投稿者:事務局 |個別ページ
2020.11.01
東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))
2020.11.01
投稿者:事務局 |個別ページ
2020.10.29
こんにちは、叶内愛莉です。最近は登校中、ギンゴケにとまっている朝露に目を奪われてしばしば立ち尽くしています。ギンゴケの配偶体(緑色のフワフワしている部分)の先端は、葉緑体が少ないので白っぽく見えるのです!『ギンゴケ』の名前の由来にもなっているそうで...輝かしい朝露と銀白色が重なり、うっとりしますね。いつもより少し早く家を出発して、小さな世界観を感じてみてはいかがでしょうか?
さて、3回目の講義は大関先生の「量子アニーリングと未来の情報科学」でした。私が特にお伝えしたいことは、「何かをつくりだすこと」には自分のそれまで知らない一面だったり、高揚感を見出すことができる、ということです。この『何か』は必ずしも奇抜なアイデアや未踏分野を見つけるとかいうものではないです。世間から「新しい(考え)だね!!」なんて言われるものの多くは、既成の何かに対して「なぜこのような形なの?」「ナニコレ??」という5歳児くらいの視点を突き詰めていった結果、わかりやすい形でそれが一般の人から理解されるもののように思います。今回出された、『最適化したいものについて数式を作る」という課題に対して、私は味噌汁のダシの使う食材と使う味噌の組み合わせをテーマにしました。アナタそれは人の役に立つのか?と言われれば、私はいいえと答えます。しかし!少なくとも私と私の家族をほっこりした気持ちにします、この組み合わせ最適化で、ちょっとでも幸せを感じてもらえます、と自信を持って答えます。人間だけでなく、自然や社会全体にとっての幸せは、私が科学に向き合う上で大切にしたい要素だなと思いました。そして、本題に戻りますが、数式をやっと完成させたときの心がアツくなる感覚は感動ものです、ホントに。どんな些細なものでも、これが他ならぬ「私」がつくり出したもの、というだけで思い入れが違うように感じれらます。以前までは「〇〇を求めよ」のようないわば出題者にに対する寄生植物的生き方をしてきた私ですが、科学者の卵の講座のレポートは自分で課題設定をするものがほとんどなゆえ、少しずつ半寄生植物→宿主植物にたよらない植物...に近づいてきているような気がします!
次に堀井先生の「がん制御へ向けてのChallenge〜分子病理学からのアプローチ〜」です。講義内容を踏まえて私は「発がん性物質を含む食材」に焦点を当てて調べたところ、かなりの衝撃を受けました...(どんな衝撃かは書くと長くなってしまうので省きます)それからというもの、私は日々の食事について敏感になったと思います。気付いたら30分ぐらい、家にある様々の食品の栄養成分表示を見ています。もともと字を見るのは好きな方なのですが、ここまで栄養成分表示を見続けていると感無量の域に達します。(笑)そして今の自分にできるがん制御として、私は食事の改善だという結論に達しました。これはがんの一次予防に当たるもので、手軽に実践できるものです。でも毎度意識してないと意外と難しいですよね...だからこそ、私はまずがんと食事について正しい情報を得て適切な食事の選択ができるようになろうと決意しました。これは宣言であります!皆さんも、「何の食材を選択するのがベターなのか」を知るだけでも日々の意識が随分変わると思います
もう早いもので3回分の講義が終了しました。思えば第一回から、講義の分野を「楽しむ」ことを意識して取り組もうと思ってきましたが、最近は意識せずとも高揚感を感じながら「科学」を身の回りの事象にまで拡張できるようになっている気がします。これが「気がする」ではなくて確信に変わるとき、卵の殻が破れるのかな、なんて思いながらこのブログを書いています。 ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!
