東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 活動ブログ

令和元年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2019.08.11

第3回講義を終えての感想

こんにちは。青森県立青森高等学校一年の堀内将登です。

短めに今回の活動の感想を書いていきたいと思います。

「サイエンスチャレンジ」では、ピンポン玉を4つ載る構造物を作りました。どういうものを作るかをチームメイトとまず話し合ったのですが、いざ作ると話し合って決めたものとは形が違くなっていたことに驚きました。しかし、結果として良いものが出来ました。このことから、想像するだけで何も行動を起こさないよりも実際に行動を起こしてみることが大事なことだと強く感じました。また、初対面の人と意見を出し合うという普段は中々出来ない貴重な経験もでき、良かったです。

「量子アニーリングと未来の情報科学」では、今まで聞いたことのなかった量子アニーリングについて多くのことを学べました。特に印象に残っているのは、2次関数の最小の計算で問題を解決できるということです。また、その計算をするための機械があり、それが年々進化していることに、これから量子アニーリングが色々な場所で聞いたり、目にしたりすると思いました。量子アニーリングで解決出来そうな問題が身近な生活の中にでまだあると思うのでみつけたいと思います。

「DNAと遺伝子組換え植物」では、遺伝子のことについて多く学べました。中学校の授業でも遺伝子のことについてやったのですが、今回の講義でより遺伝子のことについて詳しく知ることができました。その他にも突然変異の利用によって遺伝子の機能が明らかになることや突然変異は生物の進化を知るためにも重要であることがわかりました。また、多くの生物は、他の生物の遺伝子を分解しているが、中にはアグロバクテリウムという植物のなかに入り植物に自分専用の栄養分を作らせそれを利用するというとても頭のいい生物がいることを知りました。このアグロバクテリウムをもっと有効活用すれば、ますます社会が発達すると思いました。

今回の講義で3回目となり、なかなかうまく書けなかったレポートも最初よりはうまく書けるようになり、自分の成長を感じます。この調子で一年間頑張っていきたいと思います。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.08.10

第三回【DNAと遺伝子組み換え植物編】

こんにちは。群馬県立高崎女子高等学校二年の石田圭奈です。

第三回の午後の二つ目の講義は、「DNAと遺伝子組み換え植物」というテーマで、遺伝子組み換えについて面白いお話をたくさんきくことができました。

例えば、アグロバクテリウムの存在です。アグロバクテリウムとは、自分の遺伝子を分解されずに植物の遺伝子の中に入れることができる細菌で、アグロバクテリウムの力を借りると遺伝子組み換えがより簡単に行えます。

アグロバクテリウムがどうして分解されずに遺伝子を中に入れることができるのか疑問に思いました。

また、伊藤先生が研究されている稲わらの糖化性の向上についてのお話をきいて、遺伝子組み換えはただの品種改良ではなく、社会問題の解決に大いに役立つ技術なのだなと思いました。

講義の中で紹介されていたサツマイモのように、私たちの周りには遺伝子組み換えによってできたものが他にもたくさんあると思います。これからは身近なものにどのように遺伝子組み換え技術が活用されているのかを探してみたいです。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.08.08

第3回講義を終えて

 こんにちは。青森県立青森東高等学校1年の澤田瑚倖です。8月6日に3回目の科学者の卵養成講座が行われました。

 最初に行われたのは「サイエンスチャレンジ」です。割り箸とモールを使い、ピンポン球をどれだけ高い位置に置くことが出来るかを競うというものでした。私の班では割り箸をどのように有効的に使うかに重きを置いて制作しましたが、考えているうちに予想以上に時間が過ぎてしまい、計測することが出来ず終わってしまいました。考えるばかりで行動にあまり移せなかったというのが効率よく制作をしたり、計測してもらうことが出来なかった原因だと思いました。このサイエンスチャレンジでは実際に行動に移すことの大切さについて学ぶことが出来ました。

 午後の講義1つ目は大関真之先生の「量子アニーリングと未来の情報科学」でした。この講義で1番驚いたのは、今自分が習っている2次関数がとても活躍しているということです。学校で習っているときも、2次関数が何に使われるのか分からなかったのですが、この講義を受けて渋滞の改善や、津波の際の避難システムにも使われていることを知り、とても驚きました。学んだ物が何に使われているのかを知り、もっと勉強したいと感じるようになったので、何か学ぶときには、それがどのように活かされているのかを考えながら進めていこうと思いました。講義とは別ですが、先生の自己紹介の際、「なぜ夢を1つに決めるのか」という話をされました。先生は社長にも教授にも漫画家にもなったと話していました。これを聴いて、出来る限り自分がやりたいと思うことは実現させていこうと思いました。

 講義の2つ目は伊藤幸博先生の「DNAと遺伝子組み換え植物」でした。この講義で1番驚いたのは、サツマイモが自然に作られた遺伝子組み換え植物であるということです。この遺伝子組み換えを引き起こしているのは「アグロバクテリウム」というバクテリアです。アグロバクテリウムとは、土中に生息するバクテリアで植物に感染します。現代ではこのアグロバクテリウムの遺伝子組み換え技術を使って青いカーネーションが作られました。今回の講義を聴いて、正直どこか悪いイメージを持っていた遺伝子組み換えが自分の身近にあることに知り、遺伝子組み換えへの印象が変わりました。現在、アグロバクテリウムにより自然に遺伝子組み換えが行われた植物として認識されているのはサツマイモだけのようですが、他に自然な遺伝子組み換え植物がないのか調べてみたいと思います。

