東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.10.30

やっぱり常識

こんにちは。立教女学院高等学校の金子悠夏です。文化祭準備におわれ、ブログを書く気力も起きず、多忙な日々を送っていましたが、それも終わり、やっと書きました(笑)
余談ですが、最近月がとても綺麗に見えますよね(多分)さて、皆さんは十五夜が何月か知ってますか?今月、部活の帰り道に「今日月綺麗だね」と言ったら友達はみな「あ、今日十五夜なんじゃない?!」と言いました。
十五夜は、9月ですが、高校一年生であるにも関わらずそれも知らないとは、衝撃でした。もちろん自分も常識のかけている人間なのですが、常識ってなんだかんだ言って大切ですよね


さて、余談が多くなりましたが、本題に入ります。私が今回お話したいのは、実際にやった紙飛行機の作成でわかる飛行機の仕組みです。
旅行などでもよく使う飛行機がどうして飛ぶのか、不思議でしょうがなかったのでとても面白い講義でした。
そこで作った紙飛行機は、紙を折り、クリップをつけるというだけでしたが、このクリップをつけるというのは、画期的な発見だと思いました。
幼少期、よく友達と紙飛行機を作り、誰が1番飛ぶかという勝負をしていました。そこでその小学生達は、少しでも長く飛ぶようにと試行錯誤をし、最終的に出来上がったものには先端に重りがついていたりするんですよ、それって凄いことですよね。
でも、教員には危険だからと怒られる。これは、教員がその理由をしっかりと理解しているとしたら怒るのではなく、褒めるところでしょう。そう考えると、私達は何も知らずに生きてきたのだなと思いました。こんな細かなことでも知っていたら楽しいのに。
それを常識として兼ね備えておけばより良い生活を送ることが出来る。常識の質をしっかりとあげれば。
そんなことを思わせてくれた今回の講義でした。

2度目の常識についてのはなしになりましたが、本当にこれに関しては大切だと思っています。基本的な知識が抜けていると損をしますが、あれば、より楽しむことができます。みなさんは常識かけちゃったりしてませんか?

それではまた。see you again!

投稿者:立教女学院高等学校 |個別ページ

2018.10.29

第5回を受講して

 栃木県立栃木高等学校一年の新井涼太です。

 昨日は学校行事で30kmの耐久レースが行われました。何とか完走できましたが,今も筋肉痛が残り,歩くのが苦痛です。今日は振替休日だったので,前回の受講内容を整理しブログに投稿します。

 午前中のプログラムはサイエンスチャレンジでした。モールでタワーを作り,頂上にピンポン玉4個を載せられる構造に仕上げる作業です。3~4人でチームを組み,制限時間内にどのくらい高いものを作れるかを競いました。私たちのチームは様々なアイデア,意見を出し合い,強度を保ちながら高さを伸ばしていきました。優勝できるかもしれないと期待をしながら組み立てましたが,結果は2位でした。

 午後の最初の講義では,浅井先生による航空機の歴史と技術開発を聞くことができました。
 飛行機が飛ぶ仕組みの中で揚力や推力といった言葉は何度も聞いたことがあったのですが,よく理解していませんでした。説明していただいた図や映像はとても分かりやすく,また,飛行機の翼,形状に様々な工夫が施されていることを知り,安定に飛行するための多くの条件が飛行機には備わっていることが理解できました。
 講義の中ではニュートンの揚力発生理論やベルヌーイの定理など難しい式が多く出てきました。これらの理論や公式がどのように航空機に関わっているのかを理解することができました。

 堀井先生の講義は主にがんの治療についてでした。私は以前からがんについて興味があったので,今日の講義を楽しみにしていました。
 がんについて勘違いをしていたこともいくつかありました。全てのがんは痛みを感じないと思っていました。膵臓がんの説明では,がんが神経に攻撃をする際には激しい痛みを伴うと聞いて驚きました。
 乳がんの罹患率においても初めて知る知識が多く,とても勉強になりました。乳がんは女性ホルモンが深く関係しているということは知っていたので,若い年代で乳がんを患うのは不自然な感じがしました。しかし,がん抑制たんぱく質を生成する遺伝子の変異が,乳がん患者が多い家系で頻繁に起こっていることなどから,わずかながら理解できました。

 膵臓がんの話も初めて知る知識ばかりでした。膵臓がんは原因がまだわかっていないということを聞いたことがあります。5年生存率,10年生存率のグラフを見て,他のがんに比べて治療が難しいがんであることが分かります。切除したとしても5年生存率が13.2%ほどであり,手術の効果がないことに驚きました。
 以前にテレビで膵臓がんの早期発見に向けた研究を見たことがあります。そこでは,エコー検査によって膵臓がんになる可能性がある人を絞り込み,早期発見を目指すというものでした。膵臓がんに関してはまだ研究が進んでいないのだと感じました。

