東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 活動ブログ

令和3年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2021.07.06

卵としてのスタートライン

こんにちは、青森高等学校2年の川島海斗と申します。今回の科学者の卵養成講座に参加させていただき、非常に光栄に思っております。ここでは、少し遅くなりましたが、初回講義を受けて私なりの感想を述べたいと思います。初回講義は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにオンラインでの実施となってしまいました。実際に東北大学に赴き、講義を対面で受けたいと思っていたので非常に残念です。今後のワクチン接種の普及による流行収束で、対面での講義をスタートできるようになることを心から祈っております。               

Zoomでありながら、ほかの受講生の方々の姿を見て、非常にレベルが高いのだなと感じました。 理系学問に関する興味、関心が高い方たちの中で私も3月まで負けないように頑張っていきたいと思います。ブレイクアウトルームでは、まったく知らない方たちとディスカッションで交流をできたのはとても楽しくて刺激にもなりました。  

さて、第1回の講義の内容について述べたいと思います。第1回講義は伊藤先生の「DNAと遺伝子組換え植物」という講義でした。私は、本講義を受講する前は、遺伝子組み換え技術によるメリットも耳にしていましたが、「人間による悪用の懸念がある」というマイナスなイメージを持っていました。しかし、本講義を受講し、私が抱いていた負のイメージが払拭され、遺伝子組み換え技術による社会の貢献さを知ることができました。私が印象に残ったのは、植物によるタンパク質生産が動物と比べて、安価で安全であることを知りました。動物を利用すると、これまで発見されていない未知のウイルスが人間の知らないところで猛威を振るい、やがて人間にとって脅威となるかもしれません。ただ、植物を利用してタンパク質を生産し、動物に遺伝子を加える際に、ウイルス感染の可能性はかなり低いといえ,人間にとってはとても安心な情報です。また、暗所での植物の生産を行うことで、植物の生体内で生成されるタンパク質が、光合成に使われることのなく、ほぼ100%抗菌タンパク質の生成に充てられることを知って、暗所での植物栽培に興味を持ちました。現状100万円で抗菌タンパク質を生産しているのに対し、もやしを用いると、1500円程度まで費用を削減できるのは、とても魅力的だと思いました。今後様々な分野での遺伝子組換え技術の発展を楽しみにしています。

拙い文章でしたが最後まで読んでくれてありがとうございました。

投稿者:青森県立青森高等学校 |個別ページ

2021.07.06

卵のカケラ〜1かけら目

 こんにちは 青森県立三本木高等学校の根岸絢太郎です。
 今回科学者の卵養成講座に参加させていただき、本当にありがとうございます。オンラインとは言え、大変充実した講座でした。

 化学の最新技術を生体に応用する時に一番問題になるのは、倫理的な問題なのかな?と思っていました。
 事前の伊藤先生の講義動画を見て、遺伝子組み換え技術(アグロバクテリウム法)は自然界で起こっている事象と同じやり方を用いてそれを時間短縮させて実験研究を進めているのだからその点については問題はないのではないか?と思っていましたが、今回の講義を聴いて、それがストンと腑に落ちた気がします。

 ただ、ブレイクアウトルームでも話題が出ましたが、その作物の周辺、環境などについてはまた自分なりに考えたり調べたりしてみたいと思いました。

 そして今回一番印象に残ったことは、伊藤先生が「今ゴミになっているもの(稲わら)」を活かすことも考えて研究資源(材料)として使っているというお話でした。
 見渡せばそんな資源がたくさんあるのではないか?(雪を冷やすエネルギーとして活用する「雪室」とか、ホタテの残渣の活用とか)
 僕もゴミになっているものを探して、その特性を見極め、新しい資源として活かせるようにしたいと改めて思いました。(今は火山灰を何かに使えないかと考えています。)