投稿者:事務局 |個別ページ
2020.10.25
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2020.10.25
皆さんこんにちは、五所川原高校2年小野未来です。大分寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて、第3回講義から一週間経ってしまいましたが、この場を借りてブログを書かせて頂きます。今回は出来る限り自分の言いたいことの要点をまとめて書くようにしたいと思います。
今回は「量子アニーリングと未来の情報科学」、「21世紀のがん医療〜Precision Medicineと遺伝子医療〜」の2つの講義、「科学記事を読みこなす:地球の未来を考える討論会」のミニ講義がありました。順に書かせて頂きます。
まず、「量子アニーリングと未来の情報科学」では率直にいうと『本当に近未来の講義を受けているみたいだ』と思いました。講義の形式から違ったのですが、特に画面上に同じ受講生やメンターの思っていることがチャットのようにどんどん流れてくるので、講義を受けながら話し合っているような感覚に陥り1人で受講している感じが薄れました。新型コロナウイルス感染症が拡大したためにオンラインでの開催となっている科学者の卵養成講座ですが、対面でなくオンラインでしか出来ないことを体験できたので、このご時世をピンチではなくチャンスとして捉えるということを体験できた貴重な時間でした。単に私が新しいもの好きなのもあるのかもしれませんが、是非学校の授業にも取り入れてもらいたいです。話が少しずれましたので、戻します。現代を支える社会基盤には物流や製造、農業、防災などがありますが、その基盤全てを支えるのが「組み合わせ最適化問題」です。そして、組み合わせ最適化問題は全て二次関数で書くことが出来るそうです。つまり、世の中のことを全て二次関数で表すことが出来るのです。もうここまででとんでもないことを知った気分になりませんか?そして、その二次関数の計算を人間・コンピュータの代わりに量子アニーリングに任せることが出来るらしいのです。『すごい』、『かっこいい』と思いませんか?私はこのことを聞いた時圧倒されました。しかし、実際に自分で最適化してみたいことの数式を作ろうと思い考えてみたのですが、全然うまく書くことが出来ませんでした。やはり、私は応用力が足りないなと痛感しました。
次に「21世紀のがん医療〜Precision Medicineと遺伝子医療」では、がんのでき方や治療法などを教えて頂きました。がんは現在2人に1人は発病すると言われている病気であり様々な方々が研究されているそうです。私が特に驚いたのはがんの治療法が変わっているということです。がんの主な治療法に抗がん剤を使う方法があり、従来の抗がん剤は増殖の速い細胞を非特異的に殺す薬だったのですが、現在、がん細胞の遺伝子変異により生じたタンパクなどを標的にする分子標的薬による治療が開発されているそうです。分子標的薬はがんの種類によらず変異遺伝子に応じた治療をすることが出来るので、従来の抗がん剤のような髪が抜けるなどの副作用が現れないらしいのです。私はもう『すごい』の一言に尽きました。また、がんに限らず全ての病気は一次予防・二次予防が極めて重要であるとおっしゃっていたので、多くの人にがん検診に行って欲しいと思いました。がんゲノム医療というがん遺伝子パネル検査をした後にゲノム情報に基づく薬物療法も考えられているそうなので、個人情報の保護方法なども大切になってきてある意味では大変な時代に突入したのだなと思いました。
そして、ミニ講義は「森林破壊と種の絶滅がパンデミック発生リスクを高める」を事前に読み、グループでその事についての意見を交換し、まとめるというものでした。私が感じたのは、全く同じものを読んでいるのにグループの中で意見が大分バラバラで色々な観点から読むことが出来ることを再認識させられました。話していると頷かされることばかりで面白い時間でした。しかし、私の班は発表の準備がまだまだなのできちんとみんなで話し合ってまとめたいと思います。
ここまで書いてみると、結局駄文になってしまったなと思います。ここまで読んでくれた方々、分かりにくい文章を書いてしまいすみません。次回はもっと一文一文を短くして分かりやすい文を書けるようにしたいと思います。読んでくださった方々、ありがとうございました。
投稿者:事務局 |個別ページ
2020.10.17
皆さんこんにちは。群馬県立中央中等教育学校の栁澤明日美です。
今日は2つの講義がありました。
1つ目は大関先生による「量子アニーリングと未来の情報化学」です。
