東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 活動ブログ

令和3年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2021.11.14

第6回講義を終えて 学び6

 こんにちは。山形県立鶴岡南高校一年 伊藤さやです‼︎

 11月13日に第6回講義が行われました。今回は渡辺先生の特別講義(キャリア教育)「教授の進路選択アドバイス~人生を戦略的に考える~」&OB・OG交流会でした。なんと、今回は今年度発の東北大学とオンラインのハイブリッド形式の講義で、私は東北大学へ行き、対面式で講義を受けました。初めての対面授業で、今までブレイクアウトルームで一緒になった受講生の方たちと挨拶をしたり、一緒に講義を受け、感想を話し、夢について語ったりと休憩時間も充実していました。

 渡辺先生の講義では、困難をどう乗り越えるのか、今の日本の教育システムは合っているのか、若手の社会参画など話が色々な方向に発展していた印象があります。私は、「プロ将棋を目指す人は終わりがはっきりしているけど、研究者を目指す人は誰も終わりと言ってくれないのではっきりしていない」ということや「自分と先生の相性で人生が変わる」といったことが特に印象に残っています。自分で終わりと決める研究者は他の職業とかなり違うと感じました。自分と先生(教授)の相性は、高校でも薄々感じますが、その教授と何年も研究でお世話になると考えると、選択は自身でよく考えて行いたいと感じました。他の分野で活躍する人からもしっかり学びたいと思います。

 OB•OG交流会では、自分の興味のある分野や学部で活躍している先輩方のお話を聞くことができました。質問形式で話が進み、大学生活の様子や高校生のうちにしておいた方が良いこと、どのように研究室に入るかなど私たちのためになる話をお聞きすることができました。周りの受講生の方々がどのような進路を希望しているのかも知ることができ、自分の興味のある分野以外で活躍したいと思っているみなさんに刺激を受けました。高校の勉強の発展が大学の勉強だから、やっておいて損はないし、受験で受かるくらいの勉強量を大学側も求めているから今の勉強を頑張っておいた方が良いというアドバイスをいただき、今の勉強を頑張ろうと思いました。

 今の高校の勉強もこなし、さらに、自分で考える力も養っていくことの大切さを学べました。次回も対面式の授業ができればぜひ行きたいと思います!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者:山形県立鶴岡南高等学校 |個別ページ

2021.11.14

卵の階段〜六段目〜

 こんにちは。一関第一高等学校2年の石川由梨乃です。今回はなんと!!対面とオンラインのハイブリッド形式で行いました!会場へ行って色んな方と画面越しではなく実際にお会いできて嬉しかったです。

 今回は渡辺先生による進路のお話、それからOBOG交流会でした。どちらも今後に役立つ良い話を聞くことができて、これから科学者の1人となる身にとっては充実した時間となりました。

 渡辺先生のお話は固い話かどうか最初からビクビクしてましたが、ユーモアある話で面白かったです。恐らく、この記事を読んでいる方は高校生のみならず、中学生や大学生も多いと思います。これから先、どんなことをしたいかを深く考えたことはあるでしょうか?高校生は「大学どうしよう」とか「文理選択どっちにしよう」と深く考えていると思います。こういった時に大切になるのはただ単に目の前のことに対して集中するのではなく、広く浅く考えていき、そこから深掘りしていくことが大切だと考えます。幼い子供はあれやってみたい!なんでこうなるの?などというように好奇心旺盛です。チャレンジすること、疑問点を持つことは幼い頃からやってきているはずです。物事を考える時は初心に帰って幅広くかつ論理的に考えてみる、そしてやってみて試行錯誤する、それを繰り返すことがベストだと思いました。これからの時代を担う私たちに必要なことは何か、今後どういったことを行うべきかなどを考えさせられる良い機会になりました。

 続いて、OBOG交流会は大学生の話を聞く機会が少ないため、色々なお話を伺うことが出来て嬉しかったです。「大学生活はどうなの?」、「研究ってどんな感じなの?」、「勉強について教えてください!」など、沢山質問することが出来ましたし、受講生同士の仲も深まってまたやりたいと思いました。中々伺うことが出来ない大学生の声を聞けて、今後に活かしたいと思いました。貴重な時間をありがとうございました!

 ハイブリッド形式となり、どんな感じなのか分からずカチコチの雰囲気でしたが、始まってとても和やかな感じになり楽しく受講することが出来ました!次回も会場へ行って講義が受けられますように...