投稿者:青森県立三本木高等学校 |個別ページ

2021.07.06

ひよこへのみち 1

初めまして!!秋田県立大館鳳鳴高等学校1年工藤朱莉です。 まずは少し自己紹介からいきたいと思います。ブログを書くのは初めてで緊張しています・・・。稚拙な文章であることをお許しください・・・。ですが分かったことを分かりやすく説明することはとても大事なことであると思うので、極力分かりやすく、かつ楽しく書けるように頑張りたいと思います。部活は科学系の部には一回も所属したことがなく(ですが小学生の時個人で理科の自由研究をしていました。)、ずっと小学校から吹奏楽部・担当楽器はトロンボーンです。吹奏楽大好き女子です。 実は吹奏楽、楽器をやっていると「なんでこうなるんだろう?」と思うようなことが多々あるのです!(そんな人は少ないかも知れませんが少なくとも私は感じるんです!!金管楽器の方、なんでイエローブラスとゴールドブラスでこんなにも音も吹奏感も違うんだろう?とか思ったことありませんか・・・?)そんな日頃の気になるあれこれを大事にしながら、主体的にそしてこの講座に参加させていただけること、先生方、スタッフの皆さん、そして卵の皆さんと出会えたことに感謝しながら、1年間この講座で学んでいきたいと思います。よろしくお願いします!! さて,自己紹介はこのくらいにして第1回講義について書こうと思います。 実はこの日、鳳鳴祭(学校祭)と重なってしまったのです・・・!しかし鳳鳴の先生方のおかげでリアルタイムで参加することができました。先生方、ありがとうございました! やっと本題(前置きが長くなりました。すみません)。開講式では、改めてこの講座の説明を受けたり、ひよこの皆さん(先輩方)のお話を聞いたりして、改めてこの講座で身に付けられる力を自分のものにできるように頑張ろうと思いました。また、ひよこの皆さんには経験者だからできるアドバイスもしていただきました。私もそのアドバイスを参考に、1年間あきらめずに、逆に楽しみながらそして1年後には1つ、いやたくさん成長した私になれるように取り組んでいきたいと思います。 そして今回の講義は大学院農学研究科の伊藤幸博先生による「DNAと遺伝子組換え植物」でした。実は私は(先ほど吹奏楽大好き女子だと書きましたが)小学生の時6年間ずっと植物の研究をしていたのでこの講義をとても楽しみにしていました!!そんな講義は予習ビデオから私の期待を上回るような、とても興味深い内容でした。(予習ビデオでも出てきた先生の研究室のキャラクター『おこめちゃん』、私は結構かわいいと思っています(笑)しばらく『おこめちゃんの歌』が頭の中で流れていましたし家族(特に母)がはまっていました)「遺伝子組み換え」と聞いて「何か難しい機械なんかを使うんじゃないの?」とか「やっぱり体によくないのでは?」とか思った方も多いと思いますが、実は遺伝子組み換えは自然のなかでも行われていて、危ないわけではないのです!!実は皆さんが食べているサツマイモも、自然にできた遺伝子組み換え植物なのだそうです。(驚きすぎて予習ビデオを見た後これをクイズにして家族に出してました)そして遺伝子組み換えは「アグロバクテリウム」という土の中の細菌を使って行われています。(すごい細菌さんなのに見た目は普通の)アグロバクテリウムのすごい力を人間が借りて、まねしているだけということですね。そう考えれば、遺伝子組み換えの植物は体に良くないというのはデマだ,というのも納得できると思います。私も実はこの講義を受けるまでは「遺伝子組み換えの食べ物は体に良くない」と思い込んでいたので、どのように行われているかを知って正しい知識を得ることができました。(ただ組み込む遺伝子によっては危険な植物も作れてしまうそうなので、正しくこの技術が使われていくようにお願いしたいです)さらに今回はこの遺伝子組み換えの技術を使った「米粒は食料に、稲わらは燃料有用物質になる稲」や「畜産への抗生物質の大量使用の問題を解決するための、植物で作られる抗菌タンパク質を使った新たな家畜治療」の研究を説明してくださいました。1つ目の研究は食糧問題と資源の問題、2つめは畜産業の課題を解決するために考えられた方法だと思います。遺伝子組み換え技術は「あったらいいな」をかなえる技術であると思いました。 ブレイクアウトルームでは、「植物って何だ?」ということをみんなで考えて、植物の特徴をじゃんじゃん挙げていきました。教科書に載っているような特徴だけでなく私の中にはなかった切り口からの意見もあって、私は興味深く聞いていました。また発言して、その内容について説明する場面があったのですが、自分の持っている知識の浅さにも気づくことができました。分かりやすく説明できるくらい、深めていけるように勉強したいと思います!! 気づけばこんなに書いていて自分でもびっくりしています(笑)今回はこの辺にしたいと思います。読んでくださりありがとうございました!すっきりとまとめて分かりやすく伝える力もつけられるように練習していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします! なかなか忙しい時期だと思いますが、暑さに負けず頑張りましょう!!(吹奏楽部の皆さん、コンクール頑張りましょう!

