東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2019.03.07

「科学者の卵」第八回講座を終えて

 こんにちは。宮城県仙台二華高等学校1年生の関谷夏子です。

 遅くなってしまいましたが、第8回講座について投稿します。


 午前は、英語交流会に参加しました。私は、この科学者の卵に参加し始めてから、英語交流会はいつ開かれるのだろうとずっと楽しみにしていたので、参加できてとても嬉しかったです。私は、英語でコミュニケーションをするとき、自分の言いたい英単語がなかなか出てこない「もどかしさ」を感じることがあります。今回の英語交流会でも、その「もどかしさ」を感じる機会がありました。私が今月訪れる予定のアメリカ・デラウェア州について話していたときに、思い出せない単語があったのです。この英語交流会では、優しい留学生の方が私の言いたかった言葉を教えてくださいましたが、これから、多くの人とより充実したコミュニケーションを取れるようになるために、もっと英語を勉強したいと思います。


 午後は、二つの講義を受けました。

 一つ目は、岩渕先生の「薬を創る化学技術」でした。個人的には、天文学でも有名な(あの地動説を提唱した)コペルニクスが薬剤師として処方箋を出していたと初めて知り、とても驚きました。また、私は、先生がおっしゃっていた、他人や人類のために、と考えていたらもっと技術は進歩したのではないかという言葉が印象に残りました。私も、将来、人類や世界の幸せためを考えて、科学を発展させられるような人になりたいと感じました。

 二つ目は、佐貫先生の「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」でした。この講義のレポートでは、「なぜ素粒子研究は、宇宙の謎を解明することにつながるのか」という問いがありました。そのときの私は、考え込んで時間が足りなくなり、焦って書いてしまったので、帰宅してからもう一度考え直してみました。そして、私がもう一度考えた結果、自分の中で得られた答えは、「宇宙は現在膨張しているということは、もともとの宇宙は小さかったのである。すなわち、素粒子研究は宇宙の過去、私たち生命の起源を辿ることになり、結果として、宇宙の謎を解明することにつながる。」ということです。また、ダークマターの存在を明らかにすることが出来るであろうILC国際研究所では、今後どのような研究成果が得られるのか、期待したいです。


 さて、今回の講座で、基礎コースの講義は終わってしまいました。7月の第一回講座から、あっという間に約8か月が過ぎてしまい、とても寂しいです。各分野の先端的な研究をされている先生方からの講義をはじめ、キャリア講義や学生・院生との交流会、シンポジウム、サイエンスチャレンジなど様々なものに参加し、私は科学することの面白さや楽しさを学ぶことが出来ました。具体的には、私が以前から興味を持っていた分野以外の内容についても、理解が出来るようになったことです。

 これまで、この科学者の卵を支えていただきました多くの方々に、御礼申し上げたいと思います。

投稿者:宮城県仙台二華高等学校 |個別ページ

2019.03.03

ゆったり のんびり じっくり...第8回科学者の卵養成講座の感想

Hi I'm Kira Sakurada,a first grader of Sendai Shirayuri Gakuen High School.
I'm going to write what I thought about English interaction salon held in the eighth Exploring-Germination-and-Growth program for young Scientists in English!


I wrote the blog for the first time the other day but after a month,I'm writing the blog in English now!What an incredible growth a JK can show!


In the English interaction salon,we made a group with Isabel from Gatemara,Jin from China and five Japanese high school students.Isabel and Jin talked with us with easy words.It was easy to listen to and I could understand the content enough.After having lunch I talked about Taiwan having many delicious foods with Jin.I asked him "I'm going to go to Taiwan. I'm looking forward to going to stall stand and night market.Is it true that chodouhu smells but tastes good?"Then he recommended me "It smells bad but it is delicious.If you have never eaten it,you should try one."I think it is fun to talk about the country's special food like Japan's natto,Taiwan's choudouhu and Sweden's surstomming.


The interaction with foreign students was enjoyable and with Janpanese students was also great.We met for the first time on that day but we helped each other and managed to have conversation in English. We kept asking questions like"How can I tell〇〇?" "What does 〇〇 mean?" To gather everyone's English skill to tell what we think ,and it was a lot of fun.I've made goals before taking part in EGGSprogram.
One of those was to develop practical English skills and global viewpoints.I can't say it was enough but I think I could get closer to achieve the goal.


