東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和2年度 活動ブログ

令和2年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2021.03.12

2021年春が来ますね

とうとう2021年の春到来です。私の鼻がそう言っています。花粉シーズンの到来です。粘膜という粘膜が花粉を察知し、私を苦しませます。そんなこんなで最後のGSC前日になっていました。最後まで全力で楽しみたいと思います。ただ、このブログ更新が前日になってしまった言い訳をさせてください。前回のGSCから英検の二次やら塾のテストやら、三学期末テストやらありまして、勉強に浸かっておりました。まあ普段ずっとこういう言い訳をしているのですが。いい加減この言い訳辞めたいと思います。ただ、肝心のテストは昨日終わりまして、言い訳が利かなくなったので、手を付けなければならないことに手を付けていこうというそんな一日でした。

さて、前回の講義は2月20日でした。英語サロンと薬についての講義をしていただきました。英語サロンでは、環境問題について話しました。いろいろな視点が知れて本当に面白かったです。マレーシアの騒音問題について教えてもらいました。今はコロナ禍で少し良いけど、交通の音などで都市では騒音問題が起こっているそうです。私の住んでいるところでは、騒音問題はありません。たまに道路を大きな音を立てて走るバイクたちがいるくらいで、それもそこまで気にならないです。ほかの地域、ほかの国ではどうなのかとても気になります。中2の春にイギリスに行ったときは車の通りも電車も少なくて、歩きスマホをしている人もいなくて、静かで素敵な場所でした。イギリスの違う場所ならまた変わった環境かもしれないですな。もっといろいろな景色を見てみたいと強く思います。体があと二つくらいあっていろいろな場所に、いろいろな国に行きたいです。もっと視野を広げたいです。

講義は、薬についてでした。普段、アレルギーの薬を毎日飲んでいるのですが、何も考えずに飲んでいました。今までのそんな自分に一言渇を入れてあげたいくらい一粒の薬にものすんごい苦労や、ものすんごい失敗が重なってあの一粒を作っているということがとても分かりました。薬は化学技術がぎっしり詰まっているということが今回の講義で分かりました。例えば、解熱剤もリスター郷が患者さんを手術でより助けるために作った、フェノールの希釈液を風邪に有効な薬にするためにサルチル酸に変化させ、それではまだ消化器障害や吐き気があり、解熱作用しかないため、それをアスピリンに変えることで解熱薬として活用できるようになったというストーリーを学びました。一つの薬の裏側に同じ作用をできるように、形を変えずに、でも、いらない作用を消せるように付け足し、人間の求めている作用をするように、合成をしているということが本当にすごいなと思いました。大変な道を乗り越えてきたこの薬をしっかりと用法用量守って、有難みをもって飲みたいなと思いました。

残り一回。全力で楽しみたいと思います。

投稿者:事務局 |個別ページ

2021.03.08

卵の殻の硬さ

こんばんは仙台二華高等学校一年の川村琉菜です。

今回は卵の殻の硬さについてお話ししたいと思います。卵の殻はカルシウムでできているため蓄えているカルシウムの量、季節、産む卵の大きさや量によって異なります。単純に鶏の個体差もあります。餌をたくさん食べる冬は硬く、食欲がおちて水分を多くとる夏はやわらかい傾向があるそうです。 また、大きい卵は小さい卵に比べてカルシウムを多く必要とするということなので殻は薄い傾向が。また、若い鶏は老鶏に比べて、小さくて硬い卵を産みます。

さて今回の講義は「薬を創る科学技術」という岩渕先生のご講義でした。メソポタミアの薬から最新の創薬についてまで長い薬の歴史を知ることが出来面白かったです。特に気になった用語はマテリア・メディカ、神農本草経、アユール・ヴェーダです。もっと難しい用語もたくさんあったのですが個人的に興味を持ったのがその三つでした。

また、漫画の話になってしまうのですが、ワンピースという漫画にキニーネからインスパイアされているであろう薬の描写があります。そのキニーネの話が出てきて個人的にはわくわくしました。

またなぜ病気に有効な薬がすぐに医療現場で使われないのかという話も大変興味深かったです。基礎研究から販売まで短くても10年程度はかかってしまうようです。もちろん途中で行う臨床研究で人体に影響があることが分かればまた1からやりなおしになってしまいます。人の命にかかわるものであるからこそ慎重にならなければいけない。けれど待っている人たちのためにできるだけ早く。というのはとても難しいですがやりがいのある仕事ではないかと思いました。

だからこそコロナのワクチン開発が遅れてしまっているげんいんのひとつかもしれないと考えました。

創薬において合成反応は酸化ではなく還元が多いそうです。なぜなら酸化は人体に及ぼす悪影響が多いからだそう。悪影響を考えずに創薬できるようになればそれは科学の発展に良い影響を与えるよなぁとも考えました。

次が最後の講義となります。とてもたのしみですね!どうぞ体調に気を付けてお過ごしください。

投稿者:事務局 |個別ページ

2021.03.07

第七回講義を終えて

 こんにちは。仙台青陵中等教育学校4年の只野佑之介です。

 
 春の暖かな日差しが差し込む季節となってきましたね。
 先日地震がありましたが、皆さんご無事でしょうか。私の家は結構な被害があり、工事が必要となってしまいました...

