オリンピックのあとは、W杯アジア最終予選。1-2での敗戦。ゴールラインを割ったのか、そうでないのか、科学技術の力が必要な時代のような。。。他のスポーツでもビデオ判定があるくらいですから。。。
そんなことはさておき、今年度学校評議員を仰せつかっているのが、片平キャンパスが校区となっている仙台市立片平丁小学校。夏休みには3回(7/20, 7/21, 8/3)のセミの幼虫の探索とその後の観察。観察は、それぞれの自宅でということでしたが。。。 そんな中、夏休み作品展があるとのお知らせを頂き、諸般の事情で、夕方と言うよりも18:00を回ってからの訪問となりましたが。。。渡辺が子供の頃は、何かの工作物を作成する、何かの絵を描く、あと、自由研究をする。場合によっては、習字の作品も出す、というくらい宿題があったような。あわせて、夏休みの宿題帳のようなワークブックもあって。。。結構大変で、覚えているのは、小学校1年生の時に、昆虫の標本を作ったこと、学年は忘れましたが、紙飛行機の翼の形状を変えての距離の測定。家庭にある塩類を使っての凝固点降下の違いが、自由研究で覚えているもの。工作物は、木製の糸巻きを使って、ゴム動力で動くもの。いずれ、大変だったなというイメージが。そうそう、一番大変だったのが、読書感想文。いつも何を読んでも、何を書くのという感じで、。。。苦手でした。
今はよくわかりませんが、1年生から6年生の夏休み作品展が1つの教室で。教頭先生にご案内頂き、1-6年生のものを拝見。学年によって、それぞれ、特徴というか、学年進行に伴う発展性というか、楽しいものがありました。6年生の中には、先のセミの幼虫の探索と観察。観察をしましたというお知らせを2件ほど、頂き、このHPでも紹介したかと(7/22, 8/8)。その時の様子を細かく写真に。まさにタイムリーなテーマでした。感動です。渡辺が去年、観察したのを思い出すような。観察会に来ていた方々は、10-20名くらい。その中の1名が、最後までがんばったと言うこと。そう考えれば、素晴らしいことだと思います。まず、参加すること、そのあと、それをつなげること、大事ですから。
これらの作品とは別の部屋に仙台市の理科科学展に挑戦する2つの作品も拝見。1つは、昆虫の羽がどの様にたたまれ、広がるのか。確か「展翅板」というのがあり、昆虫採集の道具に。その上に、パラフィンの紙を敷いて、翅に傷をつけないように、広げて固定すると言うことを習ったというか、害虫研にいくと、よく見かけました。羽を広げなくても固定できる鞘翅目(甲虫目)などは、よいのですが、鱗羽目(チョウ目)、トンボ目などはうまく広げないと、というか、結構難しいもの。さらに、先の鞘翅目の後翅を広げるのも、難しいですね。生きているカブトムシが飛ぶのを見ると、かっこいいのですが、広げるのは。。。自分で。そんなことをいろいろな昆虫で。チャレンジ。niceでした。
もう1つは、ほぼ、半年間をかけて、学区内の植物の調査。普通は、夏休みに何とかすると言うのが普通なわけです。そうでなくて、長きにわたっての調査をする。なかなか、小学生にできることではないなと。それも、渡辺が扱っている、植物、それも花を観察してくれている。感動でした。さらに、そうして見つけた植物を植物標本にするだけでなくて、分類の根拠となる「花を解剖」して、並べているところ。蕚片、花弁、雄ずい、雌ずいと分けて。。。感動でした。先週、母校の高校で同じように花を解剖をしてもらいましたが、その時に、そんな感性とは異なる生徒さんがいたことを思うと、この小学生が以下にすごいか。。。また、自由研究のイントロに、きっかけが、去年、小学校で行ったときの「花を分解して観察してみよう」だったと。。。ありがたいことだなと。渡辺が探している花が意外に近くにあるのもわかって、今度、実際の場所を見に行ってみようかなと。。。
これら2つの作品が、市内の学校全体として集まったとき、高く評価されるのではないかと、楽しみにしております。お知らせ頂きました、成田校長先生、浅野教頭先生、ありがとうございました。10月の出前講義でまた、お世話になります。
わたなべしるす
PS. 今日の新聞にはなかなかniceな記事がたくさん。読書感想文について。。。これは、難しいところですが、いずれ、何か見本がないと。実験も最初は、先輩から見よう見まねで覚えますので。あと、褒めるのがよいのか、しかるのがよいのか。渡辺などは、あとの世代ですが。。。なるほどと。。。よければ、是非、ご一読を。また、グローバル、グローバルといって、外国のことがよいように取り上げられがちですが、海外の著名な大学の経営大学院の必須教材に、日本の新幹線が。。。確かにあれは、学ぶべきものがあるなと、出張のたびに。。。
