東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成26年度 活動ブログ

2014.07.30

7月26日の講義を受けて

こんにちは!はじめまして!山形県立山形西高等学校2年の志済真優です。

 

 

 

私は昨年、聴講生として科学者の卵に参加させていただきました。

しかしながら、ブログ投稿は今回が初めてで、梃子摺っていたら投稿が遅くなってしまいました。(_ _|||)

白戸さん、安藤先生、迅速かつご丁寧な対応をしていただき本当にありがとうございました!!!(ノД`)・゜・。

 

 

さて、改めまして、平成26年度 第1回 「科学者の卵 養成講座」お疲れ様でした!

今回の講義は、渡辺先生による「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性〜花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構」と海野先生による「地震学のススメ」の二つでしたね。

それぞれについて感想諸々書かせていただきたいと思います。

 

まず、渡辺先生の講義から。

最初に15種類の植物を見て、「これらは何の植物か」と問われた時、殆どわからなかった自分...。なんか見覚えあるなーと思っても何なのかわからなかったり(ネギ)、こんな花があるのかと感動したりと(トケイソウ)、自分の無知さを思い知らされました。

もっと植物に目を向けよう!と強く思いました。

自家不和合性についてですが、

自己・非自己を認識し、近親交配を避けて遺伝的多様性を築いて来た植物に感動を覚えました。受粉した時の様子を撮った動画を見て、とても器用だなあ、と感心の連続。

 

 

続いて、海野先生による講義について。

地震学において、「逆問題を解く」難しさがとても伝わる講義でした。地震学だけでなく、自然科学全般、実験が出来ない分、精度の高い観測データが特に重要な学問だということがわかりました。

また、今回初めて知ったアウターライズという地震。プレート間と比べた時、同じ距離のずれでも津波の大きさに大きな違いが生じるということでした。それ故、陸での揺れが小さくても、津波に対し十分警戒が必要であることがよくわかりました。

 

最後に、今回は皆さんとお話しすることが出来ませんでしたが、私としては、同じような志を持つ仲間同士でもっと交流を深めていきたいと考えています。

自分の得意分野や今している研究、過去にやった研究など、自慢したい、話したい!という方!是非声をかけてくださいね(^^)楽しみに待っています。

 

まとまりのない文章になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次回の講義を楽しみにしながらそろそろ課題をやっつけにいって来ます......ϵ( 'Θ' )϶

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2014.07.28

ブログの本文入力が出来ないとき

皆さん

 

26日の講義の最後にこのHPのブログに入力をお願いしますと、マニュアルをお渡ししました。

そのあと、一部の方から本文に入力が出来ないという質問が来ましたので、原因と対策について説明します。

入力が出来ない理由は、パソコンのInternet Explorer(HPを見るときのブラウザです。)のバージョンが合っていないからです。

ホームページを立ち上げて、ブログ入力が出来る状態になったあとで、Internet Explorerの右上に歯車のような記号があることに気がついてください。

それをクリックすると、下記のような画面が出てきます。

IE-settei3.jpg

 

その中の上から10番目に「互換表示設定」という項目がありますので、これをクリックしてください。

すると、次のような画面が出てきますので、「追加」をおしたあとに、「閉じる」ボタンを押してください。

 

IE-settei2.jpg

これでテキストが入力できるようになると思います。一度この操作をすると、そのパソコンではいつでも入力できるようになります。

Firefoxなどほかのブラウザを使っている場合には、問題は無いはずです。

Firefoxを使っていたので気がつきませんでした。一度試してください。

 

安藤 晃@工学研究科

 

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2014.07.28

Linc Englishについて

みなさん

26日の第一回目の講義はどうでしたか?
渡辺先生が書いているように、いろんな新しい考えを知る機会として本講座を楽しんでくだされば良いと思います。集まってくれた皆さん、科学が好きな仲間ばかりです。

講義の際にも触れましたが、今年度から英語学習を本格的に取り入れました。
といっても、受験英語を教えるわけではありません。使える英語力を身につけてください。
9月以降、英語交流サロンを計画していますので、お楽しみに。
簡単な中学英語でOKです。慣れてくればどんどんアピールする力がついてきます。

英語よりもっと大事なのは、自分から率先して話しかける気持ちです。とはいっても、一緒に英語の力(読む、聞く、書く、話すの4つの能力)を伸ばしてください。
講義でも出ていましたが、語学を習得するには最低2000時間の学習が必要です。
(本当は5000時間から1万時間)。

