東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 活動ブログ

令和元年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2019.12.02

たまごぅっ!

おはようございます、こんにちは、こんばんは。(この時間のブログ投稿は強者)
釜石高校2年、菅原聡真です。

さて、5回目ですね、卵。
行ってまいりました。

核融合についての講義。
予習はしたものの簡単に理解できるようなものではなかったです。(n回目)
ただ、ただですね、レポートを作っているうちに理解が深まったというか...。
寝る前にどんなだっけなと、割と頭に入っていたのです。
エネルギーに関する問題は世界にとって非常に大きなものとなっていて、核融合がブレイクスルーとなる可能性を秘めている。
また興味のある分野が増えてしまったじゃないですか、えぇ。

次に、素粒子に関する講義。
筑波研修なるもので結構予習していたのですが、少し難しかったです。(n回目)
n回目おもしろいですよね、皆で使いましょう。
本題に戻りますと、私は特に、ダークマター・ダークエネルギーに惹かれました。

ほんでです。
様々な科学系の記事を見ていたところ、かなり「でーん!」って感じのをふたつ見つけました。
①宇宙が科学者の予想を上回るスピードで膨張していて、ハッブル宇宙望遠鏡を用いた実験でもこの問題が確認されている。これが「新しい物理学」へつながる可能性がある。

②ダークマターの有力候補とされる未発見のアクシオンという素粒子の正体を探るために、反陽子を用いて測定した。結果、超軽量アクシオン型粒子と反陽子が相互作用する場合の条件を、これまでの研究から予想された値の10万分の1程度と大きく下げることに成功した。

...?????
前者は記事を読んでそこそこ解読出来ました。
しかし後者は「?」しか出てこなくて...
多少なら興味を持てます、けど!あまりにも多い「?」によって打ちのめされました。ぴえん。

おもしろいですね、わからないのって。
解明させようという意地が必要なんだなと実感するこの頃です。

寒くなってきました。
毎年のように風邪をひいております。
皆さんも体調にはお気をつけくださいませ。

では夜も深いのでここらへんでおいとまいたします。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.11.30

Work Hard!

 皆さんこんにちは!クリスマスまでの日々が楽しみな穂積尚子です。あと一か月、もう一回卵があって、あれよあれよとラスト三か月...冬は寒いですが、夏以上にエネルギッシュに行こうと思います!

 さて、今回の科学者の卵からはほぼ毎回、英語交流サロンがありますね!楽しみです。自分が着々と第二言語を習得しているという実感、やりがい、コミュニケーションをとる楽しさを感じることができます。

 今回の英語交流サロンは出られなかったのですが、お昼からは留学生の方とお話しすることができました。(留学生の方が名札をしていなかったので、本当に相席スタート。温かく迎えてくださった留学生の方には感謝に堪えません。)フランスから来た方二人と楽しくお話ししました。日本の赤ちゃんがものすごく可愛いという話、年齢、何をしに東北大学に来たのか...など。私は仙台在住なので、東北大学には地下鉄一本で行くことができますが、青森などの遠方から来ている受講生、ましてフランスのように、学ぶためなら海を隔てても行くという、「学び」の魅力を、このプログラムに参加してから感じるようになりました。留学生の方が最後に私たちに言ってくださった「Work Hard!」はまだ胸の中で温かく残っています。私も彼女たちのような、他人を鼓舞できるような人になりたいと思いました。

そして午後は、私にとってはかなりの大きさの密度を感じる講義でした。なにせ原子や分子は中学校までの知識しか持ち合わせておらず、今回は予習も...しなかったのです(反省・謝罪)。配布された資料を見て、ああ...まずかったかなと思いましたが、その分腹をくくって、分からないことは全部質問してやろう位の覚悟ができました。予想に反して先生はアプリを使った参加型講義と分かりやすい解説をしてくださり、核融合炉について良くわかりました。原発事故の影響で悪いイメージばかり持ちがちですが、今回の話で、原発とは違う存在だとしっかりと違いを理解しました。ただ、これはあくまでも私が思っていることですが、ITERは一億度にも達する核融合炉で、これでどうやって発電するんだろう...一億度なんて想像もできない暑さだ...と思う中講義を聞き、結局タービン回すんかい!!とは思いました。他の方法はあるのかといわれたら確かに思いつきませんが...。温度差で発電するプレートたるものがあったような気がします。どうして使わないのかと考えてみると、効率が悪いのではと思い当たりました。そこのところ、どうなんでしょう。自分でも調べてみようと思います。

