東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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令和3年度 活動ブログ

令和3年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2021.10.16

夢をかなえるタマゴ。第5回。

 仙台二華高校1年の石川結愛と申します。今回のブログも、よろしくお願いします。

 さて、今回は佐貫先生の「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」というご講義についてです。

 あらゆるもののとなる粒子であり、素粒子はそれ以上分けることができません。大きさが''無い''のだそうです。素粒子は17種類あり、それぞれ異なる役割をもちます。中でもヒッグス粒子は2012年に発見された素粒子で、17種の中でいちばん最後に発見されました。このヒッグス粒子が素粒子の質量の起源を与え、宇宙の現在の形になる原因をつくったとも言われています。

 しかし、生まれたばかりの宇宙では、多くをダークマターが占めています。いまの宇宙でも、素粒子はたった5%、ダークマターやダークエネルギーが。90%以上を占めています!つまり、これらについてもわからなければ、宇宙の起源について知ることは出来ません。

 そこで、「宇宙を作ろう!!」となったわけなんです。高エネルギーの電子と陽電子を衝突させ、ビックバンを小規模で再現するという実験を行うため、ILC国際研究所の計画が進められています。ちなみに建設予定地は北上山地です。岩手と宮城です。東北に住む身としては、思ったよりすぐそこに建設されるということで、テンションが上がってしまいました。

 続いて、賀川先生の「2035年の自分を見つめよう〜変化する世界をどう学び、ネットワークしていくか〜」というご講義についてです。

 正直に申しますと、いちばん印象的だったのはTOFELの世界ランキングが135位だったことです。とてもショックでした。自分も英語が話せる方ではないので、頑張って英語を得意にしたいと思いました。

 今回は、英語も文法通りきちっと話す必要はないということを知りました。とりあえず何かを言ってみたり、どんどん話すことが大事だと思いました。

 英語サロンでは、伝えたいことをすぐに英語で話すということが難しく、辿々しい話し方になってしまいましたが、外国人の先生が私の英語を理解してくださって会話が続いた時は、ものすごく嬉しかったです!

 今回のブログは以上になります。いよいよ今年も後半戦ですね!今後も楽しんでいきたいと思います。読んでくださり、ありがとうございました。

投稿者:宮城県仙台二華高等学校 |個別ページ

2021.10.14

卵日記~五歩目~

こんにちは。

ある朝見たら、微生物が全滅して、悲しみの海に沈んでいた成城高校一年の金井海翔です。

さて、今回こそは短くまとめるためにもいきなり本題に入ります。

今回の講義は佐貫智之先生の「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダ-(ILC)計画」

賀川洋先生の「2035年の自分を見つめよう~変化する世界をどう学び、ネットワークしていくか~」そして、英語サロンでした。

                                                     

さて佐貫先生の「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダ-(ILC)計画」です。

皆さんは物体(ガラス、木etc...)が何からできていると思いますか?

私は原子を最初に思い浮かべました。実は正解は素粒子です。陽子や中性子ではないのですね。

では素粒子とは何でしょうか?先生はあらゆるものの素となる粒子とおしゃっていました。読んで字のごとくですね。なんとあらゆるものは三種類の素粒子(電子、アップクォーク、ダウンクォーク)だけでできています。

もちろんこの三種類だけが素粒子というわけではありません。全部合わせると十七種類の素粒子があります。

そして光も素粒子です。光は光速という言葉があるほど速いことで有名です。

では、他の粒子も光子と同じ速度かと思いますよね。お察ししたかと思いますが残念ながら光子よりも遅いです。

その理由はヒッグス粒子とよばれる素粒子があるからです。この粒子のせいで物質を作る素粒子は質量をもつようになりました。

さてそんな素粒子について研究する機関ILC国際研究所が北上山地にのあたりにできるそうです。すごいですね。(余談 私は東京に住んでいます。と、遠い)

                                                         

次に賀川洋先生の「2035年の自分を見つめよう~変化する世界をどう学び、ネットワークしていくか~」です。

講義の最初にお題として「2035年にはどのような社会になっているか」と聞かれました。皆さんはどう思いますか?

