東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2019.02.17

good experience.

福島県立橘高等学校の佐藤竣哉です。科学者の卵として受けられる最後の講義を終了しました。今回はプログラムの流れにそってそれぞれの感想を書いていこうと思います。


初めは「英語交流サロン」です。英語は苦手ですが上達したいと思っていたので、初めはとても心を躍らせていましたが、いざ席に座ると頭の中には「I'm nervous」という言葉しか頭に浮かばなくなりした。そのようにして始まったことを覚えています。(私のグループの留学生はペルー出身のギセラとイラン出身のシーナでした)始まったのと同時にギセラの言葉によって少し緊張がほぐれました。自己紹介では福島の特産などを話しました。日本酒について話した時、ギセラが興味あるの?など聞いてきてそれにツッコミを入れるシーナがとても面白く、楽しい会話になったと思います。その後彼らの専攻や国についての話しを聞き昼食の時間に。そこで中学生レベルの英語で質問されたのにも関わらず頭が回らずあたふたしていましたが何とか答えたことから感じたことがあります。自然と英語が出てくるくらいにならないと緊張した状態では力が出せないこと。これは大事な試験などでも同じことが言えると思います。


次に岩渕好治教授による「薬を創る科学技術」です。有機化合物の歴史から実際に研究をされている「カレーの成分クルクミンが先導する創薬研究」について講義を受けました。とても衝撃を受けたことは創薬研究の成功確率(化合物が承認され市場で売られる確率)が<1/30,000ということです。やるだけ無駄だろうと思う人もいるかもしれないですが、そんな中で挑戦する人がいて、その方々のおかげで薬があるということ。何気なく薬を飲むと思いますがこのような背景があるということを知っておくべきだと思いました。また、次回は学食でカレーを食べたいです。


最後に佐貫智行准教授による「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」です。素粒子は17種類ありそれぞれ違う働きを持っていることを知りました。ILCとは陽電子と電子を光速に近い速度にし正面衝突させ、ビックバンに近い再現によってヒッグス粒子などの粒子が噴き出し、どのようにして宇宙ができたかを解明することができるものです。ダークマターという未知の存在を作れるかもしれないというロマンがある研究だと思います。講義を受けてILCにとても興味を持ちました。ILCで必要になり発達した技術が様々なところで使われるようになると思います。私達が活躍できる場になることを願っています。


今回は積極性が大事だと感じました。また、自国のことはもちろん海外の国の特色を知ることによって国際化で活躍できる人材になると感じました。この経験をもとに次回は質問を"積極的"にぶつけたいと思います。

投稿者:福島県立橘高等学校 |個別ページ

2019.02.16

最後の講義。そして最終回へ。

福島県立福島高等学校2年の渡邉瑛士です。

本日、年明け最初の講義であり、卵10期生としての最後の講義を終えました。

今回の活動ブログでは、今日特に印象に残った英語交流サロンの振り返りと、次回への想いをを記させて頂きたいと思います。

まず初めに、英語交流サロンでは、実際に英語で会話をすることの難しさ、そして何より、実力の足りなさを痛感しました。

英語交流サロンに向けて、予め話す内容を決めて英語に訳し、それを何度か発音して練習をした状態で臨みました。

しかし、いざ話そうとすると、会話を円滑に進めなければならないという焦りから、練習していた内容が一切出ず、英語を話すことの難しさを実感しました。

これは学校の授業ではスピーキングを扱わないことによる、やはり経験の無さが露呈した結果であると感じます。

留学生の方も英語はスピーキングが一番重要であるとおっしゃっていたため、今後ALTの先生を利用するなどして英語力、英会話力の向上に努めたいと強く思いました。

次回は科学者の卵最終回。
私は発展コースの選抜に漏れた側としての参加となります。


今の科学に対する実力不足を絶対に忘れることなく、ポスター発表を行う卵の仲間から、私に足りなかった多くのことを吸収し、時には質問をぶつけてディスカッションする事でお互いを高めていきたいと強く思います。

投稿者:福島県立福島高等学校 |個別ページ

2019.02.16

第八回講座「英語交流会及び講義」

    こんにちは。岩手県立盛岡第一高等学校の金澤青空です。



 前回の講座が終了し,「次回は二月か。遠いなあ。」と少々の寂しさを覚えていたのですが,光陰矢の如しで「あっ」と言う間に12月から2月へと時が経過してしまいました。



 最近興味深く思っていることがありまして,それはThe Beatlesです。ビートルズのファンがこの文章を見たら難癖をつけたくなるかと思いますが,まあ,気楽に見てください。ビートルズの初期の曲に"A Hard Day's Night"という曲があります。この曲はあるコードから始まるのですが,最近(と言っても五年前ですが)ようやくそのコードが何か分かったのです。このコードが何かを明らかにするため,数学者のジェイソン・ブラウン教授はフーリエ変換を用いてアプローチしたようです。フーリエ変換については,自分も雑誌Newtonで読んだことがあるくらいで,「波に対して何かしらの操作をする」という,なんとも曖昧な解釈しかしていませんが,数々の実験および議論を重ねた上でようやく解明に至ったようです。他にもケビン・ヒューストン博士らがこのコードについて研究したようです。しかし,よく考えてみるとおかしい話です。そうです。バンドの曲なので楽譜があるはずじゃないですか。実はビートルズ側があまり明確に公表していなかったらしいです。



