東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 活動ブログ

令和3年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2021.08.04

孵化効力 ~第二回講義を終えて~

 皆さん初めまして。岩手県立水沢高校1年の髙橋一颯です。時の流れというのはとても速いもので、第一回講義などとっくに過ぎてしまいましたが私がブログを書くのは今回が初です。ブログを書くのが非常に遅くなったことを反省しております・・・・。拙い文章ではありますが温かい目で見守っていただけると幸いです。これから一年間よろしくお願いします。

 簡単ですが自己紹介をしたいと思います。前述のとおり岩手県立水沢高校の1年生です。部活は山岳部に所属しています。この山岳部という組織がかなりの強者で、3年生が引退した現在部活に所属しているのは私を含めて1年生2人だけ。2年生は0人です。来年誰か入らなければ"廃部"という崖っぷちにいます。誰か部活勧誘のいい方法を知っていたら教えてください。好きなことは読書、数学・理科の勉強をすること、出かけること。嫌いなことは国語の宿題です。国語とは小学校からの長い付き合いですがどうしても分かり合えません(o´・ェ・`o)。

 ここまで長々とどうでもいい文章を書いてしまいましたが、そろそろ本題に入りたいと思います。第二回講義は、安藤先生の「プラズマと核融合」、渡辺先生の「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」、そして羅漢先生の「How to Train Yourself to Sound Like a Native Speaker」の豪華三本立てでした。

 安藤先生の講義ですが、私は非常に興味深く聞いていました。実は、プラズマや核融合について教えてもらうのはこの講義が初ではありません。中学校2年生の時に、日本で核融合の研究をしている「那珂核融合研究所」に見学に行ったことがあります。これが見学に行った時の写真です。これは役目を終えて取り外された装置の一部です。20210804190022-2f199e2dbba7b0563b15467615780fde1550fed7.JPG

見学に行ったときに一通り教えてもらったのですが、中学二年生ということもあり圧倒的な知識不足ですべてを理解することができませんでした。この講義を通してさらに理解が深まったと思います。プラズマがもたらすものはエネルギーとなることだけではなく、生命に作用し、環境に作用し、新しいものを生み出し、最後には宇宙へ飛び出すことにも使えると知って驚きました。また、アインシュタインの相対性理論の説明はとても分かりやすかったです。

 渡辺先生の講義は、植物の自家不和合性についてでした。まず、自家不和合性という性質は初めて聞きました。自家不和合性とは自分の花粉では受精しないことなのですが、そんな性質を持っているのかと驚きました。講義を聞いて、自分の花粉で受精できたら楽なのにという考えは人間の傲慢であると気づかされました。ほかの個体と交配することで遺伝的多様性を保ち、後世にわたり子孫を残していくためにこの方法を編み出したのだと聞いて納得しました。確かに自分で受精して子孫を残すことは、ほぼクローンを残すことなので子孫は同じ性質となり、環境が変化したときに絶滅してしまう危険性があるので、それを見越して回避する策を見出している植物たちは私たちより頭がいいかもしれません。

 羅漢先生の英語の講義は、非常に勉強になりました。英語は得意ではないのでどのように勉強するかが課題だと思っていました。

 ・言語学習はスポーツ観戦ではない

 ・知識を蓄えるより、もっと練習をしよう

 ・安全地帯を離れ、「失敗」を受け入れよう

の三つの秘訣を日々の英語学習で意識していきたいです。

 見ること聞くことほとんどが知らないことで苦労も多いですが、来年の3月の自分が今の自分を超え殻を打ち破れるよう努力していきたいです。ちなみに題名の孵化効力ですが、科学者の卵養成講座の活動が自分の殻を打ち破る(孵化する)のに効く力になってほしいと思い名付けました。なるべく多く更新していきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