投稿者:岩手県立一関第一高等学校 |個別ページ

2021.10.24

" Inside force "4

 みなさんお久しぶりです。第四回講義から更新が途絶えていた、花巻北高校の小舘なごみです。考査、模試、生徒会、部活動......色々と追われていたら、こんなにも遅くなってしまいました_(._.)_

 かなり前の振り返りになってしまいますが、第四回講座の振り返りをしたいと思います。

〇化学反応の場を知る ~マテリアル・デザインと新物質探索~

 まず、Chemistryには「化合する」のほかに「相性・調和によって引き出される効果」という意味があることをご存知でしょうか。滝沢先生の講義内容は、この意味のように「元素の組み合わせから、新材料や新機能を設計し、実現する」というものでした。ただ単に組み合わせればいいわけではなく、電気陰性度差などを考えなければいけません。動画での組み合わせ例の説明は、そういう組み合わせもできるのかと驚きでいっぱいでした。周期表は化学の授業で使う時もあったり...?という感じで、まじまじと眺める機会がなかったので新鮮な感覚でした。

 私たちの身の回りの多くのものにレアメタルが使われています。しかし、レアメタルは存在量が少なかったり特定の地域でしか取れなかったりするリスクがあり永久的なものではありません。世界では脱レアメタルの動きが進んでいます。今後、持続可能な社会に向けて、レアメタルの代替や新機能の発見といった元素戦略が求められています。

〇21世紀のがん治療 ~Precision Medicineと遺伝子医療~

 自分は以前、がんと聞くと「死」や「副作用」「転移」といったマイナスなイメージを抱いていましたが、今回の講義を通してイメージを変えたり正しい知識を得たりすることができました。現在、がん治療には様々な種類があります。副作用が強く出た従来の抗がん剤治療も分子標的薬を用いることで副作用を軽減することができるようになりました。" one-size-fits-all "の治療から" personalized "型の治療に変わったことで、Evidenceに基づいた個別化医療を進めることができるようになっています。国民の二分の一ががんにり患すると言われています。治療法の進歩や患者さんのケア、さらにはがんに対する国民の意識が変わってほしいなと思います。

 

 すい臓がんの早期発見に午後の紅茶ミルクティーが役立つかもしれないというニュースを見た方はいますか? https://youtu.be/9P0fzaDQ8lg  驚きの組み合わせに大変興味を持ちました。治療法だけでなく、がんの発見方法の進歩も期待したいですね!(個人的には胃がん検診でバリウムを飲むのに抵抗があるので、そこをどうにか......)

投稿者:岩手県立花巻北高等学校 |個別ページ

2021.10.24

The egg record 5

 第5回講義から大分日が経ってしまいました.......が、日が経ってしまった分、講義のよい復習になるはず!ということにしておきましょう。


 
 第5回講義では「国際リニアコライダー(ILC)計画」と「英語講義」そして留学生との英語サロンがありました。
 まず、「国際リニアコライダー計画」って何ぞや?と毎度のごとく思いました。(科学者の卵では自分の知らない、最先端の科学や技術を学べるのが醍醐味です!)この計画では素粒子同士の衝突によって宇宙の始まりを再現するそうで、目的はわたしたち人類のルーツを辿ることだそうです。実は先日高校の特別講演会でブラックホールの撮影について講演を受けました。そのとき講演をしてくださった先生がおっしゃっていたのは、好奇心きっかけに研究をし始め、今も探求心を糧に研究を続けているということでした。私は宇宙の研究は研究意義よりも研究者ら自身の知的好奇心に重きが置かれているのだと実感しました。また、国際リニアコライダーは素粒子の衝突ということで、量子力学に深く関係した分野です。私は生物や化学が好きで、物理はあまり得意ではありませんでした。しかし、宇宙の研究には不思議や謎が多々あり、興味が惹かれました。例えば、「大きさがない」という素粒子の性質や存在するのに観察できない「ダークマター」などです。確かにこれらは知的探求心を掻き立てるなあ、と思いました。
 次に英語講義と英語サロンについてです。私は英会話部(本当は英会話ではなく英語ディベートをしています!)なので英語のスピーキングについてはあまり不安を抱えていませんでした。むしろ、留学生と話すのが楽しみでした。ただ、先述の通り私がやっているのは「ディベート」なので英語講義で学んだ、日本人と海外の方とのコミュニケーションの取り方の違いを意識して話しました。その違いというのは、日本人は「阿吽の呼吸」と表されるようにすべて喋るのではなく一部分を話して他人に察してもらう一方で、海外(例えばアメリカ)の方は私たちからすべて話さなければ十分に意思疎通できません。だからこそ聞き取れなかったことや知らない単語があるときは何も言わないでぼやかすのではなく、はっきり「分からない」と伝えなければなりません。英語サロンで私はそれを実践できました!


