東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 活動ブログ

令和3年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2021.07.05

卵日記 ~初めまして~

科学者もすなるブログといふものを、その卵もしてみむとてするなり。    

          

皆さんこんにちは。成城高校一年の金井海翔と申します。一年間よろしくお願いします。
まずは科学者の卵養成講座に参加できたことに深く感謝します。
(冒頭部分は何でもありません。忘れてください)

先日第一回目の講義がありました。
昨日中に書こうと思っていたのですが、講義から2日経ってしまいました。
養成講座の先生方の言う通り記憶はすさまじい速度で抜けていきます。気を付けます。


第一回目の講義は大きく分けて二つの部分に分かれました。

一つ目が開講式、二つ目が東北大学大学院農学研究科・准教授 伊藤幸博先生による「DNAと遺伝子組換え植物」という名前の講義でした。

一つ目の開講式でしたが、こちらは「科学者の卵養成講座」の概要と、先輩方からのメッセージでした。科学者の卵養成講座を受けた先輩方のお話は、とても参考になりました。

 二つ目の講義では「遺伝子って何?」というところから、遺伝子組み換えとはどのように行われているのかということを学びました。
その後のブレイクアウトルームの際に僕のせいで皆さんに迷惑を掛けました、すみません。
(言い訳 マイクが断線しました。)
さて、遺伝子組み換えというものは、アグロバクテリウムというバクテリアを使い行っています。
アグロバクテリウムというバクテリアは、植物のDNAの中に自分の遺伝子を組み込むということをしています。これを人は利用しています。


自分は遺伝子組み換えという言葉は知っていたのですが、「どうやって遺伝子組み換えが起こるの?」←さあ? というほかになかったのですが、今なら人に説明できそうな気がします。

実は遺伝子組み換えの方法は、このアグロバクテリウム法の他にパーティクルガン法というものがあります。パーティクルガン法は、目的の遺伝子を付着した金の微粒子などを高圧ガスなどの力で植物細胞に打ち込むことで、遺伝子を組み込むそうです。

                  

さて、だいぶ長くなってしまったのでここらでまとめたいと思います。
僕は今回の講義を聞くまでは、遺伝子組み換えにはあまり賛成派ではありませんでした。
しかし今回の講義で遺伝子組み換えは、アグロバクテリウムという自然界にいる生き物を使っているということがわかり、少し賛成派になりました。これらのことはおそらく科学者の卵養成講座がなければ知ることはなかったでしょう。まずはそれを知れたという幸運に感謝をし、この科学者の卵養成講座で出会えた仲間の方々と共に学んでいきたいと考えています。拙い文章だったと思いますが笑って読んでくださると幸いです。
読んでくださりありがとうございました。

投稿者:成城高等学校 |個別ページ

2021.07.04

The egg record 1

7月3日、蒸し暑い午後、私の「卵」としての新たな人生が始まった...。


 
 開始早々ふざけましたが、まずは自己紹介から。栃木県立宇都宮女子高校の2年平山陽菜です。科学者の卵養成講座の受講生になることができて舞い上がってますが、受講できることだけに満足することなく、主体的に参加し、高みを目指していこうと思います!科学の中で興味がある分野は生物と化学です。今は特にプラスチック問題に注目しています。ただ、すぐ新しいことに目がいってしまうので、興味はコロコロ変わります。その結果色々なことに手を出しすぎて忙しくなり、たまに自滅しそうになります(笑)昨年、科学の甲子園に栃木県代表として参加しましたが、1年生だったこともあり歯が立たず悔しい思いをしたのでもっと科学を学びたい!という思いから科学者の卵養成講座に参加しました。

 
 さて、昨日は開講式と初講義「DNAと遺伝子組換え植物」がありました。開講式では、参加者の中に中学の同級生を発見したのが1番の驚きでしたが、ついに「科学者の卵養成講座」が始まるんだ!というワクワク&そわそわで緊張していました。今回の講義ではそもそも遺伝子とは何か、遺伝子組換えがどのように行われているか、ということを学びました。
 