私は今まで量子アニーリングという言葉を聞いたことがありませんでした。講義を見る前までは難しそうだな、自分に理解できるのかなと少し不安でしたが、いざ講義を受けてみると、量子アニーリングがどのようなもので社会にどう役立っているのか、大関先生の分かりやすい説明のおかげでよく理解することができました。
量子アニーリングとは、いくつもある選択肢の中からベストな選択肢を選び、問題を高速で解く計算技術のことを言います。これは無人搬送車の衝突を避けたり、津波災害が起こった際迅速に避難したり、渋滞を避けて最適な経路を選ぶのに活用されています。社会で重要な役割を果たしている量子アニーリングの凄さを知ることができました。
また、事前の動画で先生がおっしゃっていたあることに感銘を受けました。それは「コンピューターや人工知能がいくら発達しても、それらは人間から指示されたことをやるだけ。人間が人間を幸せにするのは私たち人間にしかできない。」ということです。人間が人間を幸せにするのは人間にしかできない、なんて当たり前のことを言っているように思いますが、この当たり前のことを私達人間はできていないのだと思います。便利なものが数多く登場してきた今の時代、私達はすぐに便利なものに頼ってしまい、自分で考えようとしません。風邪を引いた際、人間が開発した薬を飲めば治るように、結局は人間を幸せにできるのは人間だけなのだと思います。量子アニーリングは計算は全てしてくれますが組み合わせ最適化問題は提供してくれません。先生がおっしゃっていた通り、世の中を見渡して、自分がどのような問題を解くと人を幸せにできるのかよく考えることが大事だと思いました。
今日の講義で初めてコメントスクリーンを使いました。普通の授業より他の人の意見を聞きやすい上、自分も発言しやすいのでとても便利な機能だなと思いました。コロナの影響で様々なことが制限されてしまいましたが、今まで見つからなかった新しいこと・方法が見つかったと思います。私の学校でもコメントスクリーンを活用して欲しいです。
2つ目は堀井先生による「21世紀のがん医療〜 Precision Medicineと遺伝子医療〜」です。
がん細胞には異常な増殖性があること、遺伝子変異が原因で生じることなど、がんについて知らないことばかりでしたが今回の講義で自分の知識を増やすことができました。また、今までがんは自分には全く関係ない存在だと思っていましたが一生の間に2人に1人はかかると聞き、自分も今後かかる可能性が十分あると考えるとがんという言葉がとても恐ろしく感じました。
今日の講義でのマスクの話が興味深かったです。マスクの表面の材質によって結果が変わるという最新のデータを教えていただき、貴重な話を聴講することができ良かったです。また、マスクは5日まで袋に保存していいという事実に驚きました。
現在コロナの影響で、来院者が半分ほど減っているそうです。がんは早期発見が大切ですがコロナ感染のリスクもあり、行きたくても行けない人が多くいるのが現状です。コロナ感染かがん発見か、どちらをとるのか難しい問題だと思いました。
最後にミニ講義で「科学記事を読みこなす:地球の未来を考える討論会」というものをやりました。
事前にNature10月の記事「森林破壊と種の絶滅がパンデミック発生リスクを高める」を読んだのですが、この記事もなかなか興味深いもので、「なるほど」と思う点がいくつもありました。例えば新興感染症予防のためにはワクチンの開発、早期診断ではなく、根本的な原因を考えないといけないことです。野生動物の輸出で、動物が持っている菌が動くことによって起こる感染症(例えば鳥インフルエンザなど)が増えているので、研究者達は生物多様性と新興感染症との関連を理解し、その情報を使用して将来の感染症の発生を予測および阻止するための取り組みを行っています。私達も1つのことだけを考えるのではなく、他の視点から見てそれらの関連性を見つけ、またそこから考えることが大切なのではないかと思いました。
身近にある環境問題とそれらの解決方法をグループのメンバーと話し合いました。プラスチックごみによる海洋汚染や、地球温暖化による気温の上昇など様々なことが挙がりました。解決策は時間がなく、あまり話し合うことができなかったのですが、ハングアウトという便利なグーグルの機能を使って次回の講座までに色々なアイデアを出すことが出来たらいいなと思います。
次の講座はもう4回目。本当に毎回の講座があっという間に終わってしまいます。次回は環境問題についての発表もあるので、気を引き締めて集中して挑みたいです。
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