東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.08.02

AIへの愛

決して「AI」と「愛」の言葉遊びに興じたわけではありません。紹介が遅れました。AIを愛し、(AIに愛された男)、群馬県立前橋高校の東桔也です。私は高校1年生の時からAI、すなわち人工知能に興味を持ち始めました(いや、ホントですよ)。今日は第2回科学者の卵養成講座ということで、「AIとIoTが拓く未来の暮らし-情報化社会の光と影」に参加させていただきました。
それでは、4つの講演を振り返っていきたいと思います。
1つ目の講演は、「深層学習とその意味するもの」でした。驚いたことに、一般人やマスコミが騒いでいるAIは「ポエムなAI」と呼ばれ、学術的なAIとは分けて議論するべきなのだそうです。AIによる侵略をテーマにした本をたくさん読んだせいか、ターミネーターを想像してしまっていた自分が恥ずかしくなりました。鉄腕アトムへの道はまだまだ遠いのかもしれません...。
2つ目の講演は、「AIから量子コンピュータまで-先進技術による社会の変革」でした。例としてクイズAIのWatsonが挙げられました。Watsonは人間に勝利した後に事業化され、医学分野において患者の命を救ったそうです。私はゲームAIに興味があるので、
「既に人間に勝利したアルファ碁(囲碁)やポナンザ(将棋)も事業化されてさまざまな分野に応用されるでしょうか?」
という質問をしました。先生のご意見は
「それらのAIは技術の限界に挑戦するものであり、事業化を目標としていない。」
とのことでした。限界への挑戦。いい響きです。ますます、興味が湧いてきました!
3つ目の講演は、「AI/IoT時代の学校教育のあり方」でした。私の高校でも、授業のデジタル化が進んでいて、すごく身近な話題に感じられました。生徒にとって有益な授業になるように文系的な立場から学校教育を考える教育工学も面白そうだと思いました。
4つ目の講演は、「東北メディカル・メガバンク計画の目標と進捗状況-世界最先端のバイオバンクの構築を目指して」でした。多分、今までに受けたことのある講演の中で最もタイトルが長いです。はい。
最後に、総合討論で分かったことがあります。AIにはAIにしか出来ないこと、人間には人間にしか出来ないことがあります。いかにAIの可能性を知って活用できるかが将来、私たち人類にとってのカギになるのではないでしょうか?やはり大事なのは愛ですね、愛(AI)。

投稿者:群馬県立前橋高等学校 |個別ページ

2018.07.31

第一回科学者の卵養成講座の感想

 7月21日の午前中の開講式にて、諸注意や元科学者の卵の皆さんお話を聞いた後、科学者の卵養成講座の最初の講義を受講させていただきました。火山活動と噴火の予測についてのお話でしたが、そこでは私が考えていたよりも噴火の予測は進んでいることがわかりました。しかし、予測が出来ていた場合でも犠牲者が出てしまう事があるという事例がある事も分かりました。お話の中で、噴火の予測後に危険範囲内に帰還した酪農家がいたとの事例を聞きました。自分ももしその立場で、この講義を受ける前なら避難を続けずに帰ったかもしれないと感じ、難しい問題であると考えています。死に至る可能性が十分にあると知られていれば恐らく残らないでしょうが、その情報の発信も簡単ではない事もわかりました。ところで、なぜ地球の中心が熱いのかを私はまだわかっていません。ネットで調べたところ、地球誕生初期の余熱であるとか、核反応によるなど大まかにはわかりましたが、情報源がそれ故まだ確信はしておりません。

 二つ目の講義は遺伝子組み換えについてでありました。遺伝子の抽出体験から、遺伝子とDNAの関係、アグロバクテリウムを用いた遺伝子組換えの解説をして頂き、大変面白かったです。遺伝子組換えが、私の今までのイメージよりも人のためになっている事が分かりました。遺伝子組換えについてだけでなく、日頃気にかかるものは調べて行くということは重要であると感じました。今回私は質問させていただき、アグロバクテリウムを使うのは複数の植物細胞へ一度に目的の遺伝子を導入するためではなく、植物細胞に導入すること自体が難しいからだということを確認することができました。その節は丁寧なご説明ありがとうございます。そして私はなぜ植物細胞はバクテリアと違って遺伝子の操作をするのが難しいのかを調べたいと思っています。

 講義についての感想は上記の通りですが、講座中に気づいた些細なこととしては、他の高校には科学部や生物部といった理科系の部活が実際にあるという事です。最初羨ましく感じましたが、科学者の卵に参加させていただいているのだから自分の学校に科学部がなくとも十分な環境を与えられていると感じました。この状況に感謝しています。

