にし、それに向かって努力し続けたいと思いました。

                                                         

 次に、OBOG交流会についてです。様々な学部の先輩方から、学部についてや大学生活についてなど、たくさんのためになる話を聞くことが出来ました。興味のある分野から今まで関心のなかった分野まで様々な話を聞き、これまでより少し世界が広がったような気がしました。

                                                            

 毎回とても参考になる講義ばかりですが、今回は特に進路という身近なテーマということもあり、あっという間の時間でした。次回も楽しみです。

投稿者:宮城県仙台二華高等学校 |個別ページ

2018.11.11

第6回を受講して

 栃木県立栃木高等学校1年の新井涼太です。

 午前中のサイエンスカフェでは,今から10年,20年後に初めて実用化されそうな技術について考えました。突然の質問であったため,すぐに想像することができませんでした。帰ってから過去の講義を振り返ってみると,災害,病気の治療そして遺伝子に関する技術の進歩により多くの技術が実用化されるのではないかと思いました。

 科学技術が発達することによって,便利になることはもちろんですが,その反面,その技術が悪用されることにより将来大きな事件や事故が起こってしまうのではないかということも考えなければなりません。倫理観についての話では,見方,立場によって様々な考え方ができるので難しいと感じました。例えば,ヒトのゲノム編集においては,筋力,思考力などを極端に発達させることができることがメリットですが,これによって普通の人とあまりにもかけ離れすぎているのはどうかという問題もあり,ヒトの遺伝子にむやみに接触することは,倫理的に禁止するべきではないかなどの考え方も出てきます。

 午後の講義は進路選択についてでした。渡辺先生自身の経験から感じたことをお話しいただいたので,とても説得力がありました。将来の夢の実現に向けて大学の選択を考える良い機会になりました。特に10年先までの将来展望を持つことの必要性を感じました。将来はシステムエンジニアとして働きたいという希望は持っていましたが,もっと具体的な展望をもたなければならないと感じました。

 講義の後は大学生の方との交流会でした。第4回に開催したパネルディスカッションに参加された徳永さんの話も聞くことができました。パネルディスカッションの時にも話が出たとおり,大学は「自由」であり,授業も自分で選択できます。しかし,その反面「自己責任」を背負うことになるということで,高校までの生活と大きく異なることを感じました。研究環境については大学,学部によりさまざまであり,卒業研究として3年生が主に実験機材を使用してしまい,1年および2年生が十分な研究に取り組めないケースもあることから,事前に調べておいた方がいいとのアドバイスをいただきました。
 一人暮らしになるので,生活面で不安でないかという話も出ました。同じ環境の学生も多いため不安は無く,生活は楽しいと話されていました。

 大学ではすべて自分で選び自分で決めなければならないということから,今日の講義を参考にして,まず大学を自分で選ぶことから始めたいと思います。また,将来の展望を持つために本講義をしっかりと受講したいと思います。