 今回の科学者の卵養成講座は、先生方が明るい方で楽しく講義を聴くことが出来ました。大関先生の講義を受ける前は、物理が苦手な私はちゃんと理解できるか不安でしたが、まじめなだけでなく面白い部分が多かったし、とても分かりやすかったので興味が湧くきっかけになりました。遺伝子組み換えについては、元々興味のある分野だったので、さらに興味が湧きました。回を重ねるごとに、今まであまり気にしていなかった分野への興味が湧くようになっていてとても嬉しいです。これからも、たくさんの分野へ興味が湧いていけばいいなと思います。次の講義は化学で私が最も興味のある分野なのでさらに興味を深め、楽しんで聴くことができ、質問も積極的にできればいいなと思います。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.08.08

卵からひよこに向けて3歩目

 こんにちは。岩手県立大船渡高校の平田美智子です。今回の科学者の卵はこれで3回目。ようやく岩手の大船渡から仙台の東北大学までの移動に慣れてきました。今まであまり交通機関を使ってことがなかったし、東北大学に来るまでにBRT(バス)、汽車、新幹線、地下鉄、とたくさん乗り換える必要があるため、最初は結構手間取りましたが、今回は一人でもスムーズにいけました(仙台駅のトイレ探しで四苦八苦しましたが)。でも、移動時間に4時間くらいかかるので、行くだけでヘトヘトになるのは相変わらずです。そして、バスや新幹線などに揺られながらもやっと着いたと思ったら、結構早く来てしまいました。まだ準備をしている段階で、みんなは全然来ていなかったので、少し仙台の町を探索してから来るべきだったかな、となんとなく思いました。今回の開催日は8月6日。有名な仙台七夕の日です。でも、戻るのがめんどくさかったので待っていました。待っている時、今回講義をしてくれる伊藤先生が中学生の方々にブロッコリーからDNAを取り出す実験をさせていたので、それを見ていたら、講義の後半に行うと言われ、すっかりネタバレされてしました(予習と言った方がいいかもしれません)。受付が始まり、済ませた後に指定されたテーブルに行くと、すでに同じテーブルのメンバーの一人が座っていて、その人は2回目の時の講義で隣だったので、とても話しやすかったです。話しながら暇を潰していると、残りのメンバーも揃って来て、サイエンスチャレンジが始まりました。今回のサイエンスチャレンジは、4人グループに分かれて、割り箸2膳とモール30本でピンポン球が4つ載る構造物を作り、ピンポン球をより高い位置に上げたチームが勝ちというルールでした。グループの中でそれぞれ役割を決めて、私は構造物の構造を考える役割でしたが、思ったより割り箸が立たず、困りました。そして、優勝チームが55cmあたりに対して、私たちのチームは44cm。景品は欲しかったのですが、優勝への道は厳しかったです。サイエンスチャレンジが終わると、お昼休憩の時間。チキンストロガノフを頼もうと思ったら、間違ってカツカレーを頼んでしまい、仕方なく食べたというある意味思い出深い時間でした・・・。カツカレーで胃を満たしたら、午後1時から講義が始まります。最初の講義は「量子アニーリングと未来の情報科学」で、量子コンピュータについてです。講義をしてくれる先生がとてもすごくて、大学の先生・研究者でありながら、社長であり、作家であり、漫画家であるという変わった人でした。なれる職業は1つだけだと思っていたので、自分の進路選択に新しい可能性が見えてきたように思います。内容は私にとって少し難しい物でしたが、先生の説明がとても分かりやすく、ある程度は理解できました。今まで、コンピュータに全く興味がなかったので、コンピュータは電卓でもできるような計算しかできないのではというとてもひどい偏見を持っていたので(すみませんでした)、交通の渋滞を改善したり、津波等災害時避難システムに活用したりと役立てることができると知り、驚きました。そして、次の講義は「DNAと遺伝子組み換え植物」。もちろんあの実験が行われました。ネタバレの後でしたが、実際に行う実験は楽しかったです。ブロッコリーをすり潰す作業が私としては楽しかったです。先生が言うには、学校の先生にごまをする感じでやると良いと言われ、素直に笑ってしまいました。作業を行っていると、なぜこれでDNAが取り出せるのかと疑問に思ったりしました。そんなこんなで、すべて終わる頃には午後5時。早く新幹線に乗らないと帰りがどうなるか分からないので、仙台七夕を見る暇がない。多少の心残りがありながらも、大船渡まで揺られながら帰りました。とても長い1日です。次は、どんな1日になるのでしょう。せめて、チキンストロガノフは食べたいです。

投稿者:事務局 |個別ページ

2019.08.08

第三回【量子アニーリング編】

こんにちは。群馬県立高崎女子高等学校二年の石田圭奈です。

第三回目の講義の一つ目は、大関真之先生の「量子アニーリングと未来の情報科学」というテーマのものでした。

量子アニーリングは、高校生の私たちにとってあまりなじみがないものですが、圧倒的に少ない消費電力での高速な計算が可能で、社会的に重要な課題解決に活用されています。

実際には、津波等災害時避難や無人搬送車の最適な経路選択などに役立てられています。

講義を通じて、量子アニーリングのすごさだけでなく、量子アニーリングのような科学技術が社会でどのように役立てられているのかも学ぶことができました。

また、講義の最後に、私たちがなすべきことは、「文章題が与えられる立場から文章題を探す立場への変革」というお話がありました。

私はまだ文章題が与えられる、勉強中の段階にいるので、文章題を探す立場の科学者に近づけるよう、科学的な視点を持ち、様々なことに挑戦していきたいです。

投稿者:事務局 |個別ページ

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