投稿者:岩手県立水沢高等学校v |個別ページ

2021.08.04

卵のカケラ~2かけら目

こんにちは 青森県立三本木高等学校の根岸絢太郎です。
 みなさんのブログの導入部分が素敵なので自分はどうしたものかと思いましたが、どうにもなりませんでした。
 7月31日に行われた第二回講義の感想を書いていこうと思います。
 最初に行われた安藤晃先生の講義では、そもそもプラズマとは何なのか、そしてプラズマを使うことによって何ができるのかを初めて知りました。
 ろうそくの炎や雷の稲妻などもプラズマであると知り、自分が今まで思っていたプラズマは狭義のものであったのだと気が付くとともに、プラズマをより身近に感じるようになりました。また、非常に高温になるその状態を利用して様々な実験・研究を行うことができると知り、とても未来のある学問分野だと感じました。
 私は現在、材料工学の分野に興味を持っていて、高強度を持った新素材の開発にプラズマを使うことができるのではないかと考えました。具体的には、軟らかく加工しやすい素材を成形し、プラズマで表面処理を行う、といったものです。高強度の素材は加工するのが難しいことが多いですが、この方法であれば、より簡単に高強度の製品を作り出すことができると思ったからです。
 また、プラズマに「液体」、「気体」のような名前をつけるとしたら、「活体」はどうだろうか?などとつらつら考えました。
 次に行われた渡辺正夫先生の講義では、植物には自家和合性のものと自家不和合性のものがあることを初めて知りました。    
 今まで私は自殖ができたほうが効率的に子孫を残すことができるのに、なぜ自殖をできない植物が存在するのだろうと考えていました。だから、自家不和合性の利点として、自殖ができないことによって自殖弱性が起こらず、種内の遺伝的多様性が維持される、ということが新鮮に感じられるとともに、ようやく納得することができました。
  私は自宅の庭に生えてくる「雑草」(「雑草という草はない。」という言葉は有名ですが)を見ると植物の遺伝的多様性を実感します。私の家の庭には、スギナ、ブタナ、ツユクサ、ヤブガラシ、オニノゲシなどが多く生えており、様々な方法で駆除を試みましたが何度でも生えてきます。様々な除草剤を色々な時期にかけられたり、防草シートや砂利で覆われたり、鳥や昆虫によって食べられたりしても翌年にはまた変わらず生えてくることから、それらの除草策に適応した個体が子孫を残しているのではないかと思います。
 最後に行われた羅漢先生の講義は、私の英語力では聞き取れないところもありましたが、講義はとても興味深く、おもしろかったです。
 これから、聞く力、話す力をもっと鍛えたいと思いました。早速母の友人にオンライン英会話の相手をお願いしました。
 
「まだまだ」のことがたくさんありますが、卵の殻を破るべく、精進していこうと思います。

投稿者:青森県立三本木高等学校 |個別ページ

2021.08.04

孵化に向けて~第二回講義~

皆さん、こんにちは!矢板東高校の小幡樂です。

余談なんですけど、鶏って歯がないから、食べ物を嚙み潰せないそうです。その代わりに、砂を飲み込んで、その砂を利用して食物をすりつぶします。鳩が地面をつんつんしているのもこのためです。こんな感じでブログの初めに鶏の雑学について話していきたいと思います(`・ω・´)キリッ

それでは、本題に入りたいと思います。今回は安藤先生による「プラズマと核融合」、渡辺正夫先生による「進化論を唱えたダーウィンも注目した植物の自家不和合成」、羅漢先生による「How to Train Yourself to Sound Like a Naitive Speaker」の三つの講義がありました。

まず、安藤先生による「プラズマと核融合」についてです。私は「プラズマ」という名前を聞いたことがありましたが、どのようなものかは知りませんでした。今回の安藤先生の講義でプラズマとはイオンと電子が分離した物で、個体・液体・気体と並ぶ、物質の第四の状態であることが分かりました。さらに、プラズマは未来のエネルギーや環境、フロンティアなど様々な方面で多くの可能性を持っていることを知り、プラズマの重要性を感じました。プラズマと同様に、核融合についても学びました。特に地上で核融合反応を起こすと、洗濯一回分の水(約45L)とノートパソコンのリチウムイオン電池から、石炭40tと同じエネルギーが取れるということを聞いて興味をそそられました。このような可能性を持ったプラズマや核融合が次世代のエネルギーになると思うとわくわくしませんか?

次に渡辺正夫先生による「進化論を唱えたダーウィンも注目した植物の自家不和合成」です。皆さんは講義の題名にもある「自家不和合性」を知っていますか?自家不和合性とは、自分の花粉では受粉せず、他個体の花粉で受粉する現象の事です。この植物は、他個体の花粉で受粉することで、種の多様性を作り環境の変化に強くなるというメリットがある一方で、風や虫によって花粉を運んでもらえないと受粉することができないというデメリットもあります。この自家不和合成の性質を利用すると品種改良を行うことができ、両親のいいとこどりの大きくて美味しい野菜ができます。また、自家不和合性の性質を持った他植生の植物であるマルバアサガオを無理やり自家受粉させると6世代目で他殖個体より大きくなり変化しなくなる株が現れます。ダーウィンはこれを「ヒーロー」と名付けました。今もその原理は解明されていないので、この原理が証明されてほしいなと思います。

最後に羅漢先生による「How to Train Yourself to Sound Like a Naitive Speaker」についてです。私は英語が苦手で勉強法もよくわかっていませんでした。今回の講義で、「Speaking」が一番良いと教えていただきました。これからの勉強には、「Speaking」を積極的に組み込んでいきたいと思います。また、ネイティブの発音やアクセントについても学びました。私は英語を話すときカタカナ英語になりがちなので、教わったことを意識しながら話していきたいです。