 講義を聞いてやはりがんは恐ろしい病気であると感じました。幸運にも私の家系にがんを患った人はいませんが,将来科学者として活躍するためにも規則正しい食生活や運動を行い,がんの予防に努めたいと思います。

投稿者:栃木県立栃木高等学校 |個別ページ

2018.10.25

卵の殻、五破り目。

岩手県立花巻北高等学校1年の佐久間結菜(さくまゆうな)です。  科学者の卵第5回に参加しました。今回は、サイエンスチャレンジと講義が2つありました。 午前中のサイエンスチャレンジでは、初対面の4人グループで取り組みました。30本のモールと一膳の割り箸だけでピンポン玉が4つ乗るより高い構造物を作るというものでした。何かの番組で見た事のあるものでしたが、いざ、よーいスタート!と言われると、なかなか思いつかないもので...。今回は制限時間40分の中での挑戦で、同じグループの1年女子の方と2年男子の方2人と試行錯誤を繰り返しました。初めて話した人達ばかりでしたが、ひとつの目標に向かって一緒に取り組むのがとても楽しかったです。結果は、時間内に直立させることが出来ず、記録が取れないまま終わってしまいました。なかなか悔しかったです。このチャレンジを通して、時間内に目標を遂げるという大切さを知りました。私たちのチームは、第1位のチームの構造物より高いものに出来たのに、最終的な記録が取れずに負けてしまいました。これは、科学者の卵恒例のレポートにも通じることだと感じました。今後、様々な提出物に迫られる日々だと思いますが、時間を守り、早く正確に成し遂げる力を身につけていきたいです。遠方のお仲間さんと協力することで新しい考え方を多く授かることが出来ました。一緒のグループになって頂いた皆さん、貴重な経験をありがとうございました。  午後の講義1つ目は、「進化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」と題して、ライト兄弟の初飛行から現代の火星への挑戦まで、興味深い講義を聴講させて頂きました。飛行機の翼が揚力を発生するには空気の性質が関係していることがわかりました。割と身近な飛行機ですが、構造にフォーカスして見たことがなかったので、かなり研究された翼の形であるということが知れました。また、生物の羽も、無駄のない形をしていて、人工物に生かせる部分が沢山あるということもわかりました。やはり生命の力には頭が上がりませんね。また、レオナルド・ダ・ヴィンチは画家や建築家であるだけでなく科学者であるということを知り、彼の観察力には驚かされました。彼の考えたオーニソプターが人間の筋力では到底動かせないのは、スズメを例にしてみると、体重が20グラムなのに対し、その40パーセントが胸筋になっているためであることから納得できました。このことから、空を飛んでいるとんびや鷹、ワシなどは体の大きさに対して翼が大きいけれど、ペンギンは体の大きさに対して、羽が少し小さいということも関わっているのではないかと思いました。一方で、プレーリードッグの巣穴がベルヌーイの定理を利用して作られているので、どの段階でその技術が分かって実行しているのかとても不思議でした。今まであまり興味のなかった分野でしたが、今回の講義を機に興味深い分野になったので、今後の進路選択などに活かしていきたいです。  2つ目の講義は「分子・遺伝子で診断し、治療への道を拓く『分子病理学』」でした。内容はかなり難しく、完全に理解出来たとはいえませんでしたが、病理学というものに出合えたことが収穫だったと思います。膵癌が一番難しい癌だということを初めて知りました。また、がん遺伝子と聞くとマイナスなイメージだし、がん抑制遺伝子と聞くとプラスなイメージだったけど、どちらも程々に働いていないと、うまく機能しないということがわかりました。オープンキャンパスでそのような研究を見たので、知識が少し深まりました。遺伝子変異によって病気が発生するのを初めて知りました。だから病気発生を防ぐのは無理に近しいと思ったけれど、逆にその変異によって進化も進んでいるから生物にとって変異は必要不可欠なのだと思いました。病気を防ぐために薬の投薬の他に何ができるのかと考えましたが、あまりいい考えが思いつかなかったので、将来私も医療をまたは生命、生物に関することを学んで人々のためになりたいと思いました。

投稿者:岩手県立花巻北高等学校 |個別ページ

2018.10.21

卵、温めてます

 ブログご無沙汰してました。こんにちは、山形県立米沢興譲館高等学校の小嶋華です。

 今回は、サイエンスチャレンジとても楽しかったです。初めてお話する人と意見を交換するときは主張と譲歩のバランスが大切だと学ぶことができました。時間が限られているなかで、自分のアイディアと仲間のアイディアを組み合わせて協力出来たことが、終わった後の悔しさと大きな達成感につながったのだと思います。渡辺先生がおっしゃっていた、「とにかく自分達は頑張ったのだという、何らかの記録を時間内に残さなくてはならない」という言葉が印象に残りました。記録がなければやっていないのと同じだということを肝に銘じたいです。