2コマ目はILC計画について。北上山地に素粒子研究施設ができるのだそう!そこで、素粒子とは?ILCとは?というお話を聞きました。私たちもパソコンもトマトも素粒子からできています。素粒子からは分けられないのです(今のところ)。つまり、素粒子の中には基準がない。したがって素粒子には大きさがない。この話に私は感動しました。大きさの正体って考えたことがありますか?私はありませんでした。なかったのに、あといくつ原子があれば160センチ到達とか考えていた自分を恥じました。ILCでは素粒子を衝突させ、なんとビッグバンや宇宙について探ることができます。この研究はすごい。国内外から研究者がやってくることをもILCだと考えれば、この講義を聞いた私たちが次に繋げなくてはなりません。訪日外国人へのおもてなしを通じ、英語をもっと学ぼう、国際的な視野を育もうとすることで、きっと私たち自身も大きく成長することができるでしょう。ILCに感謝です。

今日はITERを呼びたかった先生と、ILCを呼びたくてITER来るなと念じていた双方の先生の授業を聞き、大人の世界、相対する大人のロマンを感じたのでした。私もそれくらい、情熱を持って探究していきたいです。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.11.27

第六回講義を受けて

青森高校2年 佐藤 旦です。

記事の投稿が講義から遅れてしまい申し訳ありません。

 

今回の講義のテーマは「核融合炉」と「ILCと素粒子の世界」の2つで、非常に関係性の深いものでした。僕の最も好きな分野である物理学についての講義であったので、科学者の卵養成講座の年間日程表を見た時から心待ちにしていました。

 

日常で僕たちが使っている電気について、その電気がどこでどのように作られているのか、真面目に考えたことのある人はどれほどいるのでしょうか。今回の講義はまさにその問いに200%の勢いで答えるようなものであると感じました。従来の火力発電や水力発電のような方法ではなく、原子レベルにまで視野を深めて見るような次世代の発電方法に心を打たれました。今世紀中ごろの実用炉の稼働が待ち遠しいです。

 

素粒子とリニアコライダーについて、実は同じ資料を前年度参加者から見せてもらったことがあるのですが、資料をただ見るのと、講義を受けながら見るのでは、全く受ける印象が異なりました。講義を受ける前まで、僕は物質を構成する素粒子しか知らなかったのですが、力を伝える素粒子について知ることが出来て、自分の視野が広がった感覚がしました。今回の講義で、素粒子についての興味関心が前よりも深まりました。大学の理学部に入ってからは、素粒子についての講義を受け、研究したいと思いました。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.11.15

How much can you pay ?

Hello! I'm Yukari katakura. Long time no see,do you remember me ?

Today, I gonna talk about the lesson which was held last weekend (11/9). And I will try to write in English!!

Thesedays, the earth has a lot of serious problems. For example, global warming, rising in sea level, unusual weather and so on. Among them, one of the most serious problems is a problem about energy. We always use it. It is made from fossil fuel (oil,coal,natural gas). Everybody knows we cannot use them forever.

What would you use instead of fossil fuel if we lost them in the future ?

At that time are approaching.

Dr.Ryota kasata , a reseacher, has one answer to solve this problem. It is ``Fusion reactor``. Do you know it ? I didn't know it before the lesson...

So I will explain it ! ( it is difficult for me to do that,but I will challenge !)

Fusion reactor

Merit : Low carbon dioxide emissions, Safer than nuclear power

Demerit : It is a comprehensive science and technology project, it is difficult to grasp and proceed with everything.Few people know.

ITER (Fusion reactor experimental reactor) is now under construction!!

This project is done by Japan, EU, America, China, South Korea, Russia, and India !! please think about current international situation!!

That is so amazing !! Those country are going on the same goal!!!

But every plan needs large expense, it is not easy to sucsess even by these countries....

This is only one problem and only one answer.

We have to consider about our EARTH to protect enviroment and not to suffer the next generation.

Now, many researchers suggest various answers to improve enviroment which was changed current state by human beings for a long time.

Nobody knows wheather these answer is right or not.

We have to challenge some ideas...

You can choose it ?

Me? I don't know... so I want to learn about sience and our problems more and more.

How much can you pay for a future human being who is not yourself?

PS

I wrote in English today. It is so difficult for me, because I don't know enough words to explain. So I used dictionary many times.

I want to try again!!

Thank you for reading !!