 
 ところで、「遺伝子組換え」ってどのように行われているかご存知ですか?なんかすごい難しい技術で遺伝子が操作されていそうなイメージですか?遺伝子組換えの方法の一つには、アグロバクテリウム法というのがあります。実はその方法ではアグロバクテリウムというバクテリアの一種の、自分の遺伝子を植物のDNAの中に組み込むという特異的な性質を利用して行われているそうです。だから、思ったよりも単純だったんですね。私もこれは今回の講義で初めて知りました!いやー、早速成長ですねー(笑)アグロバクテリウムってすごい技術を持っているんですね。やっぱり生物面白い!遺伝子のこと、もっと詳しく学びたいという意欲が湧きました。10数人のグループでの話し合いの時間、ブレークアウトセッションでは「遺伝子組換え」って本当に悪いことなのか、というテーマで小さなディスカッションをしました。私は遺伝子組換えにはどちらかというと反対、といった立場でしたが、アグロバクテリウムのように自然界で行われている事例もあることから、若干賛成の方に寄った気がします。ただ、本当に安全かという保証がないので完全なる賛成派とはなりませんでした。普段友達とはしないディスカッションができて、自分の考えが深まり、有意義なブレークアウトセッションでした。

 
 あまり長く書いても読み飽きてしまうかもしれないので、今回は以上です。読んでいただきありがとうございます!もし、私のブログを読んで初めて遺伝子組換えの方法を知った方がいれば、友達などにぜひ自慢してみてください。「遺伝子組換えってどうやってるか知ってる?アグロバクテリウム法っていうのがあるんだよ」と。ブログを書くのは初めてだったので、さらに読みやすい文章の書き方等々研究していきたいです。ではまた。

投稿者:栃木県立宇都宮女子高等学校 |個別ページ

2021.07.04

卵としての成長.1

 こんにちは。仙台第三高校の渡邊歩です。このような文章を書くのは初めてなので稚拙な文章となってしまいますが読んでいただけると幸いです。まず初めに、科学者の卵養成講座に参加できたことを深く感謝申し上げます。

今回はまだ一回目なので第一回講義について書きたいと思います。

第一回は開講式が行われた後、第一回講義が始まるという流れでした。どちらもZoomで行われ、他の科学者の卵受講者の姿を見て、これからへの期待が膨らみました。

・開講式

 開講式では科学者の卵の概要の説明と先輩方のお話を聞きました。先輩方のお話は実際に科学者の卵を舌体験談や質問をするといいよなどのアドバイスなど、ためになり今後の科学者の卵の活動のイメージをより明確なものにしてくれました。また先輩方が科学者の卵の経験をどのように活用しているのか、今はどのような研究をしているのかをお話してくださったためやる気がより一層湧いてきました。

・第一回講義

 第一回講義は東北大学大学院農学研究科の伊藤幸博先生による「DNAと遺伝子組み換え植物」という題の講義でした。流れとしては当日の講義が始まる前に事前講義動画を見て予習をしてから当日の講義を受けるという形でした。初めは生物について詳しく知らない私でも講義を理解できるかという不安が募っていましたが先生の講義はわかりやすく、理解することができると同時に当日の講義もより楽しみになっていました。

予習講義と当日の講義の中で私が特に印象に残ったのは、アグロバクテリウムという細菌を用いて稲の遺伝子を組み換え、現在家畜用に生産されているリゾスタフィンという抗菌タンパク質を稲で生産できるようにする研究です。印象に残った理由としては、遺伝子組み換えによって高価なものが安価に生産できるという直接的な社会への利用を感じたからです。牛一頭に対して使用する場合のリゾスタフィンの量は100mgであり、現在の価格は約100万円です。しかし、この研究の稲でできるリゾスタフィン100mgはもし生産できればは1500円ほどで販売できる低コストな生産が可能です。そうです、遺伝子組み換えによってなんと価格を100分の1以下にすることができたのです。