 最近忙しかったため、少し遅れましたが、貴重な体験をまとめておく事が出来て良かったと思っております。ありがとうございました。次回以降もよろしくお願いいたします。

投稿者:岩手県立軽米高等学校 |個別ページ

2018.07.31

第1回を終えて

はじめまして、岩手県立軽米高等学校2年生の小林美慶(こばやし みちか)です。7月21日に行われた講義についての感想、考えたことを書きたいと思います。 まず午前中は、昨年の科学者の卵の受講生方からのメッセージでした。皆さんのお話を聞いて一番強く感じたことは、分からないことと向き合え!ということでした。高校生が大学に来て講義を受けているのだから、分からないことや難しいことがあるのは当たり前。それから逃げずに、考え続けることで自分の力になるのだなと思いました。 そして、いよいよ午後は講義です。久利 美和先生の「災害科学情報を活用する!-火山災害を事例に考える-」では、火山の噴火がどのように起こるのか、また、噴火した時の被害について教えていただきました。私は、火山災害に対して関心が薄いと気づきました。なぜなら、自分の周りにある山が最後にいつ噴火したのか知らないからです。そこで、家に帰ってから、岩手山の火山活動について調べてみました。最後に噴火したのは1732年ですが、1998年からは地震が頻繁に観測されたことから、現在も油断は出来ないということがわかりました。よって、小・中・高の授業で、火山の噴火についてより詳しく教える必要があります。大切なことは、自分たちで話し合い対策を探すことではないでしょうか。自然災害は、いつ起こるか分かりません。ある程度の知識は必要ですが、臨機応変な考え方で生き延びることが最も大切です。互いに意見を交流し学ぶことで、地元の災害について理解することができます。 レポートの課題に、「火山が噴火した時どんな内容のメールを送ればよいか」とあり、とても悩みました。ここでは、メールの内容と言うよりは、どうすれば安全に避難できるか。私が考えたのは山の傾斜に沿ってに地下トンネルを作り、車で山を下るというものです。そうすれば、山の景観を壊すことなく火砕流や火山弾の被害を防げ、安定した道路を走ることができると思うのですが。問題は、地下に作るので噴火とともに壊れてしまわないか、熱の影響を受けてしまわないか...などなど沢山ありますね。災害科学ではなく、素材やエネルギーの吸収の問題になってきそうです。しかし、他にもっと良い解決策があるはずなので、まずは登山を経験してみたいと思います。登山者の体力などの状態、山の状況等を実際に見た方が考えやすそうです。 2つ目の講義、伊藤 幸博先生の「DNAと遺伝子組み換え植物」では、遺伝子機能の解明と、遺伝子組み換え技術について学びました。伊藤先生の講義では、ドラえもんの話を混ぜながら教えてくださいました。私たちが興味を持つような工夫であったと思います。そこから、楽しいプレゼンの仕方を学んだような気がします。 まず、衝撃的だったことは「私とチンパンジーってDNA1.2%しか違わないの?!」ということです。僅か1,2%の違いでこんなにも姿かたちが変わるとは、驚きです。 さて、遺伝子組み換え技術ですが、アグロバクテリウムの力は偉大ですね。「アグロバクテリウムの遺伝子を植物の遺伝子の中に分解されずに入れる」とありましたが、どうして分解されないのでしょうか。そもそも植物にはDNAを分解する器官があるのでしょうか。また、アグロバクテリウムに目的のDNAを入れた時、アグロバクテリウム自体に変化はないんですかね。謎なので、調べてみたいと思いました。 レポートでは、「どんな植物があったら良いか」でしたが、私はビニールやゴムなどのゴミから育つ植物を提案しました。カタツムリやナメクジがコンクリートを食べるように、植物にもゴミを分解して養分を得ることが出来れば、緑が増えます。また、ゴミを処理するための燃料や排出される二酸化炭素を削減できると考えました。 科学者の卵養成講座 第1回に参加してみて、考えながら受講する大変さと、短時間でレポートに自分の意見をアウトプットする難しさを感じました。質問と、レポートを仕上げることの同時進行が上手くできるよう頑張ります。また、学んだことを自分の興味のある分野にも活かせないか模索していきたいです。 ブログの作成が遅れてしまいましたが、これからも自分の考えたことをアウトプットしていこうと思います。拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。次回以降も、よろしくお願いします。

投稿者:岩手県立軽米高等学校 |個別ページ

2018.07.30

「科学者の卵」第一回講座を終えて

 初めまして。宮城県仙台二華高等学校1年生の関谷夏子です。

 投稿が遅くなりました。

 「科学者の卵養成講座参加決定」と書かれた通知が自宅に届いてから、約1週間...楽しみにしていた、第一回講座が、先日7月21日開講されました。


 午前の開講式では、平成29年度受講生の"ひよこ"(先輩)の方々からのお話があり、講義など様々な活動において、この講座で大切にすべきことについて紹介していただきました。私は、(科学者の)卵一個として、この1年間、自分の限界を超えられるまで頑張っていきたいとモチベーションを上げることができました。

 私は、先輩方の話に共通していると思ったことがあります。それは、「自分の目の前の『未知』から逃げずに向き合う」ということです。このことは、下記のような色々な場面で活きてくると思います。(ここからの文章の中で、一部、先輩方の話の中で出てきた言葉を使用させていただきます。)