投稿者:栃木県立栃木高等学校 |個別ページ

2018.11.11

第6回科学者の卵養成講座を終えて

こんにちは。東北学院高等学校の朝野徳(あさのなる)です。今回の科学者の卵養成講座では、サイエンスカフェ「科学・社会・生命倫理」、「教授の進路選択アドバイス~人生を戦略的に考える~」の講義、科学者の卵OB・OG、東北大学の学生・院生との交流会が行われました。 最初のサイエンスカフェでは、グループごとに10〜20年後に実用化されそうな技術を考え、グループ内の他の人が考えたそのアイデアを元に、その技術を悪用することについて考えました。私は、ドラえもんのひみつ道具であるタケコプターを実用化するというアイデアを元に、タケコプターを使って空中から、爆弾投下と、毒薬散布することを思いつきました。爆弾投下について考えた理由は、戦争では飛行機が使われますが、飛行機よりも、簡単にたくさんの爆弾を、効率的に投下できるからです。また、毒薬散布については、地上で、同時多発テロを行うよりも、空中から散布した方が、より甚大な被害を与えることができると考えました。実際に、東京上空で、それが行われたとしたら、収拾がつかなくなることが分かります。そして、その後、そのようなことを防ぐための技術について、考える時間がありました。私は、飛行機搭乗前のセキュリティチェック技術を応用して、搭載物をチェックするようにすればいいと思いました。このように、科学技術は世の中を良い方向にも、悪い方向にも、変えられます。そのため、倫理は欠かせないということを、改めて感じました。 午後の最初は、進路選択に関する講義でした。自分のできることと、できないことを、整理することが大事という話を聞いて、私自身、今まで、あまり考えることがなかったと感じました。ただ、スポーツ、音楽、芸術系統のことはあまり得意ではないから、勉強の道に進みたいということを幼い頃から、何となく考えていたと思います。特に数学、理科が好きなので理系に行こうということなど、自分でも、気づかないうちに、将来に関するたくさんの選択をしてきたのだと感じました。先生のお話の中で、研究することは楽しいこと、英語で論文を書くことは苦痛なこと、というお話がありました。私も、将来、英語の論文を書いたりすることが、できるのだろうか、などと思うことがよくあります。しかし、たくさんの論文を読んで、繰り返すことによって、それを乗り越えられると聞いて、まさに、努力を続けることが大事だと思いました。この講義で、自分の将来について、真剣に考えるいい機会ができました。 最後のOB・OG交流会では、東北大学の学生の方のリアルな話を聞くことができました。私は医学部志望なのですが、医学部の学生の方から、さまざまなお話を聞きました。その中で、テストなどが忙しく、夏休みも少ないと聞きました。噂には聞いていたものの、そこまで忙しいということには驚きました。ただ、授業の内容等を聞いて、とても面白そうだと感じ、より一層、医学部に進学したい思いが強くなりました。 今回の科学者の卵では、科学の倫理、自分の将来、大学のことを考えることができ、とても貴重な時間となりました。

投稿者:東北学院高等学校 |個別ページ

2018.11.11

第6回科学者の卵

こんにちは。宮城第一高校2年の秋澤彩乃です。この前始まったばかりだと思っていた科学者の卵も、6回目を迎えました。早いものですね。
午前中のサイエンスカフェでは、3人のグループになり、10年後や20年後に実用化されていそうな技術をそれぞれ考え、それらについて広げていく方法で活動を行いました。現在実用化されている技術が10年前、20年前に予想されていたかどうかを考えることは容易ですが、現在から未来を考えることは案外難しいものであると感じました。「こういう技術があったらいいな」という漠然とした希望は多くあるとしても、10年後、20年後となった場合、現実味のあるものでなければなりません。また、現在では世界的に普及しているスマートフォンのように、十数年前では、一般人にはとても想像できなかったような機能を持つものも数多くあります。だからこそ、まだ存在しないものを想像することは難しいものでした。このように頭を悩ませつつ、3点ほどの案は出たもののの、ディスカッションの中でそれらについて同じグループの人から批判を受ける場面も見受けられました。自分では気づかないような欠点とその対策について指摘・意見されることがどれほど大切なことなのか、はっと気がつかされました。ひとつの目標に必死に突き進むことはとても輝いていて素敵なことだと思います。しかし、目標に必死に突き進むがゆえに周りをおざなりにしたり、周りが見えにくくなくなったりすることも事実です。ここで、周りの意見に耳を傾けないことが非常に危険なことだという本当の意味を理解した気がしました。
午後の渡辺教授の講義では、厳しくも自分の甘さを指摘するようなお言葉が多くありました。問題集のお話では、答えに導くためのプロセスを考えることが一番大切なのであって、すぐに答えを見ようとしてはいけないとありました。私もその通りだと思いましたが、実際に解法が示されていないワークを渡されたならば少なからず困惑してしまいます。しかし、解法が示されていないならば示されていないなりに参考書で調べる、ノートを見返すことなどで得たヒントをもとに別の解決策を考え出していくことが大切ではないかと思いました。だから、これからワークを使った勉強をするときには、答えを見ることで解法を学ぶのではなく、参考書を読むなどして自分の力で取り組んでいくように意識したいと思います。また、渡辺教授の講義の中で最も印象深かったのは、人として大切なことは「師匠を超えること」という言葉です。師匠のように尊敬している人を目標にするということはよくありますが、そこを最終目標にするのではなく、さらに上を目指さなければいけないのだと気づかされました。
その後、大学生・大学院生との交流会が開かれました。どの先輩と話していても、研究に対する熱意が伝わってきて数えきれないほどの努力を重ねてこられたのだと感じました。大学へ進学するにあたって、勉強だけでなく高校時代から研究に力を注いでいて、受験する大学を名前と偏差値から決めるのではなく、やりたい研究ができる大学を探して進学したという先輩のお話は特に来年受験を迎える私にとって参考になりました。そして少しでもきになる研究室があれば訪問させてもらうべきだとアドバイスを頂いたので研究室を調べて申し込んでみたいと思いました。
科学者の卵も後半にさしかかっています。少しずつではありますが私自身、科学への意識が増してきたように感じています。残り少ない科学者の卵ですが、これからの講義等で最大限に良いものを吸収できるように努めていきたいと思います。