 科学者の卵ももう折り返し地点ですかね?短時間でレポートを書く能力や論理的思考力がまだまだなので、それらを身に着けられるよう頑張ります!

投稿者:栃木県立宇都宮女子高等学校 |個別ページ

2021.10.17

転がるたまご 5

 講義から一週間が経ってしまいましたが、109日の第五回講義のブログを書いています。横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校一年次の松永理那です。前回のブログでは残暑を感じるなんて書きましたが、急に冷え込んできましたね。秋の深まりを超えてそろそろ冬かなとさえ思っています。そろそろ本題に入ります。

 

①佐貫先生「次世代素粒子研究施設:国際リニアコライダー(ILC)計画」

 あらゆるものの素となる粒子--素粒子--は現在、17種類発見されています。佐貫先生が講義で使われた素粒子のイラストが非常にかわいく、ぜひ紹介したかったのですが、ネット上に見つからずURLが貼れないのが残念です。なお私のお気に入りはタウとボソンです。タウは電子のコピーのコピーのようなもので、得意技は分身すること。コピーのコピーが分身するって訳がわからなくて好きです。3種類いるボソンたちはそのぬぼーっとした名前と顔に反して、錬金術やヒッグス(詳細は後述)の捕獲を得意技とします。ギャップが大きいです。

 さて、ボソンに捕まえられてしまうヒッグスとは何者でしょうか?

 この話に出てくる時点で、ヒッグスが素粒子だということは察すると思います。そしてその得意技は「みんなを太らせる」。これだけ聞くと悪者みたいですが、ヒッグスがいなければ素粒子たちは動き回ってしまって、止まることができません。つまり素粒子がバラバラになってしまうのです。ヒッグスはとても大事な素粒子なんです。

 続くテーマ、リニアコライダーは日本語で言えば線形(加速)衝突器。素粒子である電子と、電子と正反対の性質を持つ反電子を真っ向からぶつけることで、大きなエネルギーを生み、謎多き宇宙の始まりを解明しようとしています。東北に作られるということで、近いような遠いような。(筆者は神奈川県民です。)

 ちなみに私は、いつか現在素粒子と呼ばれているものよりもさらに小さい、真の素粒子が見つからないかなと思ったりしています。そのほうが都合がいいこともあるみたいですし、何より「これが最小です」なんて断言されたら疑いたくなるじゃないですか。

 

②賀川さん「2035年の自分を見つめよう〜変化する世界をどう学び、ネットワークしてゆくか〜」

 株式会社 iTEP Japan の賀川さんによる講義でした。賀川さんが提示したユニークな常識は次の四つでした。

1)正解を求めないアプローチ

2)完璧を期さないアプローチ

3)「異なることは良いことだ」というアプローチ

4)強く主張しあえるチームワーク

 私の通う高校は割とこのような雰囲気があるかなと思いつつ講義を聞いていましたが、私個人はそんなことなかったのだと、この数十分後に知ることになりました...。この後の英語サロンという企画の始めの方は、大分「殻」が破れず、無口で過ごしてしまいました。今考えれば、せっかくの機会だったのだから、もっと質問すればよかったなと思います。2035年、日本にいようと英語を話す機会は増えるだろうと思います。その時には正解とか完璧とかマジョリティとかそういうことに拘らず生きていたいな。

 

③英語サロン

 英語絡みの企画なので、英語で書いてみます。

   I was a member of a group of about six high school students and one international student to Tohoku University. In the first program, the international student introduced himself and his research, and I couldn't understand well what he said. Despite my favorite subject being English, I couldn't! On the other hand, some high school students asked him questions. I found that I must get used to English more. The second program was for high school students to self introduce and talk with the international student. In this program I were able to chat with him. My English must have been poor, but he understood me. He told us that he loved reading books, so I recommend one of my favorite books to him. Then he recommended reading foreign books and English books, so I will try to read them. Anyway, although I couldn't understand the difficult English such as his talk about his research, I really enjoyed talking with him!

 

   Thank you for your reading my long long blog :-)

投稿者:横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 |個別ページ

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