At the end of March,I will stay in Taiwan for 8 days on a school study trip.I'll make a presentation on"Is it possible to reduce food loss by changing customer's awareness".Now I'm translating my script into English.I'd like to use this experience and have communication with many people actively in Taiwan.

投稿者:仙台白百合学園高等学校 |個別ページ

2019.02.26

第8回科学者の卵

こんにちは。宮城第一高校2年の秋澤彩乃です。定期テストが終了し、時間ができたので前回の講義についてブログを書きたいと思います。
先日の科学者の卵では午前中に英語交流会が、午後に2つの講義がありました。
まず、午前中の英語交流会について書きたいと思います。英語交流会では7人の高校生と2人の東北大留学生の方で一緒に交流しました。私は他校の科学者の卵受講者の人と話すことでさえ緊張していたので、今回は留学生の方と話すということで、交流会の直前、私はとても緊張していました。しかし、そんな様子の私を察してか、とても優しく話しかけてくださったので緊張もほぐれ、だんだん自然に会話できるようになっていきました。留学生の方のしている研究の説明では、難しくて理解できない専門的な単語もありましたが、理解に苦しむ私たちの姿を見て簡単な単語に言い変えてくれたりするなどしたので、とても活発に交流することができました。他校の人と意見を交わすことで得られることも大きいですが、留学生の方と一緒に討論することでさらに新たな視点から見た意見をもらえるので、より得られるものが大きい交流会でした。また、私たちが普通だと思っていることが国ごとに異なっていて、必ずしも世界共通であるとは限らないものも多いとわかりました。英語は世界各地の人と交流するにあたって重要な手段であると実感しました。
さて、午後の講義の1つ目は岩渕教授による「薬を創る科学技術」でした。薬の発見・発明史のお話の中で、紀元前3000年には動物の糞や豚の耳垢など信じがたいような汚物薬が使われていたという話がありました。いくら紀元前3000年といっても、このようなものが薬に使われていたと考えるととても驚きを隠せませんでした。その後の過程で発見されたものの中には、偶然発見されたものが意外でも多く、特にフラスコを洗っていたら通常の失敗なら黒色になるはずの結晶が紫色の結晶として現れたというものもあったそうです。私は現在、学校の授業で有機化合物を勉強していますが、この講義での有機化合物の中には難しいものが多くて理解ができないものが多かったので、もっと熱心に勉強して理解を深められるようにしたいと思いました。
午後2つ目の講義は佐貫教授による「次世代素粒子研究施設国際リニアコライダー計画」という講義でした。ハンバーガーに着目することから始まり、そこからどんどん単位を小さくしていって最小単位である素粒子にたどり着きました。素粒子という言葉はなんとなく知っていても、それがどういうものなのかはよくわかっていませんでした。しかし今回この講義を通して、素粒子には17種類のものがあり、それぞれが異なる性質を持っていることがわかりました。また、宇宙は何からできているかといお話の中でダークマターやダークエネルギーと呼ばれるものが大半を占めていることがわかりました。しかしダークマター、ダークエネルギーというものは未だ詳しく解明がされていないものだそうです。これらがどのようなものであるのか大変興味が湧きました。国際リニアコライダー実現の日が楽しみに思われます。
夏から始まった科学者の卵は8回の講義を終え、残るは来月の発表会のみとなってしまいました。今までの活動に達成感を感じる反面、寂しさも少なからず感じます。ラスト1回、仲間の行ってきた研究にしっかりと耳を傾けて話し手、聞き手の双方が高め合えるようにしたいと思います。残り僅かの科学者の卵ですが、どうぞよろしくお願いします。

投稿者:宮城県宮城第一高等学校 |個別ページ

2019.02.22

~孵化への道~第8回講座を終えて

 こんにちは。宮城県仙台二華高等学校の早川美衣です。遅くなりましたが期末テストがようやく終わったので、第8回講座について振り返ってみたいと思います。

                                                                                            

 午前には英語サロンがありました。2名の外国の方と交流をしたのですが、そこで一番感じたのは自分の意見を伝えることの難しさです。何を質問されたかわかっていても、実際答えようとするとうまく言葉にならず、会話が途切れてしまうことがありました。来月学校の海外研修でアメリカにホームステイに行くので、そこでは今回学んだことを活かして積極的に会話をしていきたいと思います。