私はもっと情報が発達し多様化していると考えました。

多様化したときに必用な言語は・・・そう英語です。

日本は英語力が低い国です。アジアで四番目に低いとなると笑えませんね。ただ、正直に言うと自分も英語はあまり得意ではありません。(むしろ苦手)さらに日本人の常識は海外とは違うとよく言われます。

確かに違います。例えば、我々は英語だけは熟考したのちに完璧な文法で話そうとします。外人はとりあえず口に出します。我々からしたら凄まじい速度で喋っていますが文法的に間違っていたりしています。日本語には喋り言葉といわれる言葉があります。外国語も同じです。最悪伝わればいいのです。

                                                    

さて最後の英語サロンです。

賀川先生のお話を聞いたあとだったのでなるべく意識するようにして話しました。あまりうまくいかなかったけど それでも今までより話せたと感じるので、今まではどれほど考えていたのでしょうか・・・

さて今までより短くなったので満足です。では、また

投稿者:成城高等学校 |個別ページ

2021.10.12

やましたまご日記⑤

こんにちは。仙台育英学園高等学校2年のやました美玲です。

今回は、科学者の卵養成講座第5回目でした!残すところ、講義はあと4回...。本当にあっという間に感じます。

今回は、二つの講義と英語サロンがありました。


講義(1) 「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」

私は今回の講義を受けるまでは、物質を分解した最小単位は原子だと思っていました。しかし、本当はそうではなく、物質の最小単位は「素粒子」だということを今回の講義で知りました。また、素粒子には17の種類があることや、宇宙と素粒子は密接に結びついていることなどを学ぶことができました。宇宙にはまだまだ謎がたくさんあって、謎を解明していく研究というのは面白そうだなと感じました。国際リニアコライダー(ILC)では、宇宙の誕生や物質の起源の謎について研究します。岩手県に建設される予定なので完成したらぜひ行ってみたいと思います。

 

講義(2)「2035年の自分を見つめよう〜変化する世界をどう学び、ネットワークしてゆくか〜」

株式会社iTEPの賀川さんに来ていただき、英語に関する講義をしていただきました。日本人の英語力の現状は、実はとても悪く、TOEFLの国別ランキングにおいては世界の中で135位ととても低いそうです。日本は先進国であり、教育の環境などは整っているため、英語力がここまで低いことに驚きました。私は英語を話すとき、間違った英語を話さないようにしなければいけないと思い込んでいましたが、そんなことはなく、友達と日本語で話すときのように英語も話して大丈夫だということを学びました。つまり、「出川イングリッシュ」でも伝われば全然大丈夫だということです(笑)これからも英語を話す機会はたくさんあると思いますが、その際には今回の講義で学んだことを活用していきたいと思います。

 

英語サロン

今回は、初めて英語サロンがありました。英語サロンでは、外国の方2人と生徒5人ほどのグループで、英語で自己紹介をしたり、どのような研究をしているのかといった話を聞いたりしました。私は英語がそこまで得意ではないので、初めは不安でしたが、外国の方々はとても気さくな方で、すぐに緊張は解け、ただただ楽しいだけでした。特に好きな食べ物を寿司やラーメンと言った時は、「Oh~らめぇーん‼」とオーバーすぎるくらいのリアクションをしてくれて面白かったです(笑)みなさんも、もし外国の方と話す機会があって、好きな食べ物を聞かれたら、とりあえず日本食を答えるとそこから話が盛り上がるかもしれませんね(笑)

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

投稿者:仙台育英学園高等学校 |個別ページ

2021.10.10

ひよこへのみち 2

こんにちは!秋田県立大館鳳鳴高等学校1年工藤朱莉です。もう秋ですね・・・。過ごしやすい(いやもう寒い?)季節ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?私は家族が買ってきてくれる中山なしがおいしすぎて、なしブーム真っ最中です。

 

前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。もう10月なのに「2」です。すみません・・・ですが春と変わらず元気です!活動ブログの方もの方も頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします!

 

今回の授業は「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダ-(ILC)計画」「2035年の自分を見つめよう~変化する世界をどう学び、ネットワークしていくか~」でした。今回は私が楽しみにしていた「英語サロン」もありました!

 

まずは「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」。佐貫智行先生の授業です。突然ですが、あらゆるものは「3種類の」素粒子でできています。3種類?!と思いますよね!その3種類は電子、アップクオーク、ダウンクオークです(イラストもかわいかった)。それぞれにコピーの素粒子はありますが、3種類で全てができていると思うとおもしろいですね!さらに「ヒッグス」という素粒子によって引き留められることで、質量を得る、というのも驚きでした。そんな素粒子を研究して、宇宙の成り立ち、私たちのルーツを研究するのが国際リニアコライダーです。なんと、その建設候補地が岩手県と宮城県の間、「北上山地」なのです!!!素粒子物理学は世界中で研究されています。世界中から研究者が集まり、国際的なまちができることも考えられます。宇宙の謎に迫る研究施設が隣県に来るかも・・・!これは注目するしかないですね!

