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2017.07.02
東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))
2017.07.02
投稿者:事務局 |個別ページ
2017.07.02
こんにちは。岩手県立一関第一高等学校の八幡佑奈(やはたゆな)です。
第一回目のBlogの投稿が非常に遅かったので、反省して第二回目は遅くならないように投稿します。
第二回目の科学者の卵では、大きく次の3つのことを行いました。
1つ目はサイエンスチャレンジ
2つ目は橘先生とRichard Meres先生による講義
3つ目はTOEIC Bridgeです。
*1つ目について
今回のサイエンスチャレンジではモール10本、竹ひご・長10本、竹ひご・短15本を使ってピンポン球4つ乗せて高くすることでした。60分で行ったのですが、長いと思ったら意外と短く、私のグループは乗せることすらできなかったです。とても悔しかったです。しかし、コミュニケーションは十分にとれていたのでこの活動の目的であろうことの一部は達成できたと思います。
また、隣に65cmの記録を出した第2位のグループがいたので、形を観察できてよかったです。
*2つ目について
今回の講義は橘先生による「効果的な英語の学習方法」と、Richard Meres先生による「Natural English」でした。
まず、橘先生による講義で私が特に学んだことは、単語は文脈で覚えること、リスニングの学習では多聴と精聴をバランスよく鍛えることが大切だということです。また、瞬発力を鍛えるにはどうしたらよいかという質問に対して、日本語の文章の概要を把握し、それを英語で言ってみるという方法を教えてくださいました。これから「使える」英語を鍛えていこうと思います。
次に、Richard Meres先生による講義で私が特に学んだことは、英語においてはStressが大切であること、練習にはメトロノームが効果的であることを学びました。自身を振り返ってみると、StressやLinkageが不十分で、1つ1つの単語をしっかり発音していました。今回の学びを活かして、教科書での文章をStressとLinkageに重点をおいて読もうと思います。
以前から英語を書くことはできても話すことがうまくできないことが悩みだったので、2人の先生の講義を聞いて、自分が何をすべきなのかをはっきりさせることができました。
*3つ目について
TOEIC Bridgeを受験しました。個人的にGTEC for studentsに似ているなと思いました。次はTOEICです。不安なので、実力をつけて自信を持ってから臨もうと思います。
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2017.07.01
皆さん、こんにちは。秋田県立能代高等学校2年の佐々木円花です。遅くなりましたが、科学者の卵第2回に参加しての感想を書きたいと思います。
Ⅰ. サイエンスチャレンジ
今回行ったサイエンスチャレンジは、竹ひごとモールを使って構造体を作り、その上にピンポン玉を乗せて、その高さを競う、というものでした。
私たちの班は長めの竹ひごを3本組み合わせたものを2段積み重ね、その上にピンポン玉を支える台をつけるという案が出ました。組み合わせるだけでは不安定だろうということで、短いほうの竹ひごで正三角形を作り、それを外枠として固定して補強する、という方法を考えました。しかし、一番上のピンポン玉を支える部分も三角錐(を逆さにしたもの)の形にしたので、体積が小さくなってしまい、4つ目のピンポン玉を乗せることができず、計測できないまま終わってしまいました。
4つ目を乗せるために、モールを使ってどこか他の部分にくくりつけるという方法も考えましたが、最終的にモールが足りなくなってしまいました。モールは変形の自由度が高いため上部の補強にモールをそのまま使ってしまいましたが、そこに竹ひごを使って、モールは固定用に限定すべきだったと反省しています。様々な反省点はありますが、構造的には非常に安定したものだったと思うので、うまく作れていたら何㎝くらいになったかということを後で追実験してみたいと思っています。
他の班を見渡してみて、高い班は上の方にかごやあみをモールで作って、その上に下3つ、上1つの2段(円錐形)にピンポン玉を積み重ねていました。また、竹ひごを何本かつなぎ合わせて1本の長い棒のようにして三点固定をしていた班も多かったように見えました。(1位の班は70㎝という記録で、本当に素晴らしいな、と思いました。)
Ⅱ. 英語
今回は橘由加先生の英語の講義でした。私はリスニングが苦手なのですが、リスニングは基礎、インプットの部分にあたるというお話だったので、自分は基礎の部分でまだ十分な力がついていないのだということを痛感しました。リスニングに苦手意識があって力を伸ばしたいと思うと自然と難易度の高い教材に手を出してしまいがちですが、そうではなく、8~9割は聞き取れるもので力をつけるべきなのだということを学べたのは、大きな収穫であったと思います。また、私は英検の2次試験で場面描写の課題に苦労した経験があり、即座に自分の考えたことを英語にするのは難しいと感じていましたが、それはインプットの段階が十分でないのにアウトプットに移ろうとしていたためだったのだと気付くことができました。幸い、質問した際に橘先生からlinc.Englishのそれに対応した部分について教えていただいたので、これから早速活用していきたいと思います。
また、Richard先生の講義で、日本人は音節(一つ一つの単語の中の強勢)に重きを置いているので、文全体としては単調に聞こえてしまうという特徴があり、それと同じように英語を話すので伝わらないのだ。というお話がありました。私はこれまで、日本人の英語がネイティブの人たちに伝わらないのは発音が良くないからだと思っていたし、中学校でもlとrの区別などは何度も言われていたので、そのお話を聞いて非常に驚きました。確かに、1文の中で強調されている語はその文のコアとなる語で、それが聞き取れれば文意は伝わるのだなと納得しました。