PS.のPS. 成田校長先生が、HPにコラムとして、校長室だより「みちくさ」というのを出されており、そのNo. 28の前半の記事が、先のセミの幼虫の話。その中に、いろいろと学ぶことがあったとあるわけですが、一番楽しんでいたのは、渡辺と。。。。。確かに。ただ、やっている方が楽しい様子でなければ、周りも楽しくないはずなので。なかなか見つからないときは、結構必死だったのですが。。まあ、子供心が抜けないまま、今の職をやっていることがよいことなのか、どうなのか。いずれ、新しいこと、不思議なことを見つけるのには、役立っているような。。。 PS.のPS.のPS. 学校の玄関にはいつもきれいな生け花が。。。今日のは、また特別。何が、。。何かが逆さま。。。こんなやり方もあるのだと。まさに発想の転換でした。。。
【出前講義】仙台市立片平丁小学校・夏休み作品展・コメント(9/1)
2016年9月 2日 (金)
茄子と馬鈴薯・にょろにょろ添え
2016年9月 1日 (木)
台風が通り過ぎた仙台は昨日から青空が広がっています。
技術補佐員の伊藤です。
雲一つない青空ですが、つい先日までの夏空ではなく、
秋を漂わせる風が吹いています。
仙台の夏、何度経験してもほんとうに「短い!」の一言につきます。
屋外のプールに入りたい!!と思えるのはほんの1〜2週間?!
我が家の子ども達も「学校のプール」=「寒いもの」と認識しているみたいです。
さてさて、夏が終わってしまうと何となく寂しい感じがしますが...
いよいよ、Autumn ♪
そう!食欲の秋ですよ!!
「秋茄子は嫁に食わせろ!」
と言う事で、増子さんと一緒にナベさんから長なす頂きました!
長なす、本当に長いんです!!
この通り!長いんです!!
せっかく長いので、長さを生かした焼き茄子にしてみました。
焼いたものの、この長さ...のせるお皿が無い事に気づき...
子ども達が作ったお皿2枚を合わせて鎮座です。
お皿のモデルのせいか?...お世辞にも美味しそうに見えませんが、、、
(張り切ってお皿を並べてくれた娘よ!ごめんなさい!)
とろりとした食感で美味しかったですよ。
それからもう一つ頂いたお芋さん
。
ピンク♥
おそらくノーザンルビーという馬鈴薯なのですが、
メークインのように
ちょっとねっとりとした食感。
インパクトありますよね。
今回はオーソドックスに蒸かして戴きましたが、
スープにするとまた可愛らしさ倍増なんだそうです。
食欲の秋!
良い季節の始まりですよ!!
いとう
危険、真逆、薫陶(8/31)
2016年8月31日 (水)
今日で8月も終わり。で、二百十日らしい。31日の水曜日が。子供の頃、愛媛・今治に住んでいて、当時の台風の勢力もすごかった。屋根瓦が飛び、雨漏りがして、停電のなか、夜中に起こされて、タンスの引き出しを抜いたことがあった。そのタンスの上が、雨漏りだったのだろう。そのあと、覚えていない。ただ、うちでは危険というので、近所の大きな家に避難したような。山側にあったその家に、その山には、竹林が、。。今なら、どちらに行くか。。。微妙なところ。孟宗竹の根っこが浅いところを這うと言うことを知っているので、山側に避難するよりも。。。ただ、朝、起きたら、庭の大きな樹木が折れていたような。。。いずれ、避難をしたのか、どうか、記憶がないが、有線放送で、登校時間がずいぶん繰り下げられて、快晴のなか、登校したのだけ、覚えている。それが、二百十日前後だったと思う。たぶん。Googleすれば、どの台風か、わかるはずであるが、結果論から見たら、家も崩れなかったし、山も。そう考えれば、どちらをとっても、真逆であっても、たぶん、問題なかったのであろう。今回の台風10号の場合、仙台を台風の中心の西側が通過して、比較的雨雲がよけてくれた感じ。netで見ていた限りでは。。。そう考えると、子供の時の経験からと言うか、雨がひどい昼間をさけて、夕方、夜になって帰ったのは、正解だったのだろう。たぶん。ただ、岩手県沿岸、北海道では甚大な被害。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げることしかできないのであるが。。。 そんな台風上を収集するには、昔はテレビ、ラジオ。今では、パソコンでなくて、携帯端末。テレビを見ていても、携帯端末でいろいろな情報が取れるからと。。何とも便利な時代になった。