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2020.02.15
東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))
2020.02.15
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2020.02.15
群馬県立中央中等教育学校の栁澤日和梨です。
今日は2月とは思えないほど暖かく過ごしやすい日でした。春が来るのはもうすぐだなと感じながら、青葉山駅から歩いて来ました。
さて、今日の講座も英語交流サロンから始まりました。
今日は伝言ゲームをしました。お世話になったのは、ペルー、フランス、中国からの留学生の方々です。
グループ内の1人だけがお題の絵を見ることができて、英語でその絵について隣の人に時計回りで順番に説明していき、最後の人が絵を描く、というルールです。他の人が伝えている間、決してその言葉を聞いてはいけないという決まりがあり、ワクワクドキドキしながらゲームを行いました。
私は5つあったお題のうち、1度絵を描く担当になり、1度絵を見る担当になりました。自分が絵を描くときのお題は、タコが地球の上に乗っているというイラストで、前までの方が言葉を正確につなげて伝えてくださり、難なく絵を描くことができました。描いた絵を留学生の方にかわいいと言っていただけたことが嬉しかったです。また、絵を見て伝えるときのお題は、1羽のにわとりと3羽のひよこがフライドチキンを食べるためにケンタッキーに行く、というイラストで、にわとり、ひよこ、そしてケンタッキーのチキンを英語でうまく区別するのが難しかったです。パーフェクトに伝えることはできませんでしたが、次の方が一生懸命理解しようとしてくださったので助かりました。
留学生の方々とたくさん笑ってたくさん話せて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。この1年、英語交流サロンを通じて、自らの英語力が格段に上がったのを感じました。
午後最初は、岩渕好治教授によるご講義「薬を創る科学技術」がありました。
たくさんの分子構造式が出てきてとても難しかったですが、教授がわかりやすく解説してくださって、理解を深めることができ楽しく講義を聴講させていただきました。
講義の始めは薬の発見・発明史で、知らないことがたくさんありました。まず紀元前3000年に薬が800種類もあったこと、かの有名なコペルニクスが医師であり薬としてゴキブリを処方していたことなどです。信じられないことばかりで驚きの連続でした。
また、岩渕教授はカレーの成分クルクミンについて研究されていて、このクルクミンがなんとがん細胞の増殖を抑制できるそうです。食べ物という身近なところからこのような素晴らしい発見があったことを知り、もっといろいろな方面に自分の視野を広げたいと思いました。
私が特に印象に残ったのは、有機化合物についてのお話です。有機化合物は薬の成分でとても大事なものです。一昔前は、有機化合物は人間がつくることはできないと考えられていました。しかし偶然、無機化合物から有機化合物が合成されたのです。
このことから教授は、人間にできないことはない、人間の気持ちはすごい、できると思えばなんでもできる、できないと思えばできない、と語ってくださいました。本当にその通りだと思いました。また、薬は偶然から生まれることもあるようですが、偶然は必然というように、人々の諦めない心が創薬技術を発展させているのだとも学びました。
次に、中山亨教授によるご講義「エンザイム ハンター 〜暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する〜」がありました。エンザイムとは酵素のことです。酵素については、学校の生物基礎の学習で軽く触れたくらいだったのですが、今日のご講義で酵素についての知識を深めることができました。
酵素には基質特異性があり、特定の基質としか反応しません。そして反応したときに酵素は加速するのですが、そのスピードが驚きです。酵素の加速力だと、80年がたったの2.5秒で終わってしまうそうです。
また、酵素は生物の生命を維持するとても大切なもので、少しでも欠けてしまうと病気を引き起こしたりすることもあるそうです。酵素の大切さについてよくわかりました。