 一つ目は講義です。年間を通じて受ける講義は、様々な科学分野からのものなので、それについての知識がない、またはすぐに理解できないと感じる場面がたくさんあるかもしれません。そのようなときに、「分からなくても集中して聞く」、「常に自分の考えや意見を持ち続ける」、「さらにそれらをレポートや質問タイムでアウトプットする」ことが大切だと学びました。

 二つ目は英語での活動です。話し相手が難しい単語や文法を使っていたり、自分が伝えたいことをどう表現したらいいか分からなかったりするとき、「もどかしさをそのままにせず、調べて(インプットして)、次の機会で使ってみる(アウトプットする)ことで、より身に付く」と学びました。


 午後は、二つの講義を受けました。

 一つ目は、久利先生の「災害科学情報を活用する!-火山災害を事例に考える-」でした。私は、地球科学についての研究をしたいと考えているので、この講義を楽しみにしていました。最も印象に残ったことは、住民と行政や自治体、そして専門家との意思疎通がうまくいっていない現状があるということです。私は、研究者や専門家たちが研究結果から得られたことをしっかりと住民に教えることと、専門家から防災について学ぼうとする意識の両方が成り立つことで、より確実な防災につながると思いました。また、研究結果が実際の生活(防災)に役立つことこそが研究することの本当の意味なのだと学びました。

 二つ目は、伊藤先生の「DNAと遺伝子組み換え植物」でした。私の好きな海外ドラマが科学捜査系で、DNAの話が出てくるたびにそれが気になっていましたが、今回の講義を受けて、遺伝子の分野についても興味がわきました。


 今回は、直接質問したい!という思いと、レポートを時間内に完璧に書き上げたい!という思いが葛藤し、どちらも達成できず消化不良のまま帰宅しました。今後の科学者の卵の講座を通して、積極的に言葉にしていく力と文章力を身に付けたいと思いました。

 長文失礼しました。最後まで読んでくださった方々に、感謝申し上げます。

 今後とも、よろしくお願い致します。

投稿者:宮城県仙台二華高等学校 |個別ページ

2018.07.29

科学者の卵 1回目

初めまして、秋田北高校1年の今野晴久郎です。今回は、開講式と2つの講義が行われました。

 初めに、開講式で感じたことについてです。開講式では、昨年度の受講生の方々から科学者の卵について説明していただきました。私は、話の中で受講する際の態度として「自論を持つことが大切」ということに共感をしました。理由としては、ただ漠然と講義を受けるだけでは講義の内容が頭に入ってこないことと、自論を持つことにより、講義自体に集中し、内容の理解度も上がると思ったからです。

 次に、講義についてです。1つ目の講義は、久利美和先生による「災害科学情報を活用する!‐火山災害を事例に考える‐」でした。この講義を受けて、大きな災害を予測し、人命を守ることと、地域住民から理解を得ることの難しさを学びました。それと同時に、大きな災害を防ぐための情報が足りないため、災害が起こってからの避難が前提となると感じました。このことから、命を守るには、地域住民が災害に対する一定の知識を持つことが重要だと思いました。しかし、それが重要であると理解していても、行動に移していないことが現状です。自分は、このことに対して、地域住民が災害発生時に行うことや安全な場所、危険な場所をアプリにまとめて、誰でも使用できるようにすることで、深夜の災害にも対応できるようにしたり、被害情報や行方不明者の名前、人探しなどの災害後の問題にも対処できるシステムを作れば良いのではないかと思いました。また、アプリの使用が難しい子供や高齢者の方々と離れ離れになったときは、GPSで現在地を家族に知らせる機能と音声による安全な場所へ最短距離で誘導する機能を持つ機械を持たせることができれば行き違いによる被害者も減るのではないかと思いました。

 2つ目の講義は、伊藤幸博先生による「DNAと遺伝子組換え植物」でした。この講義では、遺伝子組み換えの方法や考え方を学びました。そして、遺伝子組み換えは、ある植物に別の植物の性質、形、味、匂いを付け足したり、変化させることができるという事実に大きな可能性を感じました。そして、考えがその可能性まで行き着くと、植物の中の葉緑体を増やして、地球温暖化を緩和させたり、耐火性の高い木材をつくって、火事による家屋の倒壊を防ぐこともできると思いました。しかし、安全面には心配があります。それは、このことから分かるように、遺伝子組み換えによって元々なかった新しい植物を作ることです。確かに、遺伝子組み換えによって出来た植物のことを専門家の方々は、詳しく分かっているため不安はないと思いますが、一般の方々にとっては、未知となります。そのため、この未知の植物に、何が含まれているのかや、どのようにして作られたのかなど、不安に思うところがあるかも知れません。だから、安全性を証明し、しっかりとした情報の伝達を行えるようにすることが大切になると思いました。

 最後に、講義を受けての感想です。2人の講師の先生方の話は、どちらもそれぞれの分野の最先端を行く研究であると思いました。このような話を聞けて、嬉しく思う一方で、講義の内容を理解しきれなかったため、レポートに自分の考えを書けなかったことがとても悔しかったです。だから、その反省を次の講義に活かしていきたいです。

投稿者:秋田県立秋田北高等学校 |個別ページ

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