いまだに、パソコンが主力で、携帯端末はガラパゴス化したまま。。。少しversion upしたいと思うのであるが、なかなか。。できれば、パソコンと相性のよい携帯端末と思っていたら、とある記事が。。。何とか、国内主力メーカーにがんばってもらい、いつものパソコンと相性のよいものが登場してくれることを切に祈りつつ。そうすれば、パソコンと携帯端末の融合によって、今よりも盤石な情報収集、解析体制ができるのではと思うばかりである。というか、ここまで、パソコンにこだわって使ってきたのだという信念のもとにがんばってみることしかないのかも知れない。その真逆をしても、どこまで便利になるのか。。。ちょっと先行きが見えない。。
先行きが見えないというか、いつまでもガラパゴスなのが、渡辺の英語力。何とか使っている感じではあるが。。。一方で、2020年からの新テストでは、大学院入試のように、外部委託というか。。。高校の時は、きっと、覚える意思がなかったというか、覚えて何の役に立つのという感じだったので、いろいろなフレーズを覚えれなかったが、当時の教育で、読めて、かけてという最低限のことはできるような。。聞くのは。。。そのうち、携帯端末が進化してくれるのではないか、そんなことを期待している。渡辺の高校時代に合ったらよかったなと思うのは、SSHのような活動。SSHのダイコンコンソーシアムが動いていた当時の高校生が今や大学生としてがんばっている時代。忙しい中、研究室に。ありがとうございました。最近どうもすぐに物事を忘れる。帰り際に、集合写真と思いつつ。。。気がついたのは、帰られたあと。慌てて、玄関の所。近くにおられた方にお願いを。ありがとうございました。それにしても、SSHの活動を通じて、いろいろな方に薫陶を受けてこられたと思うし、確固たる信念を持って、自らの理想に向けてがんばってこられたのだなと言うのが、研究室での2hrほどの会話から、手に取るようにわかった。次世代は少しずつ育成されているのだなと。。。お二人ともこれからの社会で不可欠とされるピースの部分に対してチャレンジしたいと。。。。たいしたものであるなと。そういえば、第75期将棋名人戦・A級順位戦も若手が。。。渡辺のような時代ではないのかも知れないと言っているわけにはいかないので、若い者に負けないようにがんばらないと。そんな元気を頂きました。ありがとうございました。また、いつでもwelcomeですので。
わたなべしるす
PS. 写真を撮るのをお願いした方、いつもお世話になっている方で。ふとお見かけしたので。お願いを。そのあと、立ち話をしていたら、渡辺が震災前に出前講義で何度か伺ったところの近くがご実家とか。。。びっくりでした。震災の関係でその後、なかなか伺えないのですが、また、折を見て。。。ありがとうございました。
PS.のPS. 書き終わって、HPを見たら、熊本で震度5弱(M4.9)。大きな被害がないことを祈りつつ。。。
【出前講義】岩手県立盛岡第三高等学校SSH課題研究中間発表会・コメンテーター(8/28)
2016年8月28日 (日)
台風が来る前兆なのでしょうか。。。今朝の仙台は、ずいぶんと涼しくて、1ヶ月ほど先の気温だとか。出張先の盛岡も晴れ間は見えましたが、風はずいぶんと秋風。何とか、暑くならないで、菜の花の実験が今年はできそうだなと。。。毎年、この時期には、暑さで頭を抱えますので。そんな日曜日の午前中。岩手県立盛岡第三高等学校SSH課題研究中間発表会へ。東北新幹線の高速化により、仙台-盛岡間が40minほどに。近くなりました。と言うか、便利になりました。 さて、6月には第1回の運営指導委員会で伺い、今年度の方向性などを。今回は、1年生のSSRで被災地に関する研修発表。開始のあと、ちょっとしてからの参加でしたので、最初の部分を聞けなかったですが、陸前高田の防潮堤などについて。。。渡辺も震災後、5年ほどたち、少し落ち着いて見ることができるようになりましたが、実際の建築物を長い海岸線で見たとき、これでよいのかと。。。質問はできなかったのですが、。。これに続いて、2年生SSコースの課題研究発表として、数学、物理、化学、生物、地学。ただ、実際には、数学と生物の融合のような研究もあり、うまく方向性を展開することがよいのではと。。。あと、実際のもので起きている現象を数学的に理解しようとするのであれば、実際に、それをやってみる。ルービックキューブが数学的に解くことができるというのは、聞いたことがありますが、実際の経験も重要なことでないかと。