私は特に、中山教授の研究のお話が印象に残りました。教授は、黄色のキンギョソウの花色を発現させる酵素についての研究をされていて、この研究を成功させるまでには、多大な努力と苦労があったそうです。
この研究にはたくさんのキンギョソウを使う必要があり、その数は20000本〜30000本、お金に換算すると300万円〜450万円、私からすると気が遠くなるような金額です。しかもニュージーランドの研究グループが全く同じ研究をしているということも発覚しましたが、教授や学生さんたちは諦めず研究を続けました。キンギョソウの花言葉は「たぶんだめです」らしいですが、その言葉にとらわれず、教授は誰よりもはやくキンギョソウから酵素を発見することができたそうです。このことから教授は、「いろいろ失敗するけれど、克服しながら、また仲間と励ましあいながら成果を出すのは楽しい」とお話しされていました。
その後教授は、遺伝子組み換え技術を用いてキンギョソウと同じ科のトレニアの花色を黄色に改変することを世界で初めて成功させました。そんな素晴らしい方のお話を伺えて、とても貴重な経験になりました。
今日は最後の講義でした。
私は今日、2人の教授から人生の教訓を教えていただけた気がします。
それは、諦めないことです。
これから先の人生で、高い壁にぶつかることが何度もあると思いますが、諦めないという強い心を持って、どんな壁も超えられるようにしたいです。
また、諦めないことは、科学者にとっても大切なことだと思いました。
次回は研究発表会があります。科学者の卵養成講座の閉校式もあります。良い形で終われるように、最後まで全力で頑張りたいと思います。
写真は、新幹線の車窓から撮った仙台の街並みです。
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2020.02.11
こんにちは。今回が2回目のブログ投稿となります。仙台市立仙台青陵中等教育学校5年の星野鈴佳です。私は今研究発展コースで、医学系研究科病態病理学分野の古川徹教授と齊木由利子准教授、学生の方々にご指導を頂きながら研究させていただいています。実習はいつも、ここでしか得られない学びと新しい発見の連続で、本当に貴重な経験をさせていただいています。今回は、私の普段の実習内容と、それを通して感じたことについてお話できればと思っています。
私が実習で頻繁に行っているのは細胞培養です。初回の実習のときに、私の実習をサポートしてくださる学生の方(TAと呼ばれる役割の方です)が、「次回からは細胞培養を行います」とおっしゃったとき、普段耳にしない言葉にとても興奮したと同時に、一抹の不安を感じました。もちろん私はそれまで細胞培養をしたことはなかったので、カルスのようなモコモコとした細胞の塊を増やしていくのかなという貧しいイメージしかありませんでした。しかし実際は、シャーレというプラスチック製の、ふたのついた手のひらサイズの平たく丸い容器の中に、培地という濃い桃色で細胞が生きるのに適した液体と、細胞の入った液体を入れます。あとは、インキュベーターと呼ばれる、細胞が生育するのに適した38度くらいの温度を保っている保存場所(温かい冷蔵庫のようなイメージです)に放置しておくという作業でした。すると、シャーレの中でものすごい勢いで細胞は増えていきます。また、細胞培養ということで、培養する細胞が外部からの微生物に汚染されるのを防ぐ必要があるというイメージはあったので、実験室に入る前は食品工場に入る前に行うような全身消毒と、白衣やマスクを着用するのだろうと思っていました。しかしこれも実際はそんなことはなく、手の消毒はしっかりと行わなければなりませんが、白衣の着用は必須ではなく、実験室に入るときも靴を履き替えるくらいの手順でした。ですが、実験の正確性に関わるような操作では、厳しいきまりや注意を払わなければならない点が数多くあります。例えば、薬品の入った容器のふたを開けるときは、その前にまずふたのあたりをガスバーナーで炙ることで滅菌し、開けたらふたの内側と容器の口をさらに滅菌します。さらに、微生物が上から落ちてくる危険性があるため、ふたをあけたシャーレの上で作業をしない、吸引器の先端を滅菌した後はすぐに培地を吸い取るなど、所々非常に細かい点で注意を払わなければならないこともあります。また、細胞がシャーレ内で増えすぎると死んでしまうこともあるので、適度なタイミングで「継代」という作業を行う必要があります。これは簡単に言えば、シャーレの中にいる細胞をさらに複数のシャーレに分けて入れることで、一つのシャーレあたりの細胞数を減らす作業です。この他にも、細胞のストックを作る作業を行うこともあり、手順の複雑さと注意点の多さで操作がスムーズに行えるようになるまでかなり時間がかかりました。