 大変遅くなってしまいましたが、第七回講義の感想を書かせていただきたいと思います。第七回講義では、浅井圭介先生による講義と、留学生の方々とディスカッションをするミニ講義がありました。
 浅井圭介先生による講義では、「進化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」という題で、人類が空を飛ぶための挑戦の歴史や、科学的側面から見た航空機の原理、最新の航空機・ロボットの開発事情などを教えていただきました。私は今まで「飛ぶ」ということに関して知識を持っていなかったので、何もかもが新鮮で勉強になりました。特に驚いたのは、「飛ぶ」ことには揚力に加えて推力も必要だということです。私は昔の人々同様、鳥は羽ばたくことで上向きの力だけを得て揚力を発生させているのだと思っていましたが、今回の講義で、羽ばたくことで推力を得て、その力で羽を通過する空気に渦が生まれて揚力を得ているのだと知りました。これを学んで、いかに鳥や昆虫の羽が精密にできており、人間の手では作り出せない価値のあるものであるかということに改めて気づかされました。

 また、ライト兄弟の偉大さにはとても感銘を受けました。飛行機を作ることはできないと言われていた時代において、他の人々や自分の研究結果を冷静に分析し、自作の装置も駆使して「人類初の有人飛行」という未来につながる偉業を成し遂げた彼らは、熱意とその気持ちを形にする行動力のどちらも持ち合わせていたのではないかと思います。特に、彼らが100年以上前から、現在の科学と似ているシステム工学的アプローチをとっていたことは驚きでした。彼らのような勇気ある人々の努力が今の生活につながっているのだと感じ、先人の姿勢や考え方、行動には見習うべき点が多くあると思いました。
 また、今回の講義で物理の新たな面白さも実感することができました。例えば生物分野では、突然変異など予測不可能な現象が多く起こると思いますが、物理の分野ではベルヌーイの定理やクッタの理論といった物質の決まった性質や動き方を利用することで、思考実験を行ったり、研究結果を糧にして新たな航空機を作ったりできます。そのプロセスに新鮮さを感じ、興味が増しました。そして、この講座を通して航空という未知の領域に新たな枝を伸ばすことができ、学校で習う定理を理解してひたすら計算していく物理が、組み合わせることで大きな成果をもたらしてくれるということを実感できました。改めて振り返ると、この「科学者の卵養成講座」は、日ごろ私たちが学校で学んでいることと、科学者の研究成果の結晶とをつないでくれる架け橋のようなものだったと感じました。


 その後、留学生の方々とSNSの使い方についてディスカッションを行いました。私は普段はSNSをあまり使わないのですが、ルームの中では日常的に使っている人の意見も聴くことができ、英語でのディスカッションの貴重な機会となったばかりでなく、使い方のマナーも再確認できました。留学生の方がとても丁寧に説明してくださったおかげで意見を伝えることができましたが、今後どのような場でもはっきり自分の考えを伝えられるよう、ブラッシュアップしていきたいと思います。

 「科学者の卵養成講座」も残り1回となってしまいまい、大変名残惜しく思います。次の最後の講座も、締めくくりということで気を引き締めて臨みたいです。最後まで読んでいただき有難うございました。

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投稿者:事務局 |個別ページ

2021.02.23

EGG DIARY(8)

  皆さん、こんにちは!

今回で第8回となりました(´;ω;`)残すところあと1回となってしまいました。この講座が始まったときは、オンライン上だけではなく、実際に大学に訪れて受講できると思っていましたが、2度目の緊急事態宣言が発出され、その夢は叶いませんでした。しかし、オンライン上でも学ぶことが楽しかったからこそ今まで突っ走ってこれたのだと思っています。

さてさて、本題に入ります。今回は、「薬を創る化学技術」と題して岩渕先生にご講義頂きました。また、ミニ講義は英語サロンでした。

 昨今の新型コロナウイルスの収束の鍵を握っていると言われている「ワクチン」。ようやく日本でも医療従事者の先行接種が始まりましたね。COVID-19のワクチンはおよそ1年ほどで開発されましたが、新薬の開発はそう簡単にはいかないそうです。私たちが現在使用している薬たちは3万分の1の確率で市場に出回ることができた薬たちです。しかも、開発経費は1000億円ほどだそう。これを聞いたら、皆さん薬の有難みを実感しますよね?新薬になるまでのプロセスは、2~3年かけて化合物の発見や創製をし、3~5年かけて化合物の有効性と安全性の研究をします。そして、3~7年で、臨床研究を行い、1~2年で承認申請・審査をします。最後に承認と発売をして晴れて新薬として世に出回ることができます。こんなにも長い期間をかけて薬が開発されていることを知らなかったので、本当に衝撃でした。