また、生物が進化過程で、なぜ、フィボナッチ数列を取り込むようなことをしたのか。黄金比との関係はあるのではないか。。。また、興味を持った現象から入るのはもちろんのこと。ただ、実験をするときに、どれだけ単純系に持ち込むのか。特に、数学、物理などは、大事なことのような。もちろん、生物であっても、変数は少なくするのが、基本ですから。それから、生物の中で起きている現象を調査するのであれば、生き物の中で起きているような物質を使って考えること。こうして考えると、いつも書くことかも知れないですが、実際のこれまでの経験が、実験の中に活かされていない。。。。小中高大連携と言うことが言われていますが、もっと、前の幼稚園、保育園の時代にいろいろな学習、経験をどれだけさせるのか、そんなことをまじめに考えないと、ミミズに刺激を与える方法さえも、あり得ないような方法。。。。これはかなりやばいなと。。。同じことは、スプラウトの実験。雑ぱくな集団採種したものではなくて、F1雑種育種の種子を使うこと、先日のみやぎ県民大学で話をした◎△□交配と書かれた種子を利用しないといけないことを、去年の先輩に伝えたはずなのですが。。。。これだけで、まずは、遺伝的多様性を避けて、均一な集団で比較することが大事なような。それより、根本的なことは、まずは、市販のたくさんのスプラウトを観察してみること。どの様なものの上に播種しているか。また、スプラウトの成功、失敗例は、渡辺の展開ゼミのHPにもたくさんあります。その当たりも是非、参考にしてみて下さい。
最後の運営指導委員の先生方からのコメントでは、目的と結果、結論が一致してない。これは、逆を言えば、結論から目的を再設定すること。1変数のみを変えて、それ以外の影響を除去すること。統計処理、つまり、複数回の実験dataをどう考えるか。専門家でない人にもわかるようなプレゼンをどの様にするか。プレゼンには、ストーリー性をどの様に持たせるか、それは実験系全体を理解できるようなるので。変数が多すぎる実験がよくない。実際に実験をするとき、いじることができるfactorは、3つくらいでしょうか。あとは、どの様にまとめるか。。。その結果に応じて、まとめる、結構、大事なことかと。。。最後になりましたが、山形校長先生、木村副校長先生、SSH担当の蒲生先生、高木先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。さらなる発展を祈念しております。
わたなべしるす
PS. 終わったあと、岩手大の時にお世話になった方と情報交換。ありがとうございました。また、新しいことにチャレンジします。
ナスとハスとイモとケーキ ウコン・モダマ添え
2016年8月28日 (日)
愛媛に出張されていた渡辺先生から、小包が届きました。
たくさんの野菜が入ってました!珍しいものばかりです。
渡辺先生が道の駅さいさい来て屋さんから買って、送ってもらったそうです。
たくさんのナス(大きなまだら色のがロッサビアンコ、小さなまだら色のがタイナス、長なすが松山長ナスだったかな?、1番大きいのは忘れた、あと白ナス)とハスの実とジャガイモ(ドラゴンレッドかノーザンレッドかな)とサツマイモ(安納芋)。
どれも、仙台ではあまり見かけないものばかりです。すごいわー。
あと、トゲトゲなのがキワノ。ウリ科の果物です。部分的に緑色なので、まだ追熟が要るようですね。
ナスについては、少し分けて頂いたので後で料理した様子を載せます。
いずれも、オサレなフランス料理店かイタリア料理店に食材として出てきそうです。
ハスの実は、こんな風になってるんですねー、レンコンの穴に実が詰まっている感じです。
オサレなフランス料理店に生花で出てきそうですね。もうちょっと熟させて、植えてみるそうです。
睡蓮鉢ができそうですね。何色の花が咲くんでしょうか。
あともうひとつ大事なもの、二つのフルーツロールケーキが入っていました。
マスカットとブルーベリーのロールケーキです。スポンジはフワフワでクリームは甘すぎず、シンプルで美味しい!間違いない美味しさだとメンバーにも大好評でした。私は、伊藤さんとブルーベリーとマスカットを半分こにして頂きました(マスカットが見えませんが、裏にたくさん入ってるんですよ)。
渡辺先生、ご馳走さまでした!
渡辺先生に白ナスとタイナスを分けて頂いたため、家で料理してみました。
後で調べたところ、白ナスはイタリア原産、トロッとした食感が特徴でトロナスと言われるそうです。皮が硬いので焼きナスにも適するとか。皮の色の変化は気にしちゃダメみたいです。