 しかし現在世の中の遺伝子組み換えのイメージは、健康に悪いのではないのかなどの安全性が低いような危険なようなイメージが広がっています。これに対し伊藤先生は事実無根であるとお話されました。実際に遺伝子組み換えによってより価値の高い物質を生み出したり高価なものを安価にするなど社会に貢献するようなものを生み出しても、世の中のイメージが悪いというだけでそれが利用されない可能性があると思うとその影響は大きいなとも思いました...。



・まとめ

 第一回講義を通して遺伝子組みかえは実際どのように行われているのかや利用されているものなどたくさんの知識を得ることができ、またコロナ禍のためZoomですべてが行われましたが、科学者の卵仲間とともに楽しく科学について学べたことも良かったです。

次回以降も精一杯頑張って1年後には大きく成長している自分の姿を見せられたらなと思います。 一年間よろしくおねがいします。

 

投稿者:宮城県仙台第三高等学校 |個別ページ

2021.07.04

第1回講義を終えて

こんにちは。宮城県仙台二華高等学校1年の渋谷陽歌です。まずは、科学者の卵養成講座に参加させていただけることを、とても嬉しく思っております。第1回となる今回は、主に講義についてまとめますが、私が講座に応募した経緯や、後輩へのメッセージもいずれ書きたいと思います。                                                                   開講式では、科学者のひよこと呼ばれる、以前受講生だった方のお話がありました。「先生のHPを講義前に見ておく」など、経験者だからこそ分かる、飛躍のコツを知ることができました。                                                                   第一回講義の振り返りです。今回の講義は、大学院農学研究科の伊藤幸博先生による「DNAと遺伝子組み換え植物」。オンライン開催ということで、事前に予習用の動画を見ておき、当日はさらに発展した講義を受けるというものでした。                                                                   予習動画をごくごく簡単にまとめると、次の2つです。 ①突然変異体の利用による遺伝子機能の解明 ②アグロバクテリウム(細菌)による遺伝子組み換え法                                                                   ①の例として、先生が行われた、稲の表皮を分化させる遺伝子ONION1の解明のプロセスをご紹介いただきました。ONION1を突然変異させると、稲の芽が正常に育たず、白いラッキョウのようになってしまいます。(先生はラッキョウがお嫌いなので、玉ねぎから取って命名されたそうです。)顕微鏡観察と実験の結果、ONION1遺伝子は表皮形成と内部の成長に関わることが解明されたそうです。                                                                   ②では、アグロバクテリウムという植物に感染する細菌を用いた遺伝子組み換え法についてお話しいただきました。アグロバクテリウムは、自身のDNAの一部を植物のDNAに組み込み、自分専用の栄養分を植物細胞に合成させて殖えます。そこで、植物に入れたい遺伝子をアグロバクテリウムに入れておき、植物に感染させることで、目的遺伝子を植物に組み込むことができるそうです。                                                                   また、当日の講義では、家畜への抗生物質の代替となる、植物に合成させた抗菌タンパク質の開発についてお話しいただきました。最先端の研究内容に触れられ、非常に興味深く感じました。                                                                   印象的だったのは、講義後の質問タイムです。質問タイムと聞くと、「気まずくなりがちなアレでしょ?」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、科学者の卵養成講座はそうではありません!ブレイクアウトルームでの他校生さんとの交流の時間では、お一人お一人がしっかりとした質問をされており、唸らされっぱなしでした。先生への質問では、ZOOMの「挙手」ボタンを押す速さがモノを言います。(後日質問できるシステムもあるので、ご安心を!)幸運にも、全体での質問の場で私は指名していただきました。大学の先生と学術的な交流ができた、貴重な体験でした。                                                                   悔しかったのは、本来ならば30分で仕上げるはずのレポートに、何時間も掛かってしまったことです。自分の思考力、記述力の不足を痛感しました。次回は、講義前にレポート用紙を見ることはせず、講義直後の30分で書いてみたいと思います。 第一回のブログは以上です。読んでいただき、ありがとうございました!                                                                   2021−08−01 更新 (iPadでは、メモの文章を編集サイトにコピーした後、段落間を丸ごと1行スペースで埋めると1行分の空間が出力されます。受講生の方々のご参考までに。)