実習中はこの他にも、「電気泳動法」や「DNAマイクロアレイ」、「PCR法」など、生物の教科書で聞いたことがあるものの実際に見たことはない操作を、見学させていただいたり実際に行えたりすることができます。本当に新鮮なことばかりですし、非常に充実した学びの多い実習になっています。今回は細胞培養についてしかお話することができませんでしたが、近いうちに私が「医学研究科」で実習を行う中で感じたことや考えたことについてもお伝えできればと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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2020.02.08
青森県立青森高等学校のHigh Speed Tube、
(ニイオカ コウヤ) です。
予期されていた「激動の二か月間」も半分を過ぎました。実力テストも二つの模擬試験も無事(だろうか)に終わりました。
残るは二月のみです。そして二月が終われば三月が来ます。その次は四月です。早いですね。
例に漏れず、今回も学年末テスト期間の真っ最中にこのブログを投稿しています。
今回はかなり重要なテストとなります(いつも重要)
やはり、三学期には中間テストというものがないので、今回が実質一発勝負になるということです。
しかし、まあそんなことを思案していてもしょうがないので、図太い精神を大事にして勉強していきたいです。
光陰矢の如し。高校生活のうちの三分の一がもうあっという間に過ぎようとしています。
しかし、いまだに自分の「やりたいこと」というのがハッキリとは見えていません。
よく私の周りには「将来は博士号を取得して生物の生態の研究をしたい」「放射線について研究したい」「起業したい」などある程度自分のやりたいことが決まっていたり、ここには上手く書けないほど人生における壮大な目的を持った友人が割といます。
そういう人たちがいる中で、自分は果たして何がやりたいのか、まだはっきりと決まっていないが大丈夫か、と不安になります。
最近は図太い精神を取得しつつありますが、やはり未だに不安に苛まれます。
周りには将来の目的があって今の目標があるのに、自分にはどちらかというと今の「目標」しかないのです。
目的があってこそ、細分化された目標が生きてくるものだとは思いますが。なんとなく。
というか、もしかしたら「目的があったほうがフローチャート的に目標ができやすい」からということだけなのかもしれませんが。
とにかく、そうなんじゃないかと思うわけです。
そろそろ高校二年生になります。そろそろビジョンがおぼろげながらも見えていなければ、その後の進路選択に影響してきます(進学したいことは決まっているが)
早いとこ自分のやりたいことを見つけたいなー、と思いながら過ごしております。
さて、「卵」に戻りましょう。
今回の講座は、
の三本です。
今回はやや特殊な構成で、普段のような「ザ・科学」という講義ではなく、いうなれば「人生の講義」ですね。
まずはサロン。
今回は「ディスカッション」形式で行われました。
テーマは「身近な環境問題について」です。
やはり私にとっての身近な環境問題といえば「雪の少なさ」でしょうか。
今でこそ元通りに降ってはいますが、一月は本当に全くといっていいほど雪が降りませんでした。
一月なのにアスファルトが全部見えていたり、グラウンドに雪が積もらないせいでスキーがしばらく休止になったり。
また近くのスキー場にも雪はあまり降らず、降ったとしても質の悪いゲジャゲジャなもので、とても滑りにくかったらしいです(友人談)
また札幌では、「さっぽろ雪まつり」の雪像づくりが雪不足のため難航していた、というニュースもありましたね。
これもある意味「異常気象」と呼べるのではないかと思います。
また、今回は気合が入りすぎて、やや的外れな回答をつくってしまいました。
質問(3)。「私たちはそれらの問題を解決する必要がありますか?解決するにはどうすべきだと思いますか?」というもの。
この「解決する必要がありますか?」というところに大きくひっかかったというかつっかかったわたくし。
「何か別の考え方、逆転の発想が必要なのでは」と勘ぐってしまったのです。
そこで思い出したのが、「イタリア米を青森で」というエピソード。