 閑話休題(実は完全に無駄話というわけでもないのですが)。今回の科学者の卵についてまとめましょう。



 始めの留学生との交流会では自分グループはAman(印)とJin(中)と交流しました。まず第一の印象は英語の聞き取りの難しさです。同じアジア系(で口の形が似ている)からか,Jinの発音は聞き取りやすかったのですが,Amanはなんだかインド訛り(?) があった気がして聞き取るのが難しかったです。自分たち日本人も訛りに訛ったジャパニーズイングリッシュを話していると思うと,「相手にもこう聞こえているんだなあ」と思って,英語の発音は気をつけようと思いました。途中でAmanから好きな歌手について聞かれました。自分はもちろん"My favorite
band is The Beatles!"と,ここぞとばかりに答えました。すると,AmanとJinが口を揃えて"The Beatles!"と共感してくれました。さらに加えてAmanがHey Judeを歌い始めたので自分もそれに乗っかって歌いました。Amanは中々面白い人でした。改めて,The Beatlesの偉大さを実感したことに加えて,音楽によって言語が異なっても楽しく交流できることが理解できました。



 次に講義の一つ目である,「薬を創る科学技術」です。一番の印象は,「薬学は薬学といってもほぼ化学なのだなあ」と思いました。実は昨日,自分は岩手県の理数科課題研究発表会に参加して,秋田大学大学院理工学研究所の小笠原先生からも化学的なお話を伺ったところでした。「中々ケミカルな週末だな」と思っているところなのですが,やはりそこで実感するのは,化学というのは情報量が多いということです。物質の種類は数えられないくらいありますし,化学式の種類も豊富ですし,しまいには構造式がスライドの半分以上も占めてしまうほどです。学校ではまだ化学をやっていないので少ししか予習をしていませんが,頭がパンクしてしまうのは予測できます。



 最後に(本当に最後の)講義である「国際リニアコライダー」です。科学者の卵の最後の講義がこれで,とても満足感に溢れた状態で終わりを迎えることができました。自分はこの講義を待ち続けていたと言っても過言ではありません。自分はもともと素粒子物理学に興味がありましたし,岩手県民なので今回の講義の内容のほとんどは復習状態でした。(岩手県民にとってはILCという言葉は当たり前です。)今までも数回ILCについての講演を聞いたことがあったのですが,今回は今まで疑問に思っていた質問をぶつけてみました。自分はやっと得ることができた質問のチャンスを少しながら興奮して「ヒッグス粒子と作用するかどうかというのは何によって決まるのですか?」「それはまだわかっていません。」--あっさり返答されました。自分は一瞬残念に思いましたが,それも束の間,すぐにそれは感動へと変わりました。もしここで明確な答えを出されていたら,自分は満足して興味を少しながらでも失っていたでしょう。科学はわからないから面白い。わからないから人々を惹きつける。惹きつけられた人々は科学を発展させ,新たな謎を残す。そうして科学は発展してきました。京都大学の湯川秀樹先生は言いました。(物理学に終わりはあるかという質問に対して)「いつまでも終わらんというのは,私にはおかしいですよ。それは,人間のやることには終わりがあるに決まっている。人間のやることは無限大ではないでしょうね。いずれ分かるか,それより前に嫌になるということがあるかもしれん。そういうことにならんとは限らないでしょうね。」果たして,科学というのは我々の疑問を全て解決してくれるのでしょうか。それとも,我々は何をしても真理にたどり着くことができないのでしょうか。我々科学者の卵ができることは,この世の謎を見つけること。そうすることによって卵から成長したときに,我々人類の知識の枠を広げることができるのだろうと思います。//