今回最も苦戦したのが、有機合成化学というところです。物質の形が微妙に違うだけで効果が大きく違ったり、その物質が薬の化合物の発見につながったりと化学って不思議な分野だと思いませんか?これからは、化学分野が目覚ましい開発を成し遂げるのでしょうか??ワクワクですね~

また、薬の歴史についても学びましたが、先人たちはどのようにして薬を作っていたのでしょうか。現在のような科学的根拠がない中での薬の開発は危険が伴い、最悪のケースだと亡くなってしまう可能性だって十分あります。創薬の第一人者はどんな気持ちで実験していたのか気になります。

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 第3回目となった英語サロンですが、テーマは「身近な環境問題について考える」でした。

すぐに思い浮かぶのは、地球温暖化だと思います。私たちが暮らしやすい世の中にするために自然を破壊してきた結果、このような問題に発展してきました。地球温暖化を阻止するべく、日常生活を見直している方がいる反面、環境問題に興味を示さない方が未だに存在します。地球温暖化が進行すれば、猛暑の夏がもっと暑くなりますし、降雪量や大雨が多くなる地域もあります。夏は朝から晩まで汗でベタベタ、冬は雪かきで腰痛が...なんていう将来は絶対に嫌です!!!!!このような未来が現実にならないようにコツコツと対策を実行していく必要があります。

ここで、拙い英語で私の身近な環境問題について書きます。

I think water pollution is a familiar environment problem because I sometimes see it in the news. I think one of the reasons for this is that some people throw trash in the wrong place.

It affects marine life so I want to pick up trash and know where illegally dumped trash gone. By doing so, people who are interested in this problem will increase.

I usually eat pesticide-free crops that are grew by my grandma and relatives. It is kind of soil.

英語サロンを受けてトライしてみましたが、ごちゃごちゃな文章でお恥ずかしいですが、見ていただければ嬉しいです????

今回はここまで!次回でラストです...  

See you next time (^▽^)/

投稿者:事務局 |個別ページ

2021.02.21

たまご日記⑧

 皆さんこんばんは。八戸性ウルスラ学院高等学校の野呂知世です。ひとつ前の投稿で、前に英語でブログをまとめている方がいたので、私も挑戦してみました!想像以上に難しかったです...。環境問題、と一言で言ってもさまざまな問題があると思います。それに、同じ課題について考えていても、全く違う意見もあって、とても興味深かったです。新しい視点を垣間見ることができたような。

 

 第8回目となる今回の講義では、英語サロンと、岩渕先生による「薬を創る科学技術」に参加させていただきました。将来薬学の道に進みたいと思っている野呂。言わずもがな、野呂のテンションは爆上がりでした(笑)

 皆さんは「科学の発展」のために、最も必要なことは何だと考えますか?これは今回のレポート課題でまとめたことです。私は主体的要因と環境=客観的要因の二つにわけて考えたのですが、やはりまず大切になるのは、主体でしょうか?それとも環境でしょうか?私がレポートをまとめたときは、主体の方だと思いました。なぜなら、そもそも科学に対する興味、関心がなければ、何も始まらないと考えたからです。でも、このブログをまとめているうちに、いや、環境が大事なのでは...?とも思ってしまいました。科学に触れる機会がなければ、科学というものを知ることもなく、何も始まらないからです。...結局どちらも同じくらい大切なのでしょうか?

 

 今回私が考えたことは「身近にあるもの全てが薬になりうるのではないか」ということです。例えば薬草などは、先人たちが知恵を絞ったり、実験をしたりするなどして、効果のあるものを見つけたのだと思います。それまではただ道端に生えている草としてしか認識されていなかったものが、急に薬になったのです。これは、今の私たちにも言えることなのではないでしょうか?

 

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https://www.google.co.jp/url?sa=i&url=http%3A%2F%2Fwall.kabegami.com%2Fword%2F%25E8%2596%25AC%25E8%258D%2589%3Fpage%3D96&psig=AOvVaw2OP85LBz97vRdfBwKL0e8k&ust=1615340181925000&source=images&cd=vfe&ved=0CAIQjRxqFwoTCJiqvKaJou8CFQAAAAAdAAAAABASより引用

 

 今回の講義も楽しむことができました!科学に触れることができるこの「環境」にはとても感謝しています。こう考えると環境の方が大切な気が...、でも、自己推薦でこの講座に参加することができているわけですから、主体でしょうか?ここで考えてもキリがないので、やめておきます(笑)。早いことに、残る講義があと1回となってしまいました。ラストの講義はたまごの皆様による研究発表とのこと。とても楽しみですね!

投稿者:事務局 |個別ページ

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