こんにちは、酒田東高校1年斎藤真由です。いよいよ明日で科学者の卵養成講座での講義が最終回を迎えるというこの日に初めて投稿してみます。(時期が時期なのはご了承ください笑)
前回の講義では薬を創る化学技術、知っておきたい研究倫理のキホン、そしてEnglish cafeの豪華三本立ての講義を受講でき自分の知識が増えたように感じました。
薬を創る化学技術の講義では薬の発見の歴史から現在COVID-19関連で使用されているワクチン(通称 mRNAワクチン)のことまで幅広く学習しました。その中でも特に創薬するのにはなんと1000億円ほどの経費が掛かり、創薬研究が成功し市場にデビューする確率は約30000分の1であることに大変驚きました。基礎研究を始めてから承認・販売のステップに移るまでかなり長い年月をかけ、1つの薬ができることに感銘を受けました。薬のおかげでちょっとした風邪から大きな病気まで治療することができるなんて改めて薬さまさまだなと感じているところです。
倫理の講義では、研究活動を行う上で注意すること、守らなければいけないことを学習しました。私の高校では2年生になると課題研究という1年間かけて1つのテーマを深く研究するという活動があるのですが、来年度自分が研究をするという立場になった際にどの研究テーマであっても気を付けたいと思うものばかりでした。ただ研究をするだけでなくきちんとルールを守った上で研究を行うことが大切なのだと実感しました。
最後にEnglish cafeでは私たちの身の回りの環境問題について留学生の方々と他校の科学者の卵養成講座受講生と一緒にブレイクアウトルームで交流しました。事前に伝える内容を考えていたのですが、いざ自分の番が回ってきて意見を発表するとなると、なんとむずかしい!でもそこは多少英語を間違えていても相手に伝わるように身振り手振り使いながら発表することができました。自分が考えていた環境問題の他にも多くの問題が出てきてやはり交流しながら会話していくことは楽しいと感じましたし、もっと自分の英語力やプレゼンテーション能力も身につけていかなければいけないと再確認することができた良い機会でした。
明日で科学者の卵養成講座での講義も最終回...とても寂しいです。ですが今までの講座1回1回を振り返りながらラスト1回楽しみたいと思います。それでは、また。
投稿者:山形県立酒田東高等学校 |個別ページ