投稿者:岩手県立盛岡第一高等学校 |個別ページ

2019.02.16

ラスト講義

2019年一発目の投稿になりました。群馬県立前橋高等学校の東桔也と申します。よろしくお願いします。第8回科学者の卵養成講座ということで、そろそろ終わりが近づいて来ましたが、いつも通り淡々と振り返って行きたいと思います。
まず始めに、第1回英語サロンがありました(第2回はあるのでしょうか...)。留学生と直接会話するのは初めてだったので最初は緊張で上手く話せませんでしたが、自己紹介・趣味・好きな分野と会話を重ねるうちに自分でも驚くほど慣れていきました。学問分野の話で、皆それぞれが違った興味を示すなかで、
「大学に入ると色々な研究に興味を持つようになるけど、最終的に1番好きなものを選ぶといいよ。」
という留学生のアドバイスも頂くことができました。私も、常に興味を絶やすことなく科学を探求していきたいと思います。また最終的には、幼少期から英語学習を始めることの意義や母国語の大切さまで意見を共有できたので非常に有意義な2時間を過ごせました(もう3時間欲しいくらいです...)。今回、私の拙い英語を一生懸命聞いて理解しようとしてくれた、フィリピンとマレーシアからの留学生2人には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。
そして午後には2つの講義がありました。1つ目の講義は「薬を創る化学技術」についてでした。私は、薬に関しての知識が浅いうえに有機化学の知識もゼロなので、どうなることかと思っていました。しかし、岩渕先生が高校生でも分かるようにご配慮くださったおかげで、構造式を意味ではなく形で捉えることができました。この講義のおかげで、高校の有機化学の学習にもスムーズに取り組めそうです。薬の神が存在したことから始まる「薬の発見・発明史」もとても興味をそそられたのですが、特に印象に残ったのは岩渕先生が研究なさっているクルクミンの話でした。カレーのスパイスに含まれるクルクミンに胃癌細胞株の増殖を抑制する働きがあることに驚かされたとともに、食べ物という身近なところから新しい発見を行う「医食同源」の考え方にも感銘を受けました。この講義を受けたあとに、昼食にカレーを選ばなかったことを後悔したのは私だけでしょうか...。
2つ目の講義は「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」についてでした。こちらも、もともとの私の知識はほとんどありませんでした。しかし、佐貫先生がハンバーガーの例を使って素粒子の説明をしてくれたので、とても理解が捗りました。今度、ファストフード店に行って、店員さんに
「何バーガーにしますか?」
と聞かれたら
「素粒子なら何でも大丈夫です。」
と答えたいと思います(冗談です)。同じ物理学という分野でも、現在学校で学習している古典物理学と量子力学をベースにした素粒子物理学との間には大きな隔たりがあって、後半はやや難解でした。また、国際リニアコライダーの実現に向けた計画が着々と進んでいるという話を聞いて、宇宙の未知の物質の正体を知る日は近いのではないかと思いました。ILC計画のこれからの動向にも関心を寄せていくつもりです。
さて、科学者の卵養成講座で講義を受けられるのも今日で最後となりました。長いようでとても短い第1~9回でしたが、このEGGSプロジェクトは自分を大きく成長させてくれた思います。私が特に実感しているのは、「書く力」の向上です。夏にはあれだけ苦しんだレポート作成が、今では全く抵抗がなくなりました。私にこのような貴重な経験を与えてくださった東北大学には感謝の気持ちでいっぱいですが、1年を振り返っての感想はまた次回にしたいと思います。いよいよ来月は研究発表会です。「卵」の一員として、自分にできる形でしっかりと締めくくりたいと思います。それでは、また来月。

投稿者:群馬県立前橋高等学校 |個別ページ

2019.02.16

生酵素とは......

こんにちは。立教女学院高等学校の金子悠夏です。まだ大丈夫だと思っていたらいつの間にかもう講座の日になっていて衝撃です......
ためにためていたので投稿させていただきます。




「本当に効く!生酵素ダイエット!!」

1度は見た事聞いたことあるような言葉ではないでしょうか。
学校の授業でこんな話を先生が仰ってました。「生酵素ってなに、コーティングされて胃まで届く?え、誰かこの仕組み知ってる人」
私も不思議でしかありませんでした。そもそも酵素ってダイエットにいいのかな、と。

今回の講義では個別の質疑応答のような時間があり、その際に私はずっと気になっていたその事を尋ねさせていただきました。すると、
酵素自体がダイエットに繋がるわけじゃなくて、ただそれがいい栄養などになっているだけだから、酵素自体に痩せさせる働きはない。」
と。つまり、健康にはいいけどダイエットに直接関わりはしない。ということでした。

それを全国の人は分かっていらっしゃるのでしょうか......私が商品の説明を見た時は、コーティングされた生酵素があなたの脂肪を燃焼させる!とあったのですが笑

まあ何はともあれ、酵素は健康に良く、体に良い栄養を与えるのには間違いはありませんけどね!まず、酵素をとる前に自分自身でもしっかり健康管理をしないと意味が無いと。
ダイエットを簡単にしたい自分にとっては、もしそれを飲むだけで痩せるなら幸せな事なのですが......

さて。話は変わりますが、この講義が終わったあとに友達に「健康に良いミドリムシクッキーあったら食べる?」と聞いたところ、「美味しかったらまあいいけど食べたくはない」ということでした。まずミドリムシが食べれるという基礎知識が深まってないので、少し抵抗があるようです。私達は今何があって何が出来るのか、知る必要がありますね。

酵素や微生物など、普段目に見えないような小さなものが、私たちの健康に大きく関わっていることが分かりました。
以上、ダイエットについてしか話せなかった金子悠夏でした。
あとの2回の講座、楽しみましょう。(不安でしかないのですが!!!)

投稿者:立教女学院高等学校 |個別ページ

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