毎日英語にふれる環境を自分で作りましょう。その一助としてe-learningを使った手法を本講座では提供します。その一つとして、今回Linc Englishを紹介しました。
講義をしてくださった橘先生の説明にもありましたように、最初に自分のランクをテストして、スケジュールを作って勉強してください。

ログイン画面から入って、下記のような画面が出たら、左側の「Resources」のところをクリックして、出てきた画面で、
Self Assessment Tests
を選んでください。

高校生でしたらSilverからで良いという話でしたが、最初から難しいとe-learningは飽きてしまうので、簡単なBronzeからで結構ですよ。
まずは、耳を慣らしてから、徐々にレベルを上げていきましょう。

夏休みなので、少し時間を使って、どういったことが出来るのか試してみてください。
また、質問があったら、ブログでもいいし、事務局に直接問い合わせてくださってもOKです。

Let's Enjoy English !

Akira Ando@工学研究科

LincTop.jpg



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2014.07.27

土曜日の講義について(7/27, 28追記)

 遺伝の渡辺でございます。土曜日の講義はいかがだったでしょうか。開講式が予定よりも長かった関係で。。。講義時間がほぼ1hrでしたので。また、久しぶりに、問題を変えたのはよかったのですが、その内容を忘れていて、質問内容を答えることができるようにならなくなったり。。。すこしばたついて。。。この記事をuploadしよう思ったら、すでに、仙台三・岩間さんが、ブログをあげてくれていたのは、感動でした。なれるまで書くのは大変だと思いますが、ぜひ、トライしてみて下さい。それから、昨日、研究室に戻ったら、講義の内容などに質問をくれた受講生の方もいました。質問の内容は昨日の講義の内容に加えて、イントロで渡辺の自己紹介をしましたが、そのところで、渡辺が遺伝学をやるきっかけを書いてあったので、その関連の質問も。人生論というか、そういうのをキャリア教育といいますが、募集のパンフレットにもありましたように、渡辺の方で、キャリア今日の講義を担当していますので、そのことは、また、その時に。。。

DSCN3401.JPG
DSCN3427.JPG いつもなら、講義の前に、何か出し物があるというのをHPにアナウンスしておくのですが、あれこれあって、アナウンスせずでした。それでも、とてもactiveに最初の花の名前から、なぜ、そうなるのかなど、答えてくれて、とてもniceでした。答えをしてくれて、「作物の種子」をgetしてくれなかった受講生の方はいませんか。少し余っていたので、。。もし、そんな受講生がいたら、お知らせ下さい。レポートの返却と一緒に、添付するようにしますので。作物の名前と花を知っているということではなくて、あれを一例として、普段の身の回りを観察してほしいなと。身の回りに不思議というのはたくさんありますので。「自家不和合性」ということを聞いたのはほとんどの人が初めてだったと思います。「生殖」というのは子孫を残すこと。つまり、そのためには、様々な工夫がされているということ。受講生の方からの質問にもありましたが、自家不和合性は、花が咲き始めてから、咲き終わるまでを見ると、咲き始めは、自家不和合性が安定しないというか、自己花粉で入ったりすることがあります。その後、花がたくさん咲いている間には、自家不和合性は比較的安定しています。ただ、高温になると、不和合性反応が安定化しないで、和合性になったりすることもあります。また、花が咲き終わる頃、その頃には、自家不和合性は、あまくなって、自家和合性を示すようになっています。これは、万が一に備えて、あるいは、ひとりぼっちになったときに困らないような仕組みになっているのだと思います。自然とは、なんと巧妙にできているのかなと。。。というかんじでしょうか。

DSCN3442.JPG それから、ヒマワリの上のハチ。これも、普段の観察ですね。季節感というか。野菜も本来は「旬」というのがあります。それがなくなりつつあるので、いつその花があるのかをイメージできていないというのが、あるのではないでしょうか。ぜひ、観察する心を覚えて下さい。遺伝学に限らず、科学をする上での大事なポイントですから。

DSCN3431.JPG あと、時間の関係でリンゴの話をしていませんでした。リンゴも自家不和合性です。つまり、ふじというリンゴができるためには、ふじ以外の花粉、王林などです。としたら、できているリンゴは、変なリンゴなのか。。。。そんなわけはないはずで。。。で、ここで考えてほしいのが、受粉して受精をしてできるものは。。。「種子」であって、その周りの果実の部分は、何に由来しているのか、つまり、母親由来か、それとも、母親と父親の遺伝子なのか、あるいは、父親由来か。。。ということを考えてみて下さい。ふじのリンゴは、大丈夫ということがわかると思います。