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.11.14

[私と科学のパラダイム問題~疑う力がツナグ未来~]

秋田県立能代高等学校二年の中村響です。

第6回である今回の講義は、

笠田先生による「私とあなたのエネルギー問題~核融合炉がツナグ未来~」

佐貫智行先生による「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」

の2つです。

 まず、最初の講義「私とあなたのエネルギー問題~核融合炉がツナグ未来~」についてです。私の講義を受ける前のテーマの印象は、これから核で発電をするための研究をするのか、とあまり良いものではありませんでした。なぜなら、私の中では核と聞くと福島の原子炉や東海村JCO臨界事故、広島に投下された核爆弾、海外ではチェルノブイリ原発の爆発事故、さらに使用し終わった放射性物質の処理の問題など問題点のみイメージしてしまうからです。

放射能を持った物質は、人間が完全に制御できるようになるまでは使うべきではない、や講義中に紹介されたように原発を利用しないという決断をする国が少しでも増えた方がよい、と講義開始前には考えていました。

しかし、講義を拝聴した際に、核融合の「燃料資源が無尽蔵にある」、「温室効果ガスを排出しない」という利点には大変魅力を感じました。私は笠田先生の言葉を借りると「環境保護論者」で再生可能エネルギーやバイオマスエネルギーが中心的に利用されるべきだと考えています。それらのエネルギーと同程度しか温室効果ガスを発生させない、さらに、資源に困らないというのは非常に画期的です。

しかし、核融合炉が実用化され、普及してしまうと石油や化石燃料を輸出して利潤を得る国の経済が破たんしてしまうのではないでしょうか。これは、電気自動車や水素ガスを燃料とする自動車の開発において、問題だとよく耳にします。

石油の主な産出国であるサウジアラビアや石炭が多く産出されるオーストラリアと友好的な関係を築いている日本はこれらの化石燃料を不要とするものの普及や開発を許すでしょうか。国際的な問題とも折り合いをつける必要がありそうです。

更に、核融合反応も核分裂よりは微小とはいえど、被爆の可能性があるということが核融合炉の実現を阻むと考えます。私のように人間が核を利用し続ける事に否定的な意見を持つ人は多いと考えます。その方々を説得する事は難しいのではないでしょうか。

以上の点や講義を聞いて核融合について多少の知識を得た私の意見は「技術の進展で核融合炉の安全性が上がり、核融合で発電を行う事で莫大な電気エネルギーを生み出せるようになり、更に国際的な対立が起きないようならば、是非実用化してほしい」です。

講義をしてくださった先生に対して大変上から目線で失礼な意見だと捕らえられるかもしれませんが、そのようなつもりはないと弁明しておきます。

核融合が将来の私たちの生活をきっと豊かにしてくれるはずだと希望を持っています。

次に二回目の講義「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」についてです。量子力学については、知識に明るい友人から日頃、話を聞く機会が多いため、予備知識をたくさん持っていましたが、講義を受講して初めて知ったことも多く、受講していてとても楽しい講義でした。

また、量子力学は謎に包まれたことが多く、講義の受講中に私の中に多くの疑問が残りました。

まず、磁力は素粒子同士の光子のやり取りに反応して発生すると言う事に対してです。

疑問一つ目:磁石に反応する金属である鉄、ニッケル、コバルトは光子のやり取りの仕組みが他の金属とは違うのだろうか

これはインターネットで調べたり、詳しい友人に聞いたりしてもわかりませんでした。ポートフォリオの質問から先生に直接質問させて頂こうと思います。

疑問二つ目:ダークマターはなぜ見えないのか

これは講義中に私なりに考えてみました。

考察一つ目:ダークマターは光子の反物質なのではないか。

電子と陽電子が互いに存在を打ち消し合う様に、光子にも反物質があるのではないかと考えます。太陽などの恒星が放出した電波や惑星が反射した電波が、ダークマターに到達すると反射せずに存在自体を消されているのかもしれません。

しかし、これではダークマターの性質である重力レンズ効果を説明できません。

そこで重力効果に着目して、考察二つ目です。

考察二つ目:現時点ではダークマターに到達した電波が重力レンズ効果によって屈折させられ、光が反射しないのではないか。

考察一と考え方は似ています。人間の目は物体に衝突して反射して、目に対して垂直に入射した可視光線のみを情報として脳が捉えます。ダークマターはもしかするとすべての光子を屈折させていてそれが原因で観測が出来ないのかもしれません。

天体については知識が乏しいため、自由な考察をしてみました。

しかし、今わかっていることが確かであるとは限りません。天才天文学者の考察より私の考察の方が正しいことも十分あり得るのではないでしょうか。そう考えると科学研究は夢だらけですね。私が大学進学後に行った研究でパラダイムを変える可能性があるようです。

一層、大学生活が楽しみになってきました。

投稿者:事務局 |個別ページ

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