                                                              

 午後には2つの講義を聞きました。

 1つ目は、薬を創る科学技術というものです。創薬研究の成功率は30000分の1と聞いて驚きました。普段何気なく飲んでいる薬の裏には想像を絶するような努力が積み重ねられているんだと知り、薬への認識が変わった気がします。偶然によってできた薬も多数あると聞いて驚きましたが、それは、諦めずに研究を重ねた結果の必然的な偶然だったのだと思います。1つのことを極めることによって偶然は起きるのだと感じ、私も見習いたいと思いました。

                                                                    

 2つ目は、ILC計画についてです。一番印象に残ったのは、「宇宙をつくる」ということです。宇宙はつくりだせるものなのか私は疑問に思いました。しかし現在準備が進んでいると知り、技術の進歩に圧倒され、もし実現したらどのようなものになるのかとても興味を抱きました。

                                                                 

 今回で講義は全て終了ということになりました。いろいろな分野のお話を聞くことができ、大変貴重な経験でした。また視野も広がったと思います。まだまだ知らないことがたくさんあると、自分の未熟さに気付くことができたので、このことを忘れずに様々なことに興味を持ち学んで行きたいと思います。

投稿者:宮城県仙台二華高等学校 |個別ページ

2019.02.17

第8回科学者の卵養成講座を終えて

こんにちは。東北学院高等学校の朝野徳(あさのなる)です。 本日の講座では、午前に英語交流会、午後に2つの講義が行われました。 午前の英語交流会ではフィリピンとマレーシアからの2人の留学生の方々を含む7人で、最初に、自己紹介から始めました。2人の留学生の方々は、それぞれ、環境科学とバイオ化学について研究している、ということで、その研究について、興味深いお話を聞くことができました。 しかし、英語での会話に、少し苦労する面もあったので、そこは、反省すべき点だったと思っています。興味のある研究や、日本と海外の文化の違いなどについて、楽しく語り合うことができた2時間となりました。 その後、午後の1つ目の講義であった「薬を創る化学技術」を聴講しました。この講義の冒頭に、薬の発見・発明史についてのお話があり、大変興味深く感じました。 特に、昔、薬の中に悪霊・悪魔払いのための汚物薬というものがあったということには、大変驚きました。 また、治療に対する薬剤の貢献度と治療の満足度の表を見て様々な病気の治療薬の効能について理解することができました。 その中に、統合失調症などの精神疾患の治療薬も含まれていたため、精神疾患とそうでない疾患の治療薬の製造方法の違いについてもっと知りたいと思いました。 この講義で1番驚いたことは、カレーの成分クルクミンを使って、癌細胞の増殖を抑制できるということです。家族性大腸腺腫症マウスに対する延命効果の確認実験でクルクミンよりつくられたGO-Y030を投与したマウスと非投与のマウスでは、外見に明らかな違いが現れるのです。普段から食べている食べ物に含まれる成分の新たな一面を知って、何か不思議な気持ちになりました。 2つ目の講義は「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」というテーマの素粒子物理学に関する講義でした。私自身、最も驚いたのは、原子核発見に関するお話で、ビーム照射により内部構造の有無を判断したということでした。これは、これから電子の内部構造の解明にも使えるのではないかと考えたり、とても関心を持ちました。 最も面白かったお話は「宇宙をつくる」ということに関する話です。これを聞いた時、まず大抵の人は、宇宙を作る!?と思うことでしょう。私も実際そうでした。しかし、このことについて詳しく話を聞くと、まず宇宙は電子などの素粒子からできており、素粒子について研究することで宇宙誕生の謎に迫れるということでした。現在、建設が検討されているILCでは、電子と陽電子を線形加速器で加速させて衝突させることができるそうなので、これによって宇宙の謎が少しだけ解き明かされることを期待しています。 本年度の科学者の卵養成講座の講義は今回で全て終了となりました。様々な分野の先生方から多くのことを学ぶことができ、自分自身の視野が少し広がったような気がしました。次回の講座で最後となるため、1年間の講座の締めとしてしっかり臨みたいと思います。

投稿者:東北学院高等学校 |個別ページ

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