東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】JST・飛翔型「科学者の卵養成講座」特別講義「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」(7/26, 28追記)

2014年7月26日 (土)

 気圧配置の関係なのか、前線が天気図から消えないからでしょうか。今日も30oCを超える気温となるような晴天なのに、梅雨明けになりません。。。確かに、8月前半の天気予報は、曇りとか、雨降りが。。。いつになった梅雨明けになるのか。。そんな中、6年目を迎えた「科学者の卵養成講座」。始めた頃は、生命科学研究科の事務がmainでしたが、今は、OB/OGで大学生になった「ひよこ」さんたちが、受付、資料配付など、様々なことを手伝ってくれ、受講生にも身近ではないかと。。。

DSCN3402.JPG 最初の開講式で、教育・学生支援・教育国際交流担当理事・花輪先生、工学研究科長の金井先生から、この講座を通じて、様々なことを学んで世界で活躍してほしいという励ましの言葉を頂き。。。それに続いて、何回ぶりでしょうか。少なくとも、6年前に始まったときは、渡辺がトップバッターでした。いつもなら講義だけのはずなのですが、今回の企画には「グローバルサイエンスキャンパス」という国際性を身につけてほしい、もちろん、理科、数学で幅広く、領域横断的に学んでほしいと。また、文章を書くことも大事にしてほしいと。というようなこの企画の意義を最初に話をしてから、講義の本題へ。。。

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DSCN3430.JPG 植物の花を今はずいぶんと見ることが少なくなった。。。というのは、先日の中学生にきて頂いて、花の解剖実験をしたことでも書いたとおり。では、普段食べている野菜、果物の花はどんなものか。。ネギ、イチゴ、キュウリ、オクラなどがわかったのは、よく観察していると。こちらが用意した半分くらいでしょうか。これから、ぜひ、普段の生活の中で観察の大事さを実感してほしいと。では、何のために、花を咲かせるのか。媒介昆虫が飛ぶときに、異なる花を行き交うわけで。。。その時に「種の壁」というのがあると。。。それと同時に、植物も動物と同様に多様性を持つことが大事だと。ただ、1つの花に雄しべも雌しべも。。。そのために「自家不和合性」があると。。その自家不和合性に、「種の起源」を書いたダーウィンも興味を持っていたと。その理由なども。。。分子メカニズムは全てが解明されているわけではないですが、細胞間コミュニケーションの仕組みの一端を理解されたのでは。。。

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DSCN3431.JPG 質問の時間には、こちらが問題用紙に書いたようなことに近いようなことの質問が多数。。。ちょっと設問を失敗でした。一方で、多様性を持たせるために、どの様な変異があればよいのかというような鋭い質問も。。。ちょうど、集中講義を頼まれている関係で、Power pointを作成していたので、それを見せて説明したり。。。あっという間でしたが、不明な点があれば、質問をmailで頂ければ。。。

 このあと、on-lineでの英語のトレイニング、後半の講義は、海野先生の「地震」の話。最初と最後の江戸時代のスライドはいつも感動します。何か参考になるようなものを探さないと。。。という反省の講義でした。そうそう。もちろん、今回もniceな答えをしてくれた方には、ちょっとしものを。栽培して、観察力を学んで下さい。


 わたなべしるす

 PS. 今回は、河北新報社の報道部の方が、本講義、プログラムについて、取材にいらっしゃいました。ありがとうございました。近日中の新聞で報告されるのではと思っております。その内容については、また、このHPから報告したいと思います。

 PS.のPS. 研究科内でお世話になっていた方も、来客として、青葉山まで自転車で。遠いところありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 PS.のPS.のPS. 科学者の卵の講義、実験等でもお世話になっている東谷先生の名前を新聞に見つけました。農学部の近くにある学内関係の施設のことで。。。いろいろたいへんなのだなと。。。

 PS.のPS.のPS.のPS. 7/28(月)、河北新報の朝刊に渡辺の講義等について記した記事が出ていました。ありがとうございました。電子版で、webにもあります。紙面をご覧になれない方は、こちらから。。ご覧下さい。

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