 サイエンスチャレンジの後の浅井先生の講義、「進化する航空機」も学びが多い時間でした。19世紀初頭に英国の物理学者ケイレイ卿が現在の飛行機の概念を初めて示したことから、生まれた時に既に産業革命後だったという時代背景も関係しているのではないかと思いました。イギリスでは機関車も発明されているので、様々な乗り物がイギリスからスタートしています。また、ライト兄弟の飛行実験の内容は驚きの連続でした。小麦のはこで作った風洞で1年に200種類の翼を試したことが特に驚きです。200種類もデザインが浮かぶこと自体、「飛行」の基礎を理解して、過去の文献を徹底的に調べなければ出来ないと思います。教科書の内容を頭に詰め込んで、「頑張った」「疲れた」と言っている自分が少し恥ずかしくなりました。せめて自分が興味を持っていることを興味で終わらせないように、積極的に情報を集めたいです。

 2コマ目の堀井先生の講義、「分子・遺伝子で診断し、治療への道を拓く『分子病理学』は少し難しかったです。抗がん剤は増殖細胞を殺しているので、副作用が多いという短所があることは分かりましたが、抗がん剤に代わって注目されている免疫チェックポイント抗体については全く分かりませんでした。

分子・遺伝子で診断するという内容だったので、20日のサイエンスカフェで遺伝子について学んだことを早速振り返ってみたいと思います。がんの原因の2トップはタバコと食事で、遺伝が原因になるのは全体の約5パーセントしかないそうです。アメリカでは、がん患者カードという方法のゲノムリテラシー教育システムを導入していると知りました。このがん患者カードが成果を出して他国に広まれば、13日の講義であった個別化医療に直結するはずです。

 科学者の卵とサイエンスカフェが続いて様々な新しい情報が入り、頭からあふれそうです。ただ知識を詰め込むのではなく、私の学校で行われる東京研修にも役立てていきたいです。今年は来年のSSH活動のために、残りの講座もしっかり卵を温めたいです。

投稿者:山形県立米沢興譲館高等学校 |個別ページ

2018.10.16

2018.10.13 第五回科学者の卵養成講座

こんにちは、宮城第一高等学校一年の大場春佳です。今回の科学者の卵養成講座は他校の方と話すことができたり、自分の興味の幅を広げてくれたりと、とても有意義なものでした。今回のブログでは主に浅井先生の航空機に関する講義について書いていこうと思います。

 

実は私は「飛行機はなぜ飛ぶのか」について深く考えたことがありませんでした。飛行機が飛ぶことが当たり前のように生活していました。飛行機が飛ぶには揚力が必要で、翼の上面と仮面で圧力差を生むことで揚力を発生させることができる、などという航空機が飛ぶためにひつような条件を踏まえて紙飛行機を飛ばしましたね。私はこの講義を聞いて航空機にとても興味が湧きました。そこで私は、帰宅後、自分でよく飛ぶ紙飛行機を作って飛ばしてみようと考え、いくつか作ってみました。講義中に飛ばした紙飛行機は、クリップによって重心を前方にしていました。私は、試しに一円玉をクリップ代わりにしてみました。結果、すぐに落下してしまうようでした。飛行距離は、クリップを使った時の約1/2でした。

また、私たちが普段折る紙飛行機を、より遠くまで飛ばせるように改良しようと思い、挑戦してみました。より大きな揚力を得るためにはねの面積を大きくしたり、はねの周りに渦ができるようにはねの形を工夫したりしました。滞空時間が一般的なものより長いものや、推進力が大きいほど遠くに飛ぶもの(矢投げのような感じ)、ひっくり返って帰ってくるもの、ある一定の距離を安定して飛行した後何かに引っかかったように落下するものなど、少しの工夫でまったく違う紙飛行機ができました。次にまた紙飛行機を飛ばすときは、同じ形の紙飛行機に違う質量のおもりをつけて飛ばしてみたいと思います。

 

申し訳程度に、堀井先生の分子病理学に関する講義について書こうと思います。

この講義を聞いた率直な感想は、医学ってすごい、です。昔はがんは抗がん剤での治療しかできませんでした。しかし、今では多大な費用があれば、分子標的薬などで、より正確に安全にがんを治すことができます。医学の進歩は本当に目覚ましいものだと思いました。

 

今回の科学者の卵は、サイエンスチャレンジがあったことで、他校の先輩と話すことができました。たった数分で親しくなれたことは、私にとってとても嬉しかったし、何より科学で人間関係が新たに構成されることにちょっとした感動を覚えました。これから、もっとたくさんの卵の皆さんと話すことができたらいいな、と思います。

まとまりの無い文章で申し訳ありません。ありがとうございました。

投稿者:宮城県宮城第一高等学校 |個別ページ

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