 

次は「2035年の自分を見つめよう~変化する世界をどう学び、ネットワークしていくか~」。株式会社iTEP Japanの賀川洋先生の授業です。2035年、つまり今から14年後、どんな世界になっているでしょうか?(ちなみにILCの実現に向けて、研究者が想定しているスケジュール通りにいくとするとILCの実験開始が2035年だそうです。)私はもっと国際化が進んでいるのではないかと思います。外国の人たちと協力して仕事をする、というようなことが普通になるかもしれません。そんな中、日本の英語力は低く、さらにグローバル化が進んでいないと思われているのが現状です。あなたは外国の人と話したことはありますか?ある人の中には身をもって感じたことのある人も多いかと思いますが「日本の常識と海外の常識は違う」ということを理解しなければうまくいかないでしょう。「ちゃんとした文で話さなきゃ伝わらないかな」とか「言いたいけど・・・なんかしゃべるタイミングがないな」と思うこともあると思います。でも考えてみてください。わたしたちは普段から教科書のような正しい日本語の文を使ってしゃべっているでしょうか?英語でも同じです。まずしゃべってみること、相手は分からなかったら聞き返してくれます。日本では遠慮や謙遜が美徳とされますが、外国では違うというのはよく聞く話だと思います。古代ギリシャから始まった科学技術も、ひろばの議論から始まったそうです。なら話すっきゃない!・・・という意気込みで「英語サロン」へ。意気込み十分だったはずが、最初はあまりしゃべれませんでした。しかし自己紹介をして、留学生の方から質問してもらって話すところから、最初からは考えられない盛り上がりを見せました!ちゃんとした文は作れていなくても、伝えようと声を出せばある程度は分かってくれる、分からなければ質問して聞いてくれる、というのは本当でした。逆に困って何も話さずにいるとただただ苦しくなるだけだったと思います。こちらも分からないことがあったらそう伝えると、ちゃんと教えてくれます。どんどん話してみることで輪が広がります。外国の方と話す時に大事になるのは英語だけではありません。このことに今気づけたことは私たちの強みになると思います。次回の英語サロンではもっともっと話せるように心掛けていきたいです。

 

長々と書いてしまいましたがここまで読んでくださりありがとうございました!それではまた!

 

~たまごのつぶやき~

 今回英語サロンでパキスタンの留学生の方とお話ししました。私の音楽好きに気づいてパキスタンの音楽をおすすめしてくださいました♪こちらも語りたいところですがただでさえ長いのにものすごく長くなりそうなのでやめておきます。気になる方は調べてみてください!皆さん是非聞いてみてくださいね~^^

投稿者:秋田県立大館鳳鳴高等学校 |個別ページ

2021.10.10

孵化するべく~第五回~

こんにちは。仙台第二高校の熊澤康太郎です。

今回は第五回講義。佐貫先生によるILCと素粒子について授業と賀川先生による日本と英語についての授業でした。

 

賀川先生の授業では英語で話すのが苦手な私に必要なのは英語力だと思っていましたが、真に必要なのはコミュニケーション能力と異文化理解なのだと気づかされました。

 

佐貫先生の授業はとても不思議な素粒子についてです。素粒子は我々の直感とは大きくかけ離れた振る舞いが多いです。例えば体積が0だったり、質量が0だったりします。我々が常日頃お世話になっている電磁気力は光子(光の粒)の交換で表されるそうです。説明されても感覚的にはっきり理解することはできないかもしれません。ですが世界はそういう風にできていると知るだけで世界の見方が大きく変わるのではないでしょうか。

そしてそんな素粒子の理論が正しいかどうかを証明するために作ろうとしているのがILCです。ILC物理測定器 - 素核研このILCは全長20㎞ほどあります。なぜこんな大きなものを作らないといけないのかというと、素粒子は強く結びついていてこれを引きはがして観測するためにはとても早くして強いエネルギーを与えて衝突させないといけないのです。

これを読んでいる皆さんもこの素粒子の世界に興味を持ったら、是非ILCで働くことを目指して頑張ってみてください。

第五回授業もとても興味深かったです。レポートは以上となります。短文でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。

投稿者:宮城県仙台第二高等学校 |個別ページ

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