東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 活動ブログ

令和元年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2019.12.14

化学者の卵6回目

科学者の卵6回目 湊玲遠 今回の化学者の卵は英語サロン、再生医療、航空機の3つについて行った 英語サロンについて 今回はSNSは高校生は使うべきかという議題について話し合いを行った。反対側の意見をすることになったが、とても便利であるSNSに対しての否定意見を考えるのにとても苦労した。最終的にはうまくまとめることができたが、他の人の発表の中にわからない単語がいくつかあったため今後も英語の学習を続け力をつけていきたい 再生医療について 依然から乳歯を用いた再生医療についてはニュースなどでみて知ってはいたが、詳しくは知らなかったため細かい仕組みについて知ることができたのでよかったです。特に他人の乳歯を用いても行うことができるという点に関してとても驚いた。しかしお金がかかり過ぎてしまうため実用化はまだすることができないというのを聞いてせっかく研究をして成果を出したのにすぐ活用することができないのはとても残念だと思いました。 航空機について なぜ飛行機は飛ぶことができるのかという素朴ながら深い理論が隠されている問いに対して航空力学の歴史と未来に絡めながらわかりやすく解説していただきとても興味を持ちました。特にライト兄弟の風洞を用いて翼をエンジンを飛行機用に作り直すなどと言ったシンプルながらも的確な実験方法にたどり着くまでの様々な偉人たちの試行錯誤を見ることができたところに興味を持ちました。また飛行機それぞれの翼の役割、気圧の違いによって生まれる揚力の違いなど他にも気になる所がいくつもありとても面白い講義だった。 今回の科学者の卵の講義は少し齧ったことのある分野の話が多かったためほぼ全て理解しながら聴くことができたので楽しんであっという間に今回の活動が終わった。英語サロンなど化学者の卵では質問をする機会が多くあるが、自分はあまり多く質問することができなかった。残り数回しか活動は残っていないため残りの機会を有効に活用し質問するための能力を養っていきたい。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.12.14

切符6枚目

こんにちは、秋田南高校の下田楓大です。今回の科学者の卵では英語交流サロンと、「哺乳類の進化における歯の重要性について」、「進化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」の講義を受けました。                             特に印象的だったのが浅井圭介先生の航空機についての講義で、これまでよくわかっていなかった航空機の仕組みについて、納得の行く説明をできるようになった。そのことを利用したいグライダーを作成したり、原理を理解するために道具を使っていたりして、とても分かり易かったです。紙を三つ折りにして、コを90°回転させたような形にして、それを息で吹き飛ばす、というのが面白かったです。吹き飛ばそうとすると、中に空気が入って、中の気圧が低くなり、M字方に凹んでしまいます。しかし、紙の上で上に空気を送るようにして息を拭くと、紙の上の気圧が低くなり、紙が上に飛んでいきます。(下から息を吹くのが手っ取り早いと思いますが)                                  哺乳類の進化における歯の重要性の講義では、乳歯にある歯髄幹細胞の有用性について学びました。まずは乳歯と永久歯の違いから始まり、IPS細胞との関わり、そして脊髄への移植について学びました。今回の講義は歯の話がメインのはずだったのですが、IPS細胞などの再生医療の話も取り上げられていて、とても参考になった。                        私は将来医用工学について学びたいと思っていたのですが、一方で再生医療がもっと便利ではないのかと考えていました。再生医療も医用工学も人体の仕組みを解明したり、目的は一緒なので、同時に発展させていって、実用化される時の値段や、患者が選べるという状況が未来にあることが大切ではないかということを新しく考えることができた。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.12.14

卵からひよこへの成長記録その6

 群馬県立中央中等教育学校の栁澤日和梨です。

 今日は講座6回目で慣れてきたということもあり、いつもより少しだけ遅く家を出ました。それでもまだ空は暗かったです。冬の朝は遅いなあと実感しました。

 

 さて、今日の講座は、恒例の英語交流サロンからでした。しかし内容は今までと全く違って、ディベート形式でした。テーマは、「高校生はSNSを積極的に利用すべきである」です。

 賛成、反対のどちら側につくかは当日指定されるということだったのでドキドキしていました。私は、反対側の立場でした。

 今日お世話になったのは、アフリカのモザンビーク出身の留学生の方です。母語がスペイン語で、南アフリカで英語を勉強された後、日本に来られたそうです。トリリンガル、本当に憧れます。

 そんな留学生の方が司会を進行してくださって、ディベートは始まりました。賛成、反対2人ずついる班でお互いの意見を英語で主張しました。

 あらかじめ司会の方から聞かれる質問はいくつかわかっていたので、両方の立場の意見を考えて行きました。ただその他にもいろいろな質問をされたので、英語で答えるのが本当に難しかったです。