それでは、次回のニワトリの雑学をお楽しみに

投稿者:栃木県立矢板東高等学校 |個別ページ

2021.08.04

卵としての成長.2

皆さんお久しぶりですね。仙台第三高校の渡邊歩です。最近とても暑くなってきて、夏というものを体感しています。そんな夏ですが私は誕生日が8月8日なので誕生日が近づいてきて少し高揚しています。やったね。

今回の第二回講義は、安藤先生によるプラズマと核融合についての講義、渡辺先生による高等植物の自家不和合性についての講義、そして羅漢先生のHow to Train Yourself to Sound Like a Native Speakerという講義の3つでし た。

まず安藤先生の講義では、事前講義の時点で私はプラズマというものを深く知っておらず、また核融合というものも、核分裂での原子力発電が行われている今それとの差がわからないといった状態でした。また、核と聞くと危ないというイメージを持っていました。しかし講義を聞いていく中で、プラズマは雷や太陽など身近にあること、核のエネルギーは私が考えていたほど危ないものではないことを知りました。核融合発電は海水がある地球に多くある重水素を使う上に核融合反応は核分裂の反応と比べて反応を停止させることが容易なため、より安全性が高いということもわかりました。渡辺先生の講義では、自家不和合性と自家和合性の差などを学びました。自家不和合性とは自分の花粉では受精できない性質のことを言います。自家不和合性に比べ、一見不利のように見えますが遺伝の多様性を残せるため有利な特性です。また私は自家和合性は自分の遺伝子だけを引き継いでいくため近親交配になり弱っていくと思っていました。しかしダーヴィンの自家和合性の植物を6世代に渡って配合させた個体が弱るのではなくむしろ大きく強靭な個体が生まれたという話を聞いてとても驚きました。羅漢先生の講義では、どのように英語を勉強すれば良いかなどを学びました。私自身英語は得意な方ではなくむしろ苦手であったため、羅漢先生が言っていた英語を話すことを意識に持ちながら生活していきたいです。

次回の第3回講義は来週とかなり近づいてきましたね。それでは

投稿者:宮城県仙台第三高等学校 |個別ページ

2021.08.03

" Inside force " 2

皆さんこんにちは。花巻北高校の2年小舘なごみです。オリンピック盛り上がってますね!!私は陸上を楽しんでます~皆さんは注目していたり好きなスポーツはありますか? ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ さて、第2回の講座が終わりあっという間に第3回を迎えようとしています。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ まずは「プラズマと核融合」の講座についてです。これは理解するのに時間がかかってしまいました......。しかし、講座を聞きながら可能性を感じました。プラズマが医療や農業など様々な分野で活躍していることに驚きましたし、何よりもあと50年後には核融合を用いたエネルギーが世界の中心的な存在になっているかもしれないと考えると、ワクワクがとまりません。火星や月移住、宇宙旅行も遠くはないですね! ㅤ 『私たちは核エネルギーを知ってしまった以上、これを正しく使用するのは私たちの責任。』  この言葉が刺さりました。危険だからそれを知った時点で放置するではなく、一度手を付けたからには責任をもって使用する。新たなエネルギーはそんな簡単に見つかるものではないので、核エネルギーもフル活用しないといけない。でも、戦争や原子力発電所の事故といった暗い過去を払拭しながら、核エネルギーをエネルギー生産の中心的存在にもっていくのは、かなり大変なことだと思います。この一言は物凄く重みがあって、自分に響いたけれど言葉にできない感覚になりました。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 次に「自家不和合性」の講義についてです。まずは、今回先生に直接質問をすることができ、行動に移せたことに嬉しく思います。私は初めて自家不和合性という機能を知りました。植物にも自分と他人を見分ける能力があることに驚きました。遺伝的多様性があり、環境適応性もある自家不和合性をすべての植物が選んでもおかしくないと思ったですが、自家和合性の植物もたくさんあることに不思議に思いました。低コストで確実に多くの子孫を残すことの方が遺伝子の多様性を維持するよりもメリットがあると考えたからなのか。植物自身が動けないということも関係しそうです。また、人間が植物に与える影響の大きさも感じました。今後さらに世界が発展したら、自家和合性になったり、あるいは自家不和合性になる植物もありそうだと思いました。さらには新たな種の残し方も生まれるのかと気になりました。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 羅漢先生の英語の講義では、英語に取り組むときのポイントをたくさん教えていただけました。とにかく、基礎の徹底ですね!私はまだまだ基礎的な語彙力も足りないので、頑張ります。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 次回もあっという間にきますね!!第3回もよろしくおねがいします。

投稿者:岩手県立花巻北高等学校 |個別ページ

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