東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成22年度活動ブログ

平成22年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

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2011.04.23

とてもうれしく感じます。

 宮城第一高校 新2年の進藤友恵です。

 大震災が残した傷跡は深く、大きいものです。未だに避難所での生活を余儀なくされている方々もいらっしゃる中、家で生活して学校に通える事をとても幸せに感じています。先日我が家もガスが通り、ライフラインが全て復旧しました。コンロの青い火を見て、私はこの震災を通して「いかに我々は科学に頼った生活を送っていたか」を強く感じました。また、福島第一原発の事故では原子力という諸刃の刃の存在が浮き彫りとなっています。私たちは、日本は、はたしてこれから生きていけるのだろうか。地震の中何度も思った事です。一体いつまで地震の影響は残るのだろうか。テレビで沿岸部の様子を見ると思う事です。しかし、そのたびに「私たちが復興していかなければいけない」と再認識しています。世界中の科学の力が今、被災地の復旧に大きく貢献しているように、「未来の科学者の卵」として我々が将来を通してできる事を模索していくべきだと感じます。
 さて、先日科学者の卵修了証と基礎/発展コースの最優秀賞の賞状が届きました。一瞬これは夢なんじゃないかしらと疑いましたが、幸い現実でした。心沈む事柄が多い中で、この3枚の賞状は私にとってとてもうれしいものです。一年間、ずっと続けてきたものが高い評価を受けられた事を誇りに思います。発展コースで研究所の先生方や院生の方の丁寧な説明の元高度な実験を行えた事は、私の一番の思い出です。
 来年の講座は夏頃に集中的に行われるとききました。私の通う宮城第一高校では修学旅行の代わりに「夏期研修」とよばれる一泊二日の遠足があるのですが今年は中止となったので、私の今年の夏の楽しみは科学者の卵講座だけとなりました。なのでその分精一杯頑張っていこうと思います。本当にこの一年、とても楽しかったです。



長々と失礼しました。

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