もともとイタリアと青森は同緯度にあります。しかし、イタリアというかヨーロッパには「北大西洋海流+偏西風」という最強のコンビのおかげで一年を通して温暖な気候であります。
だけれども青森は皆さんご存知の通り、とってもとっても寒いです。
しかし、昨今の地球温暖化の影響で、段々と平均気温は上昇しています。
それが原因なのか、暖かさが足りなくて作ることのできなかったイタリア米が、生産できるようになったというのです。
国産南国フルーツもその類のひとつと言えるらしいです。確か。
イタリア米というのは大変傷みやすく、現地から輸入するとなると品質は必然的に落ちてしまいます。
しかし、国内で生産できれば、品質を落とさないままイタリアンシェフのもとにイタリア米を届けることができるようになるのです。
というように、温暖化を食い止めるのと同時に、このような「対応」の方法も探っていく必要があるのではないかと考えます。
確かに、地球温暖化またはそれに付随する問題等々は解決されるべきであるのは紛れもない事実です。
しかし、この何十年、いや何百年か、それとも何千年もの長い年月を解決に必要とする問題を解決している最中にも、人間の営みというものは続いていくわけです。
この営み自体が地球にとって害である、悪である、と言われてしまえば終わってしまいますが。
工業化による二酸化炭素排出量の増加が地球温暖化の原因であれば、その営みのすべてを原始に返せばよいという意見もあったと思いますが。
でも、地球温暖化に付随する問題を解決するために、地球の自然を守るために一つの種族を消してしまうというのは、なかなか極端な意見であり、矛盾しているというか、本末転倒な感じもします。
であれば、解決のための取り組みと同時に、解決されるその時まで人間が存在するために、「対応」、「適応」ではない、しかたなく「対応」する方向も探っていく必要もあるのではないかと考えたのです。
ということを書くのか!?と思った次第でございます。
そして迎えた当日。
「『解決法』を話し合うんだよ」と留学生に言われてしまいました。
過度な詮索には気を付けよう!深読みしすぎると自分がどこにいるかを見失ってしまうのかもしれません。
その後の昼食は留学生と食べました。
そのときに「自分のやりたいことがまだあんまり見えていない」と相談してみました。
「その少しでも興味のあることすべてに一度手を出してみるべき。数日間だけでもいいから勉強するなどその学問に実際に触れてみることが大事。」
「そうすることによって新しく見えてくることがある。それが将来の選択に繋がってくる。勇気をもって何でもやってみること。」
とても説得力のある力強いアドバイスをもらうことができました。
「机上の空論」に近いところが私にはあったのかもしれません。
そうやって頭で考えても答えが出てこないのなら、実際に動いてみることも大事。
見たり聞いたりするのと、実際にやってみることは思ったよりも違いますからね。
常に新しい刺激と情報を手に入れていきたいです。
次。
キャリア教育
「教授の進路選択アドバイス~人生を戦略的に考える~」
です。
遺伝の渡辺先生による「人生」の講義。ある意味「生命」ですよね。
要するに「身の程を知れ」ということです。
悪い意味じゃあないんです。この言葉。
要するに「自分のできること・できないこと」「自分のやりたいこと・やりたくないこと」をしっかり認識、識別、分類をすることが大事、ということです。
運動がからっきしなのに無理して野球選手になろうとする必要もないし、古代ラテン語の勉強を誰かから「やれ」といわれても、自分がこの先使わないと思えば無理して取り組み必要はないのです。もちろん、責任は伴いますが。
もちろん、自分のできること、自分の「器」を広げていくことも大事ですが。
こういったことが、後々効いてくるのです。
こうすることによって、自分の将来について考えるとき、その範囲を絞ることで、やりたいことをより見つけやすくなるのです。
また、その選択肢を広げるためにも、学びの世界を広げ、たくさんの情報収集をする必要があります。
そのためには、本を「偏りなく」読むことがベストなのだそうです。
渡辺先生は専門の遺伝子学の本だけではなく、歴史、孫子の名言集や羽生名人の自伝、数学の勉強法に関する本など、ジャンルを問わずなんでも読んでいるそうです。
本を読むことの最大のメリットは「自分が体験できないことを追体験できる」ことにあります。
こうすることによって、いわば人生の周回プレイが疑似的に可能になります。