投稿者:宮城県仙台二華高等学校 |個別ページ

2021.07.04

卵の階段〜一段目〜

こんにちは。一関第一高等学校の石川由梨乃です。ブログを書くのは初めてで、どんな内容を書けばよいのか分からず、気付けば日付が変わっていました。楽しみながら書かせていただきます。1年間どうぞよろしくお願いします!

 まずは簡単に自己紹介をさせてください。現在高校2年生で電車で通学しています。中高一貫校で中学生の時から電車通学で今年で5年目です。(時の流れは早すぎますね。)個性豊かな生徒達や先生方がたくさんいて、日々充実した()学校生活を送っています。

 さて、今日は開講式と講義が行われました。開講式では1年間を通して卵の殻を破り、将来この養成講座で培ったものを活かせるようにというお話がありました。将来となると、大学入学後とか、はたまた10年後とか色々考えてしまいます。きっと何年経ってもこの経験は役に立つことと思います。長いようで短い1年間という期間にはなりますが、最先端のことを学んで、自分自身のスキルを高めていけたらと思います。OBOGの方々からも熱い応援のメッセージをいただき、絶対に妥協しない!諦めない!という気持ちが湧いてきました。今現在行なっている研究内容を聞くことができ、この講座を受けたから今があるということが分かりました。努力の成果が実っていて、自分も頑張らなきゃという意欲が増してきました。また、開講式の際にとある事件が起きてしまい...念の為ここまでにしておきます。

 第1回目の講義は「DNAと遺伝子組換え植物」というテーマでした。遺伝子組換えというワードを聞くと、マイナスなイメージを持ってしまう人がいると思います。しかしながら、遺伝子組換えによって未知なるものの発見をたくさんすることができ、社会の貢献へと繋がっているのです。私はこの講義を受講する前までは皆さんと同じであろう、マイナスなイメージを持っていました。しかし、この講義を担当なさった渡辺先生のお話を聞いて、身近なところでも遺伝子組換えが起きていることが分かって実はかなり良いことなんだと思いました。講義の中で1番興味を持ったのは稲わらの糖化性の向上についてです。糖化することで糖が発酵・重合されて燃料や有用物質を生成することができます。エコで地球環境に良い影響をもたらすことができて素晴らしいと思いました。他にも、現在問題になっている家畜の病気の治療で抗生物質の大量に使用されていることについてのお話も聞くことができました。大量に使用することでMRSAが出現して社会的に大きな影響をもたらすということでした。そこで新たな家畜治療法が必要とされて本来は抗菌タンパク質を使うのが良いものの、高価格の為に使うのが難しいという問題に直面してしまいます。そこで植物を用いてそのタンパク質を生産して低コストでかつ安全に供給できるようになるという結果になったということです。タンパク質を生産する時に、抗菌作用が出やすいようにする為にあえて暗所でその植物を生産するということを聞き、育てる環境下などかなり深く考えていて驚きました。

 無事に講義が終わり良かったです。何よりも楽しく学ぶことができたのがとても嬉しかったです。コロナの感染拡大が抑制されて対面で講義を受講できる日を心待ちにしています!折角の機会を無駄にすることの無いよう、出会った仲間と切磋琢磨して3月には卵から孵化してひよことなれるように日々努力を積み重ねていきたいと思います。改めて1年間よろしくお願いします!

投稿者:岩手県立一関第一高等学校 |個別ページ

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