投稿者:宮城県宮城第一高等学校 |個別ページ

2018.11.11

ザリガニは美味しい。

こんにちは。秋田県立大館鳳鳴高校一年の鎌田桃子です。突然ですが、みなさんはザリガニを食べた時はありますか?私は幼い頃、釣って食べた時があります。それは、「なんだか、ザリガニってエビに似てるな、味は同じなのかな?」という好奇心からでした。(後から知ったことですが、ヨーロッパではザリガニは高級食材として重宝されているそうです)ザリガニを食べた時、美味しい!と思った記憶は今でも鮮明に覚えています。でも、今は身近な事象に対して「なぜだろう?」という思いが幼い頃と比べて無くなってきていると、今日の講義で改めて感じました。幼い頃の、五感をフルに活用して科学を探求する気持ちが今の私には必要だと思いました。これからは、まちかどサイエンスの投稿にも力を入れていきたいです。 その後の大学生、大学院生との交流会では、人生を楽しむことの大切さ改めて感じました。最初にお話をしてくださった学生さんは、高校生の頃から自主的に自分の興味のある分野の学会や研究室に行っていたと聞きました。好きなこと、楽しいと感じることを追求し続ける、その学生さんの想いがストレートに伝わってきました。今年流行した「ぼーっと生きてんじゃねえよ!」という言葉は自分のためにあったのか、とさえ思いました。 さて、次回は日本農芸化学会連合シンポジウムの聴講です。私は講義のタイトルから、自分なりに"発酵"や"微生物"について調べてノートにまとめてみました。12月15日、学会の先生たちの話を一言一句聞き逃さず、全てを自分に取り込む気持ちを持って参加したいと思います。 特にこれから東北地方は、グッと寒くなりますね。私の住む地域では積雪量はそれほど多くありませんが、県南では積雪が160cm近くになる地域もあるそうです。まだ少し早いですが、冬への備えが必要ですね。ではまた12月に。see you soon!

投稿者:秋田県立大館鳳鳴高等学校 |個別ページ

≪ Prev 6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16

ブログトップへ戻る

高校別

宮城県仙台第一高等学校(0)

宮城県仙台第二高等学校(1)

宮城県仙台第三高等学校(1)

宮城県宮城第一高等学校(21)

宮城県仙台二華高等学校(14)

仙台市立仙台青陵中等教育学校(5)

仙台白百合学園高等学校(3)

東北学院高等学校(8)

青森県立青森高等学校(1)

青森県立三本木高等学校(4)

青森県立八戸北高等高校(2)

青森県立八戸東高等学校(2)

秋田県立秋田南高等学校(7)

秋田県立秋田北高等学校(1)

秋田県立大館鳳鳴高等学校(3)

秋田県立秋田高等学校(0)

岩手県立一関第一高等学校(7)

岩手県立花巻北高等学校(9)

岩手県立水沢高等学校(0)

岩手県立盛岡第一高等学校(7)

岩手県立盛岡第三高等学校(2)

盛岡中央高等学校(1)

岩手県立福岡高等学校(0)

岩手県立軽米高等学校(3)

岩手県立宮古高等学校(0)

岩手県立黒沢尻北高等学校(0)

山形県立山形東高等学校(0)

山形県立酒田東高等学校(1)

山形県立新庄北高等学校(2)

山形県立米沢興譲館高等学校(8)

山形県立東桜学館高等学校(0)

山形県立鶴岡工業高等専門学校(0)

福島県立福島高等学校(24)

福島成蹊高等学校(0)

福島県立安積黎明高等学校(0)

福島県立橘高等学校(2)

福島県立会津高等学校(4)

福島県立相馬高等学校(0)

栃木県立栃木高等学校(7)

群馬県立高崎女子高等学校(5)

群馬県立前橋高等学校(8)

前橋育英高等学校(0)

埼玉県立熊谷西高等学校(0)

立教女学院高等学校(7)

埼玉県立浦和第一女子高等学校(0)

東京都立科学技術高等学校(0)

広尾学園高等学校(0)

札幌日本大学高等学校(1)

PAGE TOP