この講義を聞いて、私も伝わる英語を話したいと思いましたが、ナチュラルに聞こえるためにはlinkage(つながり)を意識しなければいけないということでした。つながりについては、予測してどうにかなるものではないので、橘先生がおっしゃっていたように「慣れ」、つまり回数をこなしてつながりのパターンをつかんでおく必要があると思いました。この練習には、Richard先生がおしゃっていたメトロノームを使った方法が効果的だそうなので、是非やってみたいと思います。音がつながっている他、1拍の中には強調すべき単語が1つ入っていたので、その部分にも注意して練習しようと思います。
英語をナチュラルに話すということは誰しも望むことですが、インプットの部分がしっかりしていなければアウトプットも自由にはできません。つまり、基礎あっての応用、活用なのだと思いました。今回教えていただいたことを生かして今後も英語の勉強に励んでいきたいと思います。橘先生、Richard先生、大変ためになる素晴らしい講義をありがとうございました。
今回の第2回科学者の卵養成講座では、①グループで何かを成し遂げるためのチームワークやコミュニケーション能力をサイエンスチャレンジで、また、②将来研究者を志すうえで必須となる英語の学習方法を橘先生とリチャード先生の講義で、それぞれ学ぶことができました。非常にこれから役立つ講座であり、充実したものでした。次回の講座も、今からとても楽しみです。
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2017.07.01
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2017.06.27
仙台二華高校1年、佐藤雄大です。第二回科学者の卵の感想を書きたいと思います。
会場に着くと2階に上がるつもりが一階に通され、いきなり食堂タイムかと期待したのですが、そこには多くの人がもう既に座っていて、そうかサイエンスチャレンジかと思い出しました。食堂タイムの方がよかったなんて言ってませんよ。同じテーブルの3人と学校生活や好きなことなど、友人と話すときのように話していると3人とも先輩だったというが分かりどうしようと困ったということはここでは一旦忘れましょう。サイエンスチャレンジのテーマは、「長い竹ひご10本、短い竹ひご15本、モール10本を使ってピンポン玉4つが載るタワーを作る」というもので、僕はこれを聞いたときある思い出が脳裏をよぎりました。3年前、科学の甲子園に出場した際、実技課題で「ストローとセロハンテープを使って頂上にLEDが点灯する構造物を作る」というものがあり、これで失敗したことがあるのです。しかし、いやだからこそ、今回の課題を必死に考えました。スカイツリーを思い出し、底面は正三角形にしようと考えました。(スカイツリーは上に行くにつれルーローの三角形を経て円となるのですが、そうなるとモールを丸めることになり、バランスと強度を考慮し断念しました。)先輩たちと相談し、支えをつけた正三角錐台の上にピンポン玉を載せることし、27cm、約二分間だけ一位の記録を残しました。 青葉山 一位になった 二分間 佐藤、心の一句。この世は無常なり。先輩たちのアイデアや器用さに驚きながらも、初対面で同じものに協力して真剣に取り組むというのは初めてで、とても良い経験になりました。
そして午後は、英語の講座がありました。中学入学以来3年以上英語を学習してきて、なぜ読む、書く、聞く、話すができないのか。それを、今日の講座で分かった気がします。「英語とはそもそも」「英語の学習方法」「韻律」を知らなかったせいだったのです。まず、そもそも、英語ってなんだ。そう、英の語です。イギリスやアメリカ、オーストラリア等多くの国で話されている「言語」です。言葉というのは、感情やイメージを伝えるもの、なのです。そして英文法にはそうしたい何らかの意図、理由があるのです。英語は「型」であり、基本文型は設計図である。この考え方で、英語がぐっと近いところに来たように感じました。そして、インプット、アウトプットを意識し明確に順序立てた勉強法、精聴多聴、スラッシュリーディング、そしてE-learning等も授かり、まるで犯行計画が完成しにやける泥棒のような気持ちでいます。そして、韻律学、prosody。確かに、考えてみれば"glass"と"grass"の発音の違いはスピーキングテストでもない限り、日常生活で咎められることはないでしょう。たとえば「家にコーラがない」と変なイントネーションで言うと「え!?いつもは家に甲羅があるの!?」と言う人はおそらくよほど性格が悪い人で、少なくとも僕は見たことがありません。大事なのは"syllables"と"stress"だったのです。そして日本語は"syllables"重視の言語であり、英語は"stress"重視の言語である。たしかに、小学生に「英語しゃべって」と言うと「バナナァ、スキィ」と変にアクセントをつけて返ってくることが多いことからも、英語はそういう特徴を持っていると無意識のうちに知っていたことが分かります。そして"content and funtion"、"reduction and linkage"を知り、メトロノームなどを活用することによってNATURAL ENGLISHに近付くことができる。まさに目から鱗でした。
これからも様々な講座がありますが、おそらく鱗だらけの目の周りからどんどんと鱗を落としていくことになると思います。今の自分には鱗のせいで見えていない何かが、次回、その次、最終回が終わったとき、見えているのでしょう。いったい何が見えるのだろうと、とても楽しみです。
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