 そう、今週の水、木は、東北大のオープンキャンパス。工学部のどこかに科学者の卵養成講座のブースも用意する予定です。それから、渡辺は学部を担当していないので、オープンキャンパスには参加していませんが、「片平キャンパス」という駅から歩いて、15minくらいのところに研究室があります。ので、農学部の雨宮キャンパス、工学部、理学部、薬学部の青葉山キャンパスなどの帰り道に、お立ち寄り頂ければ、研究室内を見学できますので。オープンキャンパスで、研究室の中まで見ることは難しいと思いますので。今のところ、4つの高校から見学をしたいということで、連絡を受けています。他の高校との一緒の見学などになるかもしれないですが、突然の訪問でも、可能なら、あらかじめmailで連絡をもらえると、その時間はなどと調整もできるかもしれません。百聞は一見にしかず、何より、土曜日に話を聞いた渡辺はどんな場所で実験をしているのだろうかと。。。そんなことに興味を持った方、あるいは、単純に研究室を見てみたいでも。案内の記事等を渡辺のHPに書いてありますので。合わせてご覧下さい。

DSCN3061.JPG では、多くの受講生の皆さんがHPに記事を書いてみられるのを、楽しみにしております。もちろん、質問を書いて頂ければ、答えるようにします。次の講義は、去年の受講生たちの英語での発表会です。そこでまた、お会いしましょう。


 わたなべしるす


 PS. 渡辺のHPを見て頂いた方もいるかも。そこにも、少しちがった角度で記事を書いております。また、大学の研究室はこんな感じというのも見ることができます。時間を見つけて、ご覧頂ければ、幸いです。

 PS.のPS. 当日、取材に来ていた河北新報社の方の取材記事が、今日の河北新報の朝刊に出ております。県内の方は、紙媒体で。そうでなくて、見えない方は、電子版にもあります。こちらからご覧下さい

DSCN3448.JPG PS.のPS.のPS. 午前中に時間ができたので、皆さんの答案を少し拝見。表は書いてあるのに、裏をかいてない方も。あるいは、裏があると、教えて下さいということを書いてあった方も。。。。ここに、現在の教育問題があるのだと思いました。小学校、あるいは、その前から、保護者、先生方をはじめとする周りが、手を出しすぎていて、注意力というか、何があるかわからないということを自分で考えるというか、気がつくというか、何かが配られたら、それを隅から隅まで見るというような「注意力」がなくなってきているのだなと。もちろん、そうでない方もいます。そうしたことを含めて、次回の講義、あるいは、渡辺が行うキャリア教育でそうしたことをお話ししたいと思います。



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2014.07.26

新たな一歩。科学者の卵養成講座開講!!

 今回、平成26年度・飛翔型「科学者の卵養成講座」に参加させていただいた三高・岩間です。私の高校はSSH指定校なので入学してから間もないですが、様々な理数系のイベントに参加してきました。その中で、私はこのような素晴らしい養成講座があると高校の教員から聞き、応募しました。研究者としての志や意欲、人生論について深く学ぶことができたらと思っています。ちなみに、私も卵の卵ですがSSHの援助のもと「刺胞動物」について研究をしています。もし、興味がある方と養成講座の日に少しでもお話ができればいいなぁと思っております。それにしても、今回の講義は普段では聞けないようなとても貴重なお話だったと実感しております。渡辺正夫先生の講話は聴講者をひきつける、まさに巧でした。私も渡辺先生のような興味を多く持てるような愛される発表をしてみたいです。海野先生の講義は実は・・・SSH関連として地震・噴火予知研究観測センターで一度聞いたことがある内容でした。とはいっても、前に聞いた内容とはまた違う話を聞くことができたのでわかる部分は共感しつつ、新たな知識を得ることができました。「講義」あるいは「プレゼンテーション」というのは。私にとってみるとものすごく重要な存在です。自分が本当に興味を持って一生懸命に努力して研究した結果から得た感動を分かち合える場だからです。内容は初心者にとっては伝わらない部分が多々あるのは当然です。しかし、その感動だけでも今後伝えることができたら最高だなと思わされた一日でもありました。

最後に・・・・・・私のお気に入りの言葉を紹介します。

「伝わる面白さは10分の1。でも、伝わる感動は10分の10」

以上です(*'▽')。

 

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