投稿者:秋田県立大館鳳鳴高等学校 |個別ページ

2021.07.05

やましたまご日記①

こんにちは。仙台育英学園高等学校2年のやました美玲です。

早めに書こうと思っていたのですが、講義終了から三日が経ってしまいました...

無事にレポートを提出し、時間に余裕が出来たので、活動ブログを書いていきたいと思います。

今回の講義は、伊藤幸博先生の「DNAと遺伝子組み換え植物」という講義でした。講義の中で一番印象に残っているのは、「アグロバクテリウム」です。アグロバクテリウムとは、自分の遺伝子を植物のDNAの中に組み込むことが出来る細菌で、植物から見れば病原菌の存在です。病原菌と聞くと、アグロバクテリウムにあまりいいイメージを抱かないかもしれませんが、実は人間が行う遺伝子組み換えの際に大活躍するのです。なぜかというと、人間がDNAを直接植物細胞にいれるのは困難ですが、アグロバクテリウムを仲介させることによってこれが簡単に出来るようになるからです。(長い間作るのが困難とされてきた青いバラが遺伝子組み換えによって誕生した話をご存知でしょうか。青いバラの遺伝子組み換え時にも、このアグロバクテリウム法が利用されたそうです。)アグロバクテリウム自身もこんなに人間に貢献してるとは思ってないでしょうね(笑)アグロバクテリウムの凄さがよく伝わったと思います。

今回の講義を受けて、本当にたくさんの知識を得ることが出来ました。そして、食品に遺伝子組み換えという単語を見つけると、食べる事はそっちのけで、頭をフル回転させ、これは何を目的に、どんな遺伝子が組み込まれてできたものなのだろうかと自然に考えるようになりました。(遺伝子組み換えの話ではないのですが、昨日は、「パプリカたまご」という卵を見て、なんでパプリカなんだろうと考えていたら、卵焼きが完全に冷え切ってしまいました(笑)これからは、冷めないうちにまずは食べるようにしたいと思います。)このように、日常生活と科学を具体的に結び付けられるようになったのは、自分にとってとても大きな成長です。これからの講義も、一回一回を無駄にせず、孵化できるように頑張りたいと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

投稿者:仙台育英学園高等学校 |個別ページ

2021.07.05

孵化するべく~第一回~

こんにちは。宮城県仙台第二高校二年生の熊澤康太郎です。

まずはこの度科学者の卵に参加させていただけることをとてもうれしく思っています。今年は4倍近い倍率だったそうで、たくさんの応募者の中から選んでくださった先生方には感謝してもしきれません。

さて今回の第一回講義は伊藤幸博教授による遺伝子組み換えについての講義でした。私が特に興味を持ったのは講義の中で登場した、遺伝子をうまく組み込むことで時間がたってから遺伝子を発現させることができるという部分です。講義の中では稲にセルロースを分解する遺伝子を組み込みその遺伝子を稲が育ちきってから働くようにするという例が紹介されていました。(生育初期から働かせると生育不全になってしまうそうです)

私が考えたのはそれをヒトへの医療に応用できないかということです。病気に対する抗体を合成できる遺伝子を持つ生物を見つけたとします。そして逆転写や遺伝子組み換えの技術でその遺伝子をヒトのゲノムに組み込みます。しかしその遺伝子が常に働いてしまってはかえって悪影響を及ぼしてしまいます。そこでその遺伝子をゲノムに組み込む際に病気になっているときだけ働くことができるようにすれば、ヒトが病気になった時だけその遺伝子が働いて抗体を作り、勝手に病気が治るようにできるのではないでしょうか。

実際のところは組み込む方法やどうやって病気になったと判断するかという点、何より自らの遺伝子を書き換えるという点で倫理上の問題があります。そんな訳で問題だらけではありますが、遠い未来にこの技術が完成したら人は病気を克服したといえるでしょう。

講義とはかなり遠いところまで話が及びましたがこの講座はそれほど想像力を掻き立てる興味深い授業であったということです。

第一回のレポートは以上です。短文ではありましたがここまで読んでいただきありがとうございました。



投稿者:宮城県仙台第二高等学校 |個別ページ

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