 特に、大人にとってSNSは必要か、という質問には頭を悩ませました。高校生にとってSNSは必要か、という質問になら、反対側の立場として堂々と意見を言えたのですが、大人にとって、となると答えに詰まりました。

 今回の英語交流サロンは、英語力というよりディベート力が試された気がします。今日は思うようにできなかったので、次回のサロンではきちんと自分の意見を言えるようにしたいです。

 

 午後最初の講義は、福本敏教授によるご講義「哺乳類の進化における歯の重要性について」でした。乳歯の歯髄からiPS細胞をつくることができるということや、銀歯には金が含まれていて使い古したものを売るとお金になるということなど、興味深い内容ばかりでした。

 私が特に印象に残ったのは、講義のはじめにあった、乳歯とエナメル質の必要性についてです。

 まず、乳歯の必要性についてです。私も昔から「乳歯ってすぐ抜けちゃうのに、なんで生えているのかな、何か意味があるのかな」と思っていました。端的に理由を述べると、「長生きをするため」です。

 乳歯は完成するまでに2年ほど要し、永久歯は10年要します。もちろん丈夫なのは永久歯の方で、きちんと使えば150年もつそうです。弱いけど早く生える乳歯によって、生まれてすぐにある程度の食事を取ることができ、遅く生えるけど強い永久歯を持つことでその後も継続的に食事をとることができるのです。そのため、長生きするためには乳歯は必要不可欠なのです。

 次に、エナメル質の必要性についてです。エナメル質は、歯の表面を覆う物質で、ヒトの中で一番硬いです。ダイヤモンドの硬度を10とするモース硬度では、7に当たります。これは、ナイフでも傷がつかないレベルだそうです。

 先日、チリで歯の頑丈なネズミの化石が発見されました。この発見によって、「動物がエナメル質の歯冠を発達させるのは、誤って砂の混ざった土を口に入れたときに歯が摩耗するのを防ぐため」だと提唱され、大きな話題になりました。エナメル質が丈夫なことで食べ物をたくさん食べられます。このことから、エナメル質の厚さが、動物の寿命を決めているのではないか、と考えられました。つまり、エナメル質があることも長生きすることにつながるのです。

 人間は、二つの歯を持つ上に、エナメル質が比較的丈夫であるため、地上で繁栄することができたのだという先生のお言葉に、なるほどと納得しました。

 長生きするために、自分の歯を大切にしようと思いました。

 

 午後二つ目の講義は、浅井圭介教授によるご講義「進化する航空機〜ライト兄弟から火星飛行機まで〜」がありました。米国空軍博物館の「ゼロ戦」の修復をお手伝いされたこともあるという先生からお話を伺えて、とても貴重な経験になりました。

 講義のタイトルにあるように、ライト兄弟の偉業についてのお話がありました。今日の講義は、ライト兄弟をはじめとしたたくさんの科学者が登場して、飛行機のことと同時に歴史のこともいろいろ学ぶことができました。

 航空工学の始まりは、15世紀末。かのレオナルド・ダ・ヴィンチがオーソニプター(羽ばたき機)を作りました。その後19世紀に、ケイレイ卿が飛行の問題を初めて科学的に扱い、揚力(浮かばせる力)と推力(進む力)を区別しました。当たり前のことのようですが、この発見は偉業で、彼は「近代航空学の父」と言われるほどになりました。

 しかし当時、飛行機なぞ飛ぶわけがないと思われていました。それを払拭したのがライト兄弟です。彼らは飛行機はもちろん人工的に風をつくる「風洞」まで自ら作って、ついに人類初の有人動力付き飛行を成功させたのです。

 また、今日の講義では、ペーパープレーンを飛ばしてみるという企画もありました。はじめは葉っぱみたいにくるくると回って落ちるだけだったのですが、講義の内容を生かして一工夫すると、スーッと飛びました。秘密は翼に上半角をつけること、それから頭にクリップをつけることなどです。上半角とは、飛行機の翼や鳥やチョウの羽のような、V字型の角度のことです。こうすることによって、ペーパープレーンの回転を防ぎます。また、頭にクリップをつけることによって、上下の安定性が増すのです。

 それから、火星飛行機についてのお話も、大変興味深いものでした。火星飛行機とは、現在新たな火星探査方法として検討されているものです。火星の大気は、もちろん地球とは全く異なり、そのためには火星飛行機の構造を工夫しなくてはいけません。