「無知は罪」という言葉があるように、それぐらい情報不足による影響は大きいのです。
渡辺少年は「マジンガーZ」「仮面ライダー」「ガッチャマン」などの、近未来の科学をフル活用して活躍している様を見て、科学へのあこがれを抱いたそうです。
私もこの時代の作品のファンです。私もガンダムシリーズや仮面ライダーに触れたことで、科学ってなんかわかんないけどかっこいい!と漠然と思うようになりました。
その後ゲーム機の進化や、逆に生物に関してのものに触れることで、そのあこがれをより一層強めていきました。
確かにこの時代は科学のすごさが全面的に推されたものが多いように感じます。設定なんかも緻密で考えられていて、とても面白かったです(もちろん今も)
こういう気持ちが、渡辺少年の作文の「ゆめは科学者になることです」に繋がったのだと思います。
そして、この科学に対する熱い情熱を維持できていたからこそ、今の渡辺先生がいます。
きっかけは何でもよく、強い気持ちが何事においても大事なのです。
また先生は外遊び、特に自然と触れ合うことや、はたまた落語や将棋など、好きなものがバラエティに富んでいました。
いざ将来について考えるとき、やはりどの道に進もうか迷ったそうです。
そこで、自分のできることややりたいことをひとつひとつ判断していき、「科学者になる」選択肢が残りました。
そして、「科学者になる」という道に「強い気持ちを持って」進んだのです。
いくら選択肢を絞り、また周りの人が相談に乗ってくれるなどしてその手伝いをしてくれても、結局その道を進むのかどうか、「決断」するのは「自分」しかいないのです。
自分にはこの「決断力」が足りないのではないかと思います。
必要以上に詮索というか思案してしまうことで、自分の気持ちが揺らぎ、いつまでたっても決められないモラトリアムな状態に陥ってしまうのです。
そして、この「高校生」というたった三年間に培うべきものというのはたくさんあります。
そのどれもに共通することは、「勤勉さ」「貪欲さ」「誠実さ」「粘り強さ」そして「挑戦する勇気」でしょうか。
失敗してもそこから学び、次につなげる。一度始めたことは最後までやり遂げる。何事にも興味を絶やさず、貪欲に追い求め続ける。
これからの人生において必要不可欠なことです。
自分のキャリア達成の為に努力を絶やさないで生きていきたいものです。
最後。
科学者の卵OB・OG、東北大学の学生・院生との交流会
です。
なんと、現役の大学生と直接話すことのできる交流会が開かれました。
「ほんとうの」大学生の一日についてや、受験期や普段の勉強法はどのようなことをしていたのか、またどのようにこの道に進むことに決めたか、など様々なことを教えてもらいました。
やはり自分のビジョンが見えている人が多かったです(そりゃそうだ)
しかし意外だったのは、「直前まで悩んだ」「大学に入ってから他の研究室もおもしろそうに見えてきたので揺らいだ」という人もいたことです。
そしてその人達も、なんとかして勇気をだして選んだそうです。
東北大に入る以上、小さいころから大きな夢や熱意をもっていなければならないのか、またそのような人がほとんどなのではないかと先入観を持っていた私は、少しだけ、なんとなく安心することができました。
彼らのようになれるように頑張っていきたいです。
「男の子でしょう!!!!!」
という渡辺先生の言葉が未だに心に残っています。
私が「何にでも影響されやすいので自分の進路を上手く決められないのですが、どうやって決めましたか」という質問に対しての答えです。
結局、選べる道はひとつだけしかない。それを勇気をもって進まなければいつまでもそのままである、ということなのです。
ならば早く決断しろ、ということなのだと思います。
また、選んだ道が必ずしも成功するわけではない。だからといってすぐに道を変えることなど絶対にない。
最後までやり遂げるからこそ意味があり、得られるものがある。
それらすべてを含めたのが、自分の道を信じる、ということなのだと思います。
光陰矢の如し。高校生活もあと二年です。着々と身に付けるべきものを身に付けられてきているでしょうか。
これから自分の人生の目的を自分なりに見つけていきたいです。早急に。
そして、いつどのように見つかってもいいように、今のうちから「勉強」という面で準備をしておきたいです。
勉強がんばります。まる。
投稿者:事務局 |個別ページ
2020.02.01
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