 火星飛行機で想定される環境を模擬するために、浅井先生は、火星大気風洞を作られました。これは世界で唯一、東北大学にしかないそうです。私も一度、見学をさせていただきたいです。

 身近にいろいろある飛ぶものにもっと目を向けて、いろいろ調べられたらいいなと思いました。

 

 今年最後の講座でした。いつも書いていますが、講座の終わりがどんどん近づいてきていて、その度に寂しさを感じます。

 来年の目標は、一回り成長した自分になることです。そのために冬休みしっかりと頑張ります。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.12.14

『科学者の卵第六回講座』を終えて

こんにちは。宮城第一高等学校1年の熊倉妃夏です。 今日は午前中に留学生の方との討論、午後に2つの講義がありました。

午前中の討論では、留学生の方と高校生がSNSを利用すべきか否かについて話しました。私は利用すべきの方で討論しましたが、個人の意見としては反対だったのでとても難しかったです。また、反対の意見を聞くと納得してしまい、反論することが全然できなく前回より積極的に話すことができませんでした。次回も留学生の方との交流会があるので、次は留学生の方に振られる前に自分の考えを述べていきたいです。

午後の1つ目の講義は、福本敏教授による「哺乳類の進化における歯の重要性について」でした。歯は、当たり前のものとしてあまり理解したことがありませんでしたが、今日の講義を聞いて、私達の体、これからの医療にとても重要な役割を果たしていたのだと理解できました。特に印象に残ったのは、歯髄細胞を移植すると脳梗塞の麻痺が改善され、なおかつ歯髄細胞は拒絶反応を起こしにくいという話でした。食べること以外であまり使わない歯で、病気の症状を改善させることができるということに驚かされました。午後の2つ目の講義は、浅井圭介教授による「進化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」でした。紙飛行機の実験をして、頭が重く、後縁端が上方に向いていると真っ直ぐ遠くに飛ぶことが分かりました。また、翼の周りにできる渦により圧力差ができ、揚力が生まれることが理解しました。揚力という言葉はあまり聞いたことがなく、少し理解するのが難しかったですが、分かると面白く興味が湧きました。

今回の講義は台風で無くなってしまった分のもので、当初は受けられないのかととても残念でしたが、今日受けることができどちらも興味深い内容で、受けられて本当に良かったです。次回の講座も引き続き頑張りたいです。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.12.14

科学者の卵4回目

メモには残されていましたがまだ入力していなかったので遅ればせながら投稿します 科学者の卵4回目 湊玲遠 今回行った活動の振り返り ①サイエンスカフェ 今年度初のサイエンスカフェだった。科学技術によって生まれた技術や生物を現実になった時にどのような問題が起こるかまたどのようにして解決するかに着いて話し合った。ただ犯罪を防ぐというだけでなく、環境問題や倫理観の問題まで発展し解決策を考えるのがとても難しかった。 自分は量子もつれを利用した量子テレポーテーションの実現について考えたがどうしても使用中の物理的障害、サイバー犯罪に対してのうまい解決方法がガードマンを置く、セキリュティを出来るだけ強くするなどしか考えられなかった。 しかし転送中の事故を減らし切ることができなかった為アメリカなどの国が開発したというような噂を聞いたことがあるがなぜ実用化されないか、公表されないかの片鱗を理解できた良い時間だった。 ②科学反応についての講義 まず材料科学詳しく説明していただいた。その後どのようにして材料科学が発展してきたのか圧力をあげると科学反応はどうなるか、電子レンジの仕組みはどうなっているのかと続いた。 もっとも興味を持ったのは圧力を上げるとすべての物質が金属と同じような結合になるということです。 金属とそれ以外の物質は全く別のものというふうに思っていたのでこの話はとても衝撃的でした。 ③パネルディスカッションについて 参加者が東北大学の生徒さんと京都大学の生徒さんと2つに分かれていてそれぞれ意見も学校ごとに分かれていて少し面白かった。 東北大学の生徒さんは理論立てに軸足を置いたような発表だった。しかし京都大学の生徒さんはフィーリングや好奇心など感情的な部分が先にありそれを支えるような発表の作りだった。 このように世間一般の各大学のイメージを集めた生徒さんたちだった。この為もっと大学の種類を増やしたらどうなるのかとワクワクする部分もあった。 内容に関しては真面目な部分と笑える部分とメリハリがあってとても楽しめた上高校でやってよかったことについてや大学のリアルな状況などたくさんのここでしか聞けないような話を聞くことができ本当に良かったと思った。今回のようなディスカッションの機会をもっと増やして欲しいなと思った。

